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【MBA生活】数字嫌いが数字好きになろうとしている理由

GMBA2010期 箸方です。

株式会社ミツカンで情報システム部に所属。
法人営業・宣伝・情報システムとバラバラな業務をかじってます。

もともと私は数学が苦手。
それはたぶん答えが一つしかないから。

いくら考え方がよくてもテストでは答えが合わなきゃ0点。
学生時代何度苦汁を味わったことか。
文系の皆さんは同じ経験あるでしょ?

そんな私がグロービスでは数字が得意だと思われている(と思う)。
いやいや本当は決してそんなことはありません。
自分を騙して好きになろうとしているだけ。
皆さんがついでに騙されているわけ。

でもそんな中で、
嫌いな数字に上手に付き合うコツは掴んだかもしれません。
今回のブログはそんなことを書かせてもらいます。

私が数字を積極的に使うようになったのは、
学びの中で数字に関して「3つの強さ」を理解したから。

それは

①数字は世界共通言語であり、非常に納得感が高い

②数字は自分が見たいものを見たいように自由に加工出来る

③数字があれば妄想も現実に見える

ってことです。

ルーツはアカウンティングⅠの松田講師の講義。
例えば松田講師の講義ではY社とN社の財務諸表を渡されたとして
そこから何を分析するかを深く問われる。

そこに経営者の想いはあるのか、
支えるロジックはあるか、
数字の裏付けはあるか...。

受講された方はわかると思うが、 本当にしつこく問われる(毎回追い込まれました)。

が、そこまで考えると納得感が桁違い。

なんだ四則演算しか使わないなら自分でも使えるぞと。

実際使ってみると難しいことをしているわけではないから、
むしろ難解なロジック組むより簡単なわけで。

そんなわけで自分の予習には必ず数字を使います。

例えもともとのロジックが私の妄想から生まれたものでも、
数字で支えれば現実に見えるので。

もちろん整合性は後でいろんな角度から考えます。

グロービスのケースは記述だけを読むと数字がない場合も多々。


ケースになければネットや本を調べるし、
それでも駄目なら一般的な数字を使った仮説を置いてやるだけやります。

そこまで考えれば自分の頭ではもう何も出ないよ
という領域まで追い込みます。

例えばある講義で私は某メーカーのストッキングシェアを調べていました。

ネットに数字はなく、メーカーに直接問い合わせても返答なし。
故に推定。

嫁にストッキング保有数を聞き女性一人大体20枚前後とリサーチ。
ターゲットである女性20-60歳は総務省データで約3000万人。
市場規模は6600億(矢野総合研究所調査=ネット調査)。
だから一人あたり約2万円/年の出費。
ネットで大手3社価格から算出した平均価格は756円。

ここから平均購入枚数は25枚と判明し、嫁の保持数とニア。

毎年全てが1回破れるという前提を置き、
無地・柄の値段の上下を考慮して妥当と判断。

そこから当該メーカーの販売枚数を調査しシェアを逆算等など。

大事なのは妄想を数字で支え、その後の議論で揉まれること。
そうすれば明らかな妄想は切り捨てられ、より本質に近づける。

私の場合勉強会でそれを経ています。

作ったロジックに対して言いたいこと言われると、
正直「簡単に言わず、じゃあ、反論の証拠と数字をだして」
と思うこともあります。我慢我慢。

でもそれで
「あー、ケースで言いたいのはこれなのか」
「数字はこう使うべきか」
と収れんされるのですよ。

もちろん外すこともありますが...。

グロービスで良く言われる「想い」。
非常に重要。

経営者や従業員に明確なこれがあるのとないのとでは
雲泥の差が出ると思います。

ノードストローム然り、ワークスアプリケーション然り。

でも「想い」とは数字やロジックを充分過ぎるほど
表現出来ていることが前提なはず。

だから私はすぐに「企業は人と想いです」という意見は信じません。
ちゃんと納得いくまで考えていないことが非常に多いから。

数字は力強く納得感が高く、強い意思をもって使うもの。
私はこれからも同じスタンスを継続していきたい。

それがこれまで教えて下さった講師皆さんへの恩返しだから。

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