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エンジニアにとってのMBA~第2回:エンジニアがMBAを学ぶ上でのメリット・デメリット~

先週、先々週はレポート回でしたので、第1回目から
随分と間が空いてしまいました。

レポートがあってもブログぐらいの文量なら書けるかな?
と思っていたのですが無理でした。
やはりレポートは大変です。

さて、前回は『なぜエンジニアがMBAなのか?』
という内容でしたが、いかがでしたでしょうか。

僕がMBAを志した背景をつらつらと書かせてもらいましたが、
みなさんはどのように感じられたでしょうか。
また、感想でもいただければと思います。

それでは、今回のメインテーマである、
エンジニアがMBAを学ぶ上でのメリット・デメリット
の内容に入っていきたいと思います。

一般的にMBA受講生の中でエンジニアの割合というのは
それ程多くないと思います。

そんな中で僕が
「エンジニアだとこういう所が有利だな~」
とか
「こういう部分はちょっと難しい」
と感じたことを書きたいと思います。

あくまで僕個人の感じた所ですので、
当てはまらない場合も多いかもしれませんが、
個人的な感想という事で捉えていただければと思います。

■エンジニアのメリット

◇ロジカルに考える事に慣れている。

これに関してはエンジニアの特権だと思います。

エンジニアリングも突き詰めていくと感性の領域に突入しますが、
一般的にはファクト&ロジックの世界ですので、
ロジックを整理したり、構築したりする力には
長けているのではないでしょうか。

◇数字に対して抵抗が少ない。

これもエンジニアがMBAを学ぶ上で有利な点かなと思います。

数字への拒否反応が少ないだけでなく、
計算式の意味を理解する力が結構役に立っているのではないかと思います。

特にカネ系の科目でフル活用しています。

◇通常の業務を行っているだけでは到底身につかない、
経営の知識/ノウハウを習得できる。

エンジニアをやっていると普段はなかなか経営的な部分に触れることが
できないと感じています。

会社内でのポジションによる部分も多いかと思いますが、
エンジニアが経営的な部分に触れるのは開発審議や期初の社長挨拶ぐらいで、
それも受け身的であることが多いのではないでしょうか。
少なくとも僕はそうでした。

自分の中に今までとは全く異なった軸ができるため、
考え方やスキルの幅が格段に向上すると思います。

そうなるとエンジニアとしてもMBA生としても
ユニークなポジションが築ける。
面白いと思いませんか?

■デメリット

◇普通に業務をしているだけでは、実践の場が少ない。

普段単にエンジニアとして仕事をしていると、
MBAで学んだことを活かせません。

僕もエンジニアの仕事としては、自らはんだごてを握ったり、
プログラムを書いたりする身ですから、MBAで学んだことを
活かす場はほとんどありません。

しかし、そんな中でも工夫次第で学びの実践は可能です。

例えば僕は開発チームのリーダーを任されていますが、 自チームの将来戦略を提案する、
自チームの課題や成果を定量的に分析してみる、 社長の言葉をクリティカル・シンキングで考えて 自チームの仕事にブレークダウンしてみる、
などといったことに取り組んでいます。

また、家庭でも
我が家のP/L、B/S、C/Fを作って
売上目標(僕の稼ぎ目標)とコストダウン目標(妻の節約目標)
などを設定して 楽しんでいます。

僕はまだ家を購入していないのですが、
家を購入する際はファイナンスなどを役立てよう
などと考えています。
そうそう、車を買い換えた時にファイナンスを使って
価値評価をしました。

◇自社の経営情報に触れる機会が少ないため、学んだことを実感しにくい。

これも受け身でいると研究開発という立場では
なかなか接する機会がないと思います。

経営情報に関しては公開されている自社のIR情報を見たり、
会社の各部署に知り合いを作って情報を入手したりと、
公式/非公式問わずネットワークを作って
積極的に情報を取りに行く姿勢が必要だと思います。

僕は会社の非公式な行事に参加したり、
色々な部署に顔を出したりしてネットワークを拡げています。

◇文章作成になれておらずレポート作成が大変。

これは慣れですね。
最初は本当に言葉が出てこなくて苦労しました。
特に普段文書を箇条書きで書くことが多い人は
接続詞に苦労すると思います(僕がそうです)。

自分の語彙力の無さに嫌気がさしましたが、
何回かレポートを書くうちに徐々に慣れてきました。

併せて色々な本を読むとより自然な文章が書けるハズです。

◇1からのスタート、知らないことだらけなので大変。

だからこそ学びが多い!と自分に言い聞かせて頑張ってます!!

◇絶対の正解がない。

最初はどうしても正解を求めたくなってしまいます。

特にエンジニアとしては、「A」をインプットしたら
「B」というアウトプットが欲しくなってしまいます。

でもビジネスでは不確定要素の多い『人』や『未来』が
大きく深く関わってきます。

絶対の正解はない世界ですが、因果関係やロジックは存在します。

ですので、不確定要素はパラメータと捉えて、
どのパラメータが影響が大きいか、
パラメータが変化した時にシナリオがどう変化するか、
といった事を考えて数式のように捉えると納得感が
高まるのではないかと思います。

さて、ここまで
エンジニアにとってのメリット/デメリット
を書いてきましたが、工夫次第でデメリットはなくす事ができます。

是非みなさんもチャレンジして、
今度はみなさんの工夫をお聞かせください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回は、『エンジニアの1日』というテーマでお送りしたいと思います。

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