名古屋校

名古屋校学生ブログ

2012年

【MBA生活】なぜ、MBAに進み、そして何を得たのか

はじめまして、2011期生の今村和彦です。

私は、JU岐阜(岐阜県中古自動車販売商工組合)というところで、
自動車のオークション会場の運営スタッフをしています。

私がグロービスに通い始めたのは2008年7月期でした。
自分のskillを磨くために
グロービス・マネジメント・スクール(GMS)の門を叩きました。

その時は、私には大学院は全く関係ないものだと考えていました。
それが今、どうして大学院で学んでいるのか、
その経緯と得たことをお話したいと思います。

初めて受講したのは「クリティカル・シンキング」。

「わかる」と「できる」は違うということを身をもって知り、 衝撃を受けました。

ホント、できない自分が不甲斐なかった。
ですが、同時に「学ぶ」楽しさを知ったのも事実でした。

DAY6を迎えるころには、
次に「マーケティング・経営戦略基礎」
を受講することを決めていました。

学べば学ぶほど、
自分に何が足りないのかを自覚できたからです。
そして、3科目の「ビジネス・アナリティクス」。
このクラスでGMBA生と混じって受講することになるのですが、
ここでGMS生との違いを見せつけられました。

講師からの質問に対して手の挙がる数、
問いに対する返答も切れ味が違う。
ここで思うわけです、「GMBA生って何者だ?」。

ここから、何人かのGMBA生と仲良くなり、
体系的に学ぶことのメリットを教えて頂きました。

そうして私は、
2009年4月期からは大学院の単科生として学ぶことになります。

単科生では現在の2010期生と共に学ぶことも多く、
たくさんの刺激を受けました。
真剣に議論し、
懇親会では自分は何をしたいのかを話し合いました。

ここでは自分の想いを共有することが出来た、
誰もが真剣に将来を語れる仲間です。

同じ時間を過ごした仲間の殆どが大学院の進学を決めていました。
しかし、私は2010期の受験はしませんでした。

大学院への道を辞める理由はたくさんありました。

仕事に実際に必要なのか、
MBAを取ったからといって給料が上がるのか、
昇進するのか、学費の問題など・・・。

なかでも致命的だったのは、
毎週土曜日が仕事だから通えないことでした。

それが、ある日の出来事でガラリと変わることになりました。



2010年5月、グロービス名古屋校の大学院の卒業パーティーに、
私は単科生にも関わらず参加していました。

当然、参加者はGMBAの本科生ばかり、
同じ時期に単科生であった仲間も
2010年4月には本科生になっていました。

単科生の私は、その輪に入ることが出来ず、
遠くから見ているだけでした。
ただ、本科生となり楽しそうに談笑している仲間が羨ましかった。

中の空気に耐えられなくなった私は、外で飲むことにしました。

そこで、ある講師と出会います。
(正確には、後に講師であることを知ったのですが・・・)

私の関心のあることに対して、的確に且つ、
違った視点で話をされ、また言葉に「力」がありました。

それは、本で得た知識というよりは、
実務で身に付けてきた確信からきている
直観でそう感じ取れました。

この講師と話をしているうちに、
この講師のクラスを受講したいと思うようになりました。

その科目は応用展開クラスの
ストラデジック・リオーガニゼーション」。
いわゆる、「企業再生戦略」です。

この科目を受講するには
事前に受講しなければいけない科目が複数あり、
そうなると当然、大学院への道を考えることになります。

しかし、ここで先にあげた要因が脳裏をよぎり、
時間をとって考えれば考えるほど、マイナスに働きました。

そこで問いをシンプルに考えてみました。

「グロービスに行った5年後と行かなかった5年後、 どっちが楽しい5年後だと思う?」

現在と未来を比べるから不安になる。
同じ時間軸で考えることが必要だと思ったのです。

答えは実にシンプル「行った方が楽しいに決まっている」

そう考えると、人間不思議なもので、
現在の環境で卒業できる方法を考え始めます。

出来ない理由よりも、実現する方法・・・

私の場合は東京校・大阪校・名古屋校を視野に入れて通学すれば、
卒業が可能だと考え、出願を決意しました。

あとは、走りながら考えよう。

当初、グロービスで学ぶようになった動機は、
自分のskillを上げるためでしたが、
それが気付けば、頼まれもしないのに「会社を救う方策」を考え、
自分を鍛えながら出番が来るのをじっと待つようになっていました。

それに、グロービスに通うようになってから気付いたことは、

「仕事をしているから勉強する時間がないのではなく、 勉強してこなかったから仕事の時間が長い」

ということでした。

だから、学び続ければ、
さらに仕事の「質」もあがるだろうという確信がありました。

そして、2011年4月、グロービス経営大学院大学に入学。

いよいよ自分も本科生となって、
本科生の行事に参加できることが、とても楽しみでした。

そんなグロービスの行事の中でも特別な1泊2日の
ビジネスカンファレンス、「あすか会議」

実務の最前線にいる著名人の話を生で聞くことができ、
また、普段、出会うことのない東京校、大阪校など
他拠点の学生たちが一堂に会す。

しかも、このカンファレンスは学生自身が創る会議でもあるため、
本科生になった時には、
この会議には絶対に参加したいと思っていました。

だからこそ、せっかくなら創る側に入ろうと思い、
あすか会議企画委員として参加しました。

が、先輩である2010期生の
「絶対に最高のあすか会議にしてみせる。なにがなんでもやり遂げる。」
という鬼気迫る雰囲気に圧倒されました。

そんな2010期生の想いと裏腹に、私は不完全燃焼。
会場であった浜松に忘れ物をしてきたような気持ちでした。

そして、1年後。

縁あって私は、2012年「あすか会議」の
名古屋の拠点リーダーを務めることになりました。

正直、最初は不安で仕方なかった。

しかし、クラスを通じて、リーダーという立場は
何十冊とリーダーシップの本を読むよりも、
実際にトライしてみて、
失敗して学んでいくものだと考えるようになっていました。

リーダーとは特別な人間のことではない。

「こうしたい」「こう変えたい」という
強い思いを持っている人であれば、
誰でもリーダーになれる。

「こういうあすか会議を創りたい」という思いを凝縮し、
それを企画やプランに落とし込み、
周りの人を巻き込んで実行してゆく。

この「ありたい企画の姿」「プランの策定」「実行」
というプロセスを 具現化できる人がリーダーなのだと学びました。

また、クラスにおいては論理的な考察や
気の利いた意見は重宝されるが、
みんなが聞きたいのは体重の乗ったパンチ、
つまりその人の人生で経験したことでした。

熱いこと、人に優しいこと、
そして自分の挫折も弱みもさらけ出せること、
それが素直に評価されるのがグロービスという場所です。

懸命に生きてきた経験、
自分の弱みや悩み、失敗談、それらをさらけ出し、
他人と共有しそして一緒に学習していく。

自分の内部を見つめ、自分の価値観を率直に認め、
それに愚直に従い失敗を恐れず一歩を踏み出す勇気を
ここで学んでいました。

「きっと、俺は失敗する。でも失うものは何もない」

そして途中、実際に失敗しました。

しかし、仲間が助けてくれました。

失敗してもいい。
やろう、と思ったことはやればいい。
情熱を曝け出して、挑戦してみればいい。
もし、失敗したら、その失敗から学んだらいい。

そしてもう一度挑戦すればいい。
次は勝つために、
その失敗を恥ずかしがらずに他人と共有し、
皆で成長していこう。

迷っていたら一歩でいいから踏み出してみよう、
声に出してみよう。

きっと、誰かが助けてくれる。
ここには、そんな仲間が大勢いる。
そんな言葉がピッタリの場所がここにあった。

2010年5月の選択は間違っていなかったと、
自信を持って言える。

「なぜ学ぶのか?」
そんな問いをされるときがある。

わたしの答えは、 「学ぶことはOpportunityである」 ということ。

なぜなら、学ぶことで、
生活が人生が変えられる力があると思うからです。

もし、世の中を変えたい、会社を変えたい、組織を変えたいと望むなら、
まずはここで自分自身を変えてみることが最初の一歩になるのかもしれません。

【MBAを学び始めるまで】グロービス寮で得た確かな手応えと変化

GMBA名古屋2012期生 菰口

自動車システム制御を開発をしています、菰口と申します。

30歳になったばかりの若輩者ではありますが、
今回ブログを書く機会を頂きました。

グロービス経営大学院を検討されている方や
MBAに関心を持っている方の参考になれば嬉しいです。

グロービスを知ったきっかけ

グロービスを知ったのは、2010年初めでした。
入社して間もない頃、職場では既にクリシンを身につけた人が多くいました。
クリシンことクリティカル・シンキングは、徹底的に事実に基づいた論理的思考です。

徹底した事実追求思考、基本言っていることは正しいのですが、
使い方を誤ると人を傷付けることがあります。

職場では、クリシンを平和活用する人が大半でしたが、
中には武器として使う人がいて、
クリシンを身につけていない私は斬られに斬られました。

遂に自分の身を守るため、社会人2年目でグロービスの門を叩きました。

テキストで自習すると1年かけて習得できるか?という内容を、
グロービスでは3か月間、戦場に立たずに実践的な訓練が出来ます。

私は、その3か月の成果が出て、以前より斬り傷が減ったり、傷が浅くなりました。

技術者としてなぜMBAが必要だと感じたか

ん?MBA?
20歳頃、留学準備期間にWebで「留学」と検索すると、
必ずMBAはセットで出てきました。
その頃から、少し興味を持ち始めていましたが、
グロービスに通うようになり、改めて、MBAというキーワードに引っ掛かりました。

また、ドイツ留学中に学業と生活の面で自分に余裕が出来始めた頃から、
なぜ自分がこうして研究できるのか気になりだしました。

高額な研究員雇用費用や研究設備費用はどこから来るの?
なぜ日本人はVISAなしで外国を旅行できるの?
そして、これからどうなるの?

自分なりの答えは、趣味の歴史・旅行も手伝って出てきました。
答えは、「日本には他国に負けない秀逸な産業と文化があるから」でした。

建築から機械・電子産業と他国には容易に真似できない高い日本の技術は、
雇用と収益を生みます。そして、世界での影響力が強まります。

しかし、それらを失うとどうなるのか。

結果は、国の分裂や小国となって大国間での割譲など悲しいものがほとんどでした。

このとき、私は、
「世界で通じる技術により、ただ生活を便利で面白いものにしたい」
という希望から、
「世界で通じる技術により、この国や身の回りの人の当たり前の幸せを維持・向上させたい」
という意志を考える様になりました。

GMS/単科生から大学院へ進学を決めた理由

その想いを実現するためには、技術・語学だけでなく次の能力が必要だと感じました。

・戦略やお金の運用など、より大域的に考える力 ・似た価値観を持ちながらも、より将来をしっかり展望できている人とのネットワーク

これらを得る機会を与えてくれるのがグロービスのMBAでした。

しかし、『挑戦したい事』=『実現できる事』ではありません。

実際、次の事でとても迷いました。

・十分な貯金はない

・家庭との両立はできるのか?

・本当にこんなに優秀な学生の中で勉強についていけるのか?

私の場合は、あえて9か月間グロービスを離れ、冷静に考える時間を設けました。

いろいろ考えましたが、それでもなお、学びたいウズウズ感が勝ち、
まずは様子見で単科生から始める事にしました。

アカウンティング等、自分が仕事で携わったことがない科目では、
基礎クラスでさえズタズタな有様でした。

しかし、徐々に自分なりの勉強方法や時間管理方法が分かってきたり、
実務で効果が表れてくると「何とかなりそうだ」と思えてきました。

また、本科生には単科生にはない連帯・結束感があることも分かりました。
みんなすごく自分をさらけ出して、意見を交換し合い、楽しそうに勉強しています。

例えるなら、単科生は通学生活、本科生は寮生活をしている感じなのです。

自分の経験上、寮生活では短時間でメキメキ知識を体得できます。
そして、寮生活を通じた交友関係は強固で卒業後も時空間を越えて支え合えるのです。
私はこのグロービス寮に入寮したいと思い、出願を決意しました。

今後学んでいく中での、決意や目標

思い切って受験し、幸運にも勉強させてもらえる機会を頂戴しました。
受かった時は本当に嬉しかったですが、同時に責任感も感じました。

その責任は、会社・グロービス・家族の三者の期待・負担に対して応える事です。
会社には、講義から長時間離れない様に、
長期出張を減らすように調整してもらっています。

グロービスでは、私を期待して選んでくれたスタッフと講師、
そして私と一緒に勉強する事となった同期や先輩がいます。
彼らの期待に応える必要があります。

家族には、旅行が減るなど時間とお金の面で負担・理解してもらっています。

様々な人の協力の元で自分が勉強出来ている事を更に強く意識し始め、
徹底的な努力でその期待に応える動機が湧いてきました。

今ではグロービス内で徐々に相談し合える仲間が増え、
何とか寮生活らしくなってきました。

今後も、更に色々な人と親しくなって化学反応を起こすつもりです。

実務において、私は今、自部署の組織改善に取り組んでいます。
具体的には戦略の確立などハード面の整備を室長にプッシュしたり、

より助け合う風土の醸成などソフト面の改善をおこなっています。

「組織行動とリーダーシップ」で学んだ、先細りにならないような周囲の巻き込み方、
「ビジネス・プレゼンテーション」 で学んだ、聴き手を動かすプレゼン方法は、
組織改善の実行において、ダイレクトに活きています。

室長からもこの1年で大きく変わったとの言葉をもらっています。

しかし、まだまだ本当に未熟な部分があり、一人だと挫折するかもしれない、
と思うことがあります。

そこで、挫折せず、継続するために、【以下の3点が必要】だと思っています。

先ず、「自分がなぜ学ぶのか」について、納得しておく事です。

クラスは、質・量ともに重く、学ぶ動機がしっかりしていないと持続が困難です。

これについては、自分で考えることはもちろん、
入試・入学式・講義の「リーダーシップ開発と倫理・価値観」で

取組むため、定期的に考える機会を持てています。

次に、何でも気軽に話せる学友を作る事です。

約3年の在学期間でどうしてもモチベーションの浮き沈みが有り、
勉強で煮詰まる事も有ります。

そんな時、互いに励まし合い理解を深め合う学友がいれば、
継続しなければと思う気持ちが高まります。
その為には、積極的に勉強会と課外イベントに参加する事です。

最後に、家族・友人にもきっちり時間を確保する事です。

最近、友人とは、簡単にコミュニケーションがとれるfacebookを利用し、
直接会えなくてもコミュニケーションを取る機会を設けています。

家族には、食事は必ず一緒に取るなど短くても時間を確保しながら、
イベントは盛大に行うなどとにかく工夫をして、時間を捻出しています。

グロービス・会社とは、両輪関係です。どちらを欠いてもまっすぐ進みません。

これから先、卒業後もずっと一緒に切磋琢磨できる仲間とともに、

自分の在りたい姿: 科学技術×語学×GMBAの化学反応で、 世界で通じる技術により、 この国や身の回りの人の当たり前の幸せを維持・向上に貢献出来る人物

に近づけるよう努力し続けます。

【卒業後~MBAを終えて~】入学しないと、気づけなかったこと

名古屋校2009期生の高瀬英典です。 “グロービスに偶然出会い、ここで学べたことに深く感謝しています”

刺激的で、楽しく、しかも濃密な3年間でした。
今までの人生の中で、最も学びの多かった月日だったと思います。

グロービスへの入学前後・・・

転職活動の中で感じた“危機感”により、グロービス通学を決めました。

転職活動をしていた頃、未経験の業界へ行きたくて応募をしていましたが、
書類選考で落ちてばかりで、面接までたどり着きませんでした。

当時、35歳。
ただ、過去に大手企業でそれなりの役職まで上がっていたので
『「経験の有無」「即戦力で働けるか?」という観点でみると、
採用しづらいのだろう』と、“勘違い”をしていました。

一方、「自分は本当に大丈夫なのか?」と危機感があったのも事実。

そこで、「MBAをとってみよう」と即決し、入学したのがグロービスでした。

グロービスを選んだ理由は、遠い知り合いが通っていたことと、
通いやすい場所にあったから。
その時は、正直いって、大きな期待もしていませんでした。

2009年4月期に入学。

アカウンティング、マーケティング、人材マネジメントの3科目を受講し、
衝撃を受けました。

転職活動での私の“勘違い”に、この時、気づかされました。 「私は確かに大手企業で働いていた。しかし、経営については何も知らなかった。
所詮、経験した業界・業種の極一部の“知識”に長けているだけであって、
会社全体なんて、まったくわかっていない。」

そして、クリティカル・シンキングを受講したときに、さらに気づきます。

「いくら自分で考えているつもりでも、“知識”として覚えただけのこと。
本当は、何も考えていなかった。考え方すら理解していなかった。」

転職がうまくいかなかったのも、大企業での経験が役に立たないのも、
すべてはそもそもの私の能力不足だったのでしょう。
勉強せざるを得ません。

入学後の生活・・・

グロービス生活は、「新しい学びへの刺激」「深く考えることの楽しさ」、
そして「限界までともに頑張る仲間との出会い」で極めて充実していました。

正直、講義への予習・復習は時間的にも体力的にも厳しいです。
クラスの仲間との予習・復習自主勉強会で不明点を議論し、
質問を整理して講義に臨みました。
それでも、まったく歯が立たないこともしばしば・・・でした。

講師からは、テーマの根底に広がる深い世界
(これを“裏テーマ”なんて呼んでました)を学び、
自分の考えが浅はかだったことを痛感させられました。

深夜までファミレスで勉強している我々おじさん・おばさんの姿も、
今となってはいい思い出です。

お互いに得意なところを学びあって、ともに上昇していく感覚は、
厳しい体育会系のようで、連帯感・一体感が生まれてきます。

そして、講義内容は、
入学前の期待レベルとは裏腹(!?)に、感動の連続でした。

実務で活躍されるトップリーダーの方々が、熱い講義を繰り広げてくださります。
大学にありがちな机上の理論・空論ではなく、「実際の現場では」を常に語っていただきました。
だから、その学びを自分の職場に置き換え、イメージして応用できるのです。

会社での生活も変わります。

1.学びの確認・実践

会社での出来事を、経営の観点で俯瞰的に把握し、
全社的な位置づけを理解した上での、意思決定をするようになります。
また、学びを現場で活かそうとする(ただし、さりげなく、気づかれないように)ことで、
学んだことを実務で具体化していくようになります。

2.時間管理を意識する

時間がないことが、逆に無駄な時間を省くことにつながりました。
まさにGoodCycle!

a.大学院で忙しい→b.効率的に仕事をこなす→c.大学院に時間を割ける→
d.考えるスピードが速くなる→b.効率的に仕事をこなす→c→d→b・・・

大学院と会社は別個のものでなく、双方を同時にこなしていくことで、 学んだことを、体に植え付けていくような感じでした。

学びを現場で実体験できるようになると、
仕事にも今までと違った興味がわいてきます。

卒業して思うこと

「今まで、よく仕事やってたな。自分では仕事できてると思って、
誤った意思決定を堂々としていたんだろなぁ。。。?」
が率直な感想です。

どこの会社でも、自分がかつてそうだったように
「全体最適といいながら部分最適」
「名目上“考えた結果”の思いつき指示」
「根拠・裏付けの乏しい解決策」
が横行していると思います。

これらを改善するには、
まず自分が正しい意思決定をできることが重要で、 そのためにはグロービスで修得できる学びは ビジネスリーダーを目指す上での基礎能力として必要だと実感しています。

今、私はやっとスタートラインに立ったのだと思います。
しかし、今の私にはまだまだ見えていないことばかり。

それは、きっとグロービスで初めて受講したときに
自分の“勘違い”に気付いた時と同じように。

だからこそ、実務の範囲を超えた勉強が常に必要なのです。

講師や仲間からもらった数々の学びを活かし、
自分が満足のいく成果を出していきたい!

そして、それが社会の役に立てるようにこれからも学び、
行動していこうと思います。

MBAを検討されているみなさんへ

卒業して強く感じたのは、グロービスはMBAという“学位”以上に、
一生ものの学び・刺激的な仲間を提供してくれたということ。

私は、グロービス以外のことはわかりません。

しかし、「真のリーダーを育てる」というグロービスの本気さを、
スタッフ・講師から強く感じました。
そして、そのための確かな自信とシステムがありました。

新入生が入学してくるたびに、自分たちの変化を感じるようになれたのは、
グロービスが自分たちを成長させてくれたからなのでしょう。

みなさんとグロービスの仲間になれることを楽しみにしています。

私は、 “グロービスに偶然出会い、ここで学べたことに深く感謝しています”

【MBA生活】「答えは人に決めてもらうものではなく、自分で出すもの。」グロービス3年間でのマインドセット

GMBA2010期生の堀之内です。

私は、父が経営する会社に役員として務めています。
当社は鉄鋼メーカーから調達した素材を加工し、
地区製造業への販売を行っています。

グロービスで学び初めてから3年近く経ち、
ゴールに向けて第4コーナーまで来た所です。
今回、このブログを通じて、
自分の3年間を振り返ってみることにしました。



グロービスで学ぶに至ったきっかけ

きっかけは、2008年のリーマンショック。
仕事が激減した時、打ち手を何も見いだすことができず、
「経営戦略を学ぶことの必要性」を強く感じました。

・新規開拓等一人でできることをしても大きな結果につながらない

・市況が急落する中、高い契約残を解消できず含み損を抱えてしまう

・一緒に戦ってくれる同士の不在

など、業務においては色々なことがありましたし、
また、経営者の父との意思疎通もうまくいかず、
チーム機能も不全で孤独な戦いを強いられていました。

周囲にMBAを習得していている友人がいたため、
以前からMBAにあこがれの様なものはありましたが、
この時を機にさらに興味が深まりました。

そして、国内でもMBAを学べることを知り、
どこの学校で学ぼうかと考えていた2009年4月、
地下鉄でグロービスの広告が偶然目に留まりました。



広告の内容から、オリジナリティーを感じた私は、
すぐに電話をして説明を聞きに行きました。

その後は、開催される各セミナーに参加。
その場で7月期の単科生としてクリティカル・シンキングの
受講を即決断していました。

最初に受講した、クリティカル・シンキングのクラス。
まず驚いたのは、とにかく皆がよく発言すること。

皆の発言につられて、自分も発言するようになりましたし、
イシューは何か」を意識する癖がつくことで、
アウトプット力が高まっていくのを感じました。

また予習はもちろんのこと、振り返りも積極的に行い、
学習習慣が身に付くとともに、
学んだことをすぐに実践するように意識も変わってきました。

クリティカル・シンキングを受講後も、他の科目を継続受講していく中、
マーケティング・経営戦略基礎 クラスの初日、
講師が、私たち受講生に、ある問いをされました。

「ビジネススクールで学ぶ最大の意義は何か?」

答えは

「人と議論を重ねること」でした。

ただ知識を覚えるだけなら本を読むだけで良い。
しかし本当に学びを深める、体得するのであれば
ディスカッションしなければならない。


グロービスのクラスでいいところは超アウトプット形式の
スタイルを取っていることです。

ここで学んだら発言が苦手な人も間違いなくレベルアップします。

※最近では自分も取引先関係、社内等話す際に大分説得力が
増してきたなと実感できるようになりました。
経営に必須な能力(自分にはアカウンティングが有効でした)も身につくので、
経営を体系的に可視できるようにもなると思います。

また、経営理念、校風からMBAを取得するのであれば
絶対グロービスという想いはこの頃固まっていました。

その後も学長の著書を何度も読み返し、更にMBAへの想いを強くし、
妻に今後の自分にとってMBAを学ぶことの重要性を理解してもらい、
出願を決意。

2010期として合格した時の感動は今でも忘れられません。



現在2代目として、会社を背負う立場で感じている事

中小企業には資本と経営の分離、後継者問題等各社固有の
悩ましい問題が存在すると思います。

また2代目という立場にもそれぞれの悩みがあると思います。
自分も何度もブラックホールにはまりました。

私の父は業界では有名なカリスマ経営者です。
自分が経営問題について話しても、
「お前が言うべきことではない。文句があるなら辞めろ。」
という状態が長年続いてきました。

グロービスでの学びを通じ、
「変革の必要性」「変革に何が必要か」などが、
明らかになっていく一方で、
トップに理解してもらえず、実行できないというジレンマや
その上で、1対1で真剣に相談するも、
意見を跳ねのけられたこともあり、
どうしていいか、悩み続けたこともありました。

しかし、父が年齢的に引退が近づき、
会社も変革しなければならない時期が来た時、
このままでは絶対に改革できないと崖っぷちの心境に至った私は、
ある覚悟を伝えました。

潮目が変わったのは、このときかもしれません。
ここから少しずつ意見を聞いてもらえる様になりました。

当社固有の課題解決にはまだまだ時間がかかりますが、
自分自身が殻を破る段階に入れたことを嬉しく思っています。

経営問題に関してはグロービスの仲間にも
色々と相談に乗っていただき、本当に感謝しています。

しかし明示化できない心の奥底は
他人に相談に乗ってもらうだけでは解決できません。

結局2代目の悩みというのは「守・破・離」の様に、
あるステージで自分自身で殻を破っていくことでしか解決できないのでしょう。

私の殻を破るきっかけは、
大学院で開講している「志」領域のクラスから得た学びでした。

「企業家リーダーシップ」のケースでは、
世の中これ程大きなスケールで動く企業家がいるのかという事を知り、
自分が悩んでいることがいかに小さい事だと気づきました。

「経営道場」では陽明学における「心即理」
-つまらない常識に捉われないこと、
他人の視線や価値観ばかりを気にしすぎない、
絶対的な権威は自分の心の中にあるということ。
これはしがらみに捉われ過ぎた自分の心の在り方を変えてくれました。

「リーダーシップ開発と倫理・価値観」では、
当たり前のことではありますが、
大事なのは「自分らしさ」を見失わないことだと再認識しました。

提出したレポートの「今後のリーダーとしてありたい像」について
当時はおぼろげでしたが、今では段々と明確になってきています。



今後成し遂げたいこと

私が今後成し遂げたいことは、昔からの目標であるグローバル展開です。

今期受講している「日本・アジア企業のグローバル化戦略」クラスで
学んだ好きなフレーズ「Heritage」

それは今までの人生で学んできた履修科目、DNA、強み。
これらを最大に活用することが今後の経営戦略として重要。

今後は自分自身のHeritageを活かして
東南アジアマーケット開拓実践していきます。

成長するアジア各国現地ユーザーの良きパートナーとなり、
ビジネスのリターンを自社と同業仲間に還元していく。

また各国の活気とダイバーシティを取り入れ、
自身も成長し続けていきたいと思います。

会社組織の方も「クリエイティビティと組織マネジメント」クラスで学んだ
明るくクリエイティブな職場づくりも実践していきたいです。

学長の著書にある「自分の使命が見つかると無限大のパワーが生まれてくる」
最近ではそのファーストステージに入ったと感じています。

また数年後には、こんな形で成長できています、
と良い報告ができれば嬉しく思います。

各ビジネスパーソン皆いろんな形での苦悩はあり、 また世の中にはどうしても変えられないことは存在するかもしれません。 しかし苦しい境遇でも、自己成長だけは自分の想いで実現できるし、 自分が成長するからこそ社会的価値を提供できるのだと考えています。

グロービスを検討している方たちには、
単科生として、一度受講して成長の場を体験いただき、
ぜひ同校の崇高な蒼きカラーの下に「創造と変革の志士」の仲間になって欲しいと思います。

【MBAを学びはじめるまで】自分の周りの大切な人を幸せにしていくために

初めてグロービスに出会ったのは2009年7月。
10年間勤めた前の会社を辞め、
父の経営する会社に戻って4年、
そして娘を授かって1年が経とうとしていた頃、

前の会社の後輩から
「グロービスって知ってる?」
と言われたのがきっかけでした。

今もまだ未熟ですが、
当時の自分は、
特に覚悟の面でもっともっと未熟で、
肉体的にも精神的にもボロボロでした。

祖父、父が作り上げてきた会社を守らねばと思えば思うほど、
どんどんマイナス思考になり、
今思えば、家族には相当負担をかけていたと思います。

経営について体系的に学びたい気持ちはあったのですが、
子供もまだ1歳に満たないし、
実家から離れ、慣れない名古屋で生活する家内を見ながら、
長い期間をかけて学ぶのは無理だろうなと思っていました。

そんな後ろめたい気持ちはあったものの、
後輩の後押しもあり、
まずは、試しにGMS(グロービス・マネジメント・スクール)
3ヶ月間「クリティカル・シンキング」を学ぶことにしました。


このクラスがすごかった!
※今もなお、強く繋がっているクラスのメンバー達で
「キセキノクラス」と呼んでいます。

初めての受講で、
一気に自分の心の奥が動かされ、
「心の疼き」を感じたのです。


私は、ある時までは親の価値観に基づき、
それに沿った路線を歩んできたのですが、

あることをきっかけに、
自分の心の疼きを大切にするようにして
人生の選択をしてきました。


きっかけは、大学3年生の時。

就職活動を前に自分の人生を振り返り、
これからの人生を考えたときでした。

本当に自分の人生、これで悔いないの?
と自分に問いかけたときに、

やっぱり、自分に嘘はつけない!行動するには今しかない!
と感じたのです。

父に相談し、大学のゼミの先生に相談し、了解を取り付けると
大学の事務局から、アパートの大家、
行く先の語学学校に、ホームステイ先に、
イギリス行きの便の手配から、引っ越しの全ての手続きまで、
2週間の間に終わらせておりました。

あとから思うと、
なぜ、そんな短期間にあれだけの手続きを一気にできたのか、
不思議なくらいの行動力でしたが、
すべてのしがらみを取っ払って、海外に飛び立ち、
一年間生活をしました。

その時の高揚した気持ちは、今でも忘れられません。

それからは
「何か迷ったら自分の心に聞いてみよう」
と意識するようになり、
それ以降の海外一人旅や、
海外短期留学や就職や結婚、退職などを
自分の意志で決めてきました。

そして、今回のクリティカル・シンキングのクラス。

学びの中で、久しぶりに、
同じような心の疼きを自分の中で感じました。


クラスは勿論ですが、
異業種の仲間との時間がとても刺激的で、
グロービスの懇親会や勉強会には、すべて参加しました。

当然のことながら、家族からは反発。
「勉強しに行ってるのに、なんで酔って帰ってきたり、
みんなで泊まりに行ったりするの?」
と言われる始末。

しかし、
「もっと学びたい。学び続けないとダメだ!」 という心の疼きを抑えることはできませんでした。


次に「アカウンティング基礎」を受講。
このクラスも、強い絆に結ばれた素晴らしいクラスでした。

そして、3科目目に受講した
リーダーシップと人材マネジメント基礎」のクラスで
再び衝撃がありました。

自分の人生の「アンカー」を問われた時の言葉なのですが、 いまでも鮮明に覚えています。 『Locus of Control』 それまでの自分は、
思い通りにならないことは、すべて他人のせいにしてきましたが、
実はそれはすべて自分で決めて自分に責任があることだったんだ
と気付いた瞬間、心に火がつきました。


そして、そこから「マーケティング・経営戦略基礎」と
ファイナンス基礎」を受講。
これもまた素晴らしい仲間に恵まれました。

でも、まだ家族の理解をどうやって得るかは
自分の中でも答えが見つかりませんでした。

そんな矢先、奇しくもグロービスから、
「初めて受講される方々の為に受講をサポートしていただけませんか?」
と話がありました。

とても嬉しい反面、
家族との時間をマネージできるかが一番の鍵でしたのでとても悩みましたが、
一歩前に進んでみることに。

グロービスでの受講サポート、
自分の受講、家族との時間。

試行錯誤しながら、
いつしかタイムマネジメントができるようになり、
少しだけ自信がつきました。

その結果、家族がいて子供が小さいし、
周りに理解されないだろうからと諦めていた大学院への進学でしたが、
「自分でも行けるかもしれない。どんなところか味わってみたい」
という気持ちになり、

グロービス経営大学院の単科生として受講することにしました。

そして、初めての大学院クラス。

いきなりGMSとの差を痛感。
これが大学院かと打ちのめされ、
自分に足りないもの、
GMSと大学院の覚悟の差を感じた瞬間でもありました。


また、自分は単科生であり、
クラスメイトのほとんどの方が大学院生です。
同期や先輩後輩でつながっているのに
猛烈な羨ましさを感じ、
その中で、積極的に自分をアピールして、
単科生でも森井という人間がいるということを、
失敗したり、たたかれ台になることにより
アピールしていこうと意識的に働きかけました。

ちょうどその頃、
GMSの仲間との再会の場があったのですが、
語り合う中で、
自分が何を成し遂げたいのかがより明確になっていきました。

自分に負荷をかけ、
自分の成長サイクルを早く回すことにより、
家族との時間を最優先にしながら、
大学院で本格的な学びもできるのではないか
という思考に辿りついた瞬間でもありました。

MBAという肩書がほしいわけではなく、
まだまだ未熟な自分が経営者としての覚悟を醸成しながら、
知識と経験を積んで、
より自分自身を大きくすることで、
自分の周りの大切な人たちを幸せにする。


つまり、自分が大きくなれば、
大切な周りの幸せのための具体的な行動に
落とし込むことが可能になると見えた瞬間に
次のステップへ走り出しておりました。

いま、子供は3歳。
春から幼稚園に通い始めました。
一番、父親として活躍しなければならない場であることを
承知の上でいくからには、家族との時間を犠牲にはしない!

これが自分が大学院へ進む最低条件ですし、
グロービスで学ばせてもらえる家族との約束でもあります。

この不可能とも思える両立を、
他のやらなくていいことは切り捨てながら進んでいくことが、
この大学院に進む現時点の原動力になってます。

そして、これから、
どんな世界が広がっていくのか、楽しみですし、
さらに負荷をかけて前に進んでいきたいと思っております。

森井

【MBA生活】ケーススタディ「松岡英晃とROH経営」

 GMBA2009期 松岡 英晃

※このブログは、松岡の独断と偏見により
 グロービス経営大学院のケース風に記載したものです。 

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本ケースは、松岡英晃がグロービス経営大学院名古屋校/学生ブログ掲載用記事
として作成したもので、その状況や、主人公の人間性に関する適否を例示することを
目的としたものではない。
転載・複製するような奇特な方は、たぶん、いないだろう。
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<テーマ>

このブログ記事では、経営大学院に通う学生の目線を通じて、
グロービスMBAの学び、実践、および自身の変化について学び、
グロービス経営大学院を検討されている方やMBAに関心を持っている方の
参考に資することを目的としています。

<課題>

・松岡がグロービス経営大学院を通じて得た気付きについて、
理由とともに評価してください。

・あなたが主人公(松岡)の立場なら、
 何をMBAから学びたいと思いますか?その学びをどう実践に活かしますか?

ケース:「松岡英晃とROH経営」

プロローグ

2012年3月、行きつけのデニーズで、
いつものように「おかわり自由ドリップ珈琲」を注文しながら、
松岡英晃はグロービス経営大学院に通った3年間を思い返していた。

3月末の大学院卒業を間近に控え、グロービス名古屋校への通学も
残り僅かとなった3月上旬、締めくくりに学生ブログを執筆することにしたのだった。

「これを機に、これまでのグロービスの学びを 振り返ってみることにしよう。

さながら、卒業レポートのようなものかもしれないな。」

そう思うと、松岡は、おもむろに鞄から取り出した愛用ノートPCに向かい、
つれづれなるままに、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き留め始めた。

通学の背景

松岡が初めてグロービスに通ったのは8年以上も前、2003年の夏、東京校だった。
同じ麹町でも今とは違う、こじんまりとした賃貸ビルの一角で、
「クリティカル・シンキング」を受講。

レポートがサッパリ駄目だったが、老若男女なクラスの仲間と議論し、
錆び付いた頭をフル回転する楽しさを知ってしまったのだった。

仕事の都合、少し期間が開いたものの、4年後の「マーケティング」から通学を再開。

新しいビルに移転した東京校へ隔週で通いながら、
ロビーに掲示された経営大学院のカリキュラムマップを見つめては、
「これらの科目を学んだ先では、どんな世界が見えてくるのだろうか。」
と胸を踊らせていた。

そんな松岡に転機が訪れる。
管理者昇格とともに、首都圏勤務から故郷・愛知県にある名古屋オフィスに異動することに。

「36歳で初めて部下をもつ身になったとき、管理者として自分のチームや所属する組織を、
もっと元気にしたいと思いました。

同じ職場の仲間が、充実した会社生活を営めるよう牽引していくことが、
管理者として果たすべき使命であり、かつ、それが自分自身の喜びにもつながるはず。

そのためにも、もっと自分が成長しないといけない。
40歳までに経営の知識を体系的に学びたい、そう思ったのです。」

大学院合格通知が届いたときや入学式で同期の仲間と出会ったときの高揚感は、
今でも忘れられない、と松岡は語る。

「志とテンションがハチャメチャに高い人達の集まりに自分も参加できることに、
とってもワクワクしました。

経営大学院では、入学時に、同期の仲間同士で、これからの学習にむけた行動指針(WAY)を
グループワークで決める伝統があります。

私達、名古屋2009期のWAYは『 共鳴 ~志士31人の創造と変革の響き合い~ 』。

自分を信じて持てる力を全て出し切り、多様な価値観や考え方を尊重しながら切磋琢磨し、
そして、学びを現場で実践する。
そんな想いを『共鳴』という言葉に込めました。
今でも、このWAYをプリントしたカードは、財布に入れて毎日持ち歩いています(笑)。」

学びの中から得たもの

4月の大学院入学前からオープン受講で大学院クラスを受講しながら、
名古屋校に伝わる情熱と活気、クラスでのディスカッションレベルの高さを、
松岡は痛感していた。

「大学院の先輩方の議論に、ほとんどついていけなかったんです。
こりゃまずい、必死にガンバらなきゃ、と焦りました。」

「特に、アカウンティングやファイナンスなどのカネ系科目は、
 今まで真剣に勉強してこなかった分野だけに苦しみました。
 ファイナンスの応用クラスで教わったブラックショールズ・モデルなんて
 私には複雑怪奇で、今だに夢でうなされます。」

「でも、すこしずつ理解できるようになってくると、経済紙の記事なんかも、
 ちょっとずつ判るようになってくるんですね。
今まで日経新聞といえば、1面の見出しと、スポーツ欄くらいしか真剣に
読んでこなかっただけに、 時折、グロービスで学んだことに関連する記事を
見つけるたびに、記事が理解できる・学びの理解が深まることが嬉しかったです。」

学びを重ねるなかで、講師や学友から多くの良書を紹介してもらえることも、
実りが多かった。
読書を通じて、自分の知らなかった世界を知ることの喜び。
いつしか、松岡はSNSに読書日記を書くようになった。

「アウトプットすることを習慣付けたいと思いました。
そうすると、読書というインプットも充実するのです。
私は記憶力が弱いタイプで、読むたびに片っ端から忘れてしまうのですが、
 時折、自分の読書日記を読み返して、そこに書き留めた読書時にグッときたポイントを
見直して反芻しています。」

大学院に通い始めて1年ほど、松岡は、ある考えを持つようになった。

その当時受講した「企業家リーダーシップ」は、最後の授業で、
受講生が自身の『吾人の任務』をプレゼンするというカリキュラム内容である。

「さて、どんなプレゼンにしようか・・・」。
これまでの学びを振り返りながら、松岡は考えた。

「企業には、様々な利害関係者がいる。
顧客は現金の対価としてモノやサービスを受け取る。
銀行は融資の見返りに利子を得る。
株主は投資に対して配当やキャピタルゲインをリターンとして得る。

では、従業員は?
企業に労働や自分の時間を捧げることで得るのは、給与や福利厚生。
でも、それだけだろうか?
そこで働くことで、ヒトとして成長できたり、喜びを感じることを、
従業員は望んでいるはず。

同時に、それこそが、企業が競争優位を築く源泉になるのではないだろうか。」

「アカウンティングやファイナンスの授業で、ROAとかROEなどの考え方を学びました。
同じように、企業に関わる人達が、その企業に捧げたものから得る「成長」や「喜び」
というリターンを最大化することが、企業人として大切なことなのではないか。」

「 この考えを、ROH(Return On Human investment)と表現しようと思いつきました。
 この最大化に努めることが、ビジネスリーダーとして必要な『吾人の任務』であり、
 ROHの最大化を目指すことが、My"LAW "なのだと悟ったのです。」
(図1参照)

1

同時に、松岡は、ふと気付いた。

『Ki業家』には、「企業家」と「起業家」の二つの表現がある。
しかし、もっと違う意味でも『Ki業家』を描くことが出来るのではないか。

『Ki業家』を表す要素を、
経営の内容(=WHAT)、経営手法(=HOW)、経営の主体(=WHO)
という3つの切り口で整理してみると、
そこから、様々な『Ki業家』が、松岡の脳裏に浮かび上がってきたのである。
(図2参照)

2

企業と社会との共鳴=『貴業』、経営のセオリーと人道に添う=『規業』、
ヒトを生かしヒトと生きる=『生業』。

これらを通じて、
企業活動に関わるヒトが喜びと輝きを得るビジネスの創成を行う=『喜業』『輝業』。
こうしたことを目指すのが、『Ki業家リーダーシップ』であるはずだと感じました。」

「同時に、それを実現するためには、リーダーはヒトとして大きな器を持つことが必要。
リーダーの器で企業の運命が変わるなら、『Ki業』は『器業』でもあるのです。

器を広げるために、経営知識・手法から人間学まで、
もっと沢山のことを学ばないといけないな、と再認識しました。日々精進ですね。」

「この気付きこそ、グロービス経営大学院での学びで得た、最大のGIFT。」
と、松岡は語っている。

実践を通じて

松岡が働く会社は情報通信業界である。
名古屋のオフィス(東海支店)に勤務して3年半。
技術変化の激しい業界の中で、社員が活き活き働き、
誇りをもてるような職場にしたいと松岡は考えた。

東海エリアを管轄する営業部門の企画・総務担当マネージャーという立場を活かして、
松岡は、MBAで学んだ知識をもとに、職場に次々と施策を展開していった。

「グロービスでは、様々なケーススタディを通じて経営を学びます。
 予習・復習でケースを読んでいると、
つい、自分の職場のこととオーバーラップしてしまうんですよね。
 目はケースの文章を追っていても、
頭の中では職場改革の妄想が駆け巡ってたりして。
 これ、仕事のあのシーンに使えそうかな、なんてことをいつも考えていました。」

 以下、職場の仲間とともに、松岡が取り組んだ施策の一部である。

 ・担当毎のMission/Vision/valueの作成

 ・組織体制の見直し、組織間連携・価値連鎖の仕組みづくり

 ・営業施策の企画・推進と進捗管理の徹底、見える化

 ・積極的なプロモーション活動、お客様向けセミナーの開催

 ・週次の定例勉強会開催(最新技術、商材、ベテラン社員のノウハウなどを学ぶ)

 ・社員に対して管理者がローテーションで行うプレゼンテーション機会の設置

 ・リーダーシップ育成のための手作り研修カリキュラム(グループワーク)の企画・運営

 ・職場改善提案の投稿制度導入(カイゼン1000本ノック)

 ・職場の仲間に、年に一度の「ありがとう」メッセージ制度の開始

 ・毎週月曜日朝の職場掃除タイム設置、あいさつ運動の実施

 ・地元のボランティア協会への収益連動型寄付

 ・読書、ランニング、富士山登頂などのサークル活動

 ・職場の手作りプロモーションビデオ作成

「グロービスでの学び、読書で得た知識などは、どんどんTTPしました。

 あ、このTTPっていうのは『徹底的にパクる』の略です。このTTPという言葉も、
 元トリンプインターナショナルジャパン社長の吉越浩一郎さんの本からパクりました。

 吉越さんも別の会社から、この言葉をTTPしたんだそうです。
『学ぶことは真似ること』ですね。

 理解ある上司や、同僚、職場の仲間の協力に支えられ、
 学びを職場で実践できたことは本当に幸せだったと思います。」

こうした取り組みの根源には、 「ROHの最大化」 という松岡の想いがあった。

「私が社内に送る電子メールの文末には、署名とともに、必ず下記のメッセージを添えるようにしています。」

    「創造」「変革」「展開」が"じぶん力"と"トータル力"を高める
    ドラマティック東海劇場 ~ 全員参加・みんなが主役 ~

「日々新しいことを産み出す(創造:Creation)、変化を成長の糧にする(変革:Change)、
 大切なものを周囲に伝搬する(展開:Contribution)。

これらを「『じぶん力』を高める3C」と私は勝手に呼んでいます。
創造と変革は、グロービスからのTTPですね(笑)。
『じぶん力』という言葉は、娘が通信教育している「しまじろう」からTTPしました。」

「『トータル力』とは組織力のこと。個人の成長が、
組織の成長に繋がる。逆に、良き組織は、個人の自己実現をサポートする。
こんな個人と組織の良好な関係を築くのが、私の理想です。」

エピローグ

4回目の珈琲おかわりをオーダーしたとき、時計の針は深夜零時を回っていた。
ファミリーレストランで3時間以上も粘る松岡に、ウェイトレスも若干あきれ顔である。

ノートPCからネット接続し、
「グロービスMBA学生ポータル」の受講済みクラス一覧を松岡は感慨深く眺めた。

合計30科目、42.5単位(追加受講申請含む)に及ぶ『学びの履歴』を振り返ると、
長いようで、あっという間だったようにも感じられた。

経営大学院同期入学の仲間とともにまとめたWAY『共鳴』。
昨年、2年で単位取得し先に卒業していった一部の仲間へ贈った卒業記念メッセージを、
松岡は読み返してみた。
卒業を控えた今、松岡自身も、この言葉に背中を押されている気がした。

 (き)厳しい試練を乗り越えて
 (よ)ようやく辿り着いたこの日(卒業)
 (う)海を染める朝日のように、
 (め)目指すは、輝き高く昇り続ける我が姿
 (い)いざ進もう、志高く、共にいつまでも。

   『 共鳴 』

【MBAを学び始めるまで】なぜグロービスで学ぶのか

GMBA名古屋2011期の石川と申します。

現在の仕事はプールに関する備品の販売や工事を行なっている会社で
内勤営業チームのとりまとめとWEBページの製作や管理などをしています。

グロービスに出会うまでの自分

「悔しい!」 「また絶対にここに戻ってくる!」

この気持ちを一生忘れないでいよう。
だからこの光景をしっかりと目に焼き付けておこう。

私はそのとき事務所代わりに借りていた日の当たらない
ワンルームマンションから机やパソコン機材などを引き上げ、
振り返りながらそう思った。

悔しかった。 ただただ、悔しかった。
自分の力のなさを実感し、
この機会をうまく生かせなかったことを思い、
唇を噛んでいた。

「いつかまた、ここ(自分のビジネス)に絶対に戻ってくる」

その時の風景を忘れないようにじっと目に焼き付け、
何度も何度も振り返ってそこを後にしたことを
今でもはっきりと覚えています。

大学を卒業し社会人になって10年間事務器メーカーの営業職として勤務し、
あるきっかけから小規模企業向けのコンピュータのコンサル会社に移り、
そこから約3年後にその会社から独立という形で個人事業を始めました。

会社の方針と自分の意見が合わず、
とにかく自分で納得のいくようにやってみたかった
というのがそのときの大きな理由です。

元の会社の社長からは「それは難しいと思う」と言われていましたが、
「やってもみないのにわかるわけがない!」
「自分なら出来る」
という根拠のない自信と度胸だけでそこを飛び出しました。

結局、自分が思っていたような甘い考えは通用せず、
最後には、本業の合間や深夜・早朝にアルバイトをしながら
収入を得るという経済的に苦しい状況に陥ることになり
これ以上家族に迷惑をかけられないと判断し断念することにしました。

今、当時のことを振り返ってみれば計画性がなく、無謀以外の
何ものでもないチャレンジだったと思います。

その後、私のことを色々心配してくれていた父が亡くなり、
母一人残る名古屋に戻ることになり、
紆余曲折あって現在に至っています。

グロービスに入学したきっかけ

初めて学長の堀さんを知ったのは起業家を紹介するWEBの記事でした。

堀さんに興味を持ち調べたところ、グロービス名古屋校で定期的に
セミナーをやっていると言うことを知り、早速参加しました。

堀さんは圧倒的な存在感があり、
成功者が持つ自信、エネルギーを持ち、明快な話し方で
参加者からの質問に次々に答えられていました。

謙虚で気さくなふるまい、さわやかな姿に、
単純に「ああ、自分もこういう人になりたい」と思いました。

「堀さんにあって自分に足らないものはなんだろう?」

「どうやったらそのギャップを埋められるのだろう?」

「堀さんと自分は何が違うんだろう?」

そんなことを帰り道ずっと考えていました。

それから数ヶ月経ったある休日、
誰もいない職場で一人仕事を片付けながら、ぼんやりと

「今のままじゃ自分の成長はない。何とかしなくては」

「この日常の忙しさに自分を埋没させていてはダメだ」 

と考えていました。

そのときふと、忘れかけていたグロービスの経営入門セミナーを思い出し、
ちょっと試しに行ってみようかと申し込みをすることにしました。

体験したのはクリティカル・シンキング。

非常に衝撃を受けました。
こんなに論理的に物事を解明したり説明したりできるのか!と。

頭がぐるぐると回る感じで講義の内容にどんどん引き込まれ、
いつの間にか途中のグループワークでは積極的に手を挙げ
発表している自分がいました。

これだ!
グロービスで学べば経営学を体系的に学ぶことが出来る。

これはすごい!
これは絶対にやりたい!
きっと自分に足らないものはこれだ!

と確信しました。

問題は時間とお金

経営入門セミナーを終えてすぐに単科生として受講することに決めました。
しかし私の場合クリアすべき最大の問題はお金でした。

そのとき私には高校二年生の長男、中学1年生の長女がおり、
これからますます二人の子どもの教育費にお金がかかってくるそんな時に、
自分の学費をどう工面したらいいのか? 
何とかやれる方法はないだろうか?
そのときはそればかり考えていました。

結局私の学費は政府系金融機関で全額借りることにし、
息子や娘の教育費を圧迫しないようになんとか家計をやりくりすることで、
4月から大学院の学生として学ぶことができるようになりました。
理解してくれた家族には本当に感謝しています。

時間については、
「やると決めたからにはなんとかする!」
という気持ちを持ち、
やることとやらないことを明確に決めることで仕事と家庭と
グロービスの3つを両立できるようにスケジューリングして過ごしています。

グロービスに入学して色々なことが変わりました。
生活パターン、話題、仲間、興味、読む本、発言、行動...etc.
...小さな変化をあげると数え切れないかもしれません。

私は、財布の中にいつも入れてあるグロービスの学生証を見るたびに
「自分はグロービスの学生なんだ」と再確認し、
そしてそれを見て
「自分は何のために学んでいるのか」という意味を思い出すとき
自然と背筋が伸びる気持ちになります。

結局私が一番変わったことは、自分の気持ちと心構えなのだと思います。

学ぶ中で思う、自分に与えられた幸せ

今、こうしてグロービスで素晴らしい講師やレベルの高い仲間たちと
一緒に勉強できていることがとてもありがたく幸せだと感じています。

まさか自分が学生となり、学ぶことが出来ているということは今までの
自分では考えもつかなかったことでした。

一生懸命教えてくれるすばらしい講師の方々、一緒になって学びあえる仲間、
この時間・体験は何ものにも換えられない私の一生の宝です。
入学できて本当によかったと思っています。

なぜ学ぶのか

私たちの住む日本は、平和で、自然が豊かで、優しく、繊細で、
素晴らしい能力を持った人たちがいる国です。

しかし、日本がここにくるまでには幾多の犠牲があり、
日本のため、人のため、将来のために働いてくれた
祖先の方たちの弛まない努力がありました。

その祖先の努力に報いるためにも、
この世界でも恵まれた環境にある「日本」という国に生まれた私たちは、
より自分を高め、世界の多くの人たちの役に立つという重要な役割があるのではないか

と私は考えています。

私は2012年で48歳になりました。
グロービスの受講生の中でも年齢が高い方に入ると思います。

私が特に同年代の人たちに伝えたいことは、

「私のような年齢であっても
いつだって思い立ったらチャレンジできるし、遅いということはない」

ということです。

この私の話が少しでもGMBAに興味を持っているみなさんの
行動のきっかけや参考になれば幸いです。

長い文章でしたが最後までお読みくださってありがとうございます。
この私のつたない文章が何かあなたのお役に立てることを願って。

GMBA2011期 名古屋 石川 潤

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