名古屋校

名古屋校学生ブログ

2011年

【MBA生活】ヒトの30年を2年で経験できる場所がグロービスMBA

GMBA名古屋2010期 武田剛至


グロービスで学ぼうと思ったきっかけ


僕は、あるメーカーにて営業をしています。
グロービスに入学するまでは、
「営業は、取引先の業務を把握し、自社の製品を説明できればいい」
あとは、「熱い気持ちを持っていればいい」と思っていました。
そんな中、2008年ある出来事が起こりました。
リーマンショックの影響を受けて、
最終納入先の企業が「廃業」を発表したのです。
実は、廃業が発表されたその日、
数百万円する機械装置の打合せを予定していました。
すでに受注を決めており、納期進捗を確認している中で起こった出来事でした。
納入先の「廃業」が発表された後、経営監査部から、色々と質問されました。
その時は、「廃業と倒産」の違いを理解していないまま返答していたため、
監査部の担当者からキツイ一言が。
「営業していてそんなことを知らないの?大丈夫か?」
この言葉には、かなりショックを受けましたし、悔しさを覚えました。
その悔しさがきっかけとなり、経営に関する本を読んで知識を得ようとしましたが、
さほど頭に入らず、右から左で、翌日には忘れている状態でした。
思うように上手くいかない。
そんな悶々としている中で、インターネットでビジネスに関して
色々検索していた時に、偶然「グロービス」を発見しました。
小学校からの同級生がグロービスに通っていたこともあり、
「とりあえず話を聞いてみるか」と思い、
すぐにオープンキャンパスへ申し込みを決意。
オープンキャンパスへ参加し、体験クラスを受講した後の率直な感想は、
「通いたい!でも金額が高い。」
でも興味があったので、個別相談の時間で
「MBAって何の意味があるのですか?」 と質問をしたところ、 体験クラスの講師からこのような一言が返ってきました。
「わかりません。でも、一度来てもらえたらわかります。」
この言葉を聞き 「まぁ、いいか。一回くらいは自分に投資してみよう。」 という軽い気持ちから、 「クリティカル・シンキング」の受講を単科生としてスタートさせました。
受講は、頭が「爆発」することも多く、ついていくのに必死でした。
「こんなにレベルが高いのか」、それが最初の印象でした。
今にして思えば、受講前の自分は強引なコミュニケーションばかりをしていたため、 論理的思考と言われても、そんなことを考えたこともありませんでした。
※当初のクリシンメンバーがその時の僕と今の僕をよく比較してくれるのですが、
「タケヤン、あんときはホンマひどかったよね」とネタにされるくらいです。
自分の主張に対して、何を言えば納得してもらえるか、
逆に何を言えばその主張になるのか。
演繹法、帰納法に初めて触れた瞬間でした。
それからというのも、常に頭はフル回転。頭の中は常にロジックツリー。
おかげでヒトが話すことの二手、三手先が見えるようにました。
また、このクラスを通じて、たくさんの「良質の仲間」に出会えました。
クラス後の懇親会では、 「なぜグロービスに来ているのか」
「いつ出願して、本科生になるか?」
「会社でこんなことしたい!」
など、トークは熱くなるばかり。
自分の気持ちと、強い新しい仲間との融合で
「MBAは自分に必要だ」という結果に至り、
グロービス経営大学院への出願を決意しました。


グロービス経営大学院に入学して


入学してからは、課題や予習、振返をどこの時間で行うかなど、
時間管理を意識するようになりました。
平日は、4時半や5時くらいに起き勉強を始め、
夜は10時くらいには寝るようにしています。
グロービスでの学びは、
何事においても自分で回答を持つための「基準軸」となっています。
取引先と商談、打合せ、クレーム、資料作り、方向性の策定 上司への報告書、連絡、会議の設定、資料作り、構成 後輩への問題解決と問題設定、プラン作り 支店全体の戦略ストーリーと支店全体の育成・教育、 どれをとっても実務に活かすことができています。
また、「常に経営者の視点で考えること」が、
自分に必要な経験値を積み重ねる機会になっています。
僕は、今の会社に入社する前の「京都の祇園にある甘味屋」での経験から、
「ゼロからモノゴトを作る」ことに魅力を感じるようになり、
将来起業したい、世の中に必要とされる人間になりたいと思っています。
僕たちが考えた方法によって、来店客が喜び、
そしてリピーターになり、新しいお客を連れてくる。
素晴らしいスタッフとともに、
売上もしっかり採れる「良い店」を作ることができました。
もう一度、あのエキサイティングな環境で、ワクワクする感動を味わいたい。
そう思っています。
今の会社で、順調なキャリアパスを積んだとしても、
実務経験だけにおいて経営決断ができるようになるには
30年はかかると思います。
30年を「待つ」ことは僕の中では遅いのです。
グロービスでは、「ケース」からヒト・モノ・カネという経営資源を
コントロールすることを学んでいきます。
そこに答えはありません。
しかし、ケースの当事者となって決断し、
「なぜ自分は」を自分に作ることで、
「自分の考え方」を形成することができます。
「ヒトの30年を2年で経験できる」
そんな場所がグロービスのMBAなのだと思います。


名古屋校での出会い


名古屋での生活は、合計で7年になります。
実は、グロービス入学前までは、名古屋はあまり好きでありませんでした(笑)
京都で22年間育ち、沢山の方々にお世話になったので、
「京都企業で働く」ことが、僕のポリシーであり、「恩返し」と考えていました。
(今でもそう思っている僕もいますが・・・)
しかし入学後、仲間に恵まれ、兄弟同然の存在とこの土地で出会うことになりました。
「本当に言いたいこと」をぶつけられ、そして厳しいことも言われますが、
「素直」に受け止められる自分がしっかりといます。
言いたいことを言い合える存在が近くにいることでどれだけ救われたか、
本当に数えきれません。
先日行われた「あすか会議」においても、
企画委員を名古屋のメンバーでできたことが「財産」だと思っています。
本当にたくさんのことがあって、その経験をできたからこそ、
「より強い武田剛至」が形成できたと思っています。
大切なヒトとの出会いが名古屋であったからこそ、
この土地での「恩返し」を考えています。
これもグロービスに入学したからこそ、出会い、
そしてグロービスの同期のみんなが支援してくれるからこそ、
このような考えが生まれたのだと思います。


自分の価値観と向き合う


グロービスに入学し、
自分の「価値観」と向き合う機会を持つことが多くなりました。
自分にとって大切なものは何か。
1つのヒントは家族にありました。
祖父は若いころは裕福で、戦前は大手メーカーの工場長でした。
戦争で全てを失い、京都に移り、そこから警官になりました。
定年まで務め上げ、退職。
最後の役職は「巡査長」でした。
では、なぜ巡査長どまりであったのか。
それは、昇進試験を常に「白紙」で提出していたからです。
昇進すると、夜勤が週に2日あり、「家族」との時間が少なくなります。
祖父が考えていた価値観というのは、「家族との時間」が全てでした。
自分が大切にしたいもの。
その1つは、祖父と同様、大切なヒトを一生かけてそばにいて守ることです。
ですが一方で、僕には「起業」したい、という想いもあります。
「ヒトに機会を与えることができる人間になる」
「ヒトは死ぬべき時間と場所で囲まれて死ぬべき」
という、自分が社会に対しての発信したいメッセージがあり、
それを実現させるために、自分に見合った方法で、
出来る限り多くの方々の役に立つようになりたいと考えています。
この2つの想いをどうすれば両立させられるか、今は模索しています。
だからこそ、いつでも行動を起こせる準備として、
ベンチャー系の科目を意識して取得しています。
これからも、卒業まで考動し続けることで、
卒業時には「自分の想い」を形にできればと思います。


グロービスでの受講・入学を検討されている方へ


グロービスには、さまざまな価値観の人が共存しています。
お互いの異なる価値観を受け入れ、様々な人たちが、共存できる、
本当の意味で開かれたビジネススクールはグロービスだけだと思います。
だからこそ、「自分が何を大切にしているのか?」を
ぜひ時間を取って考えてほしいと思います。
ヒトの価値観の優先順位は、その時の環境によって目まぐるしく変わります。
そんなときに、自分の大きな「基軸」となるものを持っていないと、
周りに流され時間を無駄に過ごすことになりかねません。
「時間の価値」を認識し、ぜひ時間をとって、 一度考えてみることをオススメしたいです。
そして、基軸がグロービスと合う方は、ぜひ一緒に学びましょう!!
ヒトの30年を2年に圧縮した、濃密な経験ができますよ。

【MBA生活】MBA生となり、自分はどう変わったか、そしてどう変わっていくのか

GMBA名古屋 2011期 日高 義雄
「P.E.と同程度のケースなら、3時間でできる。」
数年前のグロービスのキャリアセミナーで卒業生からこの言葉が出てきた時、
僕は激しい嫉妬と同時に、強い渇望感を抱いた。

 

P.E.(ピープル・エクスプレス)とは、
グロービス・マネジメント・スクール(以下、GMS)、大学院共に
最初に受講する事を推奨される科目「クリティカル・シンキング」の総仕上げとなる
実際の企業事例を用いたケース(当時)の事で、
僕が知る限り殆どの受講生が打ちのめされていた。
GMS生だった当時の僕は20時間以上費やしたにも関わらず、
事象を分解する事さえできなかった。

 
これはつまり、当時の僕がP.E.社の社長だったら、
問題解決どころか起きている事実の理解すらできずに迷走するところを、
彼なら少なくとも問題点を明確化し、
解決に至るためのビジョンを短い期間で示す事が出来る、
という事を意味している。

 
それから数年経った今、僕はあるオーナー企業の役員として、
次世代の経営の一角を担う立場に身を置いている。

 
クリティカル・シンキング受講&キャリアセミナー参加後、
諸事情あってグロービスからは一時離れてしまったが、
当時の「P.E.なら3時間でできる」と聞いた時の衝撃は、
心の奥底に沈殿し、おもりとなっていた。
その後2010年1月に何とか機会を作り、
GMS生として受講したクリティカル・シンキングⅡで、
GMBAを卒業される方々と共に学ぶチャンスを得た。
その中の一人に同い年のNさんが居た。

 
クリティカル・シンキングⅡ終了後、
僕は知り合いの中小企業社長から経営についてのアドバイスを求められた。
その社長は、今の経営の問題点を明確化できずにいる様だった。
学びのチャンスと思うと同時に、異業種の経営という領域は、
受講科目に偏りがあり、未だP.E.の時に感じた心のおもりを抱えていた自分には
ややハードルが高く感じられた為、仲間を募ってチームで取り組む事にした。
そのチームにNさんが加わってくれた。
そしてそこで、
僕は机上のケースに留まらないGMBA生の凄さを目の当たりにする事になった。
特にメンバーの良さを上手く引き出しながらチームのパフォーマンスを最大化し、
実践的な提案に繋げるskillとwillには圧倒された。

 
そして2010年秋、
公私共に「入学するなら翌年4月しかない!」という条件が偶々揃った。
とはいえ、僕は原則として週休一日。
学費だって安くはない。
「俺にできるのか?」
「日程的に通えるか?」
「自分だけの為に大金を使って良いのか?」
と、何度も何度も自問した。
しかし、グロービスが提供しているものや、
傍から見たGMBA生の輝きと「もやもやした自分」とのGAPを思い起こし、
「今やらなきゃ、俺は一生後悔する」。
僕はこの時、
「やれば良かったと後悔するより、やらなきゃ良かったと後悔しよう」
という、大学時代の親友の言葉を思い出していた。

 
そして、グロービス大学院の門を叩く事に決めた。

 
入試の課題エッセイは、
自分の人生観、仕事観が丸々そこに反映される様な設問ばかりで、
僕にとってはかなり厳しかった。
自分は今まで仕事を通じて何を行い、何に喜びや達成感を感じ、今後何を成し遂げたいのか、
という様な事を深く真剣に考えさせられる、いかにもグロービスらしい設問と思う。

 
合格後、Nさんからおめでとうメールを頂いた。
印象的だったのは、
「大切なのは『何のために入学したの?』という目的から絶対に目をそらさない事。
スキルなんてもんはどうでもいい。嫌でも身に付く。大事なのは志成就の気持ちだ!」

というくだりだ。
スキル云々は別として、
入試エッセイとぴったり一致する姿勢に、GMBA生のDNAが象徴されている。
ちなみにそのメールはプリントアウトされ、僕の部屋の壁に貼られている。
入学式が行われる少し前に、同期全員が初めて一堂に会する場がある。
そこで全員でWAYを決める。
WAYとは、これから学んでいく上で自分たちが大切にしたい思い。
企業でいう理念にあたる。
誰がリーダーと指名されている訳でもない初対面の30数人が、
一つの教室に閉じこもって全員で議論をし、3時間で一つのフレーズを創り上げる。
多数決は禁止、全員が合意しなければならない。
それぞれが思いを出し合い、意見をし、耳を傾ける事で、言葉が創り上げられ、
少しずつ洗練されていく。
そうして出来上がった名古屋2011期生のWAY、 「成し遂げたいことが、ある。」
その時に初めて出会った同期は、今ではまるで幼なじみの様な存在だ。
本音で話せ、ガチンコで議論しながらも、弱音を吐く事もできる。
利害関係が無いというのも大きいと思うが、
見栄をはったり、知ったかぶりをする事もなく、自然体で居られる。
「等身大で良いじゃないか。今無理に大きく見せなくても、自然に大きくなるさ。」
何となく、そう言われている気がする。
予習は毎回ホントに苦しい。
僕は毎朝5時に起きている。(正確には、起きようとしている。)で、
予習でどれだけ頑張っても、講義では毎回自分の思慮の浅さがえぐり出される。
しかし、僕らはそれを知るために来ているんだ。
「失敗を恐れるな」と言うけど、同期のFさんの言葉を借りると、
そもそも失敗って何だろう。
グロービスの講義において失敗なんてあり得るのだろうか。
「いわゆる模範解答」と大きく異なる発言をする事は、
その違いを考えるきっかけを得られるという意味では、
むしろ大成功と言えるのではないか。

 
職場とは違って、
グロービスの講義はノーリスクだ。 だからどんどん「間違え」られる。
グロービスに入学してから、僕は明らかに笑う頻度が増えた。頻度だけでなく、
心の底から笑える様になった。
本質的な部分を真剣に議論し、苦しみながらも脳みそに筋肉がついている充実感、
志が醸成されている実感を得られているからこそ、懇親会でのバカ話にも花が咲く。
お互いを尊重した上でバカになれる仲間がいるってのは、スゴク、イイ。
僕があまりにも楽しそうにグロービスの話をするものだから、
会社の後輩が数人、グロービスのクリティカル・シンキングを受ける事になった。

 
そして社内外で、
「グロービスで楽しそうに学んでいる僕」に
「強烈に嫉妬する」という人が、これまた数人現れた。
しかしグロービス内には、逆に僕が嫉妬する人材が溢れている。
クラスでは独自の視点で皆に新たな気付きを与えつつも、
飲み会では(心理的に)裸になりバカ話で盛り上げながらいつも場の中心になる人や、
日本国内のMBA在校生を対象にしたケースコンペで、予選落ちした僕を尻目に、
僕と同期の1年生ながら某超有名大学院の2年生を抑えて優勝してしまう様な人もいる。
僕は元来、山があると登りたくなるタイプだ。
ケースコンペの様な山があると、すぐに登山家のマインドに支配されてしまう。
加えて、すぐに感化されるタイプでもある。

 
2010年5月末にグロービスとは別の所で主催されたフォーラムで、
「日本にはグローバルリーダーが足りない!英語力は今十分じゃなくても良い。まず一歩踏み出せ!」
という本気の言葉に触発された。
氏の危機感を感じ、自分に何が出来る訳でもないがまず一歩を実践しようと思い、
乏しい英語力にも関わらず、直後の7月期開講の東京IMBAコース(英語でのMBA講義)に
単科生として飛び込み、3カ月間名古屋から通った。

 
又、女性で初の世銀副総裁になられた西水美恵子氏の英語での講演も直に拝聴した。
今年から500人規模に拡大した、GMBA生を対象としたあすか会議の学生企画委員にも
首を突っ込ませてもらった(あまりコミットできなかったが)。
前述のケースコンペへの参加も然りだ。

 
赤ちゃんが何でもまず口に入れて食べられるかどうかを学習していく様に、
ともかく自分の成長に繋がりそうな山が見えたらまず登ってみる、
少なくとも一歩を歩んでみる、というのが今の僕の姿勢だ。
最近は次々と山が表れる。

 
クラスで学んだ、クランボルツの「計画された偶発性」
が現実に起きている様な感じだ。
以前のもやもや感からは脱し、前に走っている感が、今の僕にはある。
日本の政治は残念な状況だが、政治のリーダーシップ欠如は、
単にある政治家の資質だけの問題ではないと思う。
日本という国全体の、リーダー教育の脆弱性だという意見に、僕は強く同意する。
日本のサッカー人口が増えると日本代表のレベルが上がる様に、
世の中でリーダーシップのとれる人間が増えていけば、
きっと国のリーダーもリーダーたり得る人になるハズだ。
つまり、我々現場のリーダーが強くなり、一定レベル以上のリーダー人材が増えれば、
政治の世界でもリーダーが底上げされ、日本という国は強くなる。

 
グロービスの先輩で、カネボウ化粧品再生という山を登られた知識さんがおっしゃった言葉
「こんな自分にも、できる事がある」 数年前の自分では恥ずかしくて言えなかった様な事だが、 今の僕には本気でそう思える。

 
最後になるが、 先に述べたWAYをサポートする行動指針の一つに、
今、この機会に感謝する」というものがある。
これも同期全員で創り上げた言葉で、 「自分一人で学んでいるのではない。学ぶ機会を持てているのは、周囲の支えがあってこそだ」 という事を表している。
そして 、「ダイヤはダイヤで磨かれる。人は人で磨かれる。」 支えてくれる周囲の人たちにより、自分が磨かれているのは強く実感する。 しかし果たして、自分は人を磨けているだろうか。

【卒業後~MBAを終えて~】グロービスでの学びが一区切りした今、思い感じること

GMBA2008期生の安藤です
現在は、食育領域に関するNPO法人の理事兼事務局を務めています。

私は、2004年10月期からグロービス・マネジメント・スクールに通い、
2011年5月にGMBA課程を修了しました。
この6年と6ヶ月間を振り返り、
戦略やマーケティング等、ビジネスのベースとなる能力を
学ぶことができたのはもちろんですが、 何の目標も思いもなかった私が、自身の中に確固たる思いが芽生え、
それを支えてくれる多くの仲間達とめぐり会えたことが、
何ものにも代えがたい財産となっていることを実感しています。
先日、卒業式を終えて一区切りした今、 これまでのことを振り返り、思い感じることを書き綴ります。

・グロービス・マネジメント・スクールに通うまで
きっと多くの受講生が、ビジネスや、自身が目指すリーダー像に対して
何かしらの思いを胸に抱き、グロービスの門戸をたたきに来ることと思います。
しかし、私には正直そのような思いはありませんでした。
偶然にもグロービスのHPを見つけ、当時の職場でよく耳にしていた
「マーケティング」という言葉に興味を抱き、体験クラスでマーケティングを受け、
そのクラスの面白さに惹かれ、受講をスタートしたのが始まりでした。
ビジネスのいろはも知らないし、リーダーということに対してもどこか斜めに見ている。
しかし、「何か面白そうなことがここにはあると思うから、ちょっと通ってみよう」
そんなレベルからのスタートでした。

GMBA課程にシフトするまで
そのような私が、GMBA課程を修了するまでになったのはなぜか。
今思うに、前の職場、マネジメント・スクールの環境の中にいる間に、
「よくわからないけれど感じる、この漠然とした不安と焦りを何とか解消したい」 という感情が日に日に大きくなっていくのを抑えたい、 と心のどこかで感じていたからだと思います。
また 「焦る必要は無いが人生の時間は有限である」ということも、 どこかで意識していました。
しかし、 「限られた時間をどう過ごしたいのか、過ごせばいいのか」 そんなこと、ほとんどといっていいほど、考えたことがありませんでした。
社会人になって10年ぐらいの間、栄養士として人と食に携わる中で、 人の命の尊さみたいなことをいつしか感じ、 「時間」ということを、
無意識の中で考えていたのかもしれません。
そして、前職での環境やマネジメント・スクールに通う間に感じていた、
不安や焦りが合わさり、そう考えるようになったのでしょう。
そんな中、意図的にマネジメント・スクールに通うことを止めた時があります。
本当にこれでいいのかな?今のままでいいのかな?
あまりにも流れる時間が速く、あれもこれもと思い悩むうちに、
ちょっと、自分自身が見えなくなり、今までのリズムを一旦、止めてみました。
止めてみることも時には必要なのではと。
暫くして、名古屋校で初めてのGMBA課程がスタートし、
科目の幅も数も増えることをHPで知りました。
当時、GMBAには興味がありませんでしたが、
「 消費財マーケティング」(※現在:顧客インサイトとブランディング)
といクラスがあることを知り、
このクラスだけには興味が刺さり、オープン受講をすることにしました。
「まぁ、興味があるクラスだけ受けてみるが良いかもね」との思いででした。
久しぶりのクラス。
クラスメンバー、講師に恵まれていたこともあり、
充実した3ヶ月間であったのはいうまでもなく。
加えて、共に学ぶクラスの仲間の姿に惹かれ、 GMBAという課程を修了できれば、何かこのモヤモヤが少しでも解消できるのでは、
と感じるようになりました。
相変わらず、明確な解は見つけられないながらも、 「今なら変われる、自分自身が見えてくるのでは」 と思い、
2007年初冬GMBAを履修することを決めました。
そして、翌2008年4月から2008期生として生活がスタートしました。

・GMBA課程に進んで
ここには、「自ら機会をつくり、成長できる場がある」ということを強く感じました。
マネジメント・スクールでもその場はあるのですが、 GMBAでは、さらにその機会が多くなります。
クラスでの学びはもちろんのこと、グループワークやあすか会議、 様々なクラブ、研究プロジェクト等、自分の意思があれば、 自ら機会をつくるチャンスがたくさんあります。
自分はどうしたいのか、どうなりたいのか、 明確に目標がある場合は、それに向かってどんどん創りあげていける。
明確ではなくても、
自らが主体性をもって行動をすれば、必ず誰かが見ていてくれて支えになってくれる。 とはいえ、いつも前を向いて自身の目指す姿に向かって邁進するだけではない。
辛く苦しく弱音をはきたくなる時は、そうしてもいい。 弱いところを表に出しても受け止めてくれるし支えてくれる。 いいことばかりでなく、ダメなものはダメ、とちゃんと前を向いて対話もしてくれる。
この3年間、できるかぎりのことはしてみようと思い、
クラスも履修単位の上限までは受けよう、
グループワークのクラスは積極的に、
あすか会議にも参加しよう、
3年間の学びを活かすためにも研究プロジェクトは必ず受けよう、
と、自分自身にストレッチをかけながら過ごしました。

・GMBA課程を修了して
あれから3年。
振り返ってみれば、あっという間でしたが、
とても密度の濃い時間を過ごすことができました。
履修単位は上限までなんとかクリア。
グループワークでは、ひとつの企業をみんなで深堀することにより、
自分自身には無い視点・視座を仲間から得ながら、
チームとしてひとつのことを作りあげていく難しさ、重要性を実感。
あすか会議は2回参加。
その内1回は縁あって企画委員の一員として参加。
双方の立場を経験することで、第一線で活躍をされている登壇者の方々からの多くの
学びを得るのはもちろん、
東京校・大阪校の多くの仲間と出会い共に時間を過ごすことで、
新たな気づきを得ました。
研究プロジェクトでは、6ヶ月間という長い時間、
途中、自身の未熟さに悔しくなりながらも、共に支え合いながら走りきることで、
仲間との絆を得ることができました。
先日の卒業式に担当講師から、まだこの6ヶ月間のアウトプットの一部ではあるが、
できたてのケースをいただいた時は、本当に嬉しかったです。
途中、仕事では、所属するチームをクローズしなければならなく、
クライアントやカスタマー、共に仕事をするメンバーへの対応等と重なり、
正直、辛いときもありました。
ストレッチをかけ過ぎているな、と思う時も多々ありました。
それでも、なんとかここまで来ることができたのは、
多くの人の支えがあったからです。
こうして3年という時間を経たことにより、 「モヤモヤ感を少しでもクリアしたい」そう思っていたのが、 ようやく少しではありますが、形が見えてきたように感じます。
先日の卒業式で 「今日がスタートの日。これからが本当の意味での始まり」
ということを、当たり前ではありますが、改めて実感しました。
時間は有限である。
自身に課せられた時間があとどれくらいあるのか、わからない。
けれども、残りの時間費やしていきたいと思うことがある。
それは、 「食を通じて社会に寄与し続けていく」 ということ。
自分が生きている世代だけでなく、 これから先、ずっと続いていく未来の世代でも、 良き循環が続くよう、些細なことでもできることから行動に移していこう。
今、こうして、自身の言葉で言えるようになったのも、
一歩前に進むことができるようになったのも、
このグロービスで出会った仲間達がいてくれるからです。
講師の方々、スタッフの方々、そして共に学び合った 仲間達の存在がなければできませんでした。
今の思いが、選んだ道が、良いのかそうで無いのか、 正直今はわかりません。
ただひとつ言えることは「信じてみよう」ということです。
これから先、嬉しいことも辛く苦しいことも、 様々なことが待ちうけていることでしょうが、 グロービスで学び得たことを活かし、 多くの人に支えられていることを忘れずに、 日々努めていきます。
そうし続けて社会がより良くなるよう願い、
前を向いて歩んでいくことが、
卒業生としての役割のひとつでもあるのでは、
と思います。

名古屋GMBA2008期生 安藤美八香

【MBAを学びはじめるまで】~グロービスと私のキャリアデザイン~

GMBA2011期 名古屋校 桝本詠之
コンピュータメーカ 法人向けサーバビジネス部門勤務

グロービスと私

今年4月からグロービスでMBAを学ぶこととなりました。
実は、私はグロービスと最初に出会ってから
既に10年が経とうとしておりますが、
昨年まではグロービスでMBAを学ぼうとは考えてもいませんでした。
それが今ではGMBA生となり、
これまでの10年を振り返ると不思議な縁も感じますが、
必然的な結果のようにも感じます。
なぜなら、私のこれまでのキャリアは
グロービスに最も大きな影響を受けたからです。
そしてこのたびGMBAに入学したことで、
それはまだ今後もしばらく続きそうです。

グロービスとの出会い

今から約10年前に、たまたま本屋で手に取った
『ビジネスリーダーへのキャリアを考える技術・つくる技術』
という本に大変衝撃を受けました。
当時私は20代半ばを過ぎて、
与えられた仕事を難なくこなす自信がついてきた頃でした。
ただ、そのような心境もこの本を読んで一変し、
自分の自信の裏づけは
とても無意味で市場価値のないものだなと痛感しました。
また同時に、
「このような本を書いている人達はすごいな。とても適わないな。」
という印象を受けました。
そしてその本こそ、グロービスの本であり、
私とグロービスの初めての、そして衝撃的な出会いとなりました。


グロービスに影響を受けてきた私のキャリアデザイン

その後、私は少しでもその本に書かれていることに
近づきたいという想いに駆られ、
これまで自分のキャリアデザインを考えてきたと言って良いと思います。
本の中身はここでは詳しく触れませんが、
当時の私にとってすべてが目からウロコでした。
中でも私が本から影響を受けた1つとして、
"プレイヤーとしての実力"
についての考え方があります。
「その気になれば自分で完成品をつくれるプレイヤーとしての力がなければ
マネジャーにはなれない。」
といった内容がその本に書かれてあったのですが、
非常に共感したのを覚えています。
自分はマネジャーを目指していくが、プレイヤーとしての力、
つまり、
自分の後はないという完成品をつくれる実戦力はどのポジションにおいても重要
と考えるようになり、
その後の私のキャリアデザインの方向性を大きく定めることとなりました。
このように、私は本を通してグロービスから非常に大きな影響を受けてきたと言えます。

単科生としての受講のきっかけ

プレイヤーとしての実力を大事にしてきたのは前述の通りですが、
そこから断層を超えて、「マネジメントトップ」を目指していくには、
現場で実戦(アウトプット)していくだけでは足りなく、
ビジネスに必要な知識や考え方を体系的に学んで(インプット)、
潜在能力を高めていく必要がある と以前から感じていました。
単科生として受講を始めたきっかけは、そういった状況下で、
会社での研修や書籍などによる独学にも限界を感じ、
とうとう最後にグロービスの門を叩くことになったという流れです。
ビジネススクールは他にもあるなかで
グロービスを選んだ理由は2つあります。
1つはもうおわかりの通り、それまでも書籍を通して、
グロービスには厚い信頼と尊敬を持っていたからです。
そしてもう1つの決め手は、
友人からのススメです。
これは私自身も少し意外ではありましたが、
昨年1月に友人と飲みながら年初の目標について話し合っていた際に、
MBAを勉強することを突然勧められ、
その当時、以前から既にグロービスに通っていたその友人が言うには、
「グロービスであれば価値を保証する」ということでした。
それが私にとって最後の決定的な要因となりました。


GMBA生への進学を決意した理由

単科生からGMBA生への進学を考えるにあたっては、
グロービスでクリティカル・シンキングの講義で
学んだばかりのフレームワークが大変役に立ちました。
「本当にやるべきなのか(must)、本当にやりたいのか(want)、本当にやれるのか(can)」
のフレームワークです。
最初の2つについては、ほぼ心は決まっていたため、
最後の「本当にやれるのか」について一番時間をかけて考えました。
GMBAの予習や復習は当然楽なものではなく、
時間とパワーがかかります。
そのための覚悟は当然必要となりますが、
本業の仕事がおろそかにならないかという心配や、
仕事と両立して本当に2年も続けられるのかといった不安があり、
何度もよく考え、時間を置いてはまた悩みと何度か繰り返しました。
そして出した結論が「GMBA生への進学」でした。

今後GMBAで学ぶにあたっての決意

「読書とは他人にものを考えてもらうことである。
1日を多読に費やす勤勉な人間は次第に自分でものを考える力を失ってゆく。」
私は、ショーペン・ハウエルのこの言葉が大変好きで信頼しています。
今後GMBAで学ぶにあたって
私は、単に講義そのものから学ぶだけでなく、
その背後に潜む考え方は何なのか、そもそもそれはどういうことなのか、
についても大いに悩み、
学んだことを起点として自分の頭で考えて意思決定できるよう
目指していきたいと思います。


もしこれからGMBAへの進学を迷われている皆さんが
これを読んでいらっしゃるのであれば、
是非、私たちと一緒にグロービスで学びを深めていきましょう。
宜しくお願いいたします。

【MBA生活】学びから実践へ ~グロービスが提供する「場」に触れて~

2010年入学 宮地琢磨
株式会社ビルコート 常務取締役
ミヤ電子株式会社 常務取締役
MIYA ELECTRONICS(HK) LTD 取締役議長就任予定

グロービスに入学し、1年が経つ。

この1年をグロービスが提供する場に当てはめて
自分自身を振り返ってみたいと思う。

グロービスが提供する場は以下の3つである。

1. 理論と実践を融合した能力開発の場
2. 将来にわたる人的ネットワーク構築の場
3. 自らの志と生き方を見つける場

僕は貧乏性なので、どこまでこの場を
有効に活かせたかを自分の言葉で表現したい。

まずは、ケースメソッドを用いた能力開発だ。
これは非常に大変である。

1クールに3科目受講をする場合、
1回のクラスに向けた準備(予習→復習)のサイクルを
4日くらいで回し続けなくてはいけない。
当然仕事をしながらである。

ましてや、全く分からない業界のケース(企業事例)も多い。
ケースを正しく理解するのにも時間がかかる。

僕は中小企業の二代目であるが、
創業者のKKD(勘・経験・度胸)は研ぎ澄まされている。

だからこそ、自分のよくわかる業界であれば、
経験が先に立ち、理論を深く理解できない面がある。

しかし、多彩な経験に裏付けられた直感と、
これを裏付ける理解しづらいケースを通じて理論を学ぶことにより、
理論に裏付けされた自信となり、行動へのD(度胸)がつくのだ
ということを実感し始めている。

ただ活字を追うだけであれば1時間で理解した気になる。

しかし、ケースを通じて考え、アウトプットし、
多くの受講生の意見を聞き議論することで、より深く行間がよめ、
腹落ちする。

大変であるが、楽しい。
2年目以降は、理論を応用し、自分らしい経営感覚を披露したい。

次に、人的ネットワーク構築である。

この年ではあるが、学生になることで、多くの学友ができる。
当然人的ネットワークが形成される。
しかもかなり良縁のネットワークだ。

僕は、現社長(父)から2つのものを継承した。
1つは事業であり、もう一つは2代目の良縁のネットワークだ。

小さいときから多くの家族会に参加してきたことで、
通称「こども会」という良縁のネットワークとなり、
いまでもいつでも会える独特の仲間たちがいる。

グロービスネットワークも近いものを感じる

先日、クラス最終日には,講師も交え、
日間賀島で1泊2日の懇親会が企画された
(震災の翌週ということもあり延期となったが)。

この場は家族同伴をOKとした。
20名近くの参加者と、3家族、数名のフィアンセが参加予定であった。

「良縁の人的ネットワークは世代を超えて伝承する」
かどうかはわからないが、こういう企画は非常におもしろい。

ただでさえ、仕事と勉強で忙しい中、多くのイベントをくっつけることで、
家族ネットワークという名の家族サービスを融合させる。
積極的に一石二鳥の精神で楽しみたい。

そして、志醸成の場である。

皆、必ずしも志が明確なわけではない。

むしろ、社会に何か貢献したいと思い、志を模索している。
僕も、少なからず同様だ。

しかし、多くの仲間に励まされ、勉強することで、
得意分野やワクワクすることが、
仲間たちとの健全な議論の中で生まれそうな気がする。

今後も全力で素直な自分と対面し、自分らしい志を醸成したい。

この1年、特に必修クラスを中心に受講した。

クリティカル・シンキング、アカウンティング、ファイナンス、
経営戦略、マーケティング、人材マネジメント、組織行動とリーダーシップ。

ヒト、モノ、カネ、思考系と多くのケースに取り組み、活発な議論をする。

当然、自分自身の事業に自然と置き換えて、頭の中で整理もする。
最善の解を導き出す思考で正しく考え抜くこと。
多くの基礎科目を通じ、学んだことだ。

2011年は弊社にとって、海外事業元年となる。
同時に今まの布石を活かし競争優位を発揮できる事業へ資源集中する年になる。

経営者にとって、決断は非常に難しいが、
この一連の決断も、複雑な経営という生き物をわかり易く整理して、
考え抜くことで、踏み込んだ決断だ。

グロービス入学を迷われている方がいれば、
是非一歩踏み出して、門戸をたたいてほしい。

多少閉塞感のある日本で、これだけのパワースポットはないと思う。

今後の日本をダイナミックに創造し、
変革するそんな「創造と変革の志士」として共に学びましょう。
そして、クラスでご一緒になった際はお手柔らかに。

【卒業後~GMBAを終えて~】新世紀AGに突入

GMBA2008期生の中山裕司です。
現在は衛生機器メーカーで事業戦略の企画・推進をしています。

GMBAに入学するまで

私は、経営やマネジメントには学生時代から何となく興味があり、
会社でMBA系の通信教育を受講したこともありました。
会社の先輩の話からグロービスの存在を知り、
もっと自分を高められるのではないかと思って門戸を叩いたのが受講の経緯です。

グロービスでの学びを通じて

私は、2006年7月から受講を始めて、2010年の春にグロービスを卒業しました。
グロービスでの学びは、私にとってかけがえのない財産になっています。
例えば、様々な職種・業種からやってきた強者が揃うグロービスの中で、
何とか一定のアウトプットを出そうと食らいついていった経験は、
仕事を進める上で大きな自信になっています。
また、グロービスの特徴である創造と変革系の科目は、
MBAの知識をフル活用して事業計画を考えることを要求するので、
私の力を大きくストレッチしてくれました。
全体最適や、相手の部門の立場を尊重した思考ができるようにもなりました。
そのような中、仕事上で大きく学びを活用できる機会が、2度訪れました。
1度目は、商品企画・マーケティングの業務へ異動した時です。
私は、今務めている衛生機器メーカーに新卒で入社し、商品開発部に配属。
3年間、エンジニアとして設計業務に携わり、
その後、商品企画・マーケティングの業務に4年間携わりました。
私は、商品企画での最終年に主力商品のほとんどをモデルチェンジするという企画を提案。
市場、競合から考える商品投入のタイミングと、組織の人員を考えたときに、
「自分という駒を動かすことが最も有効だ」と判断して、
「私が設計を担当するので、この企画を是非遂行させてほしい」
と上司(企画課長)と設計を担当する課の課長にお願いをしました。
こうした提案ができたのも、
俯瞰的に物事を考えることを要求するグロービスのおかげだと思います。
2度目は、現在携わっている事業戦略の企画・推進業務への異動した時です。
2010年4月に企画課から古巣の設計課に戻り、7人の設計・評価部隊を率いる係長という立場で、
自ら企画した商品の設計推進をしていたのですが、半年後にまたも異動の機会が訪れました。
ある日、商品開発部長に呼ばれて受けた指示は、
「10月から係長を外れてもらい、▲▲事業の事業企画をやれ」というものでした。
私にとって▲▲事業の商品には少し携わったことはあったものの、
事業の詳細までは熟知していなかったですし、
チームメンバーと一緒に、2011年の商品発売まで設計の面倒を見たいという思いもありました。
しかし、自分にとってさらなる成長のチャンスと思い、
心機一転新たな業務に取り組み始めることにしました。
現在の業務には、5ヵ月間携わってきましたが、
業務の性格上グロービスでの経験が毎日のように役に立っています。
例えば、前述の創造と変革科目の中で、ビジネスプランを幾度も描いた経験があるので、
事業計画を考える際にも、
何を描けばよいのか?
どんな数値が必要なのか?
このビジネスのキードライバーは何か?
何が利益の源泉なのか?
という勘所を素早く押さえられるようになっているのです。
こうしたチャンスを手にできたのも、今振り返ると
グロービスでの経験が言動となって表れていた結果だったのではないかと思っています。

MBAを修了することでステージが上がる

GMBA名古屋校の卒業生は、現在のところ20人いますが、
みんな卒業後に活躍のステージがグッと上がっています。
「Chance favors the prepared minds.(チャンスは準備ができている人に微笑む)」
という言葉がありますが、
MBAはチャンスに微笑んでもらうための準備の場なのでしょう。
そう考えると、
旧世紀BG(Before GLOBIS)から新世紀AG(After GLOBIS)への変わり目は
本当に大きな節目なのだと思っています。

MBAの知識を使う上での留意点

私は、MBAの知識を実務で使う上で、これまでの経験から3つの留意点があると思っています。

1つめは、知識の使い方です。 例えば、知識を振りかざすと間違いなく厄介者扱いですが、
知識やフレームワークを頭に入れつつ、
相手の経験に基づく話を整理しながら議論をすると、
お互いに納得して結論に到達することができます。

2つめは、理論偏重にならずに現場を見て実態を把握することです。
例えば、販売量が大きくなることで働くとされる「規模の経済性」について、
製造業でいうと、工程で何をどのように作っているかによって働くのか働かないのか、
あるいはどのレベルまでだったら働くのかが変わってきます。
こうしたことは、実際に現場を見た経験があるとより見えやすくなる部分だと思います。

3つめは、実行するのは人ということです。
仮に納得感のある戦略ができても、人が動かないとアウトプットが出ないので、
推進体制が重要になります。
よい体制を作るには、人の得意分野、部下であれば潜在能力を
常日頃の付き合いの中から見極めておく必要があると感じています。
知識の使い方、現場感覚、体制を作る能力をプラス側に最大限伸ばすことで、
MBAの理論を掛け算したときに大きな力になって効いてくるのではないでしょうか。

最後に、私はMBAを学んだ人間として、自分だけが力を発揮するだけでなく、
まわりの人にも自分の力を掛け算して力を発揮してもらえるような人間になることが
とても重要だと感じています。

【MBA生活】CHANGE ~ 全ては1歩からはじまった ~

私は1年前にもグロービスの学生ブログを書きました。
この1年間で、私がグロービスで学び、どんな環境変化があったかを
今回は書きたいと思います。

◆グロービスで得たもの ~1歩を踏み出す勇気~

私は予備校で数学を教えていますが、教え子や大学生には、
学生時代に多くのことを気づき・感じ・学び、社会に出た時に
積極的に苦労をしてほしいと思っています。

そのため、
大学生が社会に出る前に、多くのことを気づく場・学ぶ場を
提供する組織を作りたいと考え、
私はグロービス経営大学院に2009年に入学し、学び始めました。

グロービスでは知識だけではく、
『 リスクを背負い行動をすることの大切さ 』を知りました。

特にそれは優秀な講師と話をする時に感じ、
また講師からは他にも多くの気づきと学びを得ることが出来ました。

そして、グロービスには多くのことにチャレンジをし、
リスクを背負ってでもやりたいことをやる人、
働きながら学ぶ姿勢を持つ社会人が多く集まっています。

彼らの意識の高さからエネルギーを感じ、
私も彼らのように自分の志を醸成すべく学び、
互いに影響を及ぼし合い、成長しています。

仲間に私がやりたいことを話すと、
返ってくる言葉は建設的な意見と助言です。

何かをやろうという人の意見がそこにはたくさんあり、
私も勇気を出して、1歩を踏み出し、
「大学生の勉強会(アンヒル)」を立ち上げることができました。

現在、アンヒルでは、
「考える力(Think)」
「人間的な魅力(Attractive)」
「社会の基礎知識(Foundation)」

の3つの能力を持った
『TAFな大学生を創出 』をミッションにしています。

そのため、企業が必要としている能力と言われる
「対人コミュニケーション力」や「論理的思考力」などを育成するべく、
大学生向けにカスタマイズして提供しています。

また、大学生の間に"今後何をすべきか"を気づく場として
「ワークショップ」なるイベントも、3か月に1度開催を予定しています。

これらのコンテンツ作成やイベント準備には
社会人と大学生が共同で作業をしています。

大学生が社会人とともに作業をしていく中で
多くのことを感じ・学べると思い、このような形態を取っています。

◆1年での変化 ~環境の変化と私自身の変化~

この1年での変化は、すべてが『1歩を踏み出す勇気』から始まったと思います。

環境の変化としては、
勉強会コンテンツの作成、ワークショップの開催、
ホームページの作成)、
定期的な勉強会の開催などがあります。

また、それ以外のところでは、
アンヒルの理念・ビジョン・ミッションの作成なども行いました。

以前、グロービスの「組織行動とリーダーシップ」の講師から

『変革は小事の積み重ね』という言葉をいただきました。

少しずつではありますが、
小事を積み重ねることで、環境が変化してきました。

そして、私自身の大きな変化としては、
『 組織に対しての責任 』を感じるようになったことです。
一働き手としてではなく、仲間の思いを預かる人間。

大げさに言うと、そんなことを感じるようになりました。

行動を起こす勇気を得て行動し、人が評価し、協力してくれ、
組織ができ、理念を創り、人が集まるという状況を経験し、
教え子や大学生にいい人生を送ってほしいということ以外に、
「協力してくれる仲間」や「応援してくれる人」にも
幸せになってほしいと思うことです。

そして、その使命感のようなものを感じるようになったことが、
この1年の変化と感じています。

グロービス経営大学院に入学を希望、検討されているみなさん。
入学された時には、よきパートナーとなれたらいいですね。
そして、そんな仲間がグロービスには必ずいます。

GMBA2009 名古屋校   笠岡 崇史

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