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卒業生のキャリアケース:異動

卒業生のキャリアケース:異動

文野 禎久さん

営業職から経営企画スタッフへ

株式会社 Mizkan Holdings経営企画部 英国チーム 主任

文野 禎久さんSadahisa Fumino

※肩書きはインタビュー当時のもの

今までのキャリアについて

~営業職を軸としたキャリアのスタート~

 大学時代、就職活動についてあまり深く考えていませんでした。何故なら、仕事とはどういうものか、どのような基準で会社を選べば良いのかといった判断基準や知識、価値観が備わっていなかったというのが正直なところです。ただ、人と交渉するのが好きだったので、漠然と、営業の仕事がしたいと考えていました。就職先については、新卒を大量募集する大企業ではなく、採用は小規模ながらも、入社した社員が長く勤めているような企業が自分に合うと考えました。就職活動時はバブル崩壊後で、企業は新卒採用を削減し始めており、就職活動では大変苦労した記憶があります。そんな中、縁があって、現在の会社に入社するに至りました。

キャリア選択のベースとなる価値観について

~キャリアの転機~

 入社後は、希望通り、営業部門に配属され、約16年間営業を担当しました。その後、半年間マーケティングプロモーションを検討する部門を経験。1年半の間、今年から始まる中期経営企画を策定するプロジェクトに所属しました。入社当初は、希望が叶って営業部門に配属はされましたが、順風満帆にキャリアを積み重ねていった訳ではありません。最初の3年間で4度も異動を経験しました。住む場所は、東京、広島、岡山と目まぐるしく変化したせいか、環境変化に順応することや、知らない土地でネットワークを広げることが得意になりました。
日々仕事を真面目にこなすも、取り立てて目標はない状況の中、このままではいけないと自分のキャリアについて焦燥感を抱くようになりました。30歳を目前にした頃です。しかし、自分のキャリアを築いていくために、何をすれば良いのか分からない状態がその後も数年間続きました。営業として、社会人として、スキルアップするためには、何かを学んだり、身に付けたりする必要があることは理解していましたが、何を学べば良いのかが分からず、先に進めずにいたのです。
そんな中、得意先でよくお会いする同業種の営業担当者がMBAを学んでいることを知りました。その方の強い勧めもあり、最初は卒業できるか不安でいっぱいでしたが、やらずに後悔するより、やって後悔する方が良いと思い、ビジネススクールへの入学を決意しました。
ビジネススクールに通っていた頃は、仕事同様、家庭において子供の誕生などもあり、忙しい時期でした。そのため、まずは仕事と家庭を優先し、残りの時間で学ぶように心掛け、週末は、クラス以外の外出を避け、家での勉強は、子供が寝ている夜か朝の時間に徹底しました。また、職場においては、ビジネススクールに通っていることを上司には内々に報告していましたが、それ以外には公言せずにいました。学んでいることを社内にアピールしなかった理由は、学んでいることを仕事上の言い訳にしたくなかったからです。また、仕事で成果を出すことを目的に学んでいる訳ですから、学ぶというプロセスよりも、学んだことで成果を出すことの方が大切だと考えたからでした。

必要なスキルと能力開発について

~MBAでの経験が活せる経営企画の仕事に挑戦~

 ビジネススクールで学ぶことで、営業として、これまでに思いつかなかったような、しっかりとした分析に基づく提案ができるようになりました。そして、何より、新しいことにチャレンジすることに前向きになれたことが大きいです。心境の変化から、いつしか営業の仕事のみならず、経営に近い部署で仕事がしたいという気持ちが強くなり、本社への異動を希望するようになりました。私の希望が、会社にどこまで届いたか計り知れませんが、結果的に希望通りの部署で現在働いています。
自身の会社が行う海外への事業展開は、今後も成長していくために重要な部分を占めています。また、日本の会社として、海外の事業をどのようにマネジメントしていくかが、今後の課題となります。この様なチャレンジ性の高い仕事に携わることができ、非常にやりがいを感じますし、今後も、社内において、新しいこと、知らないことにどんどんチャレンジしていきたいです。このことは、自分の成長にも繋がっていくと確信しています。
今はまだ何かを成し遂げたというよりかは、日々、これらのことを意識し、奮闘している状況です。至らない点も多く、今はまだ成長段階です。しかし、いきなり成長できるものではなく、人間は、日々の小さな努力の積み重ねが大きな成果を生むと考えます。そういった積み重ねのプロセスを楽しみながら継続していきたいです。人はいくつになっても成長出来ると思います。また、新しいチャレンジをすることに遅すぎるということもないと思います。そういった姿勢で今後も仕事に取り組み、そして、いつの日か、少しでも人に誇れるような成果を出していきたいです。
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MBAによる経営企画部門への異動事例 Mizkan 文野氏 のページ。実践的なMBA(経営学修士)のグロービス経営大学院。リーダー育成のビジネススクールとして、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・横浜・水戸・オンラインでMBAプログラムを提供しています。