現役・実務家教員

教員詳細

教員略歴

中田 彰

中田 彰Akira Nakata

京都大学教育学部教育心理学科卒業
学位:学士(教育学)


大学卒業後、株式会社東芝に入社。液晶部門のグローバル生産管理業務を担当。その後、SAPジャパンでSCMシステム・業務改革コンサルティングに携わった後に、外資系コンサルティング会社に入社。現在は戦略コンサルティング本部シニア・マネジャーとして、消費財業界を中心に、営業・マーケティング戦略策定・実行支援、事業統合支援、サプライチェーン・オペレーション改革など、多数のコンサルティングプロジェクトに従事。

クラス運営方針

「手元のデータで色々グラフを書いてみたけど、結局何が言いたいのかよく分からないと指摘された」「思っていたとおりの分析結果が出せずに途方に暮れる」…という経験をされた方は少なくないと思います。

こうしたケースが多発する要因の一つとして、表計算ソフト等の普及で「いかに素早く計算し、結果を見栄え良く見せるか?」についてはこの20年で進歩が見られた一方、「何のために分析をするのか?」「どうアプローチすれば明らかにしたい課題に対する解を得られるか?」という分析の全体設計については大きなイノベーションが見られなかったことがあるのではないかと考えます。結果、「色々と手は動かしているのにゴールにたどり着けない」という事が起きているのではないでしょうか?

この講座では、表計算ソフトに振り回されるのではなく「自ら分析の全体設計・アプローチを構築でき、その過程で各分析手法を効果的に使えるようになること」を目標とします。そのためにも、予習やグループディスカッションでは自身の頭と手を使ってアウトプットを作り、それを他者の考えと相互にぶつけ合うことでフィードバックを受ける、というプロセスを徹底して回していきます。ぜひ一緒に学んでいきましょう!