現役・実務家教員

教員詳細

教員略歴

山口 英彦

山口 英彦Hidehiko Yamaguchi

東京大学経済学部卒業
ロンドン・ビジネススクール経営学修士課程修了(Dean's List表彰)
学位:MBA


東京銀行、ボストン・コンサルティング・グループ等を経てグロービスへ。7年間に亘ってマネジング・ディレクターとして同社の経営に参画した後、2014年に独立。現在は企業のイノベーション・パートナー、株式会社EXABIOの代表取締役として、主にサービス、流通、金融、メディア、エネルギー、消費財といった業界のクライアントに対し、成長戦略立案や新規事業開発、営業・マーケティング強化などを支援。加えて、大手企業グループやベンチャー企業、自治体のアドバイザーを務めながら、自らエンジェル投資家として多数の有望スタートアップ育成に取り組んでいる。

執筆書籍等

著書:『法人営業 利益の法則』(ダイヤモンド社)、『サービスを制するものはビジネスを制する』(東洋経済新報社)

共著・共訳:『日本の営業2011』(ダイヤモンド社)、『MBAマネジメント・ブックⅡ』(ダイヤモンド社)、『新版MBA経営戦略』(ダイヤモンド社)、『MITスローン・スクール 戦略論』(東洋経済新報社)など

クラス運営方針

本クラスでは、参加者が確実に戦略&マーケの定石を習得できるよう、例えば
・転んで気づく:あえて見当違いな分析をしてもらい、自身の盲点に気づく。「二度と間違えないぞ」と深い記憶を刻んでもらう
・反復振り返り:学んだことを自分なりの言葉やビジュアルで繰り返し可視化してもらい、定着を図る
・実践への橋渡し:学んだ理論を自社や自業界に応用して考えることで、本で読んだだけの知識よりも数段深い理解を促す
など、数多くの工夫を加えたクラス運営をしています。

そして本クラスの3カ月間で、自分自身に叩き込んで欲しい定石は3つです。
1.戦略プランやマーケティングプランの提出を求められたときに、何について書けば(決めれば)いいのか
2.上記プランを作る準備段階として、どんな分析をすればいいのか
3.データ整理や洞察を深めるのに有効な分析ツールやコンセプト

これら3つの定石さえ心得ておけば、上司からいきなり「戦略を考えて」と頼まれようが、営業先の人が難解なマーケティング用語をふりかざしてこようが、物怖じせずに仕事を進められるようになります。どこにいっても「経営戦略やマーケティングの基本くらいは、一応知っているよ」と涼しい顔で言える、頼もしいビジネスパーソンになっているはずです。もちろんグロービスの本科で学び続ける人にとっては、後々振り返った時に「経営を考える足腰が鍛えられた3カ月間だった」と感慨深く思い出すクラスになるのは間違いありません。

なお、本クラスで得られるものは戦略やマーケの基礎知識だけに限りません。ビジネススクールでの上手な学び方や、将来にわたって切磋琢磨し合う戦友も、間違いなく3カ月を投じて得られる財産になることでしょう。だからこそ、「グロービスで成長したい」と思ったら、真っ先に受けて欲しいクラスなのです。

「これから思いっきり成長するぞ!」という意欲にあふれた皆さんのクラス参加をお待ちしています!