現役・実務家教員

教員詳細

教員略歴

山中 隆史

山中 隆史Takashi Yamanaka

京都大学法学部卒業
神戸大学大学院国際文化学研究科博士前期課程修了 
学位:修士(学術)


大学卒業後、大手エネルギー会社にて、設備契約業務、広報業務、TQM 関連業務等に従事。在職中、科学技術庁科学技術政策研究所に出向し、 技術輸出の実態に関する調査研究にも携わる。その後、バイオ系ベンチャー企業にて新規事業を立ち上げ、管理部門の統括者として、大手商社との提携をはじめ、営業から総務、人事、特許管理業務まで幅広く担当。その後、グロービスに入社し、ファカルティ・コンテンツ部門にて講師及び講師育成業務に従事。現在は、主に思考系科目の講師を務める一方、中小企業診断士として中小企業支援業務に携わる。また、実験心理学を専攻し、行動科学、特に、表情、ジェスチャーをはじめとするノンバーバルコミュニケーションに関連する研究を行い、ノンバーバルに関する知見も有する。日本グループ・ダイナミックス学会会員。

クラス運営方針

実務の中で、「様々な情報を如何に取捨選択するか」「幅と深さを持ったアイデアを素早く適切に生み出せるか」「自らの考えを正しく適切に伝えるか」といった、思考力向上について問題意識を持っておられる方も多いかと思います。論理思考と聞くと「苦手だ。面倒だ。難しそうだ」、「能力向上に何をしてよいかわからない」等の思いをお持ちかもしれません。クリティカルシンキングのクラスでお伝えする知識そのものは、極めてシンプルで決して難しいものではありません。大切なのは、「わかる」レベルから実務で使える「できる」レベルまで引き上げること。そのためにはトレーニングが必要です。つまり、考え、書く、話すといったアウトプットを行い、クラスメンバーに考えを伝え、フィードバックを受け、自分の思考の癖に気づくといったプロセスを繰り返すことが不可欠です。能力向上に向け、壁にぶちあたることも多々あると思いますが、互いに助けあいながら乗り越えていってください。クラスを通じ、クリティカルシンキングというビジネスパーソンにとって強力なスキルかつ大学院での学ぶ上でのベースとなる考え方を身につけていただくとともに、クラスメンバーとのかけがえのない絆を得ていただければと思っています。そのためにも、互いに気を使わない雰囲気作りを心掛けるとともに、時にはベンチャー等で実務経験や心理学的な知見をお話しすることも含め、考えることが「楽しく、面白い」と思っていただけるようなクラス運営をしていきたいと思います。様々なバックグラウンドを持つ者同士が互いに切磋琢磨し、多くの学びがある明るいクラスにしていきましょう。