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全ては「創造と変革の志士」の
輩出のために

グロービス経営大学院は「創造と変革の志士」を世に送り出すことをミッションとしています。したがって、カリキュラムは経営能力の体系的な修得のみならず、「創造と変革」を担うビジネスリーダーにふさわしい「人間力」と「志」を育むことに力を入れています。

開発担当者からのメッセージ
クリエイティビティと組織マネジメント

科目の開発担当者に、この科目に対するこだわり、科目を開発した意図や背景を語ってもらいました。

「クリエイティビティと組織マネジメント」はどのようなことを学べる科目なのか?

激しい変化の時代において、新しい価値を生み出す、「クリエイティブな活動」は、今や企業の成長にとって必要であると言って過言ではありません。この科目では、学ばれる方の個人的な"クリエイティビティ"を引き出すだけでなく、どのように組織やメンバーからこの能力を引き出し、促進させ、活かしていくかを、考え深めていきます。

例えば、個人がいくらクリエイティビティを発揮したとしても、それをリーダーや組織が認め、促進し、それを支える仕組みを構築しなければ、いとも簡単にその能力は消えてしまうかもしれません(リーダーの一言でつぶれていってしまうアイディアはそれこそ、山のようにあるはずです)。いかにクリエイティビティを組織に根付かせるか、そのためのリーダーシップやマネジメント、実践方法や仕組み化などをケーススタディやレゴを使った体験型のワークや様々なワークショップから学んでいきます。

このクラスでは、Day1から3ヶ月間継続したグループワークを行い、最終回のクラスでは実際に創り出した商品/サービスなどをプレゼンテーションしていただきます。

「クリエイティビティと組織マネジメント」開発担当者 グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長 田久保善彦

「クリエイティビティと組織マネジメント」開発担当者

グロービス経営大学院 経営研究科
研究科長

田久保 善彦

新たに開発しようと思った背景を教えてください。

新たに開発しようと思った背景を教えてください。

グロービスの「クリティカル・シンキング」で学ぶような「論理思考」は、ビジネスを進めるに当たって、非常に重要であることは、ここ10年ぐらいで広く世の中に行き渡りました。より深く、問題を突き詰めて考えられる能力です。一方で、論理を詰めるだけでなく、アイディアの幅を広げ、新しい着想を得、その質を高めるといった発想力を能力として身につけてほしい、そして今後この能力は、企業の成長に欠かせないものとなるだろう、といった想いから開発に至りました。

論理思考とクリエイティブ・シンキングが目指す世界というのは、背反するものではありません。うまく組み合わせ、両輪として回していくべき関係にあります。例えば、クリエイティブ・シンキングを使って、思考を広げるだけ広げても、全てのオプションを企業内で選択できるわけはありません。最後はやはり優先順位をつけることが必要であり、この部分には論理思考が欠かせない力となります。垂直、水平両方のバランスを取れる人間になってほしいと思います。

特にどのような人に受講して欲しいか?

この科目は、ともするとメーカーのR&D部門や、専門職の方向けのイメージを持たれてしまうかもしれません。しかし私は、従来型の手法が通用しなくなってきているすべての職種・業界の方に受講していただきたいと考えています。

例えば、営業の最前線に立っていて、今までの打ち手が全て上手くいかず、なかなか売り上げが上がらない、新しい打ち手を考えたいという方に是非受講していただきたいのです。

例えば、このコースで扱う考え方に「ルール・ブレーキング」というものがあります。自分たちが存在している業界や仕事を見回してみて、そこにある"『ルール』を考えて、壊し、再構築してみましょう"というものです。

例えば、「幼稚園」という仕組みであれば、通園する「先生」が居て、「子ども」がいる。でも、「先生」が居ない幼稚園というのは、あり得ないのでしょうか。また、「病院」には「医者・看護士」が「患者さん」の面倒を見るというのが"ルール"のようですが、患者さん同士で相互に助け合うような形の病院は不可能なのでしょうか。

これと同じように、「営業」をする上で自分自身が勝手に設定しているルールを明らかにし、「このルールなら壊せる」と考えることで、発想を広げ、新しいルールを構築することが可能となります。これまでの既存の考え方だけにとらわれず、新しい方法で価値を生み出していく。成功している企業や、考え方の方法を学ぶことで、個人や組織への活用が促進されると考えています。

最後に、グロービスがこの科目を提供する意味を教えてください。

グロービスはビジネススクールですから、クリエイティビティは「何らかの経済的な価値を生み出すもの」でなくてはならないと思っています。世の中にインパクトを与えている商品には、経済的な付加価値が必ず生まれています。例えばAppleが開発した「iPhone」にしても、売れなかったらイノベーションとは言われません。「面白い物をつくったよね、以上」となってしまう。まずは「新しい発想に着手」できるようになることが重要ですが、それをきちんと収益に結び付けることも非常に大切。アイディアを経済的な価値につなげていくためにどうしたらよいか、そんなことも含めて理解いただけるような科目にしたいと思っています。新しいものを作りたい、新しい方法で何かに取り組みたい、そして新しい価値を生み出したい、そんな皆さんの受講をお待ちしています。

開発担当者

田久保 善彦

グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長
学校法人グロービス経営大学院 常務理事

田久保 善彦Yoshihiko Takubo

慶應義塾大学理工学部卒業、同大学院理工学研究科修了。スイスIMD PEDコース修了。株式会社三菱総合研究所にて、エネルギー産業、中央省庁(経済産業省、文部科学省他)、自治体などを中心に調査、研究、コンサルティング業務に従事。現在グロービス経営大学院及びグロービス・マネジメント・スクールにて企画・運営業務・研究等を行なう傍ら、リーダーシップ系・思考系科目の教鞭を執る。経済同友会幹事、経済同友会教育問題委員会副委員長(2012年)、経済同友会教育改革委員会副委員長(2013年度)、経済同友会・新産業革命と社会的インパクト委員会副委員長(2016年度)、ベンチャー企業社外取締役、顧問、NPO法人の理事等も務める。著書に「ビジネス数字力を鍛える」「社内を動かす力」(ダイヤモンド社)、共著に「志を育てる」、「グロービス流 キャリアをつくる技術と戦略」、「27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力10」、「創業三〇〇年の長寿企業はなぜ栄え続けるのか」、「これからのマネジャーの教科書」(東洋経済新報社)、「日本型「無私」の経営力」(光文社)、「21世紀日本のデザイン」(日本経済新聞社)、「MBAクリティカル・シンキングコミュニケーション編」、「日本の営業2010」「全予測環境&ビジネス」(以上ダイヤモンド社)、「東北発10人の新リーダー 復興にかける志」(河北新報出版センター)、訳書に「信念に生きる~ネルソン・マンデラの行動哲学」(英治出版)等がある。

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