

セミナー詳細
日本企業の約97%がファミリービジネスであり、次世代にその会社を承継していくことは日本経済のためにも極めて重要なテーマです。
事業承継における課題は数多くあります。中でも、レガシー産業におけるアナログな業務の進め方を改革すべく、DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めたいが、組織をいかに適応させることができるか、難しさを感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本セミナーでは、建設業においてデジタルツールを導入することで仕事の進め方を抜本的に変革し、社員の能力と生産性を高めることを成功させた、芹田 章博氏をお招きしお話しいただきます。
芹田氏は、大学卒業後、大手ゼネコン企業にて土木インフラの施工管理に従事。その後、家業の株式会社セリタ建設に入社。何度も危機的な状況に陥りながらも、時代を先読みしてDXを推進し粘り強く取り組むことで成長軌道に乗せ、建設業界では異例の経常利益率20%を達成しました。現在はグループ4社にまで事業を拡大しています。
社長就任後、事業環境の変化に対して、どのようなビジョンを掲げその変化に適応してきたのか。また、業界特有の低利益構造の問題に対して、いかに社内を変革して高利益体質へと導いたのか、具体的なDX推進の過程を振り返りながら語っていただきます。
「外部環境に適応した戦略と組織を見直したいが、どう進めていけばよいかわからない」
「DXを推進し、社員の能力や生産性を高めるためのヒントがほしい」
このような課題意識をお持ちの皆さまのご参加をお待ちしております。
※本セミナーは、朝日新聞が運営するウェブメディア「ツギノジダイ」との共催セミナーです。セミナー当日の様子は「ツギノジダイ」へ記事を掲載する予定です。また、参加者の情報など個人情報について、学校法人グロービス経営大学院と朝日新聞にて共有させていただく場合があります。
■ツギノジダイとは
「ツギノジダイ」は「引き継ぐ経営 勝ち抜くヒント」をキャッチフレーズに、後継者不足という社会課題の解決に向けたウェブメディアです。事業承継や新型コロナウイルスの影響に悩む企業のヒントになる記事の発信や、イベント・勉強会の開催、後継ぎ同士のコミュニティづくりに取り組んでいます。
概要
■日時:2023年10月6日(金)19:30~20:40
■場所:オンラインにて開催
申込後、参加方法の詳細をメールにてご連絡いたします。
■参加対象者:「事業承継者」、事業承継の予定がある方、事業承継と関わりのある方
■参加費:無料
■ 当日のスケジュール
19:00- 接続開始
※開始20分前にはログインしてください
19:30-19:55 芹田氏ご講演
19:55-20:15 教員 山岸との対談
20:15-20:35 参加者からの質疑
20:35-20:40 事務局からの案内・アンケート回答
一般の方(受講経験のない方)
グロービス受講経験のある方
スピーカープロフィール
芹田章博Akihiro Serita
株式会社セリタ建設 代表取締役
グロービス経営大学院 卒業生
大学卒業後、横浜本社のゼネコン企業に入社、土木インフラを中心に施工管理に従事。2003年、当時30歳の時に事業継承を告げられ、迷いなく帰郷し、株式会社セリタ建設に入社。バブル時に羽振りの良かった建設業の名残もなく、債務超過で支払いも滞り、後戻りの出来ない状況を目の当たりにし、覚悟を決めて立て直しに奔走。幾度なく襲ってくる危機的な状況に陥りながらも、時代を先読みしてDXを推進し、軌道に乗せながらグループ4社にまで成長させる。
現在は、株式会社セリタ建設、株式会社サスティブ、岩忠建設株式会社、株式会社テライズの4社を経営する。
対談者プロフィール
山岸 園子Sonoko Yamagishi
グロービス経営大学院 教員
株式会社リンクアンドモチベーションにて人材育成や組織風土変革を担う部署にて施策提案・実行に従事した後、若年層向け教育サービスを提供する新会社立ち上げを担当し、サービス企画・営業企画・採用育成などを推進。その後グロービスに入社。現在はビジネススクール部門のディレクターとして、マーケティング・学生募集企画の戦略策定・実行などを務めている。同時に、リーダーシップ開発と倫理価値観、クリティカル・シンキングなどの講師、また志領域の研究・コンテンツ開発も行う。