第6部 分科会
「シリコンバレー最前線~今世界では何が起ころうとしているのか~」

  1. HOME
  2. プログラム
  3. 第6部 分科会 「シリコンバレー最前線~今世界では何が起ころうとしているのか~」

テーマは「シリコンバレー最前線~今世界では何が起ころうとしているのか~」。


パネリストは、TokyoFoundersFundのパートナーとして米国を中心に複数の企業へ投資を行っているChomp Inc. Co-founder and CEO小林 清剛氏、世界屈指のベンチャーキャピタリストである株式会社サンブリッジ代表取締役会長兼グループCEOアレン マイナー氏、サンフランシスコをベースに米国のスタートアップへの投資を行うベンチャーキャピタルであるスクラムベンチャーズジェネラルパートナーの宮田 拓弥氏。モデレーターは、元ミクシィ 社長兼CEOの経歴を持つシニフィアン株式会社共同代表の朝倉 祐介氏です。


小林さんは、グロービス経営大学院の卒業生で、ノボットの創業者です。

2018年の米国におけるベンチャーキャピタル投資額は約1300億ドル(約14兆円)と過去最高を更新。シリコンバレー企業の活動領域は、インターネットやITといった従来の領域から既存産業の変革へと拡大する一方で、世界全体のVC投資額に占める米国の割合は急速に低下しているといった指摘もあります。世界全域でイノベーションが勃興する今日、シリコンバレーでは何が起こっているのか、シリコンバレーと日本との比較を含めたセッションが行われました。


90年代のピーク時のシリコンバレーを経験しているマイナー氏からは、今、日本はその状態に近い状態にある、100年続く老舗のシステムを構築できるような継続性があるエコシステムが東京にできているという、今後の日本の未来に可能性を感じる頼もしい言葉が出ました。


また、小林氏からは、文化や社会背景も違うアメリカと日本では、資金調査の方法なども変わるので、そのあたりも考慮しながらビジネスを考えることの重要性や、経営者としてメンタル面のブレ幅を小さくするためにも、まわりにどれだけ同じような志を持つ人を作るかも大事なことだという経営を学ぶ者として心掛けておきたい助言もありました。