受賞できたのは、前職の社長直轄プロジェクトで、全社のムダ削減の変革を実践したことが認められたからである。
—改革にも順番がある—
当時その会社は創業以来の危機的な状況にあった。縦割文化が根強く残っていたが、経営陣が変わり、海外経験があるカリスマ性を持った新社長が就任すると、経営理念以外のすべてを破壊する勢いで改革を実行していった。 事業ドメインの再編、営業改革、販売店へのサポート体制の変革などである。自分が関わったプロジェクトは、ムダ削減によるスリム化のプロジェクトであったが、まず商品力、営業力を改革した後のフェーズであり、改革の順番としては正解であったと思う。
![[大阪校]あつくやろうじゃないか](img/title_ph2.jpg)
[大阪校]あつくやろうじゃないか
Student Activities
第3回 あつくやろうじゃないか(2007年9月) 開催報告
2007年9月23日、グロービス大阪校にて受講生の方々による自主企画イベント「GMBA生 第3回同窓有志会“あつくやろうじゃないか!”」が開催されました。今回は、 あすか会議2007で アルムナイアワード「変革の部」 を受賞された清水正宏さん(GMBA2005期生(GDBA))をお迎えし、3名ずつのパネラーによるパネルディスカッションを行いました。卒業生や単科生も含め総勢45名が集まり、パネラー同士で展開されたリアリティーのある崇高な"あつい"議論を会場全体で共有し、個々の志を新たにしました。
(※GDBAはグロービス経営大学院の前身となる、グロービスオリジナルのMBAプログラムです。大学院の礎となったGDBAに敬意を表し、大学院MBAプログラムとあわせ、GMBAと呼んでいます)
(※GDBAはグロービス経営大学院の前身となる、グロービスオリジナルのMBAプログラムです。大学院の礎となったGDBAに敬意を表し、大学院MBAプログラムとあわせ、GMBAと呼んでいます)
開会宣言
第3回の実行委員長を務めた柴山さんの開会挨拶
「今回の『あつくやろうじゃないか』のイベントは、2007期生が中心となって準備をさせていただきました。これまで行われてきた、仲良くやろう、お互いをよく知ろうというメッセージをグロービス大阪校の伝統として伝えていくイベントとしたい。今回も卒業生から単科生までたくさんの方にお集まりいただき、"あつい"思いを感じています。 ここに『第3回あつくやろうじゃないか』開会です。」
柴山実行委員長の開会宣言
アルムナイアワード「変革の部」受賞の清水正宏さんの実践

—変革初期、仲間と一緒に悩み抜くことは重要—
緊急に召集されたプロジェクトメンバーに、社長から直接委嘱状を渡され、コスト削減による利益への貢献と、社員一人ひとりにムダを許さない意識付けの浸透の2つをミッションとして与えられた。各職能・各事業部から集まったメンバーは、ポテンシャルは高いがムダ削減の経験はなく、3ヶ月くらい昼夜悩むことになったが、結果、「見える化」「自分化」「すぐやる化」などの重要なキーワードが創出され、メンバーが、自分の言葉でこのプロジェクトについて語ることができるようになった。
緊急に召集されたプロジェクトメンバーに、社長から直接委嘱状を渡され、コスト削減による利益への貢献と、社員一人ひとりにムダを許さない意識付けの浸透の2つをミッションとして与えられた。各職能・各事業部から集まったメンバーは、ポテンシャルは高いがムダ削減の経験はなく、3ヶ月くらい昼夜悩むことになったが、結果、「見える化」「自分化」「すぐやる化」などの重要なキーワードが創出され、メンバーが、自分の言葉でこのプロジェクトについて語ることができるようになった。
—確信を持ち、あきらめずに、粘り強く事実を積み重ねる—
縦割文化が根強く残っており、改革にはいくつもの壁があった。コスト構造の改革に必要な経理データについても、 閲覧許可を取るだけで一苦労だった。数百万件という膨大な量のデータを一人で一つ一つ見ていく地道に作業を積み重ね、事実を追求して行った。事実の力は大きく、プロジェクトが走り出した。経営トップもムダの本質とその大きさをすぐに理解し、大きな機体がじわりじわりと離陸していく感覚で会社が動いていった。あきらめずに事実を追求することができた原動力となったのは、この会社に転職してから、自分の思うような仕事ができておらず、負け犬で終わりたくないという強い思いとムダの「見える化」なくして、このプロジェクトの成功なしという強い確信であった。
縦割文化が根強く残っており、改革にはいくつもの壁があった。コスト構造の改革に必要な経理データについても、 閲覧許可を取るだけで一苦労だった。数百万件という膨大な量のデータを一人で一つ一つ見ていく地道に作業を積み重ね、事実を追求して行った。事実の力は大きく、プロジェクトが走り出した。経営トップもムダの本質とその大きさをすぐに理解し、大きな機体がじわりじわりと離陸していく感覚で会社が動いていった。あきらめずに事実を追求することができた原動力となったのは、この会社に転職してから、自分の思うような仕事ができておらず、負け犬で終わりたくないという強い思いとムダの「見える化」なくして、このプロジェクトの成功なしという強い確信であった。

—一つの事実は会社を動かす力になる—
一つの事実は、結果的に会社を動かすことにつながった。プロジェクトメンバーから始まった活動が、最終的には全世界から数万件のアイデアが出てきて、知恵 が連鎖する活動にまでなった。その結果、会社が目標としていた営業利益率を首の皮一枚で何とかクリアすることにつながった。
一つの事実は、結果的に会社を動かすことにつながった。プロジェクトメンバーから始まった活動が、最終的には全世界から数万件のアイデアが出てきて、知恵 が連鎖する活動にまでなった。その結果、会社が目標としていた営業利益率を首の皮一枚で何とかクリアすることにつながった。
テーマ1 「グロービスの学びと実践」
パネラー
清水正宏さん(卒GMBA2005期生)
田中智さん(GMBA2006期生)
謝林さん(GMBA2006期生)
田中智さん(GMBA2006期生)
謝林さん(GMBA2006期生)

司会:グロービスのクラスで学んだ知識・スキル・フレームワークなどで、実践で非常に役に立っているものは、どのようなものですか。一番の壁は?その壁をどのように克服しましたか?、グロービスで学びはどのように役立ちましたか?
—フレームワークだけでなく、経営者のパッション、人間臭さも—
清水:高橋甚之助講師の経営戦略の影響は強烈だった。フレームワークだけではなく、経営者のパッション、人間臭さを体験できた。フレームワークとしては、3C、4Pサービスプロフィットチェーン、ブルーオーシャン戦略などもよく使う。ミドルマネージメントは経営層を動かしてなんぼ。この意味でビジネスコミュニケーションも重要である。自分自身はアイデアがひらめくとすぐに行動してしまう性格だが、これらのフレームワークは、そのアイデアが正しいことであるかどうかを、後ろからものさしを当てる感覚。いろいろなものさしを当てられるようになったと思う。
清水:高橋甚之助講師の経営戦略の影響は強烈だった。フレームワークだけではなく、経営者のパッション、人間臭さを体験できた。フレームワークとしては、3C、4Pサービスプロフィットチェーン、ブルーオーシャン戦略などもよく使う。ミドルマネージメントは経営層を動かしてなんぼ。この意味でビジネスコミュニケーションも重要である。自分自身はアイデアがひらめくとすぐに行動してしまう性格だが、これらのフレームワークは、そのアイデアが正しいことであるかどうかを、後ろからものさしを当てる感覚。いろいろなものさしを当てられるようになったと思う。
—高い視座(経営層からの視点)は、全ての仕事の役に立つ—
田中:ケースメソッドを通して経営層の立場でものを見ることは、高い視座から俯瞰して考える軸が育つため全ての仕事に役立つと思う。フレームワークの中では、突発的に発生したプロジェク トで打ち手を考える際に「必要性/妥当性/実行可能性」が効果的でよく使う。 脊髄反射的には、機会がある毎に使ってみれば良いと思ってしまうが、そこをクリティカル・シンキング的に考えてみた。 ここのイシューは「学びを実践する」ことだろう。
田中:ケースメソッドを通して経営層の立場でものを見ることは、高い視座から俯瞰して考える軸が育つため全ての仕事に役立つと思う。フレームワークの中では、突発的に発生したプロジェク トで打ち手を考える際に「必要性/妥当性/実行可能性」が効果的でよく使う。 脊髄反射的には、機会がある毎に使ってみれば良いと思ってしまうが、そこをクリティカル・シンキング的に考えてみた。 ここのイシューは「学びを実践する」ことだろう。

実行のフレームワークとしてPDCAはご存知と思う。Planは学びの腹落ち感を高め、ビジュアルとしてシミュレーションしておく段階。 それを実際に使ってしてみる(Do)。その効果を測定するのがCheck、そしてActionを繰り返しながらより効果的な使い方を身につけてゆく、といったところであろうか。 さらにSo What?(ここから何が言えるのか?)を考え、学び実践することは個人の中が変わること、つまり「変革」と考え至った。そこで、レビンの変革フレームワークで考えてみた。これは解凍・移動・再凍結の3段階からなり、PDCAと比較すると再凍結が必要なことに気がついた。再凍結には、経験を自分のフレームとして抽象化する、自然に効果的に使用できるよう習慣化することが必要。また清水さんの話に通じるが、見せる、感情に訴えるといったコッターの変革モデルも適応でき、 See-Feel, See-Feel, See-Feel と繰り返すことが最終的にchangeにつながると思う。
—内面的な変化が一番大きい—
謝:グロービスに入って1年強だが、自分の中で変化が起こった。学んだフレームワークを仕事の中で活かす面はもちろんあるが、内面的な変化が一番大きい。一つは自分の中の変革と、自分から外へ行う変革の2つがある。企画という仕事はフレームワークを使うことが多くあるが、自分の内面の変革としてパッション・情熱・理念・ビジョン全てを考えることが重要であり、そのことが、「組織行動とリーダーシップ」や、「経営戦略」などの多くのクラスで共通して強調されている。学生活動を通してもお互いに影響を与えあっている。先輩の話を聞いて、改めてまず自分の中に変革を起こすことが大事だと感じた。

会場からの質問: 特に周りを変えていくことで苦労されたことは?
—自分がぶれないこと、そしてなかまをつくること—
謝: グロービス経営大学院で「ストラテジック・インプリメンテーション」を受講した際に、リーダーの発言がぶれていると誰もついてこない、表裏があってもだめだと学んだ。自分で一生懸命一つのことを決めてやると、共感を集めやすい。 インフォーマルな場面を含めて、仲間(理解者)を作ることが大切だと考えている。
田中:自分の軸がぶれないことは重要。受け手については、変わりたいと思っている人か、そうでない人かを見極め、そうでない人に対しては、抵抗しているポイントなど、その人に合わせてやり方を変えていく必要がある。
田中:自分の軸がぶれないことは重要。受け手については、変わりたいと思っている人か、そうでない人かを見極め、そうでない人に対しては、抵抗しているポイントなど、その人に合わせてやり方を変えていく必要がある。

—一人ひとりのコミュニケーションで周りが変わる—
清水: 周りを変える時に、変えたいのは「どういう周り」なのか、その構造を把握することが重要。プロジェクトメンバーの一人がいくら熱弁を振るっても上層部はなかなか動かないことも多い。5Fのフレームワークで考えて、一番動かしたい人に対して一番影響力がある人、その人に更に影響を与える人、 それぞれ個別に一人一人を落としていく。それも自分自身だけが動くのではなく、 プロジェクトリーダーや上司に動いてもらい、説得にあたってもらう。それらを考えることが我々ミドルマネジメントの役割だと思う。

—一生、お互いがお互いのコンサルタントに—
司会: 人的ネットワークを通じて実践に役立てるヒントを得たようなことはありますか? 特に周りを変えていくことで苦労されたことは?
清水: 現在の会社は内向きで外が見えていない。 外の世界を見て、内を鍛えるためにグロービスの人的ネットワークは非常に有効に活用している。例えばクラスの企業研究で自社を取り上げてもらい、インタビューなどで社外の人と会話をする接点を作ったり、別の受講生の会社を訪問させてもらって刺激をもらったりしている。
田中:今のところ実際のビジネスを共同に立ち上げたりはしていない。ただクラス外で私的にディスカッションはしている。 人には良い面と悪い面があるので、全ての人からから学ぼうという意識で接している。
謝: グループワークで企業研究をすることは非常によい。 グロービスの仲間で集まって支えながら勉強しあうことで、これから一生付き合っていく仲間になる。 お互いがお互いのコンサルタントになっていければよいのではないかと考えている。

司会: 私自身も、グロービスの学生には、一生お付き合いさせていただきたいと思う人が多く、驚いている。
—コミュニケーションギャップに注意して—
司会: 逆に、教室での学びと現実とのギャップを感じたことはありますか? また、グロービスで学んでいる期間に気をつけておくことは何かありますか?
清水: ケーススタディと実際の場面が同じとは考えていないので、ギャップは感じていない。 相違点を意識するより、共通点を意識して実践する方がより建設的だと思う。
田中:学びの場はバーチャルと割り切っている。ケースの中では、社長や事業部長の立場として考えることになるが、現実の業務では一担当者である。変革の意識が高まっている人々と、会社で変わろうという意識がない人とでは、コミュニケーションギャップはあるとは思う。またフレームワークや英語3文字の略号を多発するとなんだこいつと思われるので気をつけている。

謝:場合によっては、会社で使う資料では、「横文字」や「経営学用語」が敬遠されることがある。そのときは、社内で使われている用語に「翻訳」することが必要であるが、それはとても重要な作業。翻訳が必要になる言葉や会社特有の言葉は、会社の本質をあらわす。「翻訳」することでそれを洗い出すことができる。グロービスで学んだ内容で、その変革に有効だと思われるものは、資料を渡して読んでもらうことで、理解を広げていく。
—変革には、なかま作りが重要—
会場からの質問: グロービスで1年学んでいるが、職場の周りと温度差ができているように感じることがある。ひとりであつくなってしまっている。 どうすればよいでしょうか。
謝: "あつい"ままで良いと思います(笑)。 ブランドを一からつくることと同じだと思う。 一人でフレームワークをつくり、くりかえし説明して定着させていくためには、"あつい"状態でないとできないと思う。

田中:まずは共感してくれそうな仲間を見つけることから始めればよいと思う。 そうして一人一人巻き込んでいけばよいと思う。
清水: 転職すると人間関係がリセットされる。新たな環境の中で多くの人と話をしていくがその中で骨がある人を見つけては飲みに行ってコミュニケーションを深める。現在の会社に入社して3ヶ月は毎晩飲んでいた。自分の考えに共感してくれそうな人と仲間作りをした方がよいと思う。
テーマ2 「学びを成功させるタイムマネージメント」
パネラー
清水正宏さん(卒GMBA2005期生)
上村裕彦さん(GMBA2006期生)
荒木聖子さん(単科生)
上村裕彦さん(GMBA2006期生)
荒木聖子さん(単科生)

司会:グロービスに来て生活は変わりましたか?お忙しい中、勉強はいつ、どこでしていますか。 そして、仕事・家庭・勉強とバランスをとるための秘訣、常に意識していることがあれば教えて下さい。
清水:正直言って、グロービスで学んでいるときは、前職の社長プロジェクトもあったため、ワークライフバランスのうち、ワークとグロービスしかなく、ライフはなかった。朝早く夜も遅いため、子どもに会うことがなくなり、子どもが「お父さんどこ?」と聞くと、妻が「今、アメリカに行っている」と説明していたらしい。夜中におしっこに起きた次男に見つけられ、「お父さん見つけた」と大騒ぎになったこともある(笑)。
—仕事軸と親父軸の両方を大切に—
上村: グロービスで生活は大きく変わった。時間の使い方が変わり、大好きなお酒を飲む時間や睡眠時間は減少した。この7月期は家族より、グロービスの仲間といる時間の方が長い状態(笑)。勉強は夜やっているが、なんば・心斎橋界隈の喫茶店やカフェも多く、場所を変え気分を変えながら予習している。現在の仕事は出張が多いため、移動時間も有効活用している。日曜日の使い方が鍵で、日曜日の夜に次週の予習スケジュールを立てる。そうは言っても、時間が少ない中、仕事軸と親父軸の両方を大切にしている。

—時間のマネジメントは欲望のマネジメント—
荒木:これまではなんとなく日曜日を過ごしていたが、メリハリがつくようになった。仕事は平日に、とことん遅くまでやって片付ける。土日は仕事はせず、夫とのつきあいは土曜だけにし、日曜日は丸一日かけて勉強する。その代わり遊ぶ日は思いっきり遊ぶ。時間のマネジメントは欲望のマネジメントだと思う。上村さんの「親父軸」と同様に「嫁軸」があって、義母に対して気を使うことも結構ある。しかし姑に良く思われたいという面は、必須なことではなく、良く思われたいというだけ。 それはは欲望であり、そんな欲張りはうまくいかない。
上村: バランスをとるための秘訣として、予習の仕方に秘訣がある。 それは山口講師から教えて頂いた『Quick and Dirty』。 限られた情報の中で、瞬発力により短時間で大まかに意思決定できるよう訓練している。 家族に対しては、時にはモノも有効。「ベンチャー戦略」のクラスで企業研究をしたときには、 そこのカードケースをお土産に買って帰った。 自分がグロービスを卒業するまではこれで安泰かと思ったが、効果は1ヶ月くらいだと言われた(笑)。
会場から質問: 自分の人生の中でこれだけは得たいもの、大事にしたいものは何でしょうか。 僕は満足感を得たいと思っています。勉強も自己満足だと思っているし、その満足感を人に還元をしたいと思っています。
—子どもと一緒に学ぶことが幸せに—
清水: 大事にしたいものは変わってきた。前職までは、自分だけにしかできない仕事を大事にしてきた。今の会社に入って、子どもと過ごすことが自分の幸せだと感じるようになってきた。数学者のピーターフランクルさんの話を聞いたこともあり、子どもと一緒に学ぶことが幸せの価値観だと感じだしている。
上村:年代によって変わることはあると思う。若い時は仕事で実績を挙げて評価されて達成感を得たいということもあったが、年を取ると変わってきた。仕事軸と親父軸の両方を満足したい。親父軸では息子2人を次世代のリーダーとして世の中に排出したい、と考えている。仕事でも、専門性の高い仕事をしているので、達成したい目標はある。

荒木: 精一杯やってやりつくしたい、と考えている。周りの人と幸せになれる方法でバランスを取れる方法を模索している。
—『お父さん、かっこよかった!』—
清水:後日談として、グロービスの卒業式が終わって家に帰ると、長男が走り寄ってきて「お父さん、かっこよかった!お父さんすごかった!」と言ってくれた。卒業式の総代スピーチでは多くの聴衆がいたが、子どもたちに向かって話している気持ちだった。それが伝わって、まんざら悪くない気分だった。子どもたちが、卒業式に出席して、何か感じ取ってくれるものがあったのだと思う。
—入学式・卒業式には、ぜひ家族の方とご一緒に—
上村:話は変わるが、卒業式の姿は非常にかっこいい。家族の方が見たら感激する。入学式・卒業式には、ぜひ家族の方と一緒に出席して欲しい。
受講生へのメッセージ
■田中智さん
—納得いく予習とアウトプットを—
—納得いく予習とアウトプットを—
予習は納得いくまでやる、そして自らアウトプットをたくさん行う。それに対してクラスで議論が生まれるが、それで鍛えられる。バーチャルな場面での情報発信を積極的にしていけばよいと思う。
■清水正宏さん
—「居合い」の真剣勝負をクラスでも—
—「居合い」の真剣勝負をクラスでも—
GMBAのコースに入り、前半はよかったが、後半戦に入って自分にとってはチャレンジの2科目受講をした時に、前職の社長プロジェクトのピークと重なり、予習にかける時間が少なくなり、惰性で受講した反省がある。予習不十分で行くと講師と真剣勝負できない。MBAコア(注:基本科目)、GMBA前半のクラス(注:応用科目)では、毎回20ページくらいレポートを書いて、講師のハンドアウトやクラスと勝負していた。勝っているクラスもあった。真剣勝負することにより、頭と体からから叩き込まれ、染み付いてくるものがあった。そういうレベルになっていないと、いざ実践で経営トップを動かすマネジメントにおける、瞬間、瞬間の勝負ができない。「居合い」のような、座ったその場の雰囲気で勝つか負けるかが決まる真剣勝負ができなくてはならない。3科目、4科目を受講しても、身体に染み付くレベルに昇華させる工夫を、是非していただければと思う。その真剣勝負が身につくと、現実の場面で即座にものさしが頭に浮かぶ。更にものさしに磨きを掛けるためには、トップに提言していき、自分が動いていく。そういう仕事をすることこそが、学びを実践する価値ではないかと考える。苦しい思いをして学んでいるからこそ、自分しかできない仕事の割合を増やしていき、皆さんも早く経営者になっていただきたい。自分も日本の教育界を変えるという勝負を現在の会社でしていきたい。磨いてきた腕を武器に、あつい思いで社会を動かしていく人になりたいと考えている。
第1回実行委員長 謝林さんより
—大阪はやはり"あつい"! これからも"あつく"!—
この"あつさ"は何かと考えてみると、このイベントを始めてから趣旨が変わっておらず、その上で3回目は進化してきていること。みんな忙しい中で集まってくる理由は、それぞれの思いがあるから集まってくるのだと思う。その結果、生み出されるものは、お互いが一生のコンサルタントになれる、ということ。各々が経営者になりたいなどという希望があると思うが、経営者は孤独で寂しい。その中でアドバイスし合える関係が構築できれば、すばらしいこと。そういう共通認識があれば、クラスのこれが大阪校の文化になっている。
これまでの「あつくやろうじゃないか」というミニシンポジウムで、自分も成長してきた。これは一部の人だけで進めるものではない。この参加者の中から手を挙げる人が次回から進めて行くのがこの会議の仕組み。 今後もあつくやっていきましょう!
これまでの「あつくやろうじゃないか」というミニシンポジウムで、自分も成長してきた。これは一部の人だけで進めるものではない。この参加者の中から手を挙げる人が次回から進めて行くのがこの会議の仕組み。 今後もあつくやっていきましょう!

第3回あつくやろうじゃないかを終えて 柴山委員長
—"あつく"はこれからの1日1日—
本日はお疲れ様でした。"あつい"話、私も非常に感動しています。参加者のみなさんも、パネラーの言葉一つひとつが心を直撃し、"あつさ"をひしひしと受け止めていることと思います。パネラーの皆さんに改めて感謝の表したいと思います。ありがとうございました。「第3回あつくやろうじゃないか」は今日ここに終了しますが、我々の「あつくやろうじゃないか」はこれからの1日1日です。この意識をベースに、皆で支えあって勉強、家庭、仕事の場面で実践していきましょう!


