遠藤真樹さん 評判・在校生の声

学生の声

学んだことを深く理解し、実務に活かせるのは
グロービスだけだと考えた。

株式会社JVCケンウッド

技術・生産戦略統括部 技術戦略部 チーフ
グロービス経営大学院 2016年入学 在学中

遠藤真樹さん Maki Endo

※2016年11月掲載

遠藤真樹さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

やりたい仕事に対して自分の力が理想レベルにほど遠く、悩みを抱えていた。
 秘書時代に様々な経営者を近くで見てきたことなどから影響を受け、もともと「経営」や「経営者」にとても興味がありました。秘書ではなく、経営者を支えるスタッフとして、経営企画や事業企画の仕事をしたい、中でも新規事業の立ち上げに携わりたいと考えていました。これからの時代のビジネスパーソンには、「新しいことを仲間と生み出せるスキル」が重要になるだろう、と。
 しかし残念ながら、そういった経験も実力もありません。そこで、知識を体系的に得るため、4年制大学の通信学部に編入し、経済学を学び始めました。大学で学ぶ一方、会社では事業企画の仕事を経験し、ついには念願かなって新規事業の担当者として新しいサービスを立ち上げるなど、傍から見れば、順調なキャリアを形成してきたのです。
 ですが、自分の中では、「新規事業のアイディアを生み出す力」、それを「経営者に伝える力」「社外/社内の関係者に展開し推進していく力」などが自分の理想レベルにほど遠く、悩みを抱えていました。その悩みのピークを、通っていた大学の卒業が見えてきた頃に迎え、大学での学びが実務に全く活かせていないことに焦りを感じていました。「このままでは終われない。実務に活かせる学びを得なければ!」と思い、グロービスのオープンキャンパスに参加したのです。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

学んだことを深く理解し、実務に活かせるのはグロービスだけだと考えた。

 「新規事業立ち上げのスキルを身につけ、実務で活かしたい」と考える中で、グロービスに自然にたどりつきました。具体的には、グロービスの「ケースメソッドよる実践的な学び」「ディスカッションやグループワークの多さ」そして「多くの教員が経験豊富な実務家であること」に惹かれました。仲間や教員とのディスカッションを通じて、学んだことを深く理解し、実務に活かせるのはグロービスだけだと考えたのです。
 グロービスが、「何のために働くのか」「人生において何を成し遂げたいと考えているのか」といったテーマについて議論する科目があり、「志」の形成に力を入れていることも大きなポイントでした。
 少し話がそれますが、近年、日本社会では「女性活用」が謳われています。それ自体はとてもよい流れだとは思っていますが、一方で「結婚して子どもを産み育て、家庭を守る」という従来のスダンダードな日本の女性像に加えて、「働いて社会にも貢献するべき」という新しい固定概念を社会的に押しつけられているようにも感じています。女性は、単なる都合のよい労働力ではありません。女性ならではの多様な人生の価値観を活かしながら、個々人の目標に向かって実りある人生を歩んでいけるような社会をつくることが、「本当の女性活用」だと私は思っています。
 そんな社会をつくるために自分に何ができるか、自分は人として女性としてどんな人生を歩み、どんなことを成し遂げたいのか――年齢的にもいろいろ考える時期にあり、自分の今後の生き方を考えられる環境に身を置くという意味でも、様々な課題意識を持った社会人が集まるグロービスが最適だと判断したのです。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

価値観の違うそれぞれの個性を普通に認め合える仲間がいる。
 日本社会には、個性や価値観の違いを認め合う文化や風習がまだ育っていないと私は思っています。私の経験では、所属する集団の標準的な考えを「常識」として押しつける傾向が強いため、私のように人と違う考えを隠さない性格の人間には、とても息苦しく感じられました。「こんな考えもあるよね」と皆と違う意見を出すと、「空気を読め」と言われることも(笑)。
 でも、グロービスの仲間の反応は「そういう考え方もあるんだね、面白い!」。最初は今までと違う反応に驚きましたが、価値観の違うそれぞれの個性を普通に認め合える仲間と出会えたことが、素晴らしいと感じています。そして、「実は自分は普通だったのだな」と思えるほど、グロービスの学生は皆よい意味で尖がっており、面白い仲間ばかりです。年齢も生きてきたバックグラウンドも、働いている業界も異なるそんな個性的な仲間と日々接することで、自分の視野も広がります。
 また、学生だけでなく、教員もとても個性的です。様々な実務経験を積んできた方ばかりなので、ご自身の経営に対する想いや体験談、学んでいるケースについての自分なりの考えをリアルに教えていただけるのは本当に勉強になります。著書などから学ぶことももちろんできますが、やはりご本人の口から実際に想いを聞くのは違います。こちらが疑問に思っていることも気楽に質問できる距離感で、本音のやり取りをすることで、腹落ち感が異なります。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

不安や迷いはあったが、始めるのは今しかないと腹を括った。

 1月に単科生として通い始め、すぐに「これこそ私の求めていた環境だ!」と思い、出願を決めました。しかし、当時通っていた大学の事情などで、9月入試を受けることにしたのです。6月まで何の迷いもなかったにも関わらず、1期間で2科目受講するようになった7月頃には「(当時の勤務地であった横須賀市から)2時間以上もかけて通学できるのか」「新規事業の立ち上げというパワーの必要な仕事と勉強が本当に両立できるのか」といった不安が頭をよぎるようになり、出願を迷うようになりました。
 そんな私の背中を押してくれたのは「迷うならとりあえず出願してみて、受かったら通ってみればいい。やめるのは、いつでもできる」という友人からのアドバイスでした。「やめるのは確かにいつでもできるが、始めるのは今しかない。ここで動かなかったら一生後悔する」と腹を括り、出願しました。
 また、残念ながら今現在は結婚や出産などの予定がないものの、もし本科生の2年間に出産という状況になったとしても、入学して受講を開始しておけば、通学からオンライン受講への切り替えがすぐにできます。しかし、受講を始めていなければ、日々の忙しさからMBAという選択肢をすぐにあきらめてしまうかもしれません。この「今の一歩」の差によって、2年間という時間の使い方、ひいては自分の人生が大きく変わる可能性があるのなら、挑戦しておくべきだと思ったのです。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

個人プレー中心から、チームプレー中心に。
 1つ目の変化は、仕事が個人プレー中心から、チームプレー中心になったことです。忙しい中で様々なことに挑戦するグロービスの仲間に刺激を受け、今までであれば時間がないことを理由に諦めていた仕事でも、自分にとって価値のあるものであれば挑戦したいと考えるようになりました。「どうやったら自分がハブとなりつつ、周囲のメンバーに効率よく協力してもらえるのか」、「どうやったら気持ちよく動いてもらえるのか」など、ヒト系の科目で学んだことを活かしながら、日々試行錯誤しています。
 2つ目の変化は、時間の使い方です。「遊ぶ時はきちんと遊び、仕事は集中して効率よく、勉強は隙間時間や昼食時間をうまく活用する」といった具合に、頭と気持ちをさっと切り替えるように努力しています。以前は、通勤時間や自宅でのふとした時間に仕事のことをとりとめもなく考えてしまっていましたが、グロービスに通うようになってからは、「仕事のことを考えるのは、会社にいる時間だけ」と決めました。そうすることで、気持ちにもメリハリが生じ、仕事の効率性も高まりました。
 3つ目の変化は、物事を見る目、角度が変わったことです。グロービス主催の経営者セミナーや「あすか会議」などで多数の社長のお話を聞いて「時代の変化やテクノロジーの発達で日々変化が起こっているものの、物事の本質は意外と変わっていない。そして、そういった変わらないもののほうが実は重要なのではないか」と考えるようになりました。目に見えていることだけに惑わされず、物事の本質をきちんと見極められるような人間になりたいと考えています。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

行動を起こして後悔するのと、何もせず後悔するのでは全く異なる。
 「MBA」というと、何だか高いハードルがあるように感じると思います。実際私も過去に大学編入を検討した際、大学に編入するかグロービスに通うかで迷いましたが、「MBAは自分には無理だ」と根拠なく諦めてしまった経験があります。自分で決めたことですから、大学編入を選択したことに後悔はもちろんありませんが、決定のプロセスについては後悔しています。「なぜあの時にグロービスを含めた様々な可能性を検討することを怠ったのだろう」と。一度しかない人生なのですから、何もせずに後悔するのではなく、様々な可能性を検討して新しい一歩を踏み出して行きたいと私は考えています。
 またグロービスでは、有名企業の社長や高名な方のセミナーがたくさん開催されています。普段ではなかなかお目にかかれない方の貴重なお話がリーズナブルな金額で聞けるため、私は毎回楽しみにしています。セミナーの中には、一般の方が参加できるものもあります。グロービスに興味はあっても、いきなりオープンキャンパス(体験クラス)に参加するのはハードルが高いと思われる方は、そういったセミナーに参加し、まずグロービスの雰囲気だけでも体験されてはいかがでしょうか。
遠藤真樹さん ● Maki Endo

 グロービス経営大学院大学2016年入学、在学中。上智大学短期大学部卒業後、旧日本ビクター株式会社に入社。AV機器部門担当役員の秘書に従事。その後、本社購買部門、ヘッドホン事業体の事業企画を経て、近年は複数の新規事業の立ち上げを担当。また現在は技術戦略部門にてオープンイノベーションの推進にも取り組んでいる。2015年法政大学経済学部(通信教育課程)商業学科卒業。

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