元家淳志さん 評判・在校生の声

学生の声

グロービスは、ポジティブなエネルギーを
持った学生であふれている。

パナソニック株式会社

事業開発担当 主幹
グロービス経営大学院 2016年入学 在学中

元家淳志さん Atsushi Motoya

※2016年11月掲載

元家淳志さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

理想とのギャップを埋めるため、経営の「型」を学びたいと思った。
 幼少期から、ものづくりに対する憧れを持っていました。仕事に就いた今では、その憧れは「ものづくりを通じて人を笑顔にし、世界の発展に貢献したい」に変わっています。
 入社して約10年間、こうした想いを忘れず、技術者として仲間と共に様々な商品を開発してきました。世に出した商品の中には、多くのお客さまにご利用いただいたものや、社外から表彰を受け社会貢献が認められた商品もありました。一方で、情熱を注いで開発した商品が全く売れず、工場を閉鎖しなければならなくなるなど、数多くの苦い経験も重ねてきました。そうした中で、事業を拡大するには、技術だけではなく、経営視点で自社の活動全体を捉えていく必要があると感じるようになりました。
 現在の目標は「光やあかり」の持つ新たな価値を見つけ出し、事業責任者として、その価値を世界中に届けていくことです。しかし、経営に対する知識は断片的であり、新しい価値を生みだすアイディアに触れられそうな異業種の方とのつながりも不足しています。理想の自分との間に大きなギャップを感じるようになりました。
 このギャップを埋めるため、経営の「型」をきちんと学びたいと思うようになったのです。「カンと経験」によって成功する人もいるかもしれませんが、私は経営の定石を理解し、状況に合わせて時には大胆な意思決定を行うことができるリーダーになりたいと思いました。こうした考えを抱いていた中、新事業企画部門へ異動するチャンスを得て、MBAで学んだことをすぐに実務に活用できると考え、入学を決意しました。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

グロービスなら人間的にも成長できるという期待が高まった。

 グロービスを選択した理由は、経営の「型」を身につけるだけでなく、人間的にもさらに成長できると感じたからです。「志」を実現するには、自分1人の力では到底達成できません。多くの人の共感を得て動いてもらうための力が必要になります。そのためには、経営知識だけでなく、人間的な魅力(熱意・志・誠意 )や高いレベルでの価値観や倫理観が求められると思います。
 多くのMBAのカリキュラムは、ヒト・モノ・カネに関する科目で構成されています。グロービスではこれらの科目に加えて、「真のリーダーとはどういう人か」を学ぶことができる、「志」系の科目があります。
 人間の内面的な成長も重視するグロービスで学び、共に学ぶ仲間の「志」に触れたり、自分の価値観や倫理観と向き合う授業を受けることで、自分の人間性を高められるのではないか――そう思ったことが、グロービスを選んだきっかけでした。「単科生制度」を利用して受講を開始し、グロービスの雰囲気を肌で感じる中で、働く意義やありたい姿を改めて自問自答しながら、内面を見つめ直していきました。そのような中で、何のために学ぶのか、学びを活かして自分は将来何を成し遂げたいのかが、よりクリアになっていったのです。グロービスであれば、経営能力を高められるだけではなく、人間的にも成長できるという期待が高まり、本科への進学を決意しました。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

本気の議論を繰り返していく中で、おのずと実践で使えるスキルが身についていく。
 グロービスでは、ディスカッション形式で授業が進んでいきます。ケースと呼ばれる実在の企業の状況が記載された文書を読み込み、自分がその状況に置かれた当事者になりきって、どのような意思決定を行うかを事前に論理的にまとめ、授業では各自の考えに基づいて伝えて議論します。予習の際に行った意思決定のプロセスを振り返りながら、クラスメイトと意見交換する時間は、経営会議さながらの真剣勝負になります。こうしたビジネスの現場を想定した本気の議論を繰り返していく中で、おのずと実践で使えるスキルが身についていきます。
 グロービスでは、卒業までに150以上のケースに取り組むことになります。クラスでは会社のような上下関係や利害関係はなく、同じ学生として議論することができます。クラスメイトには、経営者の方もたくさんおられます。このような方々と対等に意見をぶつけ合う機会は、社内にいると稀だと思いますが、グロービスであれば当たり前の光景です。こうした環境で学ぶことで、自身に足りない視点に気づき、視野が広く、視座も高くなっていくのを実感できるのです。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

「心・思考・行動」はすべてつながっている。明確な目標があれば行動も変えられる。

 出願にあたっての懸念点は、タイムマネジメントでした。グロービスで学ぶ中で最も重要だと私が思うのは、授業でのディスカッションに積極的に参加することです。そのためには、事前に十分な予習を行い、ケースの主人公になりきり、意思決定を行っておくことが必要です。予習が浅ければ、当然中途半端な意思決定となり、クラスで得られる学びも最大化できません。そのため、予習や復習の時間をしっかり確保できるのかどうかが懸念でした。また、仕事と学業を続けながら、趣味の読書やマラソン、チェロ演奏も続けたいと思っていましたので、これらのタイムマネジメントに関しても不安を抱いていました。
 しかし、「心・思考・行動」は全て繋がっており、自分の「成し遂げたいこと」と「ありたい姿」を本気で強く実現させたいと願うことができれば、必ず解決できるはずだと考えました。明確な目標を持つことで、通勤時間や土日の朝のんびりしていた時間を勉強時間に当てるようになり、日々の行動も自然と変わっていったのです。
 また授業の後、実務に活かすポイントは何かと自分なりに真剣に考え、振り返ることで、学びを実践に活かすことができるようになりました。こうした営みを通じて、日々の業務においても押さえどころが身につき、効率が飛躍的に向上したように思います。そこで得られた時間をまた学びに活用し、さらに仕事の効率が上がるといったよい循環が起きたことで、タイムマネジメントの問題は解消されていきました。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

意思決定のための判断軸ができた。
 大きな変化が2つありました。1つは、新規事業企画という現在の業務に、グロービスで学んだマーケティングや経営戦略、さらには財務や人材マネジメントなどの知識が活かせている点です。学んだ理論を仕事で実践してみて新たに気づきを得て、修正を試みる。そこでの気づきを理論へ反映し、また実践してみるというプロセスを回すことで、学び(経営理論)と実践(実務)の双方が相乗効果で高まっていることを感じています。
 もう1つは、意思決定のための判断軸ができたことです。グロービスで経営の「型」を学び、ケースを通じて意思決定を積み重ねることで身についた判断軸によって、実務でも「まず定石から考えるとこういう判断ができるが、今の状況はこの点が異なるから、このように決断しよう」と考えられるようになりました。
 実務では、経営の定石の通りに意思決定することもあれば、状況に応じて実務と理論のギャップを見極め「型」を 破ることもあります。 また、自分なりの新たな「型」を作ろうと試みることもあり、武士道の「守・破・離」を実践しています。今後は、グロービスで学んだ定石をより進化させ、自らの経営の「型」を作っていきたいと考えています。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

グロービスは、ポジティブなエネルギーを持った学生であふれている。
 この記事を読んでいる方の中には、経営や担当業務を通して成し遂げたい明確な「志」を持っておられる方、まだそれは漠然としているけれど、何か現状を変えたいというエネルギーに溢れた方など、様々な方がおられるはずです。
 すでに明確な「志」を持っておられる方にとってグロービスでの学びは、それを実現するための「手段」として非常に有用であると思います。また、何かやりたい、会社や社会を変えたいという漠然としながらも強い想いを持っておられる方は、「志」系の科目を受講し、「仲間との対話」を重ねる中で、その想いが徐々に明確になっていくでしょう。
 グロービスでの学びに本気で取り組み、自分と向き合っていくことで、「志」は必ず育まれていきます。そして、いつの日かその「志」が明確になった時に、グロービスでの学びはきっとそれを実現するための「手段」に変わっていくのだと思います。
 実務と学びを両立させるのは、簡単ではないかもしれません。不安を持っておられる方は、体験クラスや「単科生制度」などを活用し、実際にキャンパスへ足を運び、雰囲気を確認するのがよいと思います。私も最初は不安のほうが大きかったですが、キャンパスに足を運ぶことで解消されました。最後は「自らが下した決断が正しい道であったと言い切れるように、自ら未来を切り拓いていく」という強い気持ちを持って出願しました。
 グロービスは、ポジティブなエネルギーを持った学生であふれています。ぜひ勇気を持ってキャンパスへ足を運んでみてください。共に学べることを楽しみにしています。
元家淳志さん ● Atsushi Motoya

 グロービス経営大学院2016年入学、在学中。京都工芸繊維大学大学院時代にパナソニック株式会社との共同研究、インターンシップを経験後、2004年に入社。LED照明やプロジェクターの研究開発、工場立ち上げに従事し、「平成25年経済産業大臣発明賞」「第10回照明学会技術開発賞」を受賞する等、技術発展と商品化に大きく貢献。現在は、テクノロジーに関する広い知識と経験を基軸に、照明や光デバイス分野の新事業企画をグローバルに担当。

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