蒔田望さん 評判・在校生の声

学生の声

事業戦略を策定する部署にいて、
結果を出せない自分に焦りを感じていた。

精密機器メーカー


グロービス経営大学院 2016年入学 在学中

蒔田望さん Makita Nozomi

※2016年10月掲載

蒔田望さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

事業戦略を策定する部署にいて、結果を出せない自分に焦りを感じていた。
 2015年12月に、会社の上司から掛けていただいた言葉がきっかけです。当時は入社して5年目。事業戦略を策定する部署にいるにもかかわらず、本来やるべき仕事ができていないと感じていました。そもそも、大学時代に学んだ分野とは全く異なる業界での仕事で、事業戦略を実際に策定できるメンバーもいない環境の中、自分に何ができるだろうかと悶々とする日々を送っていました。関連書籍を毎日のように読みましたが、実務にはうまく結びつけられず、結果を出しきれない自分に焦りを感じていました。
 そんな中上司から1通のメールをいただきました。そこにあったこんなメッセージに、強く背中を押されたのです。
 「いい失敗は必ず人を成長させます。そういう意味で、失敗はないのです。駄目なのは、手をこまねいているだけで、何も動かないことです。動けば必ず答えが出ます――はっとしました。私は今まで悩んでばかりいて行動に移すことができていなかったのではないか。本を読んで分かったつもりになり、それだけで満足していたのではないか、と。
 何か行動に移してみようと思っていた時に、電車で見たグロービスの広告を思い出し、点と点が一瞬にして繋がった気がしました。以前、広告を見た時は惹かれながらも、「どうせ自分にはやりきれない、失敗するのも嫌だしやめよう」と考えたのですが、「動けば必ず答えが出る」という言葉に後押しされ、申し込みをしました。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

せっかく学んでも、仕事に活かせなければ意味がない。
仙台でMBAを取得できるのがグロービスのみだったのが理由のひとつです。オンラインも含めれば選択肢は増えたのかもしれませんが、顔と顔を突き合わせ、同じ空間で学ぶことでいろいろな人と出会い、自分の世界を広げたいと思い、キャンパスに通えるグロービスを選びました。また、仕事が忙しくなったり、転勤になってしまった時でも、オンラインで学びを継続できるという点も惹かれました。
 しかし、通学形態だけで決めたわけではありません。実務に即した学びができるという点も、大きなポイントでした。それまでは本で得た知識を仕事で活かせないことが多々ありました。せっかく学んでも、仕事に活かせなければ意味がありません。しかし、グロービスの教員は実務経験のある方ばかりで、仕事の悩みを打ち明けると、学問上の型にはまった答えではなく、実務を経験したからこその答えを返してくれます。また授業も、大学のように教員が一方的に話し板書するのではなく、ディスカッション中心に進むため、インプットとアウトプットのバランスがよいことも魅力を感じた点でした。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

クラスメイトは皆、目的に向かって進む熱い想いを持っている人ばかり。

 1つには、「実務で使える考える能力がつく」ことです。授業では、事前にケース(企業事例)を読み込み、課題に対する自分の考えをまとめてきます。ケースをこなせばこなすほど、意思決定の疑似体験が自分の中に蓄積されていくことになります。それは決して、教科書通りの知識を蓄積する学びではなく、自分の考えを構築するトレーニングです。こうした疑似体験ができるのは、実務を積んだ教員による教えと、リアリティのあるケースを取り扱う授業だからこそだと思っています。
 次に、「他者の意見で気づきを得られる」ことが挙げられます。グロービスの授業は、学生同士のディスカッションを中心に進んでいきます。教員から知識を得ることももちろんありますが、それ以上に、一緒に学ぶクラスメイトから新たな視点を得て、学ぶことも多くあります。自分1人で考えていても気づかなかった新たな視点を与えてもらえるのは、グロービスのディスカッション主体の授業のおかげです。
 最後に、「熱い想いを持つ仲間ができる」ことです。グロービスには、自らの「志」を育てる科目があります。経営の知識を体系的に学ぶだけではなく、「自分は一体何を成し遂げたいのか」という問いを持って自分自身と向き合い、「何を大切にして、この先の人生を進んでいくのか」を明確する営みを課せられます。そのため、クラスメイトは皆何かしらの目的に向かって進む熱い想いを持っている人ばかりです。
 「本当にこの仕事を続けていくべきなのか」という迷いが私の中にはあるのですが、まわりの学生たちの意欲に刺激され、日々「本当に自分のやりたいことは何か」を考えながら学んでいます。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

単科生を経て、本科に進む価値があると考えた。
 当初、自分の能力や時間のやりくり、費用面で不安を感じていました。MBAを取得するというと、果てしなく難しい課題に次々とチャレンジしていくというイメージがあり、ついていけなくなるのではないか、途中で諦めてしまうのではないか、3時間の授業やハードな予習・復習を継続していけるかどうかと心配していました。
 しかし、実際にやってみると、知識よりも自分自身でいかに考え抜くかに重きをおいた授業であるため、知識を覚えきれずに途中で諦めることはないとすぐに気づきました。また、自分1人で勉強を進めるわけでなく、分かりにくい点があっても学生同士で教え合ったり、メーリングリストやSNSなどで意見交換があったりすることで、学びへの意欲が持続します。予習・復習の時間を確保したいという目的意識を持つことで、時間を有効に使えるようになり、無駄に過ごすこともなくなりました。費用面に関しては「教育訓練給付制度」や仙台校独自の「奨学金制度」をうまく活用することで、かなり負担を減らせます。
 また、「単科生にとどまるか、本科生として入学するか」についても悩みました。自分の学びたい科目が単科生として選択できる科目の中にあるのであれば、本科生まで進む必要はないのかもしれません。しかし、私は本科に進む価値について、このように考えました。1つ目は、本科生しか参加できない「あすか会議」で全国の学生に加え、ビジネス界の最先端をいく方々と交流できること。2つ目は、単科生時代の利害関係のない仲間と継続して学び合い、語り合えること。3つ目は、経営の知識を偏りなく、体系的に抜け漏れなく学べること。これらの価値を踏まえて、本科に進学することを決めました。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

「できない」というより「しなかっただけ」なのかもしれないと気づいた。

 これまで、問題に対して何をどう考えてよいのか分からず、時間ばかりが過ぎ去っていくことが多くありました。しかし、「クリティカル・シンキング」や「マーケティング・経営戦略基礎」で様々な考え方やフレームワークを学んだことで、問題解決の切り口を得ることができ、悩む時間以前より少なくなりました。知識によって考え方が広がることを実感しています。
 また、「経営戦略」や「組織行動とリーダーシップ」を学んだことで、これまでよく分からなかった経営層や上司の視点を理解しやすくなったと感じています。仕事のオーダーに対して、自分の視界から考えるだけではなく、上層部が何を気にかけているのかを意識することで、アウトプットのクオリティが変わってきたと感じています。
 様々な授業を受ける中で、これまでの私は「できない」というより「しなかっただけ」なのかもしれないと気づきました。自分の能力不足の責任を「教えてくれる人がいない、周りの人が動いてくれない」と他に押しつけていたのではないか、自分が何も動かずにいたから成果が出なかったのではないかと気づいたのです。誰かを変えたいと思うのなら、まずは自分が変わることだと「組織行動とリーダーシップ」で学び、自ら動いて変わろうとする姿勢を見せることで、周囲の人からの協力を得やすくなったと思います。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

踏み出さなければいつまでもその場所に留まったまま。
 動けば、必ず答えが出てきます。動くのに遅すぎるということはありません。とにかく、今やりたいと思っていることを、思いきってやってみることをお勧めします。
 このグロービスのHPを見ている時点で、すでにやりたいことが心の奥底に眠っているはずです。そうであっても、費用と時間、労力もかかるため、簡単には決断できないかもしれません。
 はじめから頂上を目指そうとすると、大きな一歩が必要だと思い込み、なかなか足が前に進まなくなります。そこで、頂上を見据えつつも、まずはできる範囲で小さな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。その小さな一歩の積み重ねが、やがては大きな一歩へと繋がっていきます。しかし、踏み出さなければいつまでもその場所に留まったままです。
 1年後の自分を思ってみて、なぜあの時小さな一歩でもいいから踏み出さなかったのだろうと考える姿が浮かぶのであれば、今その一歩を踏み出してみてください。考えるより、やってみると意外にすんなりと歩き始められるかもしれません。
 私が背中を押してもらって一歩を踏み出せたように、このメッセージが皆さんの一歩を後押しできれば幸いです。
蒔田望さん ● Makita Nozomi

 グロービス経営大学院2016年入学、在学中。東北大学文学部卒業後、宮城県に拠点を置くメーカーに入社。グロービスに通いながら自分の進むべき道を模索する一方、会社では学びを活かして事業戦略の策定に携わっている。

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