植本宰由さん 評判・在校生の声

学生の声

商談相手が経営者となった途端、
自分の営業が一切通用しなくなった。

大手広告会社

コンサルティング営業企画
グロービス経営大学院 2016年入学 在学中

植本宰由さん Tadayoshi Uemoto

※2016年10月掲載

植本宰由さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

商談相手が経営者となった途端、自分の営業が一切通用しなくなった。

 クライアントの規模が大きくなるにつれ、解決すべき課題も事業課題から経営課題となり複雑になっていきました。それまではクライアントの広報責任者という立場になって目の前の課題をクライアントと一緒に解決するスタンスをとり、ある程度は納得のいく提案や課題解決ができていました。しかし、商談相手が経営者となった途端、自分の営業が一切通用しなくなったのです。それまでは、短期的かつ定性的な視点に寄っており、具体的な根拠に乏しい提案を、人間力で押していたような状態でした。商談相手が変わった途端に売れなくなり、とても焦ったことを覚えています。経営者の考える課題に伴走できる力がないことは明白で、定量的な状況把握や中長期を見越した提案がまったくできていなかったのです。
 この時、私は「人一倍の努力をしないとダメだ」と覚悟を決め、27歳でMBAの取得を決意しました。余談ですが、私の実家は家業を営んでいたこともあり、小学校の頃には自分で会社を経営したいという明確な将来の目標を持っていました。20代のうちにその基礎固めとしてMBAを取りたいと考えていたことも、理由の1つです。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

はじめは他のビジネススクールに入学する予定だった。
 「単科生制度」が、グロービスへの入学を決意するきっかけになりました。はじめは、授業料の問題や歴史が浅いことなどから他のビジネススクールに入学する予定でした。しかし、「クリティカル・シンキング」と「マーケティング・経営戦略基礎」を受講してみると、グロービスには志の高い方々が集まっていて、学生同士の議論を通して自分では気づかない視点をたくさん得ることができました。教員が投げかける問いに対して、学生の数だけの多様な答えが出てくることが何より刺激的で、毎回大きな気づきを得るとともに唯一の答えのない議論の楽しさを実感できます。また、授業での学びが日々の仕事に活かすことができるのも選んだ理由のひとつです。どこの大学院よりも、実践で活かすことにフォーカスをしており、教員と学生がインタラクティブに自由に発言する授業スタイルが、私には合っているのだと感じました。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

他の学生と意見をぶつけ合うことで納得できる解を得られ、ワクワクする。

 グロービスの魅力は、3つあると思っています。1つ目は、「教員の質」です。教員の紹介ページには経歴が細かく掲載されているのですが、全員がビジネスの第一線で活躍されている素晴らしい方々ばかりです。私がビジネススクールを選ぶ際の大きな基準が、「実務に直結するか」「起業の力が身につくか」であったため、グロービスの教員を見た時は、素直にこの方々のもとで学びたいと思いました。実際、様々な実践のケースをレクチャーしてくれるので、リアルさを体感できます。
 2つ目は、「授業の形式」です。私は、アカデミックな授業が嫌でした。大学のような講義形式で、一方向のインプット型だと、日ごろの仕事の疲れなどで眠くなるのではないかと思っていました。しかし、グロービスの授業はディスカッション形式で、教員と学生同士で意見交換をしながら進めていきます。自分の意見を持って授業にのぞまないと学びを得る機会が減ってしまうため、予習にかなりの時間を割くようにしています。私がいちばん面白いと感じるのは、自分なりの考えを持って授業にのぞむと、他の学生と意見をぶつけ合うことで納得できる解を得られることです。これが、正解のない実際のビジネスと似ていると感じて、いつもワクワクしています。
 3つ目は「コミュニティ形成」です。グロービスには、利害関係のない多様な人々が在籍し、仕事では会えないような方々とのコミュニティを形成することができます。私は2つのクラブ活動の幹事を担当していますが、授業以外にも、高い志を持った仲間と議論できる場があり、自らの「志」を磨くことができるのもグロービスの大きな魅力ではないでしょうか。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

仕事と家庭の両立。
 仕事と家庭との両立が懸念点でした。入学を検討しているタイミングで子どもが生まれたため、はじめは妻も後ろ向きで、週末家にいないことや学費について不満に思っていたと思います。しかし、中長期的な視点から学ぶ重要性について妻に何度も話をし、理解を示してくれたため入学を実現できました。入学式には妻と子どもも参列し、今では様々な場面でサポートしてくれています。
 私が懸念点を払拭できたのは「明確な目的と理由」があったからだと思います。「なぜMBAが必要なのか?」を明確にすることで、周りの人は必ず協力をしてくれます。仕事と家庭の両立に加え大学院の3本柱のバランスを取ることは想像以上に大変です。周りのサポートなくしてバランスは取れませんので、目的をしっかりと周囲に伝え理解をしてもらうことが第一歩だと思います。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

仕事も勉強も徹底してやり抜くことにこだわるように。
 まず、「自ら決めた仕事を最後までやり抜く」姿勢が身につきました。特に、全国の学生や教員が一堂に集う「あすか会議」の学生企画委員になった時は、周りの委員の構造的に物事を把握し、自身の多忙な業務と両立しながらもスピーディに作業をこなす能力の高さに刺激を受け、「これではいけない」と気持ちを改め、仕事も勉強も徹底してやり抜くことにこだわるようになりました。
 また仕事を進めるうえでは、無駄を省く姿勢が身につきました。仕事と家庭と大学院生活のバランスを取るためには、「効率的に合理的」に計画をしないと、時間が足りません。家庭の時間、学校の時間も有意義にするために、優先順位を徹底して考え、上司にも相談しながら無駄を徹底して省いていることに挑戦しています。タイムマネジメントが身に付くこともグロービスで学ぶ醍醐味かもしれないですね。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

「必要だ」と確信した時に学び始めても卒業まで数年かかる。
 2つのことをお伝えしたいと思います。まず1つ目は、何らか事業や会社の「創造や変革」を成し遂げたいと考えているのであれば、グロービスでそのために必要なヒントを多々得られると思います。グロービスで学ぶ学生たちは皆、自身の「志」の実現のために日々努力しており、教員やスタッフの方々もそれを全力で支援してくれます。これほど「創造や変革」に挑戦するための環境が整っている場は、他にはないと思います。
 2つ目は、MBAは早めに取得したほうが賢明だということです。多忙な仕事、家族の存在がある中で、夜や週末に大学院へ通うのは本当に大変です。それゆえ、迷う方も多いと思います。私自身、入学を決意する前は「本当に今がベストなのだろうか」とかなり悩みました。しかし冷静に考えると、「早いにこしたことはない」のです。これから先、キャリアを積むごとに、現在より仕事が複雑になり責任も増していきます。「必要だ」と確信した時に学び始めても、卒業するのに数年かかります。また、残りのビジネスパーソン人生が長いほど、MBAで学んだことを活かす機会は増えるはずです。迷っているなら、早めにチャレンジすることをお勧めします。
植本宰由さん ● Tadayoshi Uemoto

 グロービス経営大学院2016年入学、在学中。大学卒業後、現在大手広告会社に勤務。教育機関へメディア広告を中心としたコンサルティング営業に従事。また早期のキャリア教育として高等学校での講演を担当。経営視点の課題解決のため、さらなる成長が必要だと感じ、グロービス経営大学院へ入学。将来は起業し、教育の課題を解決する人材を志す。

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