本井靖浩さん 評判・在校生の声

学生の声

一個人として自分は
社会に価値を提供できるのだろうか。

総合商社

主事
グロービス経営大学院 2016年入学 在学中

本井靖浩さん Yasuhiro Motoi

※2016年10月掲載

本井靖浩さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

一個人として自分は社会に価値を提供できるのだろうか。
 自身の能力への強い危機感がきっかけでした。大学卒業後、最も成長できるのは商社だと考え入社しました。入社当時から、将来は海外事業体の経営に携わり、多様性のある中で経営を進め、会社を成長させられる人材になりたいと考えてきました。
 そうした想いで社会人人生のスタートを切り、現場作業から材料調達、新規営業、事業体管理、また中国での業務を通して約10年かけて多くのことを学びました。そんな中で、新規事業を立ち上げる機会をいただいたのですが、周囲の教えを請い、事業化を進め、何とかかたちにはしたものの、思う通りに収益を上げれない状況が続きました。なぜそうなったのか、業績を上向きにする施策は何か、どのような解決策をとればよいのかと考えても、一向に良い施策は考案できない日々。何とかしなければという焦りと裏腹に時間だけが過ぎ、ますます悪い方向に進み、能力不足を強く実感しました。同時に、会社の看板を外し一個人となった時、自分は社会に価値を提供できるのだろうかといった想いも芽生え始めたのです。
 自分の能力を高めなければ、会社や社会には貢献できず、ましてや経営人材になることはできないとの強い危機感から、経営を一から学び、知識やスキルを得る必要があると考え始め、実践で生かせる経営スキルを学ぶ機会を探し始めました。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

MBA取得だけならば、他の大学院でよかった。実務で活かせるかが重要。
 ここでなら、すぐに仕事に活かせる学びを得られ、自身の志を醸成することができると思えたからです。
 MBA取得だけならば、他の大学院でよかったかもしれません。しかし、私は「実務で活かすことができるかどうか」を選択のポイントにしていました。
 MBA取得を考える前に、中小企業診断士の受験勉強や経営に関する書籍から学びはじめたのですが、いくら知識をインプットしても、経営者視点や思考力を磨かなければ、仕事には活かせないと気づいたのです。
 そんな中、ある人から勧められたグロービスの体験クラスの受講がきっかけで、グロービスでMBA取得することを考え始めました。体験クラスでの短い時間だったのですが、仕事にすぐに活かせる学びを得て、ここで学べば自分の可能性をもっと拡げられると実感したのです。
 また、グロービスには「志」を醸成するカリキュラムが用意されており、それらの科目での学びを通して、多くの在学生や卒業生が自らの「志」を実現している姿を見ることができました。「仕事を通じて何を実現したいのか」という「志」が明確でなかった自分にとっては、これは大きな刺激でした。能力開発とともに、「志」を醸成することで、人間的に成長できる学びの場はここしかないと思えたことが、グロービスを選択した理由です。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

生涯付き合いたいと思える仲間に出会える。

 最大の魅力は、グロービスが提供する3つの“場”です。
 1つ目は、「能力開発の場」です。ビジネスの現場に近い経営学を学ぶことができるカリキュラムと、ビジネス経験豊かな教員のもとで学生同士が自分の考えを真剣にぶつけ合う場――新たな知識を得るとともに、他者の視点や考えを知り、自分に取り入れてさらに能力を高められる場があることは、自身の成長にとっての大きな魅力です。
 次に、「志を醸成する場」です。例えば、「志」系と呼ばれる科目群にある「リーダーシップ開発と倫理・価値観」という科目では、同僚に日頃の言動を評価してもらう「360度評価」が課せられます。他者が見る自分を知り、自己理解を深めます。そこから自分は「何のために生きるのか、生きたいのか」、自身の「志」を考えるのです。こうした科目を通じて、仲間の「志」や仕事への想い、価値観に触れることで、自身の「志」を磨くことができます。
 最後に、グロービスは、「生涯付き合いたいと思える仲間に出会う場」でもあります。グロービスには多種多様なバックグラウンドと「志」を持った成長意欲の高い仲間が集まっています。クラス内だけでなく、クラス外の交流の場でも、素の自分で議論することができ、多くの刺激を受けることができます。芯の部分で繋がっていると感じるグロービスの仲間は、言葉では言い表すことができないほど貴重なものであり、私の人生においてかけがえのないものとなりました。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

時間はつくるものであり、自分の意識次第で何とでもなる。
 仕事との両立ができるか、という点を懸念していました。出張も多く、残業時間も少なくない状態の中、学びの時間を取れるかどうか。しかし、結論から言うとこれは、自分の時間の捉え方次第で解決することができました。
 まずは単科生として受講を始め、予習・復習の時間を確保できるかどうか確認することから始めました。勉強するために仕事の量や質を落とすことはできないので、学ぶ時間を確保するために、より効率よくスピーディに仕事を進めることを意識し、仕事以外での自分の時間の使い方を改めることにしました。
 夜には急な会食も多く、時間のコントロールが難しいため、朝仕事に出る前に勉強し、気軽に応じていた飲み会や漫然と費やしていた日常の時間を極力減らす。そうした時間をすべて勉強にあてるようにしたのです。今では、この数年は自身の成長が優先!と覚悟を決め、趣味の時間も削っています。
 こうしたことを通じて、結局のところ時間はつくるものであり、自分の意識次第で何とでもなるものだと考えるようになりました。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

問いを解決するために必要な視点と思考プロセスが身につき始めた。

 私はまだグロービスでの学びを始めたばかりですが、実践で活かすことができる学びがとても多いと実感しています。
最も変化した点は、仕事において「今、優先して何をすべきか、考えるべきか」を意識し、それを「問い」の形で設定し、その問いを解決するために必要な視点と思考プロセスが身につき始めていることです。
 グロービスでは経営者の立場に立ち、物事を多面的に捉え、「問い」への解を自身なりに論理的に見出していくことが常に求められます。予習、クラス、復習、勉強会と繰り返しこうした思考を繰り返すことで、ビジネスの中で使える知恵が身についてきていると感じています。
 会社と人事制度について議論を交わす機会があるのですが、今までは、「評価制度」なら「評価制度という個別の施策」としてしか捉えていませんでした。しかし、今では「経営環境からVISION、経営戦略、人事戦略などを踏まえた上での評価制度」として、全体感から捉えたり、より経営者に近い視点で物事を見ることができるようになり、会社全体をよくすることを意識した議論ができるようになってきました。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

前へ進みたいと考えているなら行動に移しましょう。
 出願を前に、期待と不安を感じ、自身の選択は正しいのかと迷っておられる方もいらっしゃるかと思います。私も過去に同じ立場にあり、まだ何もしていない中で様々なことに不安を感じ、どうすればよいかと悩みました。
 しかし、一歩行動に移し、体験クラスを受講してみると、不安も解消され、学びへの期待に変わります。さらに一歩先に進み、単科生として受講すると、新たな学びの楽しさが見えてきます。
 私は今本科生として、志の高い仲間と、事業再生や新しい事業について議論するといった経験を積み重ね、毎日ワクワクしながら学んでいます。マインドだけでは、何も始められません。行動を起こさない限り、次に見えてくるはずのものも見えてこないのです。少しでも自分を変えたい、前へ進みたいと考えておられるのであれば、行動に移しましょう。
 体験クラス、単科生からでも、まずは一歩踏み出すことです。そこで新たに生まれる不安については、教員やグロービスのスタッフ、学生に話を聞いてみてください。自身の次の選択のためにまずは一歩前進することです。
本井靖浩さん ● Yasuhiro Motoi

 グロービス経営大学院2016年入学、在学中。関西学院大学商学部卒業後、ビジネスを1から学びたいという想いで、総合商社へ入社。5年間の国内勤務後、2年間中国現地法人へ出向。入社8年目に日本へ帰国し、現在は海外業務、投資先管理、新規事業開発を担っている。

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