森田智行さん 評判・卒業生の声

学生の声

考えて、考えて、考え抜く。
講義形式の授業にはない、能動的な学び。

三菱重工業株式会社

機械・設備システムドメイン冷熱事業部企画課 主任
グロービス経営大学院 2010年入学 2013年卒業

森田智行さん Tomoyuki Morita

※2011年掲載・2015年更新

森田智行さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

周囲を巻き込み、人を動かす力を手に入れる。
 現在までに事業部門で経理、内部監査などを担当し、M&Aや内部統制などプロジェクトに携わってきました。MBA取得を考えるようになったのは、プロジェクトを進めていく中で、「自分にはまだまだ足りないところがある」と感じたことがきっかけです。特に、多くの人が関わるプロジェクトで、周囲の人を巻き込み、動いてもらうことにかなり苦労しました。その時、ふと思い浮かんだのがMBAだったのです。
 ただ、当時は漠然と「自分に足りないものは何か」を模索していた程度で、「MBAでなくてはならない」とは考えていませんでした。経理に長くいたこともあり、簿記や税理士の勉強をしたこともあります。しかし、私が望んでいたのは専門的な能力ではないと気づきました。専門的な知識はある程度は必要ですが、それを掘り下げていくのは私の志向とは違うと感じたのです。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

単科生での学びを通じて感じた、「知っている」を「実務で使える」にする喜び。

 大学院を選ぶにあたってのポイントは、名古屋と東京にキャンパスがあること。当時私は名古屋で働いており、東京勤務となる可能性もあったからです。グロービスに関しては「グロービスMBAシリーズ」を読んだ程度の知識しかなかったため、他の大学院も検討しました。しかし、学長の堀さんの講演に参加した際、私の抱えていた課題にダイレクトに触れておられ、その考えに非常に共感したことを覚えています。この時に「グロービスにしよう」と決めていたのかもしれませんね。
 2010年1月から単科生として履修を始めました。事務局のスタッフの方と相談して、まずは『マーケティング・経営戦略基礎』と『クリティカル・シンキング』の2科目を学び始めました。その内容はとにかく新鮮で、学ぶことが楽しくてしかたありませんでした。たとえば、知識としては知っていた「3C」や「4P」といったフレームワークを、実務でどう使えばいいのか、自分が全く分かっていなかったことに気づきました。「そうか、こういう場面にこうやって使えばいいのか!」と毎回、腹に落ちる感覚を味わいました。
 教科書を読むだけでは「知っている」で止まってしまう。「知っている」を「実務で使える」にしなければ全く意味がないことを実感しました。単科生で学び始めてすぐに出願を決め、2010年4月に本科生として入学しました。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

考えて、考えて、考え抜く。講義形式の授業にはない、能動的な学び。
 初めての授業のことは、今でもよく覚えています。授業が始まると、クラスメイトたちがまるで小学生のように手を挙げてどんどん発言するのです。「こんな人たちに囲まれて、やっていけるだろうか」と、不安に思いました。最初は手を挙げるタイミングがうまくつかめず、なかなか発言できませんでした。その後、すぐに発言したくて、仕方がなくなるのですが(笑)。3時間の授業の間は、考えて、手を挙げて、発言をして、また考えての繰り返し。授業中はずっと考え続けていますから、とても疲れます。しかし、そのぶん授業の後に仲間と飲むお酒が美味しい。1回目の授業後の懇親会は「こんなに楽しい思いをしたのは、どのぐらいぶりだろう」と思わずにはいられませんでした。
 授業は予習を前提に進みますが、たいてい教員や学生から厳しい指摘を受けることになります、しかしそれがあるからこそ、学生同士、すぐに仲良くなれるのです。いわば、お互いに無知をさらした仲ですからね(笑)。社会人になると社外に新たな友人ができる機会は少なくなりますから、こうした利害関係なく何でも話せる仲間の存在は、本当にありがたいものです。また、みな「絶対に何かを成し遂げてやる!」という志を持っているので、楽しいだけでなく、自分の考えを深める良い刺激をもらいました。
知識を問うのではなく、思考力を問う授業。
 グロービスの授業を経験してからは、「学ぶ」ということの概念が大きく変わりました。講義形式の授業は参考書を読んで独学するのと変わらないな、と今では思っています。社会人にとって時間は貴重です。そんな中、時間を割いて学ぶわけですから、講義形式の受け身のスタイルで学ぶのはもったいない。
 グロービスの授業の特徴は、「何を知っているのか」を問われるのではなく、「君ならどう考えるのか」を問われるところにあります。学んだ知識を使って、どのように課題を解決すればいいか、ひたすら考え抜く。大学時代は授業中に寝てしまうことがよくありましたが、考えていないから眠くなるのです。グロービスの授業では、3時間、頭を回転させ続けるので、まったく眠くならない。これだけ予習をやったんだから、「もっと喋らせてくれ」と思うほどです。授業中は、傍から見ればうるさいほどかもしれませんね。発言に夢中になって、最後には立ち上がって挙手する人もいました(笑)。
年に1度、自身の「志」を再確認する「あすか会議」。
 グロービスは、授業以外にも学ぶ環境を数多く提供してくれます。私は、年に1度、夏に開催される「あすか会議」という1泊2日のカンファレンスの企画委員を、2年連続で担当しました。全国の在校生と卒業生が集まり、人的ネットワークを築くチャンスであるとともに、著名なトップエグゼクティブと直接交流できるとあって、毎年非常に盛り上がります。
 「あすか会議」の魅力は、「明日から、自分は何をするべきか」を問われるところにあります。登壇者の方々のお話には、経営に関するヒントはもちろん、「人間力」を高めるヒントも数多く隠されており、自らの志の状態をチェックできるとても貴重な機会です。こうした、いわば「志の人間ドック」とでもいうべきイベントが定期的に開催されるのは、すばらしいことだと思います。

卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

ゴールへの最短距離が見えるように。

 気持ちに余裕を持って仕事に取り組めるようになったと思います。というのも、たとえばビジネスモデルを考えるときに、「どのような論点があるのか」「何を考えなければいけないのか」「注意しなければいけないことは何か」ということを、様々なケースディスカッションを通じて理解しているので、ゴールまでの最短距離を掴むことができ効率的に仕事を進められるようになったからだと思います。何か課題に直面したとしても、どうすれば良いのかが分かっているので、これまでと同じ時間をかけたとしてもアウトプットのクオリティも、出せるアウトプットの量も上がっているはずです。
 また、卒業後に仕事をしていく上で更に気をつけるようになったのが、人の「情」へのケアです。ケースを通じてさんざん学びましたが、何か解決策を打とうとすれば、最後は「人」の問題に行き着きます。人に動いて貰わなければ、仕事で成果を出すことは難しい。動いてもらうためには、人の「情」へ働きかけが必要になります。「どうすれば動いてもらえるようになるのか」。当然明確な答えがあるわけではないですが、グロービスで学んだことをいろいろと組み合わせることで、卒業前よりも上手くコミュニケーションをとれるようになったと感じています。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

学校との相性は大事。実践ですぐに使える思考力をつけたい方には、グロービス以上の場所はないと思います
 もしも進学を迷っているのであれば、その時点ですぐにでも行動したほうがいいと思います。行動せずに後で「あの時、学んでおけばよかった」と後悔をしてほしくないですからね。また、せっかくMBAという手段にたどり着いたのですから、迷っている暇はないじゃないか、と私は思います。悩むよりも行動して、自らの目的に早くたどり着いて欲しいですね。
 とはいえ、学校との相性は大事です。MBAという学位取得を第一義的に考え、「教えてもらう」という考えの方は、グロービスは合わないかもしれませんね。
 知識を詰め込むだけなら他にも手段はあると思います。グロービスで得られる学びは、実務における汎用性が非常に高い。数多くのケースを体験することで、状況を短時間に分析する能力と、こう動くべきだという仮説を立てる経験値がどんどん蓄積されていきます。この中には、皆さんが直面している課題に即応用できるヒントがたくさんあると思いますよ。実践ですぐに使える汎用性の高い思考力を身につけたいと考えている方には、グロービス以上に期待に応えてくれる場所はないと思います。
森田智行さん ● Tomoyuki Morita

 グロービス経営大学院2010年入学、2013年卒業。慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、三菱重工業に入社。経理、内部監査部門を経て、三菱グループの広報活動を行う団体へ出向。現在は三菱重工業に復職し、事業部の企画部門で事業企画などの業務に従事。

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