岡弘子さん 評判・卒業生の声

学生の声

「知識のインプット」ではなく、
「実務でのアウトプット方法」を身につける。

大手広告会社

MD統括局 ストラテジック・プラニング・ディレクター
グロービス経営大学院 2009年入学 2013年卒業

岡弘子さん Hiroko Oka

※2011年掲載・2016年更新

岡弘子さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

企画力や発想力だけでは、 クライアントの真のパートナーとなりえない。

 MBA取得のきっかけは、担当する業務領域が大きく広がったことです。現在、私は広告会社で自社のマーケティングを担当する部署にいますが、それまでは様々なクライアントを抱え、主に広告や商品の戦略構築を担当していました。広告という、いわばビジネスの川下の部分を担当してきたわけですが、クライアントからは「事業戦略全体をどうすべきか」、といったより川上の部分に対しても協力を求められるようになっていきました。
 我々も広告宣伝活動のお手伝いだけでなく、クライアントの利益をともに創出するパートナーであることをめざしていましたから、必然的に広告以外の領域に入らざるを得なかったのです。ところが、私は企画力や発想力には自信があるものの、経営に関する知識が乏しく、「P/Lを分析して中期事業計画を手伝って欲しい」と言われても、どうしていいかわからなかった。当然、満足のいく提案ができませんでした。強い危機感を感じて上司に相談したところ、マーケティングだけでなく、経営戦略、アカウンティングや人材マネジメントなどの知識不足を指摘され、「経営を体系的に学ぼう」と考えるようになったのです。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

「知識のインプット」ではなく、「実務でのアウトプット方法」を身につける。
 クライアントへの提案に悩んでいた頃、たまたまグロービス・マネジメント・スクール(GMS)の広告を目にしました。まずはトライしてみようと受講した『クリティカル・シンキング』は非常に興味深い内容で実践的でした。続けて『マーケティング』を学ぼうと考えていた時に、グロービスの方から大学院の「単科生制度」を勧められました。本科生と全く同じ授業を受けられ、しかも履修した単位は大学院の修了単位となるのが魅力で、単科生として履修することにしたのです。
 授業では学生の方々の活気に驚きました。私が過去に学んでいた大学院の授業とは大きく異なり、常に熱いディスカッションが繰り広げられる。
 教員もほとんどが現役の実務家で話にリアリティがあり、常に「あなたならどうするか」と問われ、ビジネスの現場に紐付けて考えることを要求される。今までの自分がいかに「井の中の蛙」だったのかを思い知らされる場面が多々ありました。学びをビジネスの世界で活かすには、「知識をインプットする」ことよりも、ビジネスの現場でその知識を活かせるような「アウトプット方法を身につける」必要がある。それには、グロービスで学ぶことが最適だと感じたのです。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

ケースメソッドを通じて考えぬくことで、ビジネスの全体像を見る癖が身につく。

 授業では、ケースメソッドという手法が用いられます。実在する企業の資料(ケース)を読み込み、「あなたがこの企業の経営者なら、どのような判断をするか」という設問に自分なりの答えをまとめます。ゆえに、常に経営者の立場で考える必要があり、自然と視座が高くなっていきます。商品開発、マーケティング、営業・販売、人事、財務といった担当者レベルだけではなく、経営者という高い視座でも物事を見られるようになりました。
 多くの日本企業は分業化が進み、また部署と部署の横のつながりが弱いと言われています。専門性を高められるというメリットがある一方で、全体を俯瞰できる人材が育たないというデメリットがあります。担当していたクライアントからも時折そういうご相談をいただいていたため、部門を横串にして、俯瞰的に物事をみる癖がついた価値は非常に高いと感じています。
 また、グロービスで学んだことを活かして、自分の会社を改めて眺めてみると、「ここをこう変えたほうが、効果が上がり効率が良くなるのでは」というポイントが見えてくるようになりましたね。今思えば、それをレポートにまとめ社内のいろいろなところで相談に乗ってもらっていたことが、現在の部署に異動するきっかけになったのかもしれません。グロービスで学んだことで、仕事の選択肢も大きく広がったと感じています。

高い志を持った仲間が、いつも私の背中を押してくれる。
 高い志を持った優秀な学生が多いことも、グロービスの魅力です。私よりもずっと深く考え抜いて予習をし、鋭い発言をする仲間のおかげで、「私ももっと頑張らなくては」と、学びへの高いモチベーションをキープすることができました。一人だったら、自分を甘やかして楽な方に逃げていたかもしれませんね。みんなとにかく前向きで、ネガティブな発言をしない。たとえば、「そんなの理想論だよね」で片づけられてしまいそうな私の意見に対しても、グロービスの仲間は「このリスクを回避すれば、きっと実現できるよ」と言ってくれる。
 また、ビジネス上の利害関係のない友人ができたことも、とても嬉しく思っています。社会人になってからは、年齢や立場、肩書を考慮して言葉を選ぶことがどうしても多くなります。しかし、グロービスではそういったことを気にせず心ゆくまで意見交換ができる。その中で「自分は何のために働いているのか、生きているのか」といった自らの「志」を育む機会を多く得ることができました。
 決してブレない「志」を持った人と話すのは、やはり楽しいものです。リスクを恐れず、進んで責任を負い、それを実行に移そうと本気で努力する姿にはいつも刺激をもらいました。私にとっては、素晴らしい仲間に出会えたことだけでも、グロービスで学ぶ価値はあったと思っています。

卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

変化する環境をいち早く捉えつつ、焦らずに組織の変革を目指す。

 グロービスは「創造と変革」を担うビジネスリーダーの育成を掲げていますが、私はそのうちの自社の「変革」への挑戦を選びました。それなりの規模の企業ですから、すぐに舵を切っても、大きな船が方向を変えるには時間がかかります。入学前は「変えること」を急ぎ過ぎていたように思いますが、授業の中で数多くのケースに取り組み、『研究プロジェクト』で臨んだ某長寿企業の研究を通じて、「時間軸を意識してシナリオを考えることの大切さ」に気づくことができました。
 自社の経営戦略が変わってから変化に対応するのではなく、変わっていく環境をいち早くキャッチしながら常にそれに応じた戦略をとっていくこと。焦らず時間をかけること。そして時には「耐えるべきを耐える」姿勢でのぞんでいるうちに、周囲に理解者が増えてきてくれたことを実感しています。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

グロービスでの学びは、5年後、なりたい自分に近づくための原動力。
 今から5年後の姿、あなたの理想の姿を想像してみてください。5年後、あなたはある新聞社から取材を受けることになりました。それが記事になり、あなたはその新聞を手に取る。そこには、どんなことが書かれているでしょうか。もしも、記事の中にいるあなたの姿を見て、「今のままの成長スピードではとてもおよばない」と感じたのであれば、ぜひグロービスでMBAを取得することを考えてほしい。今、ビジネス上の課題に直面している方であれば、なおさらです。
 数あるビジネススクールと比較しても、グロービスの学びは非常に実践的だと思います。目の前の課題に対する有効な武器になることは間違いないでしょうし、成長スピードをぐっと加速させてくれるはずです。もしも進学を迷っているのであれば、単科生制度という便利な制度もありますから、とにかくまずは体験してほしいですね。「やってみないで燻るよりも、やってみて次を考える」ことです。最初に飛び込んだ人だけが見られる景色を楽しみましょう。
岡弘子さん ● Hiroko Oka

 グロービス経営大学院2009年入学、2013年卒業。慶応義塾大学大学院社会学研究科修了後、「これからの幸福な生活は、物資よりも情報・コミュニケーションが支える」の価値・意義を信じ一貫して「情報創造産業として広告」のビジネスに従事。現在、大手広告会社にて、16年の得意先マーケティング戦略支援を経て、現在自社のマーケティング戦略構築を担当。2015年に、マーケティングの学びに特化した「マーケティングスクール」を立上げ、代表として日々奔走する。

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