町井恵理さん 評判・卒業生の声

学生の声

社会に貢献しようと思っても、
能力がなければ何もできない。

外資系製薬会社

(NPO法人AfriMedico 代表理事)
グロービス経営大学院 2011年入学 2015年卒業

町井恵理さん Eri Machii

※2015年掲載・2016年更新

町井恵理さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

社会に貢献しようと思っても、能力がなければ何もできない。
 人に何かをしてあげたいと思っても、自分に知識・能力・経験がなければ貢献できません。貢献するための力が欲しいと強く思ったことが、MBAを意識し始めたきっかけです。
 私は青年海外協力隊でニジェール共和国の保健省における医療ボランティアとして、感染症予防の啓発活動に携わっていました。6つの村で活動していたのですが、自分たちの活動を客観的に評価し、今後の活動に活かすために120名の村民にアンケートを取りました。結果を見ると予防知識の浸透率は約30%からほぼ100%近くまで向上したのですが、ほとんどの村民が実際に予防のための行動を起こすには至っていないことが判明したのです。私はマラリアの予防を担当しており、「この病気は蚊を媒介として感染するため予防には蚊帳を使うことが有効」と啓発していたのですが、蚊帳の購入にはつながりませんでした。
 理由はシンプルで、村民には蚊帳を買うお金がなかったからです。お金を稼ごうとしても仕事がないのです。親の稼ぎがないため子供たちは学校に行けず、家計のために働く。その結果、識字率は15%程度しかなく、本から学ぶこともできない。このような負のスパイラルが止まらない現状を目の当たりにし、自分の無力さを痛感しました。予防知識の普及だけを行っていても、何も改善されない。しかし、自分にはどうしたら良いのかわからない。そこで、もっと自分の能力を高めるためにMBAで学ぼうと考えたのです。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

学んだことを自分なりの言葉で表現できてこそ、自分のものになる。

 グロービスを選んだ最大の理由は、ディスカッション中心の授業だからです。インターネットを通じてあらゆる情報にリーチできる時代に必要な学びは、知識の吸収ではなく、自分の頭で考える力を磨くことだと思います。
 アフリカから帰国して、通学できそうな大学院をいくつか探し、体験クラスに参加しました。学生時代よく授業中に寝ていた私ですが、体験クラスでもやはり寝てしまいました(笑)。しかし、グロービスの体験クラスは意見を求められる場面が多く、居眠りどころではありません。脳が常に活性化状態で、非常に濃密で刺激的な時間でした。
 グロービスに来て初めて、学んだことを自分なりの言葉で表現できてこそ、自分のものになることに気づきました。ただ講義を聞くだけの授業にほとんど意味はないと思います。知識をインプットするだけでは、当たり前ですが実務では使えないからです。知識を活かすには、知識を使いこなすための思考力を鍛える必要があります。グロービスの授業は常に議論に参加することが求められます。これまで学んだことを踏まえて自分の意見を伝え、周囲の学生に理解してもらうという営みは、ビジネスでのコミュニケーションとまったく同じ。ディスカッション中心の授業は、知識を実務に活かすための方法論が学べる、まさに実践的な授業なのです。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

グロービスで学ぶと、夢が形になっていくことを実感できる。
 まずは、「パワーのある人たちとの人脈から刺激が得られる」こと。グロービスにはエネルギー溢れる人たちが集まっています。誰かが行動を起こすのを待つのではなく、自ら動くのが当たり前と思わせる雰囲気があるので、キャンパスでは毎日のように自主勉強会やイベントが開催されています。ちなみに、この「自ら動く」ことが、リーダーシップを発揮するためのトレーニングになっているのです。イベントを企画すると、リーダーシップを発揮するためにはどんな行動を取るべきかを自然と考えるようになり、リーダーとしてあるべき姿を習慣付ける訓練になるのです。もちろん人脈も広がりますし、やる気のある方々と一緒に過ごすことで多くのパワーももらえます。

 私にとってのもうひとつの魅力は、「自分の夢が形になっていく」ことを日々実感できる点でした。グロービスでは、入学時に自らの志を語ります。そのとき私が語った志は「医療を通じてアフリカと日本をつなぐことに貢献したい」というざっくりとしたものでしたが、学び続ける中で少しずつ具体的になっていきました。授業では、自らの志を発表する機会が定期的に訪れるので、前回の発表よりも少しでも具体的にするために、志について考える癖が付くようになります。また、グロービスには様々な分野で活躍する教員や学生が集まっており、彼らからアドバイスを受けることで、やるべきことが徐々に明確になっていくのです。こうした営みの中で、一歩一歩、志の実現に向けて進んでいる実感を得られるのです。そのような手応えを得られるのは、MBAの取得が目的ではなく、MBAを手段として“志の実現”を目指す学生が集まるグロービスだからこそだと感じます。

卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

学びが自信につながり、リーダーシップを発揮できるように。

 現在は、製薬会社に勤務しながらNPO法人AfriMedicoの代表理事としても活動しているのですが、それぞれの環境でリーダーシップを発揮できている点です。
 もともとは、前に出ていく性格ではなく、人を引っ張っていくことにまったく自信がないタイプでした。しかし、グロービスでの学びが自信につながり、リーダーシップの発揮に明確につながっていると日々実感しています。今では、製薬会社の仕事では約10名の部下をもつ管理職に、そしてNPOでは25名ほどのメンバーを率いる立場となり、それぞれの環境で得たリーダーシップ発揮のポイントを他方で活かしながら仕事を進めています。
 NPOを運営していると、様々な人との関わりが日々生まれます。中にはプロボノとして参画してくださる人もいて、様々なバックグラウンドの方が集まるので、物事一つを進めるにも一人一人の知識や経験に合わせて対応する必要があります。こうした環境でリーダーシップを発揮できているのは、グロービスで学んだお陰だと思っています。グロービスでは様々な業界や職種のケース(企業事例)に取り組みますが、授業では「常にあなただったらどう動くか?」を問われ、教員や学生たちと真剣に議論します。何回も何回も繰り返し、自分の頭で考えるトレーニングを繰り返した経験があるからこそ、どんな壁でも乗り越えられるという自信が生まれ、課題にぶつかっても前向きな気持ちになれるようになったのだと思います。もしグロービスで学んでなかったら、壁にぶつかるたびに心が折れ、後ろ向きな気持ちになり、すぐに逃げ出していたかもしれません。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

グロービスで学んで、いつまでも成長し続けたいと考えるようになった。
 ぜひ体験クラスを利用して、実際にグロービスの授業を受けてみてください。そして、少しでも自分の成長に必要だと感じる点があれば、行動に移して欲しいと思います。前述の通り、今振り返ってみると入学時の私の動機はあまり明確ではありませんでした。しかし、グロービスで学び始めると仲間から刺激を受け、今まで見えなかった世界が徐々に見えてきました。そうすると、もっと違う世界を見たくなるので一歩前に進もうとするのです。何歩か進むとまた新たな景色が見えてくる。そんな繰り返しが、充実した人生につながるのだと思います。入学時の動機が明確でなくとも、心配することはありません。集まった仲間と過ごすうちに必ず明確になってきます。逆に言うと、一人であれこれ悩んでいても堂々巡りを繰り返すだけで、明確にはなってこないと思います。ぜひ、グロービスに飛び込んで充実した人生を歩んでください。
 グロービスでは経営について学ぶことはもちろん、実は生き方についても学んだ気がします。常に問われていると感じるのは「どこまで成長できるのか?」ということです。これは自分の意思次第で変わってくるもの。成長したいという想いと行動する勇気がある人は伸び続けるはずです。私はグロービスで学んで、いつまでも成長し続けたいと考えるようになりました。ここには成長し続けたいと願う仲間が集まっています。そうした仲間に囲まれていると、自然と自分に「私はどこまで成長できるのか?」を問いかけるようになるのです。成長したいと心から願う人にとって、グロービスには最適な環境が用意されていると思います。
町井恵理さん ● Eri Machii

 グロービス経営大学院2011年大阪校に入学。転勤のため東京校へ転校し2015年卒業。大学卒業後、薬剤師免許を取得し、外資系製薬会社にMRとして勤務。その後、青年海外協力隊・感染症対策担当として西アフリカにある世界最貧国のニジェール共和国へ。マラリアやエイズ予防の医療ボランティアに2年間携わる。帰国後、再び外資系製薬会社にMRとして勤務し、女性初の管理職となる。大学院、在学中から医療を通じて日本とアフリカを繋ぐべくビジネスモデルを検討し、「アフリカにおける配置薬事業の普及を目指して、2015年NPO法人AfriMedicoを設立。

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