大柿麻有子さん 評判・卒業生の声

学生の声

グロービスの学生はみな、「仲間の役に立とう」
という共通の思いを持っている。

株式会社村田製作所

人事部企画課 チームリーダー
グロービス経営大学院 2013年入学 2015年卒業

大柿麻有子さん Mayuko Ogaki

※2014年掲載・2015年更新

大柿麻有子さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

仕事は難しくなる一方で、力量を上げる機会に制約があった。
 きっかけは、娘の一言です。育児休職から仕事に復帰して1年が経過し、少し生活が落ち着いたころ、3歳になったばかりの娘が突然こう聞いてきました。「ママは、大きくなったら何になりますか?」

 絶句しました。娘は何の意図もなく、保育園の先生から聞かれた質問をそっくり真似ただけだと思うのですが、私には衝撃的な問いでした。仕事と育児と家事に追われ、1日1日を乗り切っていくことに精一杯。先のことについて何も考えられていないことに気づかされたからです。
 これをきっかけに、ビジネスパーソンとしての自分の今後について考え始めました。今後、仕事の難易度は一層あがり、全社的なテーマに対して将来を見据えた解を出すことが期待されていくのは容易に想像できました。と同時に、それができる人になりたいとも思いました。一方で現状を冷静に見つめると、2つのマイナス要素を抱えていました。家庭の事情もあり、出張や研修参加などが難しく、様々な考え方に触れる機会が極端に少ないこと。もう一つは、仕事に目いっぱい時間を投入できないことでした。仕事は難しくなる一方で、自分の力量を上げる機会がないことに不安を覚えました。制約がある中で、視野を広げ、思考力を高めることはできないだろうか。その手段を探している中で、MBAに出会ったのです。経営に必要な知識・視野・思考法を体系的に学ぶ手段そのものであり、今の自分のニーズと合致するのではないかと思いました。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

自分の専門分野でも、グロービスには新たな学びがある。

 「家族の負担が少なくて済むこと」が小さな娘を抱える私にとって、最も優先順位の高い選択基準でした。平日の夜に通学しなくても済み、家族の状況に応じて3か月単位で通学頻度を調整できるビジネススクールはグロービスだけでした。とは言え、本当に通学できるのか、自分が求めているものが得られるのかは、この時点ではよくわかりませんでした。そんな折、1科目から受講できる「単科生制度」があることを知り、まず3か月通ってみることに決めました。最初は自分の専門分野である「人材マネジメント」を敢えて選び、どれだけの学びを得られるのかを判断しようと思いました。
 実際に授業に参加してみると、学生たちはみな積極的に発言し、自分が予習していた時には思い至らなかった見方や考え方がどんどん提示されました。繰り返し教員が問いかける「あなたが経営者だったら?」という質問に、自分の視野がいかに狭いかを気付かされました。また、授業が終わってから、授業の内容とは直接関係のない仕事(人事)に関する質問を教員にすると、ポイントとなる考え方を親身になって丁寧に解説してくださいました。自分が一番詳しい「人材マネジメント」の分野でもこれだけの学びがあるのなら、時間を捻出して通う価値はあると実感できました。続けて行けるのか不安はありましたが、合格してから悩むことにし、直近の入学試験への申し込みをしました。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

グロービスの学生はみな、「仲間の役に立とう」という共通の思いを持っている。
 素敵な仲間と出会えることです。入学前にはこの点に全く気付いていませんでしたし、期待もしていませんでした。しかし、今では最大の魅力だと思っています。グロービスには、様々な業界から様々な立場の方が集まってきます。そんな方々とディスカッションを重ねていくことで、視野がぐんと広がりました。「業界の常識は世間の非常識」という言葉がありますが、私の持っていた視点や考え方にかなり偏りがあったことに気づかされました。
 私が出会ったグロービスの仲間たちは、みな学ぶことに前向きで、高い問題意識を持った気持ちのよい方ばかりでした。みな仕事と勉強と家庭のやりくりで多忙を極めているにも関わらず、「仲間の役に立とう」という思いを共通に持っていることに驚きました。授業の内容に関して教え合うのは当たり前。それぞれが仕事で抱えている課題や悩みをオープンにし、その解決に役立ちそうな情報や経験談をシェアしあうことも普通に行われています。この教え合い学び合う関係は、卒業後も続いています。思いがけないことでしたが、こうした素敵な仲間に出会えたことが、私にとっての一番の魅力です。

卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

「なんとかできる」というマインドで仕事に積極的に向き合えるように。
 まず、仕事の生産性が上がりました。ケースを読み込み、分析し、自分の考えをまとめ、クラスでの議論によって更に思考を深めるという営みを毎週繰り返すことで、自然とタイムマネジメント力やコミュニケーション力が向上し、複雑な話でもスピーディに理解する力が培われたからでしょう。また、課題を検討する際の「型」を複数手に入れることができたことも大きいです。
 ただ何よりも変わったのは仕事に対する意識だと思います。出産後は時間的制約もあり、仕事を引き受けることにどこか尻ごみをしてしまうところがありました。けれども、仕事と子育てをしながら卒業までやり遂げられたことが自信になり、「なんとかできる」というマインドで、再び仕事に積極的に向き合えるようになりました。これは、学生生活の中で、自分のライフミッションを見つけられたことも影響しています。人生において大事にするべきものがはっきりしたことによって、仕事にも前向きに取り組めるようになったからです。これらの結果、自然と手掛ける仕事の幅が広がっています。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

子どもが小さいことを理由に迷っているのであれば、きっと「なんとかなる」。
 もし、お子さんが小さいことを理由に学ぶことを迷っている方がいらしたら、「なんとかなる」とお伝えしたいと思います。グロービスで学ぶことは、決して楽ではありませんが、想像を絶するほどに大変なわけではありません。学び方や時間の使い方を工夫することで、十分解決できる程度の負荷です。私の場合は、食洗機とお掃除ロボットのフル活用と、10分程度のすきま時間を使った細切れ勉強で時間を捻出していましたが(笑)。
 時間的な制約があるワーキングマザーは、目の前のことに追われて視野狭窄に陥りがちです。また、同僚がどんどん仕事をこなし、力をつけていく中で取り残されていくような気持ちになることもあるでしょう。こうした状況を解消するのに、グロービスは有効な場所だと思います。仕事と家庭から離れて、自分のために使える贅沢な時間。様々なバックグランドを持った人との刺激的な対話。自分の仕事の質の向上に活かせる知識。こうしたものを得られるようになると、自然と子供や家族にも優しく明るく接することができますよ。
 今、学びたいという気持ちを強くお持ちなら、それを実現するための一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。スタートする前が一番不安なものですが、一度走り出してしまえば、案外走り続けられるものだと思います。
大柿麻有子さん ● Mayuko Ogaki

 グロービス経営大学院2013年入学、2015年卒業。慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、株式会社村田製作所に入社し、人事関連の業務や、組織風土改革の全社推進事務局の仕事を担当する。育児休職を経て、現在は、「やりがい」と「自律」を軸にしたシニア社員向けの人事制度の企画・運用を行っている。

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