平木朋世さん 評判・卒業生の声

学生の声

経営者とのコミュニケーションに
不安を感じることはない。

有限責任監査法人トーマツ

アドバイザリー事業本部
グロービス経営大学院 2012年入学 2014年卒業

平木朋世さん Tomoyo Hiraki

※2013年掲載・2015年更新

平木朋世さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

異動した先で、これまでの経験が活かせず何をすればよいのか分からない状態に。

 3年ほど前、前職で海外買収のPMI(M&A後の組織再編)業務に携わることとなり、それまで経験した法務や営業とは全く異なる視点からの仕事で、さらにマニュアルやノウハウが何もなかったため、「そもそも何をすればいいのか」が分からない状態に陥り悩んでいました。
 それまでの業務で何より求められていたことは、売上を伸ばすことでしたから、自社のPL(損益計算書)を見ることはあっても、BS(貸借対照表)を意識して見ることなどありませんでした。そうしたまま、買収側と被買収側の双方の経営陣と仕事をすることになり、会議で出てくる単語のひとつひとつが、日本語なのに分からない!という状態に…。けれど、それらが分かれば非常にやりがいのある仕事だということだけは強く感じられたのです。特に被買収側のアメリカ企業の経営陣の精力的な仕事ぶりや魅力的な人間性に惹きつけられるものがあり、彼らのほとんどが専門分野の知識や修士号とは別にMBAを取得していることに興味を持ちました。スマートな仕事のベースにあるのはそういった経営知識やスキルなのではないかという推測から、そして自分の能力不足にもどかしさを感じる毎日の中で、やはり圧倒的に足りないのは経営に関する知識だと感じ、MBAの取得を決めました。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

米国在住の知人から、「最近、日本のMBAではグロービスが面白いらしい」と聞いた。
 PMI(M&A後の組織再編)業務に就く前は、法人営業としてカリフォルニアに駐在していました。その時、現地でMBAに通う知人から「最近、日本のMBAではグロービスが面白いらしい」と聞いたことが、頭の片隅に残っていました。今後のキャリアを考えた際、アメリカに残り現地でMBAを取ることも検討したのですが、日本に居る家族のことや、日本での業務アサインが待っている状況があり、一旦帰国することにしました。帰国後、PMI業務に携わる中で、やはり即時に知識のインプットが必要だと改めて感じ、グロービスのことを思い出しました。グロービスには1科目(3ヶ月)からすぐに学び始められる単科生制度があったので、まずはこの制度を利用して受講を開始しました。
 本科への出願に当たっては、他のビジネススクールも検討したのですが、最終的にグロービスに決めました。理由は「履修に柔軟性があり自分のペースで学べること」「仕事の都合で出席できない際に、他の拠点で振替授業が受けられること」、そして単科生として受講した経験から感じた「ネットワークの広がり」でした。今後考えられる様々なライフイベントも考慮すると、学べる時期に集中して学びたかったということもあり、「自分のペースで学べること」は私にとって重視したポイントでした。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

人的ネットワークが全国に広がり、仕事に活きてくる。
 なによりも、ネットワークが広がることだと思います。帰国後ビジネススクールに通うことを決めてからも、再度アメリカでのMBA取得の方が良いのではないかと考え、かなり悩みました。その際にアメリカか日本かというところで決め手になったのは、最終的にどこでキャリアを積むことになるのか、というライフプランでした。私の中に確実に海外志向はあるものの、家族のことなどを考えると、日本でキャリアの大半を過ごすだろうと考え、国内のビジネススクールに決めました。アメリカでMBAを取得した知人から、「日米で学ぶ内容に大きな差はない。異なるのはどこのネットワークを得ることになるのかだけだ」と聞いたことも大きかったかもしれません。
 とりわけネットワークの重要性を強く感じるようになったのは、今のコンサルティングの仕事をするようになってからです。私の業務は、クライアントの業種が多岐に渡るので、その業界で長い経験のあるクライアントに価値あるご提案をするには、それ相応の知見が必要になります。そんな時、グロービスの拠点を超えたネットワークが活きてきます。どの業界であっても知見のある人が見つかるので、詳しい話を聞くことができるのです。インターネットにも情報は溢れているのですが、玉石混交の情報よりも1次情報の有益性は圧倒的な価値があると日々感じています。

卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

経営者とのコミュニケーションに不安を感じることはない。

 大きく2点あります。まず「自分が提供できる価値とは何か」を強く意識して仕事をするようになったことです。言い換えると、クライアント企業に対して「”best effort”ではなく、”best solution”を提供するにはどうするべきか」ということです。事業会社の中で働いている際には、自分の実力も含めたその状況の中でできる限りの努力をすれば足りるところがありましたが、現在の会社では、場合によっては自分が降りることも含めて最善の解決策を提供するための体制、サービス内容を考えるように心がけています。プロフェッショナルサービス職に就いたということもありますが、経営の領域を一通りMBAの学びの中で学んだこと、そしてその中で自分の強みが活きる領域がどこにあるかを考える機会があったからこそ、そういった俯瞰的に見ることができるようになったのだと思います。
 もうひとつは、経営者の視点で物事を考えられるようになったことです。今の職場では、経営者の方とお仕事をさせて頂く機会が格段に増えましたが、コミュニケーションに不安を感じることはありません。グロービスには経営者の立場に立って取り組むケースディスカッションやトップ経営者の講演、経営者の学生仲間など、経営視点に触れる機会が数多くあり、経営者と話すことが自分の中で自然なものになったからだと感じています。今から振り返ると、入学する前は本当に狭い世界でしか物を見ていませんでしたし、価値判断の基準も会社や部署、機能といった非常に狭い範囲でしか持てておらず、そのような状態で仕事をしていたことが恐ろしいと感じます。とはいえ、これらの変化はMBAで学ぶ知識そのものではなく、何を考えどう行動すべきかの動作がグロービスでの学びを通じて、しっかり身に付いたことが大きく影響していると思います。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

仕事だけではけっして得ることのできないものを掴むことができる。
 自分自身や組織、会社、社会など、何かを変えたいと思う仲間がこれだけ多く集まる場は他にはないのではないでしょうか。グロービスに集まっているエネルギーは、中に入ってみなければ感じられないものです。私にとっては、グロービスは期待していた以上にポジティブなパワーに溢れる場所でした。もちろん楽しいことばかりではなく、学びの苦しさや、自分自身を見つめ直し続けることのプレッシャーもあります。ただ、毎日の仕事だけではけっして得ることのできないものを掴めることの喜びは、皆さんの人生にとってかけがえのない貴重な経験になるはずです。
 女性の方には、長い期間を学びにコミットすることに躊躇されている方もいらっしゃるでしょう。様々なライフイベントがひと段落してから学びはじめることもできると思います。ただ、グロービスでの学びは、始めた瞬間から視野をがらりと変えてくれるものです。グロービスに興味があり、少しでも学びの必要性を感じているのであれば、まずは飛び込んでみませんか。プライベートもキャリアも長距離走と同じと考え、自分のペースで学びをスタートすることはいつでも可能です。グロービスという場所はその思いにきっと応えてくれるはずです。
平木朋世さん ● Tomoyo Hiraki

 グロービス経営大学院2012年入学、2014年卒業。神戸大学法学部卒業後、大手モーターメーカーに入社し、法務、海外営業、海外事業管理、事業企画に従事。その後、有限責任監査法人トーマツに入社し、コンサルタントとしてファシリテーションを活用しながらクライアントの戦略策定や実行支援、組織変革に携わる。国際法を学んだバックグラウンドから、海外への支援活動に興味を持ち、一昨年はNPOのスタディツアーでイスラエルとパレスチナを訪問。「ビジネスというパワフルなツールと社会貢献の重なり合う部分」を模索し続けている。

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