河野文子さん 評判・卒業生の声

学生の声

女性が活躍する場の提供を、
政府や企業に頼るのではなく、
女性たちが自ら切り開いていくことが必要。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社

商品戦略部 部長代理
グロービス経営大学院 2013年入学 2015年卒業

河野文子さん Ayako Kono

※2013年掲載・肩書きは2015年6月時点

河野文子さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

20代までは全力で仕事をこなすことで、それなりに評価もされ満足感があった

 自分のありたい姿と現実にギャップを感じはじめたのが、グロービスに通うきっかけでした。任された仕事に対して、もっとより良いやり方があるのではないか、他にも違った考え方があるのではなはいかと漠然とした問題意識を常に持つようになっていました。
 20代までは全力で仕事をこなすことで、それなりに評価もされてきたため満足感もありました。転職も何度か経験し、社会人となってから営業、商品開発、WEB広告、マーケティング全般に携わり、やりたい仕事に就くことができ、着実にステップアップしている気持ちでいました。しかし、30歳を過ぎた頃から、今やっていることは自分だからこそできる仕事なのか、実はもっと効果の出る施策があるのではないかと、自身が生み出す仕事の価値について問題意識を持つようになりました。もしかすると、自分の能力の限界を感じ始めていたのかもしれません。そのとき、以前に友人から聞いた、ビジネス上の課題に対する考え方を鍛えることができる『クリティカル・シンキング』を思い出し、まずはこのモヤモヤを払拭するために、オープンキャンパス(体験クラス)に参加してみることにしたのです。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

自ら学びを掴み取ろうとする学生の姿勢を目の当たりにし、こんな世界があったのだと驚いた

 社会人になってから、ビジネススキルを身につけたいという気持ちは常にあり、たくさん本を読んで学んでいたのですが、MBAを取得するという考えは全く持っていませんでした。私の中でMBAは、会社から選抜されたり、会社を辞めて海外留学をしたりして取得するというものでした。しかし、グロービスのオープンキャンパスに参加し体験クラスを受けてみると、初対面の参加者ばかりにもかかわらず積極的に手を挙げて発言する方が多く、自力で学びをつかみとっていこうとする姿勢を目の当たりにして、大げさですが、こんな世界があったのだと驚き、MBAに対する興味が湧き上がってきました。このような人たちが集まる環境で、体系的にビジネスを学びたいと強く思うようになったのです。

 オープンキャンパスで、大学院に本科生として入学すると単位として認められ、1科目からMBAの科目を学ぶことができる「単科生制度」の存在を知り、まず『クリティカル・シンキング』を受講することに決めたのです。
 実際に授業を受けてみると、そこにはオープンキャンパスで見た光景以上に、積極的にディスカッションに参加する学生の姿がありました。グロービスの授業は、ほぼすべてがディスカッション中心。学部時代の講義形式の授業とは違い、議論を経て得た知識や理論はしっかりと自分の中にインプットされるのです。これならどんどん吸収することができる、成長できると感じ、グロービスに入学することを決意しました。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

講義形式の授業で、教員から教えてもらうことを求めている人に、グロービスは向いていない。

 最大の魅力は、授業の内容が知識のインプットに終始するのではなく、それらを仕事でどのように活かすかに重点が置かれていることだと思います。教員はビジネスの第一線で活躍されている方々ばかりなので、議論の内容にリアリティがあるのと同時に経営の厳しさを知ることも多々あります。また、グロービスには授業に参加する際、与えられるのを待つのではなく自ら学び取る姿勢、そして周囲の学びに貢献する姿勢が求められます。ゆえに、受身で授業を受けるだけでは気づくことのできない、数多くの学びを得ることができるのです。逆に、講義形式の授業で、教員から教えてもらうことを求めている方には、グロービスは100%向いていません。
 グロービスではほとんどの科目で、授業中にグループワークが行われます。ホワイトボードを使いながら議論し、グループとしての意見をまとめるのですが、その過程ではそれぞれが予習で考えた意見を出し合い、なぜそう考えたのかを相手に説明します。

時には意見が対立することもありますが、違った考えを聞くと自分の思考の狭さやクセを発見することにつながりますし、相手に理解してもらうための説明の仕方を鍛えることにもつながります。授業はいつも頭がフル回転状態です。
 もう1つの魅力は、高い志を持つ仲間たちとの出会いです。グロービスを受講して驚いたことは、こんなに学びに対して貪欲な集団があるのだろうか、ということです。こうした仲間たちと学ぶことで、授業ごとに知見が広がりますし、思考も深まっていきます。履修科目が増えるに連れて周囲のレベルが格段に上がっているのを感じ、自分も負けてはいられないという心地よい緊張感と向上心が得られるのも魅力ですね。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

お互いに助けあいながら学ぶというカルチャーがグロービスにはある

 懸念点は2つありました。通い続けることができるのか、と授業についていくことができるのかです。
 平日は仕事で忙しく、平日の夜に通学することは難しいと感じていました。しかし、グロービスは土日のみの通学でも卒業できるように開講スケジュールが組まれていますので、通い続けることができるだろうと考えました。また、仕事との両立面からも通い続けられるか心配だったのですが、周囲の学生たちの行動から時間をコントロールする術を学ばせてもらうことで不安は解消されていきました。学生たちは、それぞれビジネスの第一線で活躍しており、忙しい方ばかりです。にもかかわらず、きちんと勉強する時間を見つけて自主勉強会やセミナーに参加しています。さらには、家族サービスや自分の趣味にもしっかり時間を使っています。タイムマネジメントは、仕事においても重要なスキルだと思うので、とても良い学びが得られていると感じています。
 授業についていくことができるのかという懸念は、有志の学生が集まって開催する勉強会の存在が解決してくれました。グロービスでは、当たり前のように勉強会が開催されます。授業だけでは理解できなかった点や、授業での学びの振返る場として積極的に活用しています。こうしたお互いに助けあいながら学ぶというカルチャーがグロービスにはあるので、同じような不安を抱いていらっしゃる方も心配することはありません。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

グロービスでの学びが日々仕事に活かされていることを実感

 3つあります。1つ目は自分の仕事について、視座を高く持って俯瞰的に見て、何が期待されているのか、を考えられるようになった点です。今までは、どうしても目の前の仕事で結果を出すことに主眼を当てていたのですが、今の仕事が会社全体の戦略の中でどの部分の役割を担っているのか、その戦略に則って成果を上げるには何をすべきかを考えられるようになったことで、より質の高いアウトプットを出せるようになったと感じています。
 2つ目は問題解決に当たる際、より多くの視点から物事を見るクセがついた点です。グロービスで「ヒト」「モノ」「カネ」の領域を体系的に学ぶことによって、これまで一方向からしか見ることができていなかった問題を、多面的に見ることができるようになり、今まで見落としていた視点から解決に当たることができるようになりました。
 3つ目はコミュニケーション力の向上です。相手の質問の真意をくみとり、何を答えれば相手が納得してくれるのかを意識して、自分が意見を述べることができるようになりましたし、自分が論点のずれた話をしていないかも常に意識できるようになりました。また、人の話を聞く際、どのような質問をすれば相手の真意に近づけるのかも考えられるようになりました。
まだまだ道半ばではあるのですが、グロービスでの学びが日々仕事に活かされていることを実感しています。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

女性が活躍する場の提供を、政府や企業に頼るのではなく、女性たちが自ら切り開いていくことが必要

 グロービスに出願を考えている方は、一度オープンキャンパス(体験クラス)に参加することをおすすめします。そして、「単科生制度」を使って授業を実際に受講し、グロービスの雰囲気を知ってもらいたいと思います。自分以外にも、こんなに成長したいと考えている人がいて、そう言った人たちの集まりが生み出すパワーをぜひ皆さんに感じてもらいたいと思います。
 授業は正直とてもハードですし、どんなに考えても答えが出せないときはくじけそうになります。しかし、グロービスにはそうした時に支え合える仲間がいます。グロービスで学び続けることは確かに大変ですが、仲間とともに学ぶ楽しさは、その大変さを大きく上回ります。MBAをあまり大袈裟にとらえずに、グロービスに飛び込んでほしいと思います。
 また、これからますます女性が活躍する場が増えていくと思います。しかし、そうした場の提供を政府や企業に頼るのではなく、女性たちが自ら切り開いていくことが必要だと思っています。グロービスで学ぶ学生の女性比率はまだまだ低いのですが、女性たちも自らの意識を変えていかなければなりません。グロービスはマネジメント能力を鍛えるだけではなく、社会に対して自分が成し遂げたい「志」を磨くことに重点をおいています。「社会に対して自分は何ができるのか」、志を育む場であるグロービスに女性の皆さんが入学するには、今はとても良いタイミングなのではないでしょうか。ともに学び、一緒に未来を切り拓いていきましょう!

河野文子さん ● Ayako Kono

 グロービス経営大学院2013年入学、2015年卒業。同志社女子大学を卒業後、大手化粧品会社にて営業・商品開発に従事後、エステ会社で当時新しい広告媒体として注目を集めはじめたWEB広告の担当を経て現職。現在は、商品戦略部にてWEB関連をメインに、商品戦略にかかるマーケティング施策に従事。

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