中尾依子さん 評判・卒業生の声

学生の声

立案するだけではなく、実行レベルまで
落とし込む能力が鍛えられている。

パナソニック株式会社

オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 デバイスソリューション事業部 課長代理
グロービス経営大学院 2011年入学 2014年卒業

中尾依子さん Yoriko Nakao

※2013年掲載・2015年更新

中尾依子さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

経営の分かる技術者として、お客様により良い商品を提供したい。
 入社以来、産業デバイスの商品企画や開発に携わってきました。デバイス開発を通じて顧客企業のものづくりをより良くするため、顧客に密着しニーズの確認から、商品の設計・開発・量産立ち上げ及び原価計算に至るまで一貫して担当しています。さながら個人事業主のように商品に関わる中で、2つのきっかけからMBAの取得を考え始めました。
 1つめは、担当商品を含め今後の事業全体の戦略を考え、発表する機会を会社から頂いたことです。自分なりに懸命に考え抜いて発表し、好評をいただいたのですが、ロジックの弱さや分析の甘さを痛感しました。描いた戦略に納得することができず、もっと高い視座で俯瞰的に見て分析する能力があれば、より良い戦略を描け、市場のニーズに合った商品を世に送り出すことができるはずだと感じたのです。
 2つめは、発表される全社方針や自社に関する各種新聞報道を見ても、分からない用語を目にすることが多かったのです。特に財務面に関する記事が理解できず、業務を進めるにあたって、それがどう影響するのか、残念ながら解釈ができない状態でした。用語の意味を自分で調べたり、簿記の本を読んでみたりと自分なりに学んでみたものの、全体像が把握できないので何が足りていないのか分からない。財務諸表の読み方を含め、経営について体系的に学ぶにはどうしたらよいだろうと、モヤモヤしていました。そんな思いを抱いているときに出会ったのがMBAでした。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

通いやすさと授業の質の高さ。「グロービスなら成長できる、学んでみたい」と感じたこと。

 グロービスを選んだ理由は2つです。仕事を続けながら無理なく学ぶための各種制度が充実していること。そして、授業の雰囲気、グロービスが持っているカルチャーが自分にはとても合うと感じたことです。
 最初は国内外の様々なビジネススクールを比較しました。海外でのMBA取得には高い語学力が求められますし、退職もしくは休職する必要もあります。生活費を含めかなりの貯蓄が必要なことから、仕事を辞めて留学するリスクは背負えないと考え、除外しました。国内のビジネススクールを探す際の条件として、まず仕事を続けながら、かつ週末だけでMBA取得することのできる学校を探しました。急な仕事で授業に出席できない場合や転勤があっても、継続して通うことができる利便性も考慮しました。グロービスは、(出願当時は)東京・大阪・名古屋にキャンパスがあり、振替受講や転校も可能で、安心して通えると考えました。
 もう1つの条件は、授業の質はもちろんですが、より重視したのは授業の雰囲気やカルチャーが自分の肌感覚に合うかどうかでした。それらを自分の目で確かめるために、オープンキャンパスに参加しました。体験クラスがあったのですが、議論中心の授業がとても新鮮で、お互いの意見を伝え合うことで切磋琢磨し合いながら学べる雰囲気に心地良さを感じました。また、短時間でしたが数多くの気付きがあり、自分の能力がブラッシュアップされていく感覚にワクワクし、「グロービスなら成長できる、学んでみたい」と感じたことも大きかったですね。
 グロービスには本科生として入学する前に、1科目単位で受講することのできる「単科生制度」があります。肌感覚で見極める必要のある雰囲気やカルチャーは、実際に受講してみないとわかりませんので、この制度は私にとってはとても魅力的でした。単科生制度を利用して取得した単位や支払った授業料も無駄にならないことは本科生入学を検討する期間として魅力的でした。私は単科生として、『クリティカル・シンキング』を受講したのですが、「これこそ私が求めていた環境であり、投資に値する学校だ」と確信を持つことができ、グロービスで学ぶ決意が固まりました。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

体力的にも精神的にもタフな学生たちからの刺激。お互いに学び合い助け合うというカルチャー。

 グロービスの魅力は学生同士の絆の強さ、お互いから学び合うカルチャー。そして時代に合わせたカリキュラムと実践的な授業です。
 とにかくグロービスに通っている学生、そして教員までもみなハードワーカー。体力的にも精神的にもとてもタフで、情熱的な方が多い。彼ら、彼女らと接していると「自分も負けていられない」と思うことばかりです。グロービスの学生は忙しい中、何とか時間を作って週末や平日の夜に自主的な勉強会を行っていますが、私はキャンパスまで2時間程かかる場所に住んでいるため、平日の勉強会にはなかなか参加できませんでした。しかし、グロービスの学生はそこで諦めません。私も含め参加が難しい学生同士で、SkypeやFacebookなどを活用して、バーチャル勉強会を行いました。これらの勉強会を通して学生同志授業の理解をさらに深めることが出来たと思います。
 また、授業ではしばしばグループワークが行われますが、決められた時間内で意見をまとめて発表することが求められます。また、最終評価には発言点が大きく影響をするため、授業では積極的に手を上げて発言しなければなりません。教員や学生から次々に質問が飛んでくるので、短時間に頭をフル回転させ、ロジックを組立て、分かりやすく説明する能力が自然と身に付きます。まさに真剣勝負、全力投球の180分です。

 一方で、授業が終わった後の懇親会では、年齢や立場に関係なくお互いの夢を熱く語り、抱えている悩みをぶつけながら、真剣かつ遠慮なく意見を交わし合います。こうしたことができるのは、お互いに学び合い助け合おうというグロービスの学生が持つ独特のカルチャーだと思います。
 カリキュラムも時代に合わせて、次々に入れ替わる点も魅力ですね。新設された『日本・アジア企業のグローバル化戦略』という科目では、「グローバル化とは何か?」という問いを考えるだけに留まらず、この問いに応えるために必要な、さらに細分化した問いに対して、個別具体的に様々なケース(企業事例)に照らし合わせて考えるのですが、この科目は私にとって仕事ですぐに活かせる内容が盛りだくさんでした。もちろん科目や扱うケースによっては自分の業務に直接関係のなさそうな内容もありますが、必ず何かしら「この部分は自分の仕事を進める時に役立つ」という点があります。また、クラスごとに用意されるメーリングリストに授業で学んだことをアップし、クラスメイトと共有する仕組みがグロービスには存在するのですが、他の人の振り返りの内容から実務に紐付けるための気づきを得ることが多々あります。グロービスの学生は、理論を学ぶのではなく、実務に応用するために学んでいるという意識が強いので、こうした気付きが得られるのだと思います。

卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

グロービスで学ぶことで得られた「自分の可能性を信じる」という強い気持ち。

 ポジションと担当業務に変化があり、仕事の難易度も上がり、業務を推進する上での悩みの範囲やレベルががらりと変わったため、今まさに仕事に対する姿勢も進め方も大きく変化させている最中です。結果に結びつけるために日々試行錯誤を繰り返しているのですが壁にぶつかった時に私を支えてくれているのは、グロービスで学んだ知識やマインド、悩みを相談できる共に学んだ仲間とのつながりです。
 卒業後しばらくして新設部署にリーダーの立場として異動となり、コスト面の裁量も任されながら、新商品の企画・商品戦略の構築を行う業務についたのですが、早速グロービスで学んだことを実践しています。新設部署なのでゼロベースで組織を作っていくことが必要だったのですが、「7S」というフレームワークを使い組織の基盤となるソフトやハード面の構築にまず取り掛かり、ビジョンやミッションを決め、具体的な目標や仕事の進め方をチームで共有し、活動をスタートさせました。
 実際には、思い描くイメージ通りに進むことはほとんどありませんが、グロービスで学んだ壁にぶつかったときにどう対処するかというセオリーと「自分の可能性を信じる」という強い想いを持って仕事に取り組んでいます。日々直面する課題に対して自分の頭で考え、判断し、失敗したら次につなげられるよう振り返りと改善を重ねていく前向きな姿勢は、グロービスで日々「あなたならどうするのか?」を問われ続け、考え続けるトレーニングをしたことで得られたのだと確信しています。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

経営について学ぶだけではなく、信頼できる仲間を作り、志を磨きたい人はぜひグロービスへ。
 時間も体力もお金も有限です。その限られた資源をどのように活かし、どのようなリターンを得るのか。どういう行動にそれらを投下していくのか。すべて自分の意志次第です。グロービスのMBAは黙って授業を聞き、座っているだけでは何も得ることはできません。主体的であることが極めて重要です。自らどんどんアウトプットすることで周りを巻き込み、お互いに刺激を与え合いながら切磋琢磨し、徹底的に実務に紐付けていくことで、学びの価値は何十倍にも膨れ上がります。
 また、グロービスは単に経営を体系的に学ぶ場だけではなく、「志」について考える場でもあります。自分の内面と向き合い、自らの価値観を見つめなおし、「仕事を通じて何を目指すのか?どのようなことを成し遂げたいのか?」ということを何度も考える機会があります。一人ではなかなか突き詰めて考えることが難しいテーマですが、同じように悩みながら自分と向き合う学生たちと一緒ならば、少しずつでも自分なりの答えに近づくことができるはずです。
 グロービスは、自分のいる組織を良くしたい、さらにはボーダーレスで世界を良くしたいと考えている人、これからの時代を引っ張るリーダーになろうと努力する人たちの集まりです。そうした仲間と出会い、触れ合うことで、志の実現に向けてのモチベーションが燃え上がり、リーダーとしての自覚が生まれ、行動が変わっていくのだと思います。自分が変らなければ、周囲も組織も変えられない。自分を変えるには、思い悩むのではなく、行動に移していくべきではないでしょうか。
 経営を学ぶだけでなく、信頼できる仲間を作り、志を醸成したい、という人にはぜひグロービスに飛び込んでみてください。
中尾依子さん ● Yoriko Nakao

 グロービス経営大学院2011年入学、2014年卒業。立命館大学大学院理工学研究科修了後、パナソニック株式会社に入社。デバイスの新商品企画・開発に従事。グロービス経営大学院入学後の2011年に技術営業グループに移動し、国内外を問わず新商品のニーズ調査から拡販活動に従事。2013年1月に事業企画、2015年1月からは商品戦略を担当され、「常にチャレンジし、成長し続け、ボーダーレスで多くの人々に“喜び”を提供する」という志を胸に、日々邁進している。

中尾依子さん 評判・卒業生の声 のページ。グロービス経営大学院は東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・オンラインで、「ビジネス・リーダー」を育成するための実践的なMBA(経営学修士)プログラムを提供する専門職大学院です。