大山尚貢さん 評判・卒業生の声

学生の声

一緒に学ぶ仲間や教員との本音の交流が、
かけがえのない財産に。

ノバルティスファーマ株式会社

メディカル本部 部長
グロービス経営大学院 2008年入学 2010年卒業

大山尚貢さん Naotsugu Oyama

※2013年掲載・肩書きは2015年5月時点

大山尚貢さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

医学一筋だった私が、最短でビジネスを理解するにはMBAが最善。
 10年間臨床医として働いた後、2006年に製薬業界に入りました。それまで医学一筋で、いわゆるビジネス経験の全くなかった私は、まずはビジネスの仕組みを早く押さえなければいけないという強い危機感を持っていました。循環器専門医としての経験と知識は、当然ながら製薬業界においても活かせる部分が多かったのですが、学生時代から医学に特化したキャリアを歩んできたため、医療分野以外に関しては大きな壁を感じていました。ビジネスや経営に関して、何をどのように学べばいいのかまったく想像がつきませんでした。ただ、製薬業界においても自分の能力を最大限に発揮し、ひとりでも多くの患者さんへ優れた医薬品を提供したいという想いは強く、そのために一日でも早く周囲のレベルまでキャッチアップすることが必要だと考えていました。ビジネス全体を俯瞰するための知識と経験、ビジネス分野で通用する論理思考力、多くのスタッフを巻き込みプロジェクトを推進していくためのリーダーシップなどを短期間に集中して学ぶことができる場はないか。そう考えていたときにMBAを知りました。これを実現するには、MBAプログラムで学ぶことが最善だと考えであり、MBAの取得を目指すようになりました。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

柔軟な制度で家庭と業務の両立ができ、高い実践性を誇る授業が決め手に。

 MBAの取得を目指すようになるまで、ビジネススクールに関する予備知識は全くありませんでした。いろいろと調べていくと、MBAプログラムと言っても、各スクールによって実に様々な授業スタイルや特徴があることがわかりました。私は、選択の判断基準として、2つのポイントを重視しました。1つはビジネスに活かせる実践性の高さ。もう1つは仕事を継続しながら学べる環境が用意されているかどうかです。
 どこのビジネススクールも実践性の高さをうたっているものですが、その中身、実践性を担保しているものは何かをしっかり把握しておくことが重要です。グロービスは、ほぼすべての授業が、実務家教員によるケースメソッドと呼ばれる議論中心のスタイルを採用しています。議論するためには、経営知識を活かして自分の考えをまとめなければなりません。これは思考力が相当鍛えられると感じましたし、ビジネスの第一線で活躍する教員に学べる点も魅力的でした。
 また、週末を中心した開講スケジュールと拠点(東京、大阪など)を跨いで振替受講が可能な柔軟性の高い制度がある点も他校にはない特徴です。また、いずれのキャンパスも交通の利便性の高い場所に立地しており、通学することのハードルが低かったこともグロービスを選択した理由のひとつです。
 ちなみに私は、家庭や仕事とのバランスが取れるか不安があったので、本科生として入学する半年ほど前から、「単科生(科目等履修生)」として基礎科目を中心に少しずつ受講を始めました。そして、仕事や家庭との両立することへの手応えを掴んでから、本科生への出願を決意しました。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

一緒に学ぶ仲間や教員との本音の交流が、かけがえのない財産に。

 魅力として3点挙げたいと思います。まず1つ目は実践的な授業です。授業は様々な状況設定のケース(企業事例)を題材に行われます。予習の段階で、フレームワークをはじめとする教科書で学んだ知識を総動員して、「自分がこのケースの主人公だったらどうするか?」という設問に対する答えを用意します。グロービスの授業は、一方的に聞くのではなく、ケースメソッドと呼ばれる形式で行われ、ほとんどの科目がディスカッション中心に進みます。ディスカッションでは、教員だけではなく、学生からも鋭い質問が投げられ、お互いの意見をぶつけ合うので、予習の段階で深く考え抜いておく必要があります。話を聞くだけではなく、積極的に発言するために必死になって頭を動かすので、授業はとても充実していますし、また、実務に活かすにはどうすればよいかという実践的な気付きを得られる機会も多くなることが魅力ですね。

 2つ目は共に学ぶ仲間との交流です。多様な業界から集まった、バラエティーに富んだ人たちがクラスメイトとなり、本当に多くの刺激を貰いました。職場ではそれぞれの役割を果たすべく「顔」をもって仕事をしているのですが、グロービスにいる間は、肩書きや経歴と関係のない時間を共有することができ、本音でお互いの想いや悩みを語り合うことができるのです。これは私にとってはかけがえのない経験であり、グロービスで出会った仲間はみな一生涯の友となりました。

 3つ目は教員との交流です。グロービスの教員は、経営の最前線にいる人ばかり。彼らは、経営という筋書きのないストーリーを語る上で、正確な知識と見識に基づく判断、意思決定の方法のみならず、自らの志を探り当てるために自身の心に本質的な問いを投げ続ける重要性を教えてくれました。また教員と学生という垣根を越えて、人間同士として尊敬し合い、本音の交流を卒業後も続けられていることは、素晴らしいことだと感じています。

卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

未知の領域でも自信を持って取り組める。

 「MBAを取得したから何かが劇的に変わる」ということはありません。しかし、どんなプロジェクトを担当する際にも、ビジネス全体から見てこのプロジェクトがどう位置づけられているのか、俯瞰的に自分の仕事を捉えられるようになったお陰で、業務を推進していく上での視点の抜け漏れが少なくなりました。また、ものごとを丁寧にかつ論理的に考えていくというスキルも向上しました。特に、専門領域である医学領域の知見と経営戦略、事業戦略との整合性を常に考える習慣がつきました。
 卒業して数年経ちますが、今でも日々の業務において、グロービスで学んだことが活きていることを実感します。シンガポールに赴任して、新興国におけるビジネスも担当したことがあります。各国の医療事情を分析した上で戦略を練る必要があるのですが、これは私にとっては未知の領域であり、専門領域の知識と経験だけでは容易に解決できない出来ない課題でした。しかし、グロービスで学んだお陰で、必ず解決策はあるはずだと自分を信じることができ、自信を持って取り組めたため、ビジネスを推進することができました。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

悩む前にまずは一歩を踏み出してみてください。
 グロービスへの入学を検討されているのであれば、ぜひ「単科生制度」を利用して、まずは1科目だけでも受講してみてください。実際に受講してみると、自分が求めているものを満たす授業なのかどうか自分の目で判断できますし、仕事との両立が可能かどうかの見極めもできます。1科目でも受講してみて満足できるのであれば、その後もきっとグロービスはあなたの期待に応えてくれるはずです。グロービスでの2年間はとても充実したものになると思いますし、楽しんでMBAを取得することができると思います。
 MBAの取得には、多くの時間と費用を必要としますので、誰にでも安易に勧めることはできません。しかし、「自らを変革したい。組織や社会をよりよいものに変えたい」という高い志を持った方には、その想いに応えるための環境が整っているグロービスを、自信をもって勧めます。私はグロービスで学べたことをとても誇りに思っています。グロービスでの経験は何ものにも替えがたい貴重な経験となりました。卒業生の1人として、より多くの方々がグロービスを巣立ち、同窓生として交流できるのを楽しみにしています。
大山尚貢さん ● Naotsugu Oyama

 グロービス経営大学院2008年入学、2010年卒業。北海道大学医学部卒業後、同大学循環器内科に入局。北海道大学大学院で医学博士号を取得後、Harvard Medical SchoolでPostdoctoral fellowとして研究活動に従事。2006年アストラゼネカ株式会社に入社し、2011年からシンガポールでアジア全域を担当。2013年よりノバルティス ファーマ株式会社で現職に至る。

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