戸倉雅子さん 評判・卒業生の声

学生の声

困難に直面し心が折れそうになったとき、
一歩踏み出す勇気を与えてくれる
仲間と志が得られる場。

株式会社セールスフォース・ドットコム

アカウントエグゼクティブ
グロービス経営大学院 2011年入学 2014年卒業

戸倉雅子さん Masako Tokura

※2013年掲載・2015年更新

戸倉雅子さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

これまで順調だった商談に、徐々に苦戦を感じはじめ焦燥感に駆られた。
 IT企業でコンサルティング営業を担当しています。技術進歩が著しいIT業界、お客様から求められる提案も日に日に高度化、複雑化しており、これまで順調に獲得できていた商談に徐々に苦戦することが多くなりました。「このままではいけない。何か手を打たなければ」という危機感が芽生え、単なる商品やソリューションの提案だけを行うのではなく、お客様の経営課題を理解し、それを解決する提案ができなければ、これから戦っていけないと思うようになっていたのです。私には、そして自分の行う提案には、何が足りないのだろうと考えた結果、「組織・人事」や「マーケティング・戦略」、「会計・財務」といったビジネスの根幹を支える領域の知識や、それらを駆使してビジネスを俯瞰的に見る視座を持っていないことに気づきました。
 そんな時、上司との面談の機会があり、自分の課題意識を伝えてみたのです。その際、上司が「まずはこの科目だけでも受講してみれば」と推薦してくれたのが、グロービスの『クリティカル・シンキング』でした。グロービスのパンフレットまで用意してもらって(笑)、内容を詳しく教えてくれました。これが、グロービスに触れた初めての機会であり、その後の私の人生を大きく変える出来事となったのです。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

MBAという学位が欲しいわけではない。明日の商談で使える学びが欲しかった。

 MBAプログラムの科目を1科目(3ヶ月)から受講できる単科生制度を利用し、上司の推薦どおり、まず『クリティカル・シンキング』を受講しました。グロービスの授業は、教員の話を一方的に聞く講義形式ではなく、ディスカッション中心のケースメソッドと呼ばれる方式を採用しています。授業では、実際に存在する企業の事例(ケース)を題材にして、「あなたが経営者の立場ならどう判断するか?」という問いに対して、徹底的に議論します。
 ケースの主人公になりきって考えるという学び方は、これまで経験したことのない楽しさを感じました。その理由のひとつは、自分の担当業務をこなしているだけでは決して経験できない、意思決定の修羅場を何度も擬似体験することができるからだと思います。現場レベルの立場ではなく、経営者の立場に立って戦略を考え、それを社員に伝え、実行し、結果を出すというプロセスを考える時、どこにボトルネックが生じるのか、それを乗り越えるためのオプションは何が考えられるのか、などを喧々諤々、教員や学生と議論する営みはとてもワクワクしました。それは、同じクラスで学ぶ仲間は、業種も職種はもちろん、年齢もポジションも異なるため、誰一人同じような物の見方をしないからです。加えて、皆、向上心や成長意欲がとても高く、遠慮せずに意見をぶつけ合うので、議論する度に自分では考えつかなかった気付きが得られるのです。

彼ら、彼女らと一緒にもっと学びたい、という気持ちが授業に参加する度に強くなっていくのを感じていました。
 実際に大学院(本科生)への出願を決める際には、他のビジネススクールとも比較検討しました。改めて「何のために学ぶのか」ということを考えたとき、自分はMBAという学位が欲しいのでなく、明日の商談で使える学びを求めていることに気が付いたのです。いかに実践的な内容であるかという視点で、他のビジネススクールと比較すると、やはりグロービスの授業のクオリティを上回る大学院は見つからなかったのです。
 もうひとつの決め手となったのは、MBAの基本領域である、「ヒト・モノ・カネ」といった領域以外に、「志」という独自の領域があったことです。ビジネスパーソンとしての経験はまだまだですが、仕事で結果を出す中で日々感じていたのは、成長し続け、成果を出し続けるには、スキルを高めるだけではなく、人間的な魅力も磨く必要もあるということでした。グロービスでは「志」を育むために複数の科目が用意されています。これらの科目から、人間力を磨くための方法論を学びたいと考え、最終的にグロービスへの出願を決めました。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

準備不足や浅い考えのまま授業にのぞめない緊張感。

 グロービスで学ぶ魅力は、ビジネスの第一線で数々の経験を積まれた教員と、毎回の授業に全力で挑む学生たちとの真剣勝負の授業。準備不足や、考えが浅いままで授業にのぞむとすぐにボロが出てしまいます。考えて、考えて、考え抜いた学生の発言と、その場での思いつきの発言の差はすぐにわかります。クラス全員が、毎回真剣に授業に挑めば挑むほど、学びの深いよい授業になるのです。まさに、1回1回の授業が、教員と学生がともに創り出すライブエンターテイメントといった感じで、生き物の様です。二度と同じ授業は再現できません。自分自身も授業を創っているのだと考えると、手抜きをして授業にのぞむことは許されないですね。ただし、授業は職場とは異なり、上下関係や互いの評価を気遣い、遠慮し合う必要のないリスクフリーの場。たとえ間違った発言をしても、それを受け入れてくれる風土があります。時には、議論が白熱したり、厳しい指摘を受けたりすることもありますが、それはお互いの信頼関係があるからこそ。グロービスの授業は、思い切って自分の意見をぶつけ、大いに失敗し、失敗から学び、それを成長に変えていくための場所だと思います。
 また、学びの環境を支えてくださるスタッフの質の高さにも感心します。授業内容や教員の質に対する学生の満足度を常に把握し、サービスを向上させようとするスタッフの姿勢には、いつもプロ意識の高さを感じました。時に優しく、時に厳しく、学生の学びをサポートしてくださいます。

生涯を通じて、かけがえのない存在となる仲間に出会える。
 グロービスの一番の魅力は、生涯を通じてかけがえのない存在となる仲間たちに出会えることです。グロービスには、授業や勉強会、授業後の懇親会、学生が企画するイベントなど、どこまでも前向きで、エネルギーに溢れる教員・学生・スタッフが集う機会が数多く存在します。こうした場を通じて、恩師と呼べる教員との出会いや、卒業後も一生つながっていたいと思える仲間と出会えたことは、自分の人生にとって大きな財産だと思います。
 グロービスには「あすか会議」という、年に1度開催される在学生・卒業生が一堂に集まる600名規模(当時)の宿泊型のカンファレンスがあります。私は2012年にこのカンファレンスの学生企画委員を担当させていただきました。各界のトップリーダーをお招きし、彼ら彼女らの生き様に触れ、多くの学びと刺激を得ることができる貴重なイベントです。各キャンパスから立候補した約50名の学生企画委員が、仕事と学業と企画委員の活動を並立させながら企画を練っていくのですが、私はこの経験を通じてとても大きな学びを得ることができました。どうすれば参加者全員が「あすか会議」を通じて、より大きな学びを得ることができるのかを考え、委員長を中心に企画に落とし込み実現していく過程は、プロジェクトマネジメントの現場そのもの。「あすか会議」を成功に導くために泣き、笑い、苦楽を共にした50名の仲間たちは、強い絆で結ばれたかけがえのない存在です。こういった経験ができるのも、グロービスならではだと思います。

卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

ビジネスは「正解」のない世界。限られた時間と情報の中で意思決定する力を得られた。

 卒業後、転職したこともあり、これまで以上にビジネスパーソンの意思決定の瞬間に立ちあうことが多くなりました。経営者や管理職であっても、現場の社員であっても、限られた時間と情報の中で判断を下さなければなりません。しかも、ビジネスは「正解」のない世界。何が正解で、何が間違いか、という唯一無二の答えなどなく、「あなたなら、どうするのか。」を問われるということを日々実感しています。
 グロービスで繰り返した、「すべてのケースに対し、リアリティを持って、当事者の立場で真剣に考える」という学び方はまさに意思決定の疑似体験であり、卒業後にこそ、リアルな仕事の現場に活かせていると思います。
 自分自身も一人のビジネスパーソンとして意思決定を下す機会も多くなったのですが、グロービスで学んだ意思決定のためのプロセスや判断軸、自分の頭で徹底的に考え抜く力が役立っていると感じています。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

困難に直面し心が折れそうになったとき、一歩踏み出す勇気を与えてくれる仲間と志が得られる場。
 グロービスへ出願をお考えの方は、「このままではいけない。もっと成長したい、そして会社を変えたい」といった想いをお持ちの方だと思います。成長したいと思えば思うほど、大きなチャレンジにトライする機会が増え、自らではどうすることもできないような困難に直面することもあるでしょう。自分が選んだ道は正しかったのか、思い悩むことが増えてくると思います。グロービスは、人生に迷ったとき、困難に直面し心が折れそうになったとき、何か新しいことにチャレンジしようとするとき、背中を押してくれる仲間と、一歩踏み出す勇気を与えてくれる、自らの「志」が得られる場所です。限りなく真剣に、そして誠実に学び、自分と徹底して向き合う場だからこそ、かけがえのない仲間と、揺るがない「志」が生まれてくるのだと思います。これらを得ることは、決して簡単ではありません。どれだけ学びにコミットするのか、すべてご自身次第です。
 自分の可能性を信じ、精一杯成長したいと思われている方は、一人でも多くグロービスに入学いただきたいと思います。
戸倉雅子さん ● Masako Tokura

 グロービス経営大学院2011年入学、2014年卒業。神戸商科大学(現・兵庫県立大学)商経学部国際商学科卒業後、富士通エフ・オー・エム株式会社に入社、ITインストラクタ、研修講師、ITシステム関連のコンサルティング営業に従事。在学中にSAPジャパン株式会社への転職を経て、株式会社セールスフォース・ドットコムに入社。「人とITのあいだに立ち、一人でも多くの人を笑顔にする」を自身の「志」として邁進中。

戸倉雅子さん 評判・卒業生の声 のページ。グロービス経営大学院は東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・オンラインで、「ビジネス・リーダー」を育成するための実践的なMBA(経営学修士)プログラムを提供する専門職大学院です。