説田巧さん 評判・卒業生の声

学生の声

正解を求めるのではなく、
自分の頭で最適解を考えるようになった。

外資系コンサルティングファーム


グロービス経営大学院 2012年入学 2014年卒業

説田巧さん Takumi Setsuda

※2012年掲載・2015年更新

説田巧さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

「会社を変えたい!」この想いを実現する力を身につけたい。
 MBAの取得を考えたのは、「会社を変えたい!そのための力をつけたい!」と思ったからです。私は新入社員で本社の配属になったので、幸い早い段階で会社の全体像を見ることができ、そこでの経験から会社や自分の考え方に対して問題意識を持つようになりました。「なぜ会社はこのように意思決定をするのか?」「なぜこのような仕組みになっているのか?」。何か変だなと直感的に感じる面があると、仕事もまだ十分にできないくせに生意気にも批判的なことばかり考えていました。ある時先輩に「会社のこういうところ変じゃないですか?」と言った際に「じゃあお前ならどうするんだ?」と聞き返されて、何も答えることができませんでした。様々な問題に対して、当事者意識を持って主体的に考えられていない自分の未熟さを痛感。すごく悔しかったですね。この経験から、会社を変えたいという想いを小さなことからでもいいので、実現させるための力を身につけていきたいと考えるようになりました。
 まずは会社の仕組みを理解しようと、会社にとってはお金の流れが最も重要だろうという考えから、アカウンティングやファイナンスの勉強をしました。お金の流れは理解できるようになったのですが、ビジネス全体のメカニズムがつかめない。そこで、体系的に経営を学べるものはないかと探していた時に、中小企業診断士という資格に出会いました。勉強を始めてみたら、これが面白かったので、必死に勉強して社会人3年目に試験に合格することができました。
 しかし、ある時ふと立ち返って、自分はどれだけ目標に近づけたのかと考えた時に、全然だめだったんですね。たしかに知識は増えて会議での議論の内容や背景は理解できるようになったのですが、「どうすれば会社を変革できるのか?」という問いに、自分なりの答えを出せるまでには至ってなかった。まだまだ力不足だと感じて、足りないものを埋めるために次は何をしようかと考えていました。そんなときに中小企業診断士は「プチMBA」と言われていると聞きました。このことがきっかけとなり、MBAの取得を考えるようになりました。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

実務でのアウトプットへのこだわり。グロービスなら、実践的なスキルが身に付くと確信。

 グロービスを選んだのは実務に直結する実践的なスキルを身に付けられると感じたからです。
 中小企業診断士の勉強を通じて、まだまだ知識の幅も思考力の深さも足りないとは自覚しながらも、知識のインプットは独学でも可能だという自信を持っていました。当時の課題意識は「いかにインプットした知識を実務につなげ、アウトプットに結びつけていくか」「正解のない問題に対して、いかに自分なりの答えを出せるようになるか」でした。そのために何をすべきなのかを考えていた時に出会ったのがグロービスでした。実務に直結するスキルが身に付けられるという点が、課題認識とマッチしていましたし、ビジネスリーダーの育成や志を掲げているところが他のMBAとは異なり魅力的でした。加えて、「会社を変革できるようになりたい」と考えていた私にとって、「創造と変革の志士」という言葉は心に刺さりました。
 すぐにオープンキャンパス(説明会)に参加し、体験クラスを受講しました。通常の大学の授業のように聞いているだけの受け身の講義形式ではなく、教員や学生同士でディスカッションする授業がとても新鮮でした。授業中、常に頭をフル回転させていないとついていけないので、これは思考力が相当鍛えられるなと感じ、1科目から受講できる「単科生制度」を利用。まずは『クリティカル・シンキング』を受講することにしました。体験クラスを受けていても、正直なところ初日の授業を受けるまではまだ「グロービスのレベルはどんなものなのだろう」と半信半疑でした。しかし、そんな疑念は初回の授業開始早々に吹っ飛ぶくらいに、他の学生のレベルの高さに圧倒され、教員の巧みなファシリテーションに引き込まれて、気がついたら授業にのめり込んでいました。そして、3か月間の全6回の授業を通じ、確かな手応えを得ることができ、グロービス経営大学院への進学を決意しました。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

仲間、教員、スタッフが、同じ志を共有しているコミュニティ。
互いに学び合い、社会を良くしていこうとする風土がある。

 グロービスに集う人はみなファミリーのような温かさを持っていることです。またそこは同時に、主体的に行動することが求められる厳しさも併せ持ったコミュニティでもあります。
 学生それぞれが問題意識とビジネスに対する熱い想いを持っており、成長意欲が高く、お互いから学び合い、成長を支援し合うことが当たり前。また、教員や事務局のスタッフの方々も全面的にそれをバックアップしようとする風土があります。グロービスには、なぜこれだけ強力なサポーターが集まっているのだろうと不思議に思うこともありました(笑)。きっとグロービスに集う人たちは、根っこ部分で日本、社会をより良くしたいという共通の志を有しているからだと思います。
 グロービスにいると、常にポジティブな気持ちになりました。独学で勉強していると楽な方へ逃げてしまいそうなりますが、仲間の頑張りが刺激になり「もっと自分も頑張らないと」と奮起させられます。仲間と話すだけで、モチベーションが高まる素晴らしい環境だと思います。また、教員や学生仲間と議論するたびに、「自分は何のために働くのか」「ここでの学びをどのように会社に社会に還元するのか」という学ぶ目的を常に意識するようになり、学んだことを活かして社会のために何かしたいという想いが日に日に強まっていきました。

 もちろん楽しいことばかりではなく、授業は本当に厳しいです。仕事で疲れた頭で予習に取り組むと、何度も思考停止に陥りそうになりました。そんな時も、自分に鞭打って何とか準備して授業に臨むわけですが、それでも授業では教員や仲間にバッサリ切られます。「問題を捉える視点が狭すぎた、分析が甘かった」と毎度落ち込むのですが、徐々にそれが快感になってきます(笑)。失敗から学ぶことのほうが多いですからね。
 このような環境に身を置くことで、間違いなく成長スピードは速まると思います。もちろん受け身で座っているだけでは意味がありません。でももし、はじめは受け身だったとしても、周囲の学生からの刺激で、「なんとしても何か掴み取ってやろう」という気持ちに自然になると思いますよ。
 また、グロービスでは、在学時はもちろん卒業後も「同窓会」や「互援ネット」など、学生同士のつながりを維持し、互いから学び合う仕組みがあるのも魅力ですね。一生自分を成長させる場として、これからもグロービスを大いに活用していきたいと思っています。

卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

正解を求めるのではなく、自分の頭で最適解を考えるようになった。

 ビジネスにおいては必ず正解に辿りつける方程式はなく、事業特性や状況に応じて個別解を自分の頭でひねり出さないといけない。グロービスでの学びを通じてこのようなマインドセットを得られたのは大きな収穫でした。
 授業で扱う課題は、100%正しい正解があるわけではなく、常に自分がケース(企業事例)の主人公になったつもりで、「自分ならどうするか?」「なぜそうするのか?」を突き詰めて考えます。とても疲れますが、そのおかげで正解のない問題に対して粘り強く考える耐久力がつきました。加えて、「今ここで答えを出さないといけない問題は何か?」「その問題に対してどのような論点を考慮すれば核心に迫れるか?」を常に意識するようになりました。実務で前例のない課題を与えられても、「課題の本質は何か?」「どのようにアプローチしていこうか?」と楽しみながら取り組むことができるようになりました。以前は抽象度の高い課題に対しては思考停止してしまうこともありましたが、今ではそのようなことはなくなりましたね。「自分の頭で考えろ」と言われたことがある人は多いと思いますが、実はそれって結構難しいことですよね。考えているつもりなのに思考が深まっていないというのはよくあることだと思います。「自分の頭で考える」ことを掴めたこと、それにより仕事に対するオーナーシップが高まったことは大きな変化だと思います。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

迷ったらまず一歩進んでみることをお勧めします。
 出願を検討されている方は、問題意識も向上心も高い方だと思いますが、入学のタイミングを迷っているのであれば、少しでも早く一歩を踏み出すことをお勧めします。
 私は社会人歴が浅い段階でグロービスの門を叩きましたので、どちらかといえば若手のみなさんへのメッセージになるかと思います。「まだ自分にはMBAは早いのではないか?」「経験が浅く授業についていけないのではないか?」と心配されているとしたら、そんな心配はまったく必要ないと思います。グロービスで学び始めると成長曲線が間違いなく急上昇する。最初は大変かもしれないですが、すぐに周囲の学生と議論できるようになるはずですよ。ついていけるかどうか不安な方は、ぜひ「単科生制度」を利用して一度受講してみてはいかがでしょうか。レベル感や雰囲気を掴むには最適な方法だと思います。
 あと、他校のMBAプログラムと迷われている場合は、まずはオープンキャンパス(説明会・体験クラス)に参加してみることをお勧めします。学校との相性はあると思いますし、グロービスは特徴がはっきりしていますので、相性が合う人は一度授業を体験すれば、すぐ気に入ると思います。
 最後にお伝えしたいのは、知識の習得ではなく、知識を使って実務で結果を出すためのスキルの習得を目指している人であれば、間違いなくグロービスをお勧めするということです。ぜひグロービスの門を叩いて新たな一歩を切り拓いてください。
説田巧さん ● Takumi Setsuda

 グロービス経営大学院2012年入学、2014年卒業。東京大学大学院農学生命科学研究科修了後、国内大手消費財メーカーに入社。ブランド戦略部、マーケティング部、経営企画部を経て、「会社を変革するお手伝いをしたい」という想いから、外資系コンサルティングファームに転職。

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