丸山祥子さん 評判・卒業生の声

学生の声

大学院選びで大事なのは
「何を学ぶのか」と「誰と学ぶのか」。

株式会社丸山組

代表取締役社長
グロービス経営大学院 2010年入学 2013年卒業

丸山祥子さん Sachiko Maruyama

※2012年掲載・2015年更新

丸山祥子さんがMBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

後継者として自信にあふれ、自らの可能性に希望を持てるように。

  父が経営する会社(建設会社)に入って間もなかった私は、後継者としての自覚は少しずつ芽生えていたものの、「経営とは一体何だろうか、何を考えることが経営について考えることになるのだろうか」「女性である自分が、男性社会である建設会社をどうやって引っ張っていけばよいのだろうか」「自分に社員たちの生活を負えるだけの強さがあるのだろうか」といった多くの悩みを抱え、息が詰まりそうな毎日を送っていました。
 体系的に経営を学ぶ必要性、建設業という男性社会で生きていくための武器の一つ、加えて自らを厳しい環境下に置くことで強くなりたい、そして数年後には、今の自分とは違う顔つきになって会社を率いていたい。このような目的のためにMBAという環境を利用しようと思ったのです。
 「MBA」取得を決めたのは、単科生として初めて受講した『クリティカル・シンキング』の教員の一言。「ビジネススクールにいる人は何も特別な存在ではない。皆さんと何ら変わらないビジネスパーソンたち。ただ卒業する時は、顔つきがまったく違っている。自信にあふれ、自らの可能性に希望を持ち、晴れ晴れとした表情になっている。」この一言が、当時、大学院本科生への進学に悩んでいた私の背中を押しました。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

大学院選びで大事なのは「何を学ぶのか」と「誰と学ぶのか」。

 グロービスでは、ケースメソッドという形式で授業が運営されています。具体的には、ケース(企業事例が記載されたもの)を読み、予め自分の意見をまとめ、それをもとに教員や学生と議論することで授業が進みます。企業事例を題材に「自分ならどうするか?」という意思決定の疑似体験を重ねていくのです。そこには「他人が10年、20年かけて経験する内容を体系的に短期間で学ぶ」という利点があります。ケースは多様な業種やビジネスモデル、様々な立場のビジネスパーソンが登場します。多種多様な状況設定下で自分が経営者だったらどう判断するか。グロービスを選んだのは、これらの意思決定の繰り返しを積み重ねていくことで、将来経営者となる自分に足りないものは何かを気づけると感じたからです。

 グロービスに決めたもうひとつの理由は、共に学ぶ仲間たちが素晴らしかったから。クラスメイトは、誰もが仕事に対して情熱的で、向上心に溢れる人たちばかり。MBAでは「何を学ぶか」に加えて、「誰と学ぶか」も大事だと気づいたからです。正直に言うと、ついていけるかどうかとても不安だったのですが単科生として受講しているうちに、「彼ら、彼女らとともに学びたい」という思いのほうが強くなっていったのです。成長意欲あふれる人たちの中に身を置き、日々自らにプレッシャーをかけることで、必ず成長スピードが変わってくるはずだと考え、グロービスへの出願を決めました。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

授業以外にも自ら成長させる多様な機会がある。

 魅力のひとつはグロービス独自の「志」系と呼ばれている科目群があること。これは、「グロービスで学んでいなければ、今の自分はなかった」と思えるようになった大きな理由のひとつだと考えています。『企業家リーダーシップ』や『経営道場』といった科目では、経営者として、またひとりの人間として、「自分は何を志し、どのように生きていくのか?」を問われ続けます。この問いを自らに繰り返し問うことは、経営者としての強さを養う=経営者としてのぶれない信念を持つための貴重な鍛錬の場となりました。
 もうひとつの魅力は、グロービスには授業以外でも成長する機会が豊富にあること。全国の学生が一堂に集まる「あすか会議」や学校公認のクラブ活動、授業終了後の懇親会、勉強会など、授業以外で教員や学生と交流する場がとても多いのです。そして、これらの活動は、すべて学生自らが作り上げるのがグロービスの特徴。私は「チャンスがあれば何でもやる」というスタンスで入学したので、様々なイベントに企画担当として携わり、リーダーシップを発揮する場を得ました。こうした経験が、リーダーとしての能力をより育ててくれる機会になったと感じます。
 こういった独自のカリキュラムや活動を、行動力のある仲間たちと一緒に行えること。これが、他校にはないグロービスの最大の魅力ではないでしょうか。

卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

生涯成長するために、常に学び続ける姿勢。
 卒業後に変化を感じている点は2つあります。ひとつは、経営することへの焦りがなくなったことです。これは入学前には、思ってもみなかった変化です。在学中はグロービスと仕事の両立で手一杯だったため、「卒業後は学びをフル活用して思いっきり会社を変えるぞ!」と意気込んでいました。しかし、いざ現実に向き合ったときに気づいたのです。「先は長い」と。古い建設会社の跡取りという立場もありますが、1年や2年で会社を変える必要はないことや、急いで何かを成し遂げたいと思うのは未熟な自分のエゴであること、そもそも自分が掲げた「志」は短期間で達成するような簡単なものではなく、人生をかけた壮大な取り組みであるはずと思い直すことができたのです。
 こうした変化は、卒業間近に半年間かけて取り組んだ『研究プロジェクト』によるところが大きいと感じています。この科目を通じて、「300年企業の繁栄の秘訣」というテーマで複数の長寿企業を研究し、「長期目線で考える」ことの大切さを知り、私の経営スタイルに大きな変化をもたらしました。
 もうひとつの変化は、MBAの学びを活かすことは、各々の科目を通じて得た知識を実務で活用することだけではないと考えるようになったことです。MBAで学んだ最も大切なことは、生涯成長する姿勢を忘れないこと。そのために、常に学び続け、最新の知見を得ながら、それらを自分の体験と融合させること。こうした考え方を持てるようになったのは、グロービスのMBAで学んだお陰だと思っています。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

MBAが役立つ瞬間は必ず訪れます。
 もしあなたの不安が仕事や家庭との両立だとしたら、今すぐグロービスに来て学生に声をかけてみて下さい。かつて、あなたと同じ不安を抱えていた学生がすぐにみつかるはずです。私もはじめはとても不安でした。同じ不安を乗り越えてきた先輩が、グロービスには山ほどいることを忘れないで下さい。
 そして、もしあなたの不安が、「MBAは仕事で使えるのだろうか」という疑心だとしたら、どうぞ安心して下さい。MBAで学んだことが役立つ瞬間は必ず訪れます。なぜなら、グロービスのMBAというフィルターを通せば、あなたのいる世界が実は驚くほど刺激的で、あらゆる可能性に満ちたビジネスに生まれ変わるからです。
 MBAで学ぶことを特別視しないでください。特別なのは、グロービスのMBAという環境をくぐり抜けた先にある、あなた自身です。
 あなたの未来が、グロービスという場を経ることで、可能性に満ちた世界になることを心から願っています。
丸山祥子さん ● Sachiko Maruyama

 グロービス経営大学院2010年入学、2013年卒業。早稲田大学大学院理工学研究科修了後、「空間は人を育てる」ことを信念に、まちづくりや建築設計の仕事に携わる。2009年に、80年以上続く地元密着型企業の後継者として、家業の建設会社に入社。
 現在は人材育成や原価管理システム構築など、古い体質から脱皮し、厳しい環境でもやりがいのある仕事をつくるために自社を少しずつ変化させている。

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