振り返りセッションは、自らの心の支えとなる「志」を磨き上げる場です。入学してからの自分を見つめ直し、志は変わっていないか、志に向けて着実にステップを踏めているかを確認し、仲間からの真剣なフィードバックをもらうことができます。
普段の生活では得られないこの機会を通じて志を磨き上げ、明日からの仕事の意味付け、クラスでの学び方、将来のキャリアステップを具体的に考えることができます。

岡本 宜大 さん
2011年卒業

グロービスではskillとwill(志)を学びます。skillはクラスを通じてとことん学べますが、志は経営道場など一部の限られたクラスでしか学べません。そもそも志はクラスで学ぶものではなく、時間を掛けて練り上げていくものであるからです。ただ何かのきっかけが無くては、日々の仕事や勉強に忙殺され忘れがちですし、いざ見つめ直したいと思っても話せる相手も見つけにくく、恥ずかしい部分もあります。そのきっかけの場を提供してくれるのが、この振り返りセッションです。入学の際に、志を共有し合った仲間とじっくり腹を割って語り合うことができます。
具体的な内容としては、自分の志の実現へ向けたステップがうまく進んでいるかを振り返り、不安な部分や曖昧な部分を埋めていく作業をしていきます。私の場合、入学当初の志は「途上国で企業経営をして雇用を創出する」という漠然とした内容だったのですが、このセッションで「既存の企業に参画しない理由は?」「そのアプローチは本当に効果的か?」「必要なスキルセットは?」など愛のある指摘をたくさん頂き、自分の調査・分析の甘さを痛感しました。フランクに様々な切り口で語り合える仲間がいるのはグロービスならではですね。その後、志の実現へ向けたアプローチ方法や必要なスキルなどの整理を進め、より具体的で納得感のある志へと磨き上げることができています。もちろん硬い話ばかりではなく、クラスの予習・復習の仕方や、家庭・仕事とのバランスのとり方など、日々の生活をうまくやっていく為のノウハウ共有もたくさん行われます。
その後、もう一度磨かれた志を見つめながら、明日から何をどう変えていくか、将来像はどう有るべきかを考え、モチベーションを高めていきます。私のセッションでは、リラックスした状態で無意識的に描いている将来像を浮き彫りにする作業をし、自分が意識している有りたい姿と対比しながら志がホンモノであるかを確かめるという、面白い方法でやりました。私の場合には、意識の中では厳しい環境に身を置いてスキルアップしていきたいと思っているのに、無意識では安穏とした生活を欲していることが分かり、保守的なマインドから脱却すべく自らを奮い立たせる良いきっかけとなりました。
このようにして仲間とともに志を磨き上げることで、仕事やクラスのモチベーションアップにも繋がりますし、仲間へのコミットメントにもなります。卒業後の現在でもその志は活きており、実現へ向けたマイルストーンに従いながら、スキルアップや人脈作りなど、一歩ずつ前進していっています。このセッションは、僕にとって「志への近道に気付かせてくれるもの」だと思います。