なんでオリエンテーションに丸一日かかるんだろう、事務連絡なら2時間で終わるんじゃないか。そう思っていた僕の予想は大きく裏切られました。グロービスに1分たりとも「受け身」な時間などありません。事務連絡はそこそこに、残りの数時間は「なぜグロービスに来たのか」「なぜMBAをとるのか」という志を語り合い、それから「同期としての約束」を決定する場となりました。まさにクラスと同じ濃密感。「ああ、オレはMBAを学ぶんだな」と実感した瞬間でした。

「同期としての約束」を話し合うグループディスカッションで、グループの女性が発した一言。「そもそも、みんな『成し遂げたいことがある』から、MBAに来てるんでしょ?」この一言は強烈なインパクトをグループのメンバーに与えました。「そうだ、MBAを取ることはゴールじゃない。志を実現するための手段が、MBAじゃないか。」メンバーが口々に自らの志を語り始めました。
社会人大学院が面白いのは、学生のプロフィールが本当に多種多様なこと。大手企業の若手社員、実家の事業を将来継ぐ予定の経営者の卵、すでに自分で事業を始めている起業家。「志」は学生の数だけある。このオリエンテーションは表面的な自己紹介では収まりません。「自分は何を成し遂げたくてここに来たんだ?」改めて覚悟を問われる時間でした。
私たちが決めた「同期としての約束=WAY」は、「成し遂げたいことが、ある。」という言葉です。WAYを実現するための行動指針は、「自分の可能性を信じる。」「一人の学びを皆の学びにする。」「今、この機会に感謝する。」とう言葉に決まりました。このWAYは印刷されカードになり、今私の名刺入れに入っています。数時間の議論で「完成」したのは、このたった一枚のカードです。しかし、出会って数時間なのに、熱い議論から得た刺激はとても大きいものでした。
特に感じたのは、未来や夢を熱く語る、10年前の学生時代のようないい意味での「青臭さ」。
「そうだ、僕は大学院に入ったんだな。」そう実感させてくれるオリエンテーションでした。
繰り返しになりますが、グロービスに1分たりとも「受け身」な時間などありません。「自分が成し遂げたいことは何なのか?」という大きな問いを携えて、入学オリエンテーションに臨んでください。きっと熱い仲間との熱い議論があなたを迎えてくれることでしょう。