グロービス経営大学院で得られるもの

グロービス経営大学院で得られるもの

グロービス経営大学院は、
■ 創造と変革の現場でリーダーとして活躍できる能力を開発する場
■ 自らの志と生き方(キャリア)を見つける場
■ 生涯にわたって切磋琢磨していける人的ネットワーク構築の場
の3つの場を学生の皆さんに提供したいと考えています。

1.創造と変革の現場でリーダーとして活躍できる
能力開発をし、根拠のある自信を獲得する

グロービス経営大学院への進学を考えられている方には、新規事業を立ち上げたい、ベンチャー企業を創造していきたい、あるいは現在所属している企業の現状を打破し、会社や世の中を変えていきたいというような想いを持っている方が多いのではないでしょうか。しかし、どうもその一歩が踏み出せない・・・そういう話をよく聞きます。なぜでしょうか?色々な理由があると思いますが、私はその大きな理由の一つは、経営に関する知識や経験がないということから来る不安に起因しているものだと思います。

つまり、知らないことが多いから怖い、怖いから一歩を踏み出す勇気を持つことができないということです。グロービス経営大学院で学ぶ方にはMBAという学位を取得すること自体を目的にして欲しくはありません。一歩を踏み出すために、全く「知らない」という分野をなくし、行動していくための糧にしていただきたいのです。例えば、ある組織を任されたとき、ファイナンスの「フ」の字も知らない、会計の「会」の字も知らないということでは怖くて何もできません。グロービス経営大学院で、実践に近い状態で、経営の重要な部分を学んでいただき、最終的には、「根拠のある自信」を身につけていただきたいと思います。そして、そのこと自体が皆さんが自らの可能性を信じ、行動を起こしていくことにつながっていくと私は信じています。

2.深い自己理解を通じて、
自らの志と生き方を見つける

グロービス経営大学院がとても大切にしていることの一つが志の醸成です。志という言葉は色々な定義があると思いますが、ここでは、「自分の人生をかけて、一定の時間をかけて成し得たいと、心の底から思うこと」とします。今現在、志と呼べるようなものはないという方も多いと思います。それを心配することはありません。最初は小さい「想い」かもしれません。しかし、色々な学び、経験が積み重なり、自分との対話の中から、最後には、ご自身の「志」が結晶化するはずです。志を追い求める姿勢そのものが、重要且つ貴いものだと思います。

では、なぜ志が重要なのでしょうか?

一般企業で仕事をする時間だけをとってみても、グロービス経営大学院の平均入学者年齢である33~34歳の方であれば、あと30年程度の間、仕事をすることになるのが一般的です。大学を卒業してから今までに働いた時間よりもはるかに長いこの30年という時間を、どう生きていくのでしょうか?

一体、自分は何者で、

自分は何が好きで、

自分は何をするとわくわくして、

今、この瞬間何をするべきで、

自分は何をこの人生で成し得たいのか? どう生きていきたいのか?

そして最終的にこの世の中にどのような価値を残したいのか?

このようなことを仲間との切磋琢磨の中で、自分と向き合いながら、磨いていっていただきたいのです。志の醸成には教員や学生の仲間との人間関係が極めて大切になります。自分自身のことを考えるには、仲間と真剣に議論し、何に共感するのか、どんなところで意見が違うのか、などを自ら気付いていくことが重要だからです。

そのため、グロービスでは、どのような教員に登壇してもらうか、そしてどんな方々に入学していただくかということに大変なこだわりをもっています。

全ての科目で、ご自身の志について教員や学生仲間から問いを立てられることは言うまでもありませんが、特に「企業家リーダーシップ」、「経営道場」、「リーダーシップ開発演習」の3科目、加えて、振り返りセッション、経営者と触れ合う機会である「あすか会議」は、志の醸成を強く意識した内容になっています。ここまで志にこだわっているMBAは世界中を探しても他にはないと思います。

3.一生涯にわたって切磋琢磨していく人的ネットワークを構築する

グロービスでは、学生の皆さんがお互いに、「こんな方と一緒に自らを高めていきたい」と思われるような方々にご入学いただいています。そのため、私自身が自然と心から羨ましいと思えるような、一生涯共に学んでいく仲間を、皆さんが在学中に作られています。本当に困難な状況に直面したときに相談できる仲間、心から信頼できる仲間をビジネスパーソンになった今、全くリスクのない状況で人間関係を構築できる場所はそれほど多くないはずです。是非、素晴らしい人間関係を構築していただきたいと思います。

最後に、私がグロービス経営大学院で学ばれている方に、是非実践していただきたいと考えていることで締めくくります。

ビジネススクールで学ぶということは、単に準備された科目を履修するということではありません。大切なことは、集まった学生や教員が全人格的なコミットメントを示し、相互に学びあうことです。その際重要なことは、

自分は一体何者なのか

何を得るためにMBAに通っているのか

自分自身がどれだけ価値を持ち込むことができるのか

自分自身はそこから何を得たいと思っているのか

そして学んだことを通じて世の中にどんな価値貢献をしたいのか

ということを考え続け、実践に結び付けていくことだと思います。

是非、全人格的なコミットメントの上、グロービス経営大学院でご自身の人生を変えうる経験(Life changing experience)をしてみてください。

田久保善彦
田久保善彦 ● Yoshihiko Takubo

グロービス経営大学院 経営研究科 副研究科長

慶應義塾大学理工学部卒業、同大学院理工学研究科修了。スイスIMD PEDコース修了。

株式会社三菱総合研究所にて、エネルギー産業、中央省庁(経済産業省、文部科学省他)、自治体などを中心に調査、研究、コンサルティング業務に従事。現在、グロービス経営大学院及びグロービス・マネジメント・スクールにて、マネジング・ディレクターとして企画・運営業務、教材開発等を行なう傍ら、グロービス経営大学院、企業研修における思考系科目・リーダーシップ開発系科目(クリティカル・シンキング、ビジネス定量分析、経営道場、リーダーシップ開発演習、ストラテジック・インプリメンテーション、企業の理念と社会的価値、クリエイティビティと組織マネジメントなど)のクラスを担当する。

著書に『ビジネス数字力を鍛える』『社内を動かす力』(ダイヤモンド社)、共著に『21世紀日本のデザイン』(日本経済新聞社)、『日本の営業2010』『全予測 環境&ビジネス』(以上ダイヤモンド社)等がある。