卒業式
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卒業式

学びと実践の両輪で磨かれた「スキル」「リーダーシップ」「志」。これからの社会を変えていく、かけがえのない仲間とともに、新たなる一歩を踏み出す。

学長、教員、卒業生、在校生、事務局スタッフの皆様、そして、家族や大切な人達の笑顔に包まれた卒業式には、未来を感じる空気が流れていました。卒業生たちはみな、周囲のひとたちの理解と忍耐、大いなる愛情のお蔭で卒業式を迎えられたことに、言葉にできない感謝の気持ちで一杯でした。

自らの判断軸を持って戦略を立て、リーダーシップを発揮しながら周囲を巻き込む。グロービスでの学びを実務で繰り返し、実践を通じて、自分の成長を感じる日々はとても刺激的でした。こうした経験を通じて、リーダーとして持つべきスキル、リーダーシップ、そして志が磨かれました。

しかし、この2年間で得たものの中で、私がもっとも大切にしているのは、互いに切磋琢磨することで多くの困難を共に乗り越え、社会をよりよく変えていきたいという志を持った仲間たちです。卒業式は、彼ら、彼女らとともに、それぞれの新たなる一歩を踏み出す決意をする場となりました。

[写真提供:フォトチョイス]

原 雄介 さん
原 雄介さん
2013年卒業

他の誰かがやってくれるのではない。我々一人一人の行動が、新しい歴史、未来を創る。

卒業式
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ここで私の卒業式での代表スピーチの内容をご紹介したいと思います。
私たちは、どんな志を抱き、何を学び、何を得たのでしょうか。私は、これからの日本企業が世界で戦っていくには、モノづくりの力だけではなく、イノベーション力が必要不可欠だと考えています。

「日本型企業である自社を変革し、モノづくり産業の閉塞感を打破したい」という志を抱き、グロービスの門を叩きました。在学中に管理職になり、学びを実践する機会を得て、開発試作室という、匠の技を持つ数十人の職人部隊に、スタッフ部門から初めての課長として就任しました。

「ICTと匠の技を融合し、頭の中にあるアイデアを、どこにも負けないスピードで実際に動く試作品として具現化し、そのプロセスを超高速で回して商品化への道筋をつける」。
そのために、やること、やらないことを明確にし、バリューチェーンを変え、オペレーションに落し込む。ビジョンとリーダーシップで多くの組織を巻込み、風土を変えていく。モチベーションを高め、アイデアを発想しやすい環境をつくる。管理部門を説得し、財務の協力を取り付け、新しい管理会計の仕組みをつくる。

これらを目指し、一つ一つを実践し、「創造と変革」を進めてきました。その結果、世界初の商品が数多く生まれ、この一年間で、多くの役員、国内外の数百人を超える人々が見学にくる組織になりました。「創造と変革」はこれからが本番ですが、グロービスでの学びに確かな手応えを感じた瞬間でした。

私たちは今日、この学び舎を卒業します。ここからが、我々の真のスタートです。在学中に東日本大震災がおきました。震災復興はまだまだこれからが正念場です。世界に目を向けると、人口が70億人を超え、1日に20万人、1年で7800万人が増え続け、持続可能な社会に向けて、過去に人類が経験したことのない大きな課題とチャンスが待ち受けています。

今こそ、我々に必要なことは、「地域のため」、「日本のため」、「世界のため」、そして「将来の子供たちの笑顔のために」、という志を持ち、行動し続けることではないでしょうか。それが、平和な日本で、グロービスで、このような学びの機会を得られた、我々に課せられた使命だと思います。

明治維新を実現できたのは、坂本龍馬や西郷隆盛のような志士だけでなく、政治、経済、教育、文化、農業、医療、技術など、様々な分野で、多くの日本人が、「日本をより良くしたい」という志を持ち、一人一人が行動をした結果にほかなりません。
他の誰かがやってくれるのではありません。我々一人一人の行動が、新しい歴史、未来を創るのです。

私は、お世話になった皆様の前で決意を表明し、その決意を忘れず行動を続けることを宣言いたします。