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【卒業後~MBAを終えて~】安定的な業界・専門的な職種で働く人が、多様性の高い場所でビジネスの本質を学ぶメリット

2016-06-30

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【名前】川崎 達哉

【勤務先】大手損害保険会社

【入学年】2014年

【業務内容】自動車保険の支払査定部署で、
      支払担当者のマネジメント業務
 
私が属する損害保険業界は金融庁による規制産業故に、相対的に外部環境への意識が希薄です。その中でも特に専門的かつ対外交流の少ない支払部門に所属していた私は、日常業務以外は何も知らず、その狭い社会で評価されれば良いと思っていた人間でした。

グロービスで学び、卒業した今感じることは、「規制産業等で安定的な環境にいる社会人ほど、多様性の高い場所でビジネスの本質を学ぶべき」ということです。
グロービスに限らないようですが、国内MBAには外資を除き金融やインフラ等、規制産業所属の学生が他業種より少ないと感じます。変化よりも安定性を求める業界特性、かつそれに魅力を感じる人が働いている業界でもあるので、何か劇的なきっかけが無い限りはMBAレベルの
学びを必要と感じないのは当然かもしれません。
しかし私が卒業まで学んで感じることは上記とは逆です。そのような環境にいる人ほど、変化のために学んだ方が良いと思います。同様の環境にある方に、少しでも関心を持って頂ければ嬉しく思います。

 
■多様性の高い場所だからこそ、自分を客観視できた

私は損保の保険金支払査定という、この業界にしか無い仕事をしています。狭い世界で完結する極めて専門的な業務であり、専門性の高さこそが成功要因という認識がほとんど常識です。
私自身もその環境の中で、ただ専門性を追求することでマネジメント層まで昇格してきました。

当然、この状況では外部環境への意識はほとんど生まれてきません。
しかし、このような私の感覚を根本から覆す経験が、私の認識と行動を変えました。

過去の実績を買ってもらい、専門外業務(海外危機対応の長期主張)や経営レベルに近い現場研修に参加する機会を得た時のことです。
その各所で、自分の専門分野には無いダイナミックさや、それに関わる社内外のビジネスパーソンが使いこなす多面的かつ体系的な視座や理論に驚きと羨望感、そして恐怖感を覚えました。専門性しか無い自分には、ビジネスの多面性とそれを捉えきるビジネスマン達の能力についていけなかったのです。

今まで思いもしなかったことだが、職場では得難いこんな知見があれば、何かが変わるのではないか?と感じた私は、「多様性のある視座と知識」、「汎用性のある高度なビジネススキル」、「違う業界で同じ意思を持つ仲間」を得られる場を探すようになりました。
結果、MBAが最適だろうとの結論に至り、その中でも上記3つが最もバランスしていると感じたグロービスに進学を決めました。

グロービスには様々な業界から、多様な職種・役職・キャリア経験の学生が集まっていました。特に名古屋は技術者・医師・弁護士など専門職系の学生が多いことに驚きました(金融関係者はまだ少ないですが…)。
クラスでは様々な業界や経営課題がテーマのケースを元に、学生同士が各々の意見をぶつけ合い、まさに他流試合の様相を呈します。
この方式の面白く且つ有用なところは、講師からMBAの知見が学べることは勿論、受講者各々の多様な知識・経験・思考に基づいた議論から、「物事をどのように考え、表現するのか」「意見の衝突や融合から、思考や認識のプロセスがどのように変わっていくのか」が分かることです。これを意識すると、講師だけでなく学生同士からの学び・気付きも非常に多くなると感じます。まさに多様性の成せる業です。

またクラスのみならず、クラス後の懇親会や、「あすか会議」といった学事行事などでも、
多種多様な人の考え方・価値観に触れる機会があります。このようなクラス内外の機会を通じて、今の自分の立ち位置、目指す姿との差、そして、自分が何をしたいかを考える機会を常に持つことができました。
もっともこれは、多様性から相乗効果を生み出せる学生が集まっている(まずはクリティカル・シンキングで思考力が一定揃う)グロービス故の強み・特色でもあると思います。

 
■ビジネスの本質に気づくことで、実行に移すきっかけが見えた

クラス内外での議論を繰り返していくうちに、ビジネスを動かす本質とは何かが見えてくる
ようになりました。それは、理論や経験の正しさではなく、それらを有効に使って人間同士の
共感・協働を生み出すことです。
グロービスのクラスは、その共感・協働を生み出す力の最大化を最重要視しており、ひたすらそのことを意識させられ続けます。まさにビジネスそのものの疑似体験であり、実践型MBAたる所以でしょう。

卒業した今は当たり前のように言えることですが、この本質に気付く前・学ぶ前の私には、
到底そのような認識を持ちようがありませんでした。業務の専門性がバイアスとなって視野を
狭め、可能性に気付きにくくなっていました。そして私から見るに、多くの専門的な仕事をしている方が、同じバイアスに苦悩しているのではと感じます。

私の場合、多様性とMBAの知識が相まってバイアスを緩まったことで、明らかに視点・視座が多様になり、考え・巻き込み・動かす実行力が大きく変わってくることを実感しています。
そして私のような専門職の場合、この実行力こそ専門性の発揮や成果の創出に繋がります。高レベルの多様性とは様々な専門性の集積であり、多様な専門性の繋がりが自分の専門性に新しい可能性を見出す大きなヒントとなるからです。

 
■多様性の高い場所で、ビジネスの本質を学んだ成果

現在の私は、MBAの学びのうち「オペレーション(時間単位の成果の最大化)」「交渉・コミュニケーションスキルの全体底上げ」などを職場で提案・実践しています。
同じ視座を持てる社員はほとんどいないので、苦労の連続です。しかし身に着けたMBAの知見と多様性によって、単一性の高い集団で明らかに違うムーブメントを起こせる人材として社内で認識されるようになったことは、大きな財産だと思います。

また、学びを現業に活かすと同時に、「自分の将来像」をあらためてしっかり考えられるようにもなりました。学びで得た自信を基に、海外での就業経験や国際研修で感じた羨望感を現実とするために、経営企画系部門への異動希望を出しています。我々専門職の知見を現場で終わらせず、もっと経営の上流に還元して活かせるはず…という確信を得たためです。

実際に実現するかはこれからですが、経営企画部の研修に選抜してもらうなど可能性を感じられる状況になっていることも事実です。卒業後の研鑽と実績こそが学びの真の価値であることを意識し、これからも挑戦していきたいと思います。

 
■最後に

世界が劇的なスピードで変化する中、公共性を楯に守られてきた規制産業だけが変わらなくて良いはずはありません。しかし長らく変化に乏しかった業界の固定観念や慣習の強さが、変革の意識を鈍らせます。その事実に気付き、変化を起こす実行力を持っているビジネスマンの増加が、規制産業の進化を促す最大の鍵では無いでしょうか。
個人的には規制産業からの入学生が増え、業界に一石…では足りないので、集団で百石くらい投じられるようなスケール感が生まれることを期待しています。

【卒業後~MBAを終えて~】「理学療法士×MBA」で医療介護のイノベーターを目指す

2016-05-27

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【名前】松山太士

【勤務先】社会医療法人財団新和会 八千代病院
     総合リハビリセンター 技師長

【入学年】2014年4月

 

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<自己紹介>
理学療法士(※)として複数の病院勤務を経て現職。リハビリテーション専門職
総勢99名のマネジメントに従事。地域課題をリハビリテーションの視点で
解決することを目的とした「安城地域リハビリネットワーク」を立ち上げ、
代表として活動している。
大学や愛知県理学療法士会などで、年に数回非常勤講師を務める。
グロービス経営大学院2014年入学、2016年卒業。

(※)理学療法士
主に「動作」の専門家として病気やケガの回復を促し、社会や日常生活に戻るまでを支援する役割を担う。
さらに、生き甲斐やその人らしさをサポートする自立支援、生活支援、健康増進、介護予防などの分野や、
プロスポーツチーム、教育、研究機関などさまざまな場面でも活躍しているリハビリテーションの専門職。

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■グロービスMBAを卒業した、理学療法士である私の志

日本の医療介護は、団塊の世代が後期高齢者となり医療介護需要が激増する2025年に向けて
大変革の真っ只中です。国策としての地域包括ケアシステムを構築するためには、今までの
ように各病院や各施設のマネジメントのみならず、地域全体をマネジメントすることが
求められます。

私は、理学療法士としてリハビリテーションの視点でこの大変革に少しでも貢献したいと
考えています。具体的には、法人所在地である安城市のリハビリテーション専門職仲間と
共に、「安城地域リハビリネットワーク」という有志の会を4年前に立ち上げ、その代表と
して行政や地域住民の方々と地域の課題解決に向けた仕組みづくりに取り組んでいます。

そんな私が、なぜこのような志を抱くようになったのか。
グロービスを卒業した今、学ぼうと思ったキッカケを振り返りお話ししたいと思います。

■プレーヤーからリーダーへ 自分のキャリアを見つめた結果MBAへ

①昇格と葛藤
理学療法士登録から11年間、私は患者さんに直接対峙する理学療法士の仕事に魅了され、
やりがいと誇りを持って働いていました。
2011年4月、私は自分自身のキャリアについて深く考える大きな転機を迎えました。
突如70名超のメンバーが所属する総合リハビリセンターという部署のトップに昇格することが決まったのです。

それまで、プレーヤーとしての理学療法士に魅力を感じ、研修会への参加や学会発表、
リハビリテーション系大学院での研究などを通してスキルアップを目指してきたわけですが、突如マネージャー・リーダーへと変化することが求められ、私の中で大きな葛藤が生じました。
「人と直接関わる理学療法士の仕事がしたくてこの仕事を選んだ。まだ現場から離れたくは
 ないし、大学院にまで行って理学療法の研究をしてきた。組織のマネジメントをやることが
 果たして自分のやりたいことなのか?」
そんな想いで迷いながらも仕事に没頭していたある日、ふとこう思ったのです。

「でも、70名超のメンバーをマネジメントする仕事を経験した理学療法士は、
 全国で今までに何人いるのだろう?」
「組織に期待されて立場を任された以上、前を向いて進むしかないのでは?」
「まだ自分のキャリアは30年近くある。どうせやるなら、今までの仕事の延長上だけで
 終わらせるのではなく、他の理学療法士がやっていないことをやってやろう!」
そう考えるようになってからは、迷いは吹っ切れました。

②昇格後に求められたスキル
マネージャー・リーダーとして求められるスキルは、プレーヤーとして働いていた頃とは全く質の異なるものでした。自ら動いて成果を出すだけではなく、部署内外の人たちにビジョンを示し、共感を得て、結果として動いてもらわないと成果を出すことはできなかったのです。
必然的に、医療やリハビリテーションの専門書だけでなくリーダーシップ・経営関連のビジネス書を読み漁るようになりました。

そんなある日、ネットでグロービスの書籍「ロジカルシンキング教室」を見つけました。
普段、書籍はネットで注文して自宅に配送されるのを待つのですが、この時ばかりはなぜか
自分でも分からないくらい今すぐに読みたい衝動に駆られ、近所の書店を探し回って手に入れました。
その勢いで一気に読破し、「自分に足りないものはこれだ。これで何かが変わるかもしれない!」直感的にそう感じたことを覚えています。

このことがきっかけで、MBAについて調べるようになり、グロービスのクリティカル・シンキングセミナーを発見。早速参加したところ、雷に打たれたような衝撃をうけました。

「こんな世界があるのか!ここに通えば、間違いなく成長できる!」
そう思ったわずか1ヶ月後には、単科生として受講を決めていました。

さらに色々と調べてみると、医療や介護の領域は経営を体系的に学んでいる人材は非常に
少ないことが分かりました。しかし、これから大変革が必須である医療介護領域には必ず
経営のスキルが必要とされることを確信、「理学療法士×MBA」というキャリアは面白い
ことができそうだ!と思うようになり、そのまま本科生への出願を決めました。

■グロービスMBAで学んだ変化 ~志が定まり、迷いなく実行に移せるように~

グロービスMBAで学んで自分自身が感じている変化は、2つあります。
ひとつは、志が定まったことで意思決定に迷うことが少なくなったこと、
もうひとつは、実行力が向上したことです。

他のMBAとグロービスの大きな違いのひとつに、志系科目の存在が挙げられます。
グロービスでは、
 「リーダーシップと倫理・価値観
 「経営道場
 「企業家リーダーシップ
 「企業の理念と社会的価値
などの志系科目を通して、常に自分自身の志を問われ続けるのです。
また、クラス以外の機会として、全国各地の受講生が一同に会するイベント「あすか会議
にて、同期2名と共に発表した経験も、自らの志を考える上で非常に有意義な経験でした。
自分自身について深く考え続けることは非常に大変なことでもありますが、志が洗練された
ことでブレない軸が定まり、意思決定に迷いが少なくなりました。

そして、その志を実現するためには「実行力」が必要となります。
今思えば、グロービスMBAで学ぶ以前は理学療法士であることを無意識にこだわりすぎて、
自分が取り扱う仕事の範囲を自分自身で狭めていたように思います。
数多くのケースを通して経営者の視点で考え続けることで、経営者に近い視点が養われ、
責任範囲を広く捉え、役割に縛られることなく自分自身で実行することに躊躇しなくなった
ように感じています。

具体的には、グロービスで学びながら新病棟開設のワーキンググループ責任者を経験したり、新規事業としてリハビリデイサービスを企画・提案し、責任者として開設を経験したりと、
グロービスMBAで学ぶ前後では明らかに仕事の範囲が広がりました。
グロービスの実践的な学びはすぐに活用できることも多く、学びながら実行し、その経験から
また学ぶというグッドサイクルを回すことを意識してきたことが、結果として良かったように思います。

■最後に
これから、「医療・介護×MBA」といったスキルを持つ人材が全国的に求められる時代が
到来すると思います。
一人でも多くの理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がグロービスのMBAで学び、
医療介護大変革時代のイノベーターが増えることを楽しみにしています。

【卒業後~MBAを終えて~】いつか来るチャンスを掴む準備、そして新たなチャレンジへ

2016-03-07

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【名 前】 多鹿 秀一

【勤務先】 医薬品卸売企業

【入学年】 2013年

 

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<自己紹介>
大学卒業後、医薬品卸売企業に入社、病院担当として9年間営業に従事。
その後、同社の経営企画部に異動、海外での新規事業企画担当として現在に至る。

グロービスには、社会人3年目の時にグロービス・マネジメント・スクール(GMS)を
受講開始。一時中断を経て、2012年に29歳でグロービス経営大学院に入学。
2014年にはグロービス・ベンチャー・チャレンジにて、優秀賞を獲得。2015年3月卒業。
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■社会人3年目、グロービスとの出会い

今の会社に営業として入社しましたが、思うように実績を上げることが出来ない時期が続いていました。様々な参考書も読みましたが効果は無く、どうすれば成長できるのか悩んでいた時に出会ったのがグロービスでした。

強い課題意識を持っていたため、3年目になると同時に「クリティカル・シンキング」や「マーケティング・経営戦略基礎」など営業に必要とされそうなクラスの受講を開始。
クリティカル・シンキングのDay1では、頭を使いすぎて知恵熱が出た上に、今まで自分が
どれだけ頭を使ってこなかったのかに落ち込んだことは今でも鮮明に覚えています。

学び始める前はビジネススキルの習得を主目的にしていましたが、会社も年齢も全く異なる人たちと勉強会を開催したり、クラス専用メーリングリストで教えあったりする環境に身を置くことで、人間関係の構築や自身の知識や視野の幅を広げるという面でも自分を成長させる事が出来た貴重な機会でした。

また、学んだことはすぐに仕事で試し、失敗や成功体験を仲間たちと共有し互いに賞賛、反省しながら改善していくことで、営業成績も順調に伸ばすことができました。
今、思うと営業もそれまでは、勢いだけでやっていましたが、マーケティングにも定石というものがあり、空手の型のように基本を身につける事、失敗した時に、そのままにするのではなく、仲間達からも客観的なアドバイスを貰い、PDCAをきちんと回す事で次に繋げる事が出来た事が重要だったのだと思います。

こうしてGMSで4科目を受講した頃、ついに名古屋校でも大学院(MBAプログラム)がスタートすることになり、一緒に受講してきた仲間たちとこの先どうするかについて悩んでいました。
私も仲間たちから一緒にMBAを取得しようと言って頂いたり、講師からも「これからのビジネスマンにはMBAは基本スキルとして必要になってくる。」と言われました。しかし当時の私は、「今の自分に必要と思うものは一通り学んだ。カネ系やヒト系スキルなどはまだあまり重要ではないのでは?」と思っていたことや、3年で卒業するには、一期(3カ月)に2科目以上を受講しないといけないことに自信が持てずに、一旦グロービスの受講は中止することにしたのです。

■学びの効果と必要性を確信し、大学院進学を決意

その後も、会社での営業成績は順調であり、気づけば学ぶことを忘れかけており、
社会人経験も6年が経ったある日、社内の選抜研修に参加する機会を頂きました。

研修の科目は、アカウンティングや経営戦略など自分が学んでこなかった領域。
研修後、学んだことを活用して営業活動をしていくと、話す相手、話す内容などが明らかに
一ランク高まったことを感じました。その経験から、どのような仕事/職種でも、仕事の質を
高めるには、専門性と同時に幅広い知識をつける必要があることに気付きました。
またこの頃には、営業も楽しいけれど、もう少し経営に近いところでビジネスを見てみたいと考えるようにもなっていました。

しかし、「経営に近いところで働いてみたい!」と言っても、何のスキルも実績もない私が、異動や転職、ましてや起業など出来るはずもないため、まずは、必要なスキルを出来るだけ
すぐに取得しようと考え、改めてグロービスの門を叩く事を決意しました。

ただ、ここでもいきなりMBA進学までは決断することができず、まずは、単科生制度
活用してカネ系科目を受講。3カ月受講し、「これならやっていける!」と自信を持ってから
本科生として出願を決めました。

■「新しい価値創造」というキャリアを定め、突き進んだ大学院生活

大学院生活も2年目に入ると、GMSでは受講出来ない応用・展開領域の科目も受講できるようになります。特に、経営トップに近い立場でビジネスの意思決定を下す疑似体験ができる展開領域では、新しくビジネスを生み出す「創造系」領域と組織の危機的状況を立て直す「変革系」領域の科目が選択できるのですが、私は創造系の科目に惹かれていました。

これまでの自分を振り返ると、今まで誰もやっていない事にチャレンジしようと考えた時に
自分のモチベーションが高まり、世の中に新しいサービスや仕組みを創り上げた時に一番の
喜びを感じる事に気付きました。

また私の勤める会社は、事業領域を「健康創造」と設定しており、事業領域内では、チャレンジさせてくれる風土があるため、これからの自分の軸を「新しい価値創造」に設定。より大きな価値創造を行うために、会社に所属していくなら企画系、そうでなければ起業を目指すキャリアを進むことに決めました。

しかし、これらのスキルを実務だけでなかなか身に着けることができないため、創造系のクラスを学ぶことはもちろん、ビジネスプランコンテスト(JBCC:日本ビジネススクール・ケース・コンペティション、グロービス・ベンチャー・チャレンジ)や、グロービスの大学院生のみが参加できる「あすか会議」など様々なイベントを成長の場として積極的に活用しました。

超一流の経営者の方々と直接お話しできる機会やビジネスプランを提案できる機会を通して、今の自分と目指す姿の距離を測り、次の一歩を常に考えさせられました。そして新しい事をやる上で最も重要な事は、最後の最後もういいかなと思ってから、その二倍やり切る事が出来るかどうかだと学びました。
皆さんも面白いアイデアやビジネスプランをお持ちだと思いますが、それは本当に素晴らしいモノなのだと思います。ただアイデアやプランと同じく重要なのは、それを実現させる為にはどうすれば良いかを徹底的に考え抜き第一歩を踏み出すこと、そのために本当にそれをやりたいと感じていることではないでしょうか。
私はチームで参加した「グロービス・ベンチャー・チャレンジ」にて優秀賞を取らせて頂け
ましたが、それは、本音でお互いを叱咤激励し合う事ができる仲間がいた事、やりきる環境を
提供してくれたグロービスのお陰であったと感じています。

■準備したものにチャンスは突然訪れる

新しい価値創造に向けて歩み始めている中で、仕事上でも予期せぬチャンスが訪れました。「海外に事業拡大するための人材を社内公募する」という話です。それを耳にした直後、
私は迷いなく応募をしていました。

いつか訪れるチャンスに備え学び実践を心掛けていたこともあり、面接でも自信を持って
自己アピールすることができ、私は無事にその機会を掴むことが出来ました。

そしてグロービスを卒業した現在は、経営企画部に所属を移し、海外での新規事業開発に
従事しています。グロービスで学んできたスキルを存分に活かすことが出来る、新しい
価値創造が求められる環境にいます。
期待に応えるべく日々思考錯誤しているところですが、グロービスで学んできたスキルが
仕事の土台となり支えてくれています。ビジネスを熟知している講師陣と優秀なビジネスマン
である仲間たちと、座学形式ではない本気のディスカッションを積み重ねてきた経験が、本当に実践的な力を与えてくれたと改めて実感しています。

■最後に

「私は営業だから、人事だから、経理だからMBAなんて関係ない。」と考えている方もお見えではないかと思います。私も最初はそうでした。しかし学び始めて人生が大きく好転しました。その体験があるからそのような皆さんにこそ、グロービスという学びの場、キャリアの可能性が広がる場をおすすめしたいのです。
チャンスが訪れるのをただ待つのではなく、自ら動き、準備を行い、行動に移してみることで、いつかチャンスに巡り合うことができるかもしれません。

【卒業後~MBAを終えて~】グロービスで学び、成長し、志を見つけ、そして羽ばたく

2015-12-22

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【名 前】 今永 典秀

【勤務先】 岐阜大学 地域協学センター 特任助教
     (2016年1月~)

【入学年】 2013年

 

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<自己紹介>
名古屋大学経済学部卒業後、住友信託銀行で約7年法人営業に従事し、
地元名古屋にUターン転職。トヨタグループの東和不動産の経営企画部等で
約4年勤務。仕事外のボランティア活動として、大学生や若者のキャリア支援を
主目的とした、NAGOYA×FOREVERを設立、代表を務める。

2016年1月から、岐阜大学の地域協学センターの特任助教として、
地方創生のため、地域の活性化・地方で活躍するリーダーの育成・キャリア教育を担う
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■グロービスは自分の知らない世界を知る場 ~学び始めるまで~

グロービスとの出会いは、2012年。
地元・名古屋の企業にUターン転職したタイミングでした。

地元優良企業に入社し、単身赴任生活も解消。
周りからは「一生安泰」と羨ましがられ、幸せを手にしたのかもしれないのですが、
何かが物足りませんでした。

このまま一生過ごしていいのか?自分は何のために生きているのか?
何のために働くのか?悶々と悩んで過ごしている中で、偶然、グロービスの出版書籍
志を育てる』に出会いました。

印象に残ったのは、志とは「一生をかけて成し遂げたいもの」というフレーズ。
自分の志はなんだろうか?
当時の私は、「名古屋を盛り上げたい」という漠然とした想いはありましたが、
残念ながら堂々と主張出来ませんでした。

名古屋を盛り上げるためには、何が必要か?
そのときに、(今思うとなぜか)グロービスのHPを眺めていたところ、3つの教育理念が
目に飛び込んできました。

●創造と変革の現場でリーダーとして活躍できる能力を開発する場
●自らの志と生き方(キャリア)を見つける場
●生涯にわたって切磋琢磨していける人的ネットワーク構築の場

能力開発を行い、仲間・人脈を構築し、そして自分の志とキャリアを見つける機会があれば
何か変わるのではないか?
そんな期待から、グロービスの門を叩くことにしました。

そして、2012年4月、単科生として「マーケティング・経営戦略基礎」の受講を開始。
どこまで自分が通用するだろうかという思いもありつつ、死にもの狂いで働き、
大きな案件も成約してきた前職での経験から、(他の人に負ける訳が無い!)と
自信をもってクラスに臨みました。

しかしながら、自分なりに考え、フレームワークを駆使して発言するも、自分の言いたいことが上手く伝わらないことばかり。わかっていたつもりであって、全然だめということに毎回のクラスで気づかされました。
また、クラス後には懇親会がありました。経営者の方や、出会ったことの無い業種の方。
また年齢も仕事の内容も全員バラバラ。そのような場所で、お酒を交わしながらそれぞれの
熱い想いを語り合う。自分の知らない世界を知ることができ、気づけば自分が将来やりたい
ことの妄想が止まりませんでした。
刺激があふれる空間がここにはあり、とても魅力的な世界だと感じました。

そして、グロービスには、経営戦略・マーケティング・ファイナンス等の経営に関する体系的に知識を得る機会に加え、「リーダーシップ開発と倫理・価値観」「企業家リーダーシップ」というクラスで「志」について学ぶ機会もある。
ここに来れば、成長出来ると確信し、出願を決意しました。

■思い立ったら全力でやってみる ~あすか会議の衝撃から決断、実行~

本科へ入学してからは、クラスの場はもちろん、クラス以外でも成長の機会がたくさん
ありました。中でも、一番影響を受けたのは「あすか会議」(※)です。
※日本を代表する経営者たちと直接触れ合える、全拠点の学生・講師が一同に会する
 一大イベント

入学して3ヶ月たち、学生生活にも慣れ、楽しくなり始めた頃にあすか会議に参加したの
ですが、雷に打たれるような衝撃を受けました。
登壇者の言葉から感じた強さ、起業家たちのエネルギー。登壇者と自分との差がとても悔しくなりました。
自分も登壇者のようになりたい。新しい問題を発見・定義し、自ら創造・変革を実践出来る人になりたい。と心に強く感じました。

ただ、今すぐ登壇者のようにはなれる訳ではないですし、企業内での仕事や役割はすぐには
変わらない。とはいえ、時代の変化が激しい時代の中で、勝ち残るためには進化し続けるしかない。
企業だけでなく、個人のキャリアも同様。自分は何がやりたいのか?
何が出来るのか?何をやるべきなのか?

あすか会議参加後、必死に考えた結果、仕事を一生懸命やることは大前提として、
在学中に二つの事を実行しようと決めました。
1つ目は、目の前にあるグロービスのあらゆる機会に対して貪欲に全力で取り組み続けること。2つ目は、自分の好きなボランティア活動に本気で取り組み、学びのアウトプットの場としても活用し、真のリーダーになることです。

決断してからは、あとは行動するのみ。
クラス、忘年会、研究プロジェクトなど、グロービスで経験出来そうな機会は全て積極的に
参加し、その中で全力投球。今まで自分が経験してきた大学生までの教育のように、本に
書いてある内容を暗記し、答え合わせをするのではなく、実際にビジネスの世界で、答えが
無い状況の中で、何を、どのように、どんな順番で行えば良いか?答えを創り出すための学び。本やケースを読み、自分の頭で考えて理解し、仲間と議論し、自分の出来なさに落ち込むが、すぐに立ち直り、改善し、また取り組む。
約2年間このPDCAサイクルを超高速で回し続けました。

また、ボランティア活動では、「NAGOYA×FOREVER」という団体を立ち上げ、大学生・グロービス内外の仲間10名程度で、キャリアを考える座談会等の企画等を実行。活動を進める中では、「組織行動とリーダーシップ」で学んだことが特に役に立ちました。前例にとらわれず、自分の頭で考え・自らの言葉でビジョンを語れる人を目指して取り組み続けた結果、
今では50名の社会人サポーターが応援してくれるまでになっています。

さらに、大前提として一生懸命取り組んでいた仕事でも、中期経営計画の改定の主担当を担うことになりました。会社をより良くするためには、何をしなければいけないのか?戦略を策定するだけでなく、実行し、浸透し、会社が同じ方向に向かうために、どのような点に注意しなければいかないのか?まさに、学んだことと実践したことを活かすことができました。
この頃には、役員の発言が何を意図しており、どんなことを行いたいのか?理解出来るようになっていました。

■明確になった志、そして新たなチャレンジへ

振り返ると、あっという間の2年間でしたが、卒業時には、自分の目指す方向性がはっきりと見えてきました。
卒業時に定まった私の志は、「頑張る人が報われる世の中を作りたい。ソフトの街作り、賑わいの創出と人材育成に関与したい」です。そして、実現するために自らが最も大切にする価値観として「主体性」と「奉仕の精神」と「仲間を大切にする」ことだと理解できました。

そして卒業して半年近くが経過した今、2016年1月から次のチャレンジへと踏み出します。「名古屋」から「岐阜」にキーワードは微妙に変化しますが、志を実現するためのフィールドに飛び込むことになりました。この上なく楽しみな世界が待っていると思っています。

一冊の書籍との出会いから、最終的に「志」を定め、一歩踏み出す決断ができたのは、
「2年間、向上心あふれる仲間と一緒に苦楽を分かち合う密度の濃い時間を共有できたこと」「今までやったことの無いことにも勇気を持ってチャレンジし、失敗を恐れず、全力で取り組み続けた結果、自分がやりたいことが徐々に見えてきたことに加え、能力が高まったことで実績ができ、実績が出来ると、仲間が集まると好循環のサイクルを生み出せたこと」ではないかと今は思っています。

■最後に
グロービスでは、本気で世の中を良くしたい、会社を良くしたい、自分を成長させたいという想いを持った仲間と出会いました。
2年間、自分との戦いが続き、とても苦しく逃げ出したい時期もありましたが、苦しいほど
努力したからこそ、卒業後には、「根拠のある自信」を手にすることが出来ました。
グロービスの門を叩いて、一緒に「創造と変革の志士」になりませんか?

【MBA生活】こんな世界があったんだ!~エンジニアが進むGMBAの道~ 

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【名 前】 間嶋 宏

【勤務先】 自動車メーカー

【入学年】 2015年

 

GMBA名古屋校 2015期の間嶋宏です。はじめまして。
理工系の大学院を卒業して以来、自動車メーカーで働いています。
今はエンジニアとして燃費関係の技術開発を担当し、チームリーダーをやっています。

◆学び始めるまで

仕事に慣れてきた30歳間近。心にゆとりができたこともあって、ふと今後のキャリアを
考えたとき「あれ?今の延長線上になりたい自分はいるのかな?」と不安になってしまい、
何かを変える契機が欲しいと思ってセミナーへ参加しました。
それから通学をはじめて1年半。大学院入学前から学んだ期間を含めて、ここではエンジニアの自分にとって、グロービスMBAでの学びがどう活きているかをご紹介させていただきます。

◆エンジニアにも有益なMBAの学び
 ♯「意外と我流なビジネススキル」…実務に直結した講義からの学び

実務にすぐ役立った科目は、いずれもビジネスで必須のスキルである「クリティカル・シンキング」、「ビジネス・プレゼンテーション」、「組織行動とリーダーシップ」です。

仕事は相手がいてはじめて成立します。だから、どの科目でも言われるのは、
「相手目線を意識することの大切さ」です。「クリティカル・シンキング」は単なる論理思考
とは違い、相手を強く意識します。いくら論理が正しくても、相手に伝わらなければ仕事では
役に立ちません。リーダーシップも同様で、相手の特徴や状況をみてスタイルを変えたほうが
効果的だと学びました。

エンジニアといっても、1人で研究・開発に没頭するわけではありません。特に、自動車の
ように、たくさんのパーツで構成される製品では、「専門領域の異なる大勢の仲間」と協力
して開発を進めます。互いに違うバックグラウンドを持つからこそ、相手を思いやる姿勢が
大切で、このことは他の職種と同じです。

受講前、私のビジネススキルは恥ずかしながら結構な「我流」が多かったです。
自分の正当性を主張するためにわかりづらい論理を押し付けたり、「自分のやり方」と
銘打って柔軟性の低いリーダーシップを取ったりしていたところがあります。
改善の余地はまだ多いですが、最近「マネジメントの仕方が変わって、昔より仕事がしやすい」、「プレゼンがわかりやすくなった」と、職場で言ってもらえたのは、体系的な型を
学んで成長した証だと思います。

エンジニアである以上、専門的な技術力はもちろん重要です。ただ、一般的なビジネススキルと「どちらか片方」である必要はありません。「両方とも持ち合わせたい」ちょっと欲張りなエンジニアさんたちが、グロービスにはたくさんいらっしゃいます。

♯「これ受けて、自分の仕事に役立つのか?」…不慣れな科目は発想の幅を広げる

「これ受けて、自分の仕事に役立つのか?」と受講を躊躇した科目は「ファイナンス」、
アカウンティング」といったカネ系の科目でした。エンジニアから一番縁のない科目に
感じるかもしれませんが、こちらも実務に活きています。

おカネの知識を使ってみるために、自身が開発している技術について簡単な損益計算書を
作ったことがあります。今後生み出しそうな価値(売上予測)と費用(人件費や開発費)から利益を算出しました。ラフな計算でも、自分達の仕事がどれだけ会社に貢献しているのか数値でわかると、それは働く自信やモチベーションになりました。カネ系の知識は、人の働く意欲にもつなげられるんですね。

不慣れな分野の科目には、今まで触れたことのない観点が盛りだくさんです。実務に直結しない講義は、視点や発想を広げてくれます。授業で扱うケース(企業の実事例)は、「そのままだと仕事に使えない」こともよくあります。ただ、授業の最後(または授業後)には「ケースの学びから自分の仕事に応用できること」を考える機会があります。トヨタ生産方式がスーパーマーケットからヒントを得たように、一見すると関係ないと思える業界からも仕事に応用できる学びは多いです。

私も実践編として、ケースで学んだエッセンスを、技術開発の提案に織り込もうとしています。ヒントをくれたのは、自動車とは異業種にあたる「証券会社」と「建設機械会社」が、
既存市場から戦う場所を変え、競争優位を築いた事例です。アイデアは、意外な組み合わせ
から出てくることがあります。次のステップでは、提案のリスクを数値(おカネ)に置き換えて、定量的に分析してみる予定です。アイデアの広がりにしても、分析手法にしても、講義を通じて自分の観点が増えているのは実感しています。

◆仲間と共に学ぶ意味…「強くなった当事者意識」

学生の特徴は、前向きで当事者意識が高いことです。仲間に職場での問題を話すと、
「ところで、その問題を解決するために、何をしているの?」と聞き返されることがあります。単なるグチでは終わらせてくれないです(笑)。そして、「自分だったらこんなことをするかも」というアイデアをくれたりもします。「誰かが問題をなんとかしてくれる」のを願っている人が少ないですね。日頃から、自分なら環境を変えられると信じ、当事者として何ができるかを考えているんだと思います。

私自身も、「もっと職場のみんなも社外と触れ合ったほうがいい」と問題意識を持ったので、受講生同士で職場の人達を連れてきて交流会を開催しました。以前だったら、こんな発想は
ありませんでした。

◆受講を検討されている方へ

私も受講を決めるまでに、結構な時間悩みました。ただ、悩んでいても不安は解決しないし、時間がもったいない。そこで「よくわからないから”やらない”」でなく、「わからないから
少し”やってみよう”」と考え方を変えて、お試しで1科目受けることにしました。そうしたら、仲間と学ぶのが刺激的でおもしろくて、そのまま受講を続けたくなっちゃいました。

学ぶことでの「おもしろさ」も「仕事に役立つ実感」も、実際に受講して初めてわかりました。私の場合、行動する前から頭で考えすぎていましたね。立ち止まるのをやめて、
一歩前に踏み出してみたら、それまでとは少し世の中の見え方が変わりました。
「こんな世界があったんだ」という感じです。
今までとちょっと違う世界を感じたい方、ぜひ一緒に学びましょう。

【卒業後~MBAを終えて~】一歩踏み出す勇気から得たスキルと価値観

2015-10-18

大眉毅さん

 

【名 前】 大眉 毅

【勤務先】 株式会社丹青社

【入学年】 2012年

 

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<自己紹介>
2008年4月、「空間デザイン」会社の㈱丹青社に入社。
物販・サービス・飲食店など、様々な店舗空間の立ち上げに従事。
2013年まで東京本社で働き、2013年~現在まで名古屋支店に勤務。
「空間」という無形の商品を、お客様のご要望を満たすカタチに仕上げる営業職を担当
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■漠然とした焦りから、一歩踏み出す

地元の大学を卒業し、東京へ就職。
学生時代とは異なる環境やスピード感に焦りを感じ、
自分の武器を作らなければと思い始めたのは、入社2年目の時でした。

「発想力豊かな人達と一緒に働きたい、何かクリエイティブな仕事がしたい」という
思いから、今の会社を選んだのですが、当時の私は経験不足で、自分で何かを企てる
ことができていませんでした。
そして、お客様へのプレゼンテーションはデザイナー任せとなり、自分の意見を述べる
ことができず、付加価値を出せていない自分に歯がゆさを感じていました。
また同じタイミングで、自分で企画ができる「プランナー職」の社内公募があり、
挑戦してみたものの、結果は落選。

(このままではいけない。何か力をつけなければ。)
そんな焦りが少しずつ積み重なっていったのだと思います。

ちょうどそんな時、ある大手広告代理店の先輩と話をする機会を持ちました。
何から行動を起こせばいいかわからない、そんな自分の近況について先輩に話す中で、
先輩が、グロービスの「クリティカル・シンキング」を受講していることを知り、
受講を勧めてもらったのです。

「先輩が上手く仕事をできている秘訣が、グロービスにあるのでは?」
そう思った私は、すぐに資料を取り寄せ、説明会・セミナーへ参加を申し込みました。
そして早速、グロービスの雰囲気・クラスが体験できる複数のセミナーに参加。
そんな中、一番印象に残ったのは、堀学長のセミナーです。

堀学長は、セミナーの最後に、一歩踏み出す勇気の重要性について話されました。
「現状を打破するためには、考えていても始まらない」
「一歩踏み出さなければ何も起こらない」
これらの言葉は、その時の自分自身の心境をまさに言い表していました。

(とりあえず、一歩踏み出してみよう。違っていたら元の位置に戻ればいい。)
そう思い、まずは単科生として、クリティカル・シンキングを受講してみることにしました。

クラスを受講して感じたことは、実践的な学びはもちろん、受講生の皆さんがバラエティに
富んでいることです。普段の仕事では関わらない業界・年齢・職種の方々であり、かつ
やる気に満ち溢れ、私と同じように「何かをやりたい!」という思いを持っている方たち
ばかりでした。

そんな人達に囲まれ、自分も変われそうだと感じられたこと、また、今こそ自分をストレッチする必要があるのでは、という思い、そして、「やってみたい」という純粋な気持ちが、
本科への進学を後押しし、単科受講を決意した勢いそのまま、出願を決意していました。

 
■学びが自信をもたらし、クリエイティブな仕事に出会えた

本科へ入学してからは、「ヒト」「モノ」「カネ」のテーマを中心に、経営者として事業を
成功させるために必要なことを総合的に学びました。100を超えるケースに取り組みながら、ビジネスを考え抜く経験を積みました。

これらの学びは、立場を問わず、実際の仕事でもすぐに活かすことができ、
仕事の進め方にも大きな変化をもたらしました。

わかりやすい変化としては、店舗を出店するお客様との商談で、「こんな店舗にしたい」と
いうお客様の要望をそのまま鵜呑みにするのではなく、
「同じ地域に競合がどのくらい存在し、競合とどう差別化を図るか」
「立地(顧客層)とお店のコンセプトはマッチするか」
「長期のブランディング戦略から顧みて、今回の店舗はどういったポジションにするか」
といった、「デザインコンセプト」の川上にあたる、「ショップコンセプト」を提案に
盛り込むなど、自信を持って自分の意見を発信し、付加価値が高い提案ができるようになり
ました。加えて、デザイナー任せになっていたプレゼンテーションにもプレゼンテーターと
して参画できるようになり、結果、プレゼンの勝率も上がっていきました。

以前は経験不足からできていなかったことが、ビジネスの全体像を考えるスキルを身に付けたことで、自信を持って取り組めるようになりました。
また、以前から自分がやりたいと思っていたクリエイティブな仕事は、仕事の内容だけでは
なく、自分の仕事の進め方を変えることで引き寄せられるものではないか、と今は思っています。

 
■グロービスは価値観を見つめ直す場

このように、体得した経営スキルはこれからの社会人生活にも必ず役立つと確信しています。
ただ、それと同等かそれ以上に自分にとって大きかったのは、グロービスが、自分自身の
価値観を見つめ直す場になったことでした。

何度もケースを読み込み、事前の勉強会をし、クラス内の発言を通じて皆で切磋琢磨していく毎回のクラスの場は、「事業経営に必要なスキル」を身に付けると同時に、「あなたは人生をかけて何を成し遂げたいのか」を考え続ける機会でもありました。

グロービスに通い続け、常にこの問いを考えるに当たり、自分の価値観・行動指針が
研ぎ澄まされていきました。そして磨かれた価値観・行動指針は、「自分が迷った時」
「悩んだ時」の意思決定に大きな力を与えてくれました。自分の置かれている状況や自分の
感情の流れ、それを自分の目標と照らし合わせながら、今この瞬間に、自分は何をするべきかを整理して、シンプルに行動することが出来るようになったと実感します。

卒業した今も、自分が生涯をかけて取り組むべき、大きな志を探し続けています。
ですが、志は無理やり決めるものではなく、自分の可能性を信じて、100%の力でチャレンジし続ければ、大きな志がいずれ醸成される。今はそれに向けて進む道の途中なんだと思える
ようになりました。

今の自分は、様々なことにチャレンジして、自分の可能性を広げる段階であり、
そのために必要な具体的な行動もはっきり見えています。

「自分を変えたい」というきっかけから入学し、学び続けることで「何のために」自分を
変えるのか、明確に目的意識を持って動けるようになったことは、私にとってとても
大きな財産となっています。

 
■最後に
今思うと以前の私は、何もアクションしていない自分を変えたかったのだと思います。
グロービスは、空回りしていた自分の気持ちと行動を噛み合わせ、次のステップへと
飛躍するキッカケを与えてくれました。

「何かを変えたい」と思っていても、「行動を変えなければ」何も変わりません。
私にとってそのキッカケが、グロービスであり、その一歩が体験セミナーでした。
入学前の当日の私と同じような思いをされている方には、グロービスの場が
一歩踏み出すキッカケになることでしょう。

【MBAを学び始めるまで】「起業家」にとって、グロービスは明日から使える学びが得られる道場

2015-08-21

2015期 山下信彦さん

 

【名 前】 山下 信彦

【勤務先】 サン・ワード株式会社

【入学年】 2015年

 

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<自己紹介>
29歳で単身オーストラリア法人を起業しブライダルプロデュース事業をスタート。
2006年から地元岐阜に軸足をおき、結婚式場、プロデュース業、式場紹介業、
レストラン事業を展開。創業以来18年間「人の喜びの最大化 人のつながりの永続化」
という企業ポリシーに共鳴し信頼できるスタッフと、パートナー企業様と2020年に向け
新しいビジョン達成に向けスタート。
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■会社の成長スピードに合わせて、経営者として成長する

私は、サービスの機会を通じお客様に貢献したい思いから、会社を起業。
創業より様々なビジネスに挑戦し続けてきました。
起業当初はプロデュース業を主としており、投資リスクを最小限に抑え、ブライダルを愛するメンバーと一緒に、私自身がプロデューサーとして現場で動きまくっていました。
今思えば、一番現場に近くて一番楽しい時期でもあったかもしれません。

転機は2008年に1店舗目となる結婚式場をオープンした時。
軌道に乗るまでの2年間、ヒトモノカネで本当に苦労しましたが、運と努力が実ったのでしょう、岐阜でも有数の結婚式場へと成長しました。
そして、2012年に新会場をという目標を立てましたが、新しい展開でまたもヒトモノカネで更に大きな壁にぶつかりました。2年に亘る様々な困難を乗り越え、2014年7月、岐阜駅前に念願の大型結婚式場をオープンさせました。

それまでの私のビジネススタイルは、先ずお客様に喜んで頂けるサービスを発想・事業化、
その時々に必要な知識を独学で手当たり次第ビジネス書等で学びながら、時に業界の先輩に
相談しながら、時にプロフェッショナルの力を借りながら進めてきました。
それはそれで、自身の成長にも繋がり良かったと思っています。

しかし、駅前の新店オープン後、売上規模・従業員数など更に会社が大きく急成長する中、
この成長の勢いを更に大きな波に変えていくためには、経営者としてこのスピードに
対応出来る本物の経営を学ばなければ、勝ち続ける事は難しいのではないかという
葛藤と不安が生まれてきたのです。

そんなある時、Facebookでビジネスパーソンでも学べるというグロービスの広告が
目に入り、これだ!と直感、早速説明会に参加しました。

説明会で魅力を感じたポイントは、グロービスのMBAには私に欠けている経営者としての
「定石」を実戦形式でケースとして学べることで、絶対未来を大きく開くチャンスがあると
直感しました。
一方で感じたのは、「新規事業を立ち上げたばかりの経営者が時間的に継続できるのか?」
「47歳という年齢でも挑戦できるか?」という不安でした。

そして、結構悩みましたね。
悩んだというか、弱い自分や臆病な自分との葛藤をしていたのでしょう。
もちろん、おじさん的な変なプライドも含めていろんなモノが混じり合っていたと思います。

ただ、
・この挑戦を諦めたらもう二度とこの学びのチャンスはないかも知れない、
・挑戦しなければそのこと自体が一番のリスクになるのではないか
という思いが自分の弱さや悩みを上回り、まずは単科生として受講してみようと決意しました。

■一つももれなく、全てが明日から実践できるアウトプットの場

2014年10月に「クリティカル・シンキング」をスタート。
1科目、3カ月の受講ですが、自分自身の思考と問題解決のプロセスやアプローチの仕方が
全く変わりました。

それまでの私はほぼ直感思考。これは勢いのある起業家に多い傾向にあると思いますが、
思いついたらとりあえず即断・即決、そして大きな壁にぶつかりながら進んでいく。
勢いはあるので、最初はスタッフも付いてくるが途中で呆れられることも結構多いパターンです。ビジネスを前に進めるにあたっては、即断・即決も重要な要素だと思いますが、
決めうちが当たればセーフ、外れればアウト的なある意味ギャンブルのようなビジネス手法であったりします。

何よりも自分自身が変われたと思えた点は、常に相手に対し要点を明確に示し、納得感のある答えを導き出しながら、目標に向かって行動する事が出来るようになった事です。

具体的には、役員・マネージャー・スタッフとの関係性が向上しました。
クラスでの学びをそのまま会議に持ち込み、共通言語化する事で課題の本質を明確に
共有できるようになりました。また、自社の課題が明確になる事でPDCAがスピードアップ、
課題共有によるスタッフ間の関係性の向上、モチベーションの高い職場となり、結果業績にも大きく反映しました。

そして、「クリティカル・シンキング」を終えた時には、完全に本科受験を決めました。
 

現在、本科生となって4ヶ月が経ちますが、改めて学びをスタートして本当に良かったと
思っています。起業家や経営者にとってクラスの学びは、一つももれなく全てが明日から実践できるアウトプットの場になるからです。私自身、この数カ月の学びだけでも、ヒト・モノ・カネ全てを生かしながら事業を進めています。

中でも、ヒト系科目でのケースメソッドの学びは本当に大きかったです。サービス業にとって人の採用・育成は最重要課題。まずは行動が重要との認識を持ちながら、新しい組織文化の
醸成に向け、採用・配置・評価・教育制度を充実させ実践の最中です。

また、カネ系科目の学びの中で、金融機関との会話の質が変わりました。
自社の方向性と金融機関の思惑を読み取りながら話を進める事で、資金計画や交渉力が大きく増したと思います。加えて、自社の事業価値を高めるためにどうあるべきかをファイナンスの視点で考えるという、今までの自分とは全く違う視点で事業を見つめる事ができるようになりました。

同期やクラスメンバーからも素晴らしい刺激を受けています。
クラスでは年齢も経験値も関係ありませんし、どんどんツッコミをもらっています。
さらに、クラス後の懇親会や各種企画、あすか会議にも参加する中で、将来に渡って
志を共に何でも語り合えるメンバーがいる事を確信しました。

この歳でこんな新鮮な気持ちでクラスに望めるのも、同期メンバーがいるからこそ、
座学や独学では絶対得られないクラスの学びがあると実感しています。

■最後に

既に起業・経営をされている皆さまにとって、新しい学びをスタートする事は誰よりも大変で勇気のいる事だと思いますが、ぜひ今この時に勇気の一歩を踏み出されてはいかがでしょうか?

【MBAを学びはじめるまで】経営視点を持つ女性エンジニアを目指して

2015-07-28

学生ブログ 苅谷 (サイズ加工)

 

【名 前】 苅谷 礼都

【勤務先】 家電メーカー

【入学年】 2015年

 

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<自己紹介>
工学部 応用化学科を卒業後、お線香の会社に研究開発員として就職。
主に調香の領域で、新製品の開発業務に携わる。後に、家電メーカーに転職し、
携帯電話のカメラや小型プロジェクターなど、光学系のプロセスエンジニアとしての
キャリアを積む。2014年に社内の選抜研修への応募をきっかけに、現在は
エンジニアとしての業務に加え、経営戦略にも携わる。
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■このままでいいのか ~環境変化からMBA進学を決めるまで

2008年に起こったリーマンショックにより、私が働く家電業界は大きな打撃を受けました。
自分の仕事環境も一変。とにかく忙しい毎日だったのが、仕事はみるみる減少。
なかなか回復しない業績に、会社も、自分もこのままでいいのか?という
自問自答を繰り返す日々でした。

そして、経営環境が悪化し最も影響が出たと感じたのは、成長機会の減少です。
会社として余裕がないため、『育成<<<確実性』となっていました。

会社で育成する時代ではなくなり、自分で成長しなければならない。
そのきっかけも自ら動く必要がある環境になったのだと認識しました。

グロービスを知ったのは、そんな日常をどう変えればよいのか、模索していた時です。

「自分を磨くために何をすべきか?」
「同時期に打撃を受けたはずの自動車業界は、早くも復活しようとしているのに、
 なぜ家電業界にはその兆しが見えないのか?」
「マネジメントはいったいどのような考えを持っているのか?」

こんな漠然とした思いを持ちながら、調べていく中で、偶然グロービスのホームページを
見たのです。ビジネススクールなんていうものがあるんだなぁと思いながら、
興味は持ちましたが、『6日間に12万円なんて払えない。』というのが、最初の感想です。
しかし、無料体験クラスがあったので、試しに参加してみることにしました。

体験クラスは、理系出身の自分には当時全く縁も興味もなかったマーケティングの
内容でした。しかし意外にもこれが、自分が社会人になってから、色々な場面で抱いてきた
『いいものがなぜ売れないのか?』という疑問にダイレクトに応える内容だったのです。
課題解決の糸口を見つけるきっかけになるのであればと思い、ひとまず、
クリティカル・シンキングマーケティング・経営戦略基礎を受けることを決意しました。

受講を開始してわかったことは、自分と同じように『このままでいいのか?』という
思いを持つビジネスパーソンが想像以上に多いということ。また、エンジニアで
ありながらも、経営を学ぶ必要性を感じている人も多いということです。
講義や議論を繰り返す中で、今まで見えていなかった視点や気付きを得ることができ、
次の日には実務へ反映してみることで有効性を実感していました。

しかしながら、本科まで進学して学ぶかどうかは、まだ悩んでいました。

■エンジニア、女性ならではの悩み

一般的に、エンジニアは技術で尖ることが良しとされる風潮があります。
そんな環境の中で、エンジニアとしては、まだまだ尖れているとは言えない自分が、
畑違いの経営学を学んで、何になるのか。中途半端になってしまうのではないか?
それよりも技術を磨く方が大事なのではないか?という迷いが消えませんでした。

また、もう一つの迷いは、結婚と出産です。私は昔から、100歳までの人生のスケジュールを
立てているのですが、予定では、そろそろ結婚&出産の時期だったからです。
本科に進めば、2年は遅れてしまう。。。しかし、それが逆に、
『今が最後の機会かもしれない!』という踏ん切りにもなりました。
(ただし、ふたを開けてみると、ワーキングマザーもたくさん通学されており、
 あまり気にする必要がなかったという状況なので、今となっては、あの迷いは
 いったい何だったのだろうと思います:笑)

そんな迷いを持ちながらも、受講は継続。そして、初受講から半年経った頃のことです。
偶然にも社内で次世代のリーダー育成研修(選抜)の募集がかかりました。

これまで、技術力偏重だった会社が、今、経営視点を持つ人材を必要としている。
会社が目指す方向性と自分が目指す方向性が一致していることがわかりました。

そして、技術と経営を両方おさえている人材は少なく、
そこが必ず自分の強みになると確信しました。

『経営が分かるエンジニアになろう』

それまでに抱いていた迷いがスッと消え、本科生としてのチャレンジを決意しました。

■グロービスに通い始めてからの変化。そして、“まだ変われる”という自信

グロービスに通い始めてからの変化として、
まず視野が広がり、考え方の切り口が増えました。
グロービスのクラスは、同じテーマを題材に、一般社員~経営者まで、職種や業種を超えて
幅広い階層の人と議論します。このような環境下で、クラスの議論はもちろん、
クラス以外の場でも自分のビジネスパーソンとしての在り方、考え方についても
率直なフィードバックを受けられるからこそ、得られていると感じています。

次に、自分の意見を伝えることに引け目を感じなくなりました。
加えて、会議のイニシアティブをとることに対する恐怖心が無くなりました。
これは、「クリティカルシンキング」のクラスで『考え方』を学び、『悩む』時間が減り
『考える』時間を増やせたことや、クラスで臆せず発言するという体験を繰り返したからだと思います。

そして、クラスを受講していく中で、グロービスに通う同期のエンジニアと意気投合。
お互いの会社のエンジニア同士の交流会開催にも挑戦しました。
エンジニアはどこの会社でも、比較的閉じた世界にいることが多いので、非常に好評で、
今後も定期的に実施したいと思っています。

このような行動レベルでの変化もあってか、周囲からの見られ方も変化してきていると
感じます。身近なところでは、意見を求められたり、相談を受けることが多くなりました。
また、全社的なイベントでプレゼンテーションやパネルディスカッション等を
させてもらえる機会を頂くことや、経営戦略に携わる機会を頂くことができました。

周囲の変化は自分の変化に伴ったものなのですが、グロービスでのインプットを、
実務でアウトプットしていくことで得られたものであると感じています。

今、改めて受講前の自分を振り返ってみると、ずいぶん変わったなと実感します。
そして、ここまで変われたから、これからもまだ変われるという自信がついたことが
一番の変化かもしれません。

■最後に

もし今、キャリアや環境に悩んでいるのであれば、『悩む』ことは実は何も成し遂げていないことに気づいてほしいと思います。まずは『一歩踏み出す』こと。その一歩が自分にとって、有益であっても、そうでなくても、そこから、次のアクションへの糸口が見つかることは
間違いありません。まずは思い切ってトライしてみてはいかがでしょうか?

【卒業後~MBAを終えて~】高みに登るチャンスから得た能力と姿勢

2015-06-20

出渕さん写真(加工)

 

 

【名 前】 出渕 弘

【勤務先】 大日本印刷株式会社

【入学年】 2012年

 

 

GMBA名古屋2012期生の出渕弘です。
今春、グロービスを卒業と同時に名古屋から東京へ異動となり、
新しい部署、業務内容を日々楽しんでいます。
入社して17年間は、印刷会社の企画部門として得意先への提案を行ってきましたが、
異動に伴い、今度はスタッフ部門として、事業部経営に携わることになりました。

グロービスでは、2007年に上司の薦めでクリティカル・シンキングを受講。
その後、GMS(グロービス・マネジメント・スクール)でいくつか受講をしていき、
2012年に大学院に進学、今春卒業しました。

この長い期間、グロービスに関わり何を得たのかについてお話しします。
これからMBAを目指す方々に対して、私の経験が、少しでもお役に立てれば幸いです。
 
■高みに登るチャンスがあるならやってみるべきではないか?

当初、GMSで受講を始め、興味のある科目(ビジネス・プレゼンテーション、
ファシリテーション&ネゴシエーション)を半年に1科目のペースで受講していきました。

グロービスのクラスは、自らの考えをアウトプットすることが求められます。
絶対的な唯一の正解(あっている/あっていない)が求められるのではなく、
自分で考えたものかどうかが問われる場なので、最初はスタイルに慣れるのが大変でした。

しかし、自分の考えを発言し、その発言に責任を持って、講師・メンバーからの質問に応えることを繰り返していくうちに、自分の思考の偏りや抜けに気づき、科目を受け終わる頃には、自分の考え方がレベルアップしたと感じることができました。

とは言っても、当初はMBAを取得する気はさらさらなく、
自身の業務に関連するクラスだけ学べば、グロービスは終了しようと考えていました。

そんな中、大学院に進学をした理由は大きく2つあります。

1つ目は、自分の目標の低さが嫌になったことです。
キッカケは2011年1月。グロービス(GMS)の受講をそろそろ終えようと思い、
最後のクラスの気持ちで、アカウンティング基礎を受講したことでした。
(※GMSで授業がなかったので、単科生になり受講)

そのクラスには、大学院生(2011期)として入学予定の方々がおり、
モチベーションが高く、刺激が多いクラスでした。
その時、今同じレベルにいる人達が、2~3年後には大学院を卒業し、
ものすごい差を付けられるんだろうなぁというのが、非常に悔しくなりました。

これくらい受講すれば良いだろう(=これくらい学べば十分だろう)という小さな世界で満足していた自分が嫌になり、高みに登るチャンスがあるならやってみるべきではないか?と思うようになり、そこから大学院への入学を真剣に考えるようになりました。

2つ目は、学ぶ楽しさに、ハマったことです。
予習では、ケースに記載している様々な情報(必要なもの、とてつもなく必要なもの、
そして、ほんの少しの要らない情報)から、重要な論点を拾い出す必要があります。
大量の情報を読んでいると、些細な問題を深堀りしたり、どんどん深みに嵌まってしまうことがあります。そんな悶々としている時に、ふっと経営の全体像が見える時があります。

全体のメカニズムが理解でき、ケースの全ての情報がジグソーパズルの必要な箇所に
入り込んでいく感覚。脳体操と同じで、分かってしまえば、なんで今まで分からなかったん
だろうということなのですが、この理解できた瞬間が非常に楽しく、また味わいたいと
思うようになっていました。

上記のような想いから、出願を決意。
本科生として3年間在学し、この春の卒業に至ります。
 
■グロービスで得た能力、そしてチャレンジを楽しむ姿勢

グロービスに通う前は自分(の考え)に自信がなく、人の意見に流されることが多かったので、自分の考えを相手に伝えることができていませんでした。
グロービスではとにかくアウトプットが求められるので、事前に自分の考えをまとめる(ロジカルシンキング)、発表の場で相手に納得してもらう(プレゼンテーション)、皆の発表(集合知)を踏まえ、新たな知を生み出す(ファシリテーション)の技術が鍛えられました。
今では、相手の意見に流されるのではなく、自分の考えを発することもでき、
以前よりコミュニケーションの質が高まったと感じます。

そして、大学院在学中には、27科目を受講、約150ケースをこなしました。
経営者や、重要な意志決定の必要に迫られた立場で、約150回も意志決定を行うと、
並大抵のことでは悩まなくなります。
(※あくまで業務上の悩みです。私生活の悩みはなくなりません(笑))
ケースで行うのは、意志決定の疑似体験ですが、意志決定するための根拠を徹底的に考えた上で結論を下します。通常業務でも単にそれをすればいいだけなので、悩む前に行動に移るようになりました。

加えて、経営者の立場で物事を捉える力が付いてきたと感じます。
会社の中で今は担当者の立場だとしても、「部長・本部長だったらどう考えるか?」
「どのような動きを求めているのか?」を理解し自分の行動に落としこむとアウトプットが
全然異なってきます。グロービスで学んだことを実践する、自分にとっては当たり前の事を
しているつもりが、会社の周りの人達にとっては、すごいことだったりしているので、
評価が高まります。(多分)

また、自分でも驚いているのが、「チャレンジが楽しくなった」ことです。
以前は、新しいことに挑戦=リスクが大きいと感じ、あまり乗り気になれなかったのですが、
リスクの「見える化」ができるようになり、不安要素を取り除くことができるようになりました。また、グロービスにいる人達は、常に新しい事にチャレンジしているので、チャレンジ
することが当たり前なんだと思えるようになり、チャレンジしないことがむしろ気持ち悪いという感覚が芽生えてきます。
 
■最後に一言

大学院進学には、約300万近くのお金と、自分の時間を投資するため、難しい意志決定だと思います。私にとっては、「得られたもの」 > 「お金・時間」 であり、非常に満足の行くものでした。
もし、グロービスに通わなかった場合、将来どうなるのか、自分はどうしたいのか悩み続け、その場で立ち止まって動き出せなかったのではないかと想像すると恐怖します。

グロービスを卒業した今は、自分は20年後どうしたいのか?
そのために5年後、1年後にはどうあるべきなのかが見えているし、
それを実現するための力も付いたと感じています。

道が見えてると、後は進むだけだから簡単だなぁと思う毎日です。

【卒業後~MBAを終えて~】入学前には想定外の「独立・起業」の道を歩んで

2015-03-28

 

【名 前】 日高 義雄

【勤務先】 株式会社参謀s

【入学年】 2011年

 

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■自己紹介
都市銀行(当時)にて融資業務等を経験した後、中堅流通業に平社員として入社。
シドニー駐在、海外拠点の統括責任者、経理部長を経て、2008年に常務取締役に就任。
2011年4月にグロービスに入学、在学中の2012年9月に独立し、個人事業主を経て、
2015年2月に株式会社参謀sを設立、代表取締役に就任。
「実務力に裏付けられた参謀」をコンセプトに、中小企業に向けて
財務コンサルティング及び実務を中心としたサービスを展開中。
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2011年8月、入学して半年くらいの時にブログを書きました。
当時はとにかく刺激的な環境に身を置き、「がむしゃらに動いている段階」でした。
それから3年半ほど経過した今、その間の“変化”について述べたいと思います。

■  自分が独立するなんて!

最も大きな変化は、何と言っても起業した事です。
入学前はこれっぽっちも考えていなかった起業の道を歩んでいる今の自分に
少しびっくりしている一方、極めて自然な流れの様にも思えます。

自分の専門分野であるカネ系クラスでの発言をきっかけに、
 「ウチの会社の決算書見て意見言ってよ」
 「非上場の株価ってどう考えれば良いの?」
などと声を掛けてもらう機会が増える
   ↓
グロービスの先輩でもある某病院の院長から監事(監査役)のオファーを受けた事で
自分のスキルへのニーズを確信
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入学から1年半後、気づいたら個人事業主として独立していました。

今思うと、自分のスキルへのニーズが確認できたことに加え、元々組織の中で働くことに
窮屈さを感じており、自分が思う様に仕事をしたいという欲求を日々感じていたこと、
長年自分が担当してきた大仕事が何とか形にできたこと、そして、グロービスの学びを通じた
成長を実感できたことが独立への背中押しになったのだと感じます。

■「独立」が変化を加速。そして、変化を支えてくれる同志の存在

グロービスを通じた変化(成長)としては、ヒト・モノ・カネ・チエの体系的なスキルと、
自分は世の中にどう貢献するのかという意思(志,ウィル)を得たことはもちろん、
「強固なネットワーク」と「行動力」が挙げられます。

強固なネットワークの最たる例として、独立当初のお客様は、全てグロービス繋がりです。
また、今でも困った事があればグロービスの仲間に相談しています。

志とスキルが共に高い集団の中に身を置いていると、たいていの事はその環境内で
完結できてしまいます。不動産、法律、行政手続などはその最たるもの。
グロービスの生態系の中で生かされているという感覚です。

そして、行動力。一歩踏み出すことへあまり躊躇しなくなりました。
例えば、グロービスとは無関係の本を読み感銘を受け、著者をFacebookで調べ、
共通の友達(グロービスの友人)を通じてアポを取り、大阪まで行き
実際にお会いする事ができました。

また、グロービス公認クラブであるGEC(Globis Entrepreneurs Club)の名古屋代表にも
手を挙げた事で、それまでとは毛色の違うスタートアップ関連の話が舞い込む様になり、
世界が広がりました。

いずれも大きな事ではないかもしれませんが、少なくとも入学前の自分には
思いもよらない行動であり、自分の中で大きな変化だと思います。

■  “磨かれる側”から“磨く側”へ

独立してからの2年半は、個人事業主として運営してきましたが、
この2月に法人を立ち上げました。

個人で業務展開する中で、見込み先から「法人の方が社内に話が通しやすい」という申し出があったことや、それまで少数に取引が偏重しておりややリスキーにも感じられたこと、
難しいと言われている「ナレッジ系サービス業の規模化」にも挑戦したいという思いを
抱いていた(この意図により、社名の最後に複数形のsを付しました)ことが、
法人化へと私を動かしました。

※ちなみに、登記や名刺を作成するプロセスも勿論グロービスの仲間の力を借りました。
 また、Facebookで法人設立を発表すると、早速グロービスの仲間からお客様紹介の
 打診を頂きました。グロービスとその仲間には感謝しかありません。

学校の評価は卒業生の活躍で決まります。
受けた恩に対しては、自分が活躍して還元する事で恩返しをしたいと思います。
その為には、矛盾する様ですが、グロービスからどんどん外に出て
チャレンジしていかねばならないと思います。

「ダイヤはダイヤで磨かれる。人は人で磨かれる。」
過去のブログでも書いた言葉ですが、今までは磨かれてばかり。
これからは、自分が“磨く側”となれるよう、背中を見せて走り続けます!

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