名古屋校の学生ブログ

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【MBAを学びはじめるまで】 Life is about creating yourself. – なりたい自分になるためのMBA

2016-09-07

 

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【名前】 木村 晋也

【勤務先】 輸送機器メーカー

【入学年】 2015年

 

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【自己紹介】
2004年、新卒で現在の会社に入社。中西部アフリカの市場開拓に5年間従事。アフリカには
出張ベースで年2~3回渡航し、現地ディーラーと共に様々な顧客(国連やNGOといった
組織から、地元の零細漁民まで)を直接訪問して自社製品を使用する顧客の生活や事業活動の
改善につながるソリューションの企画・提案活動を実施。2009年8月より、官民人事交流で
外務省に出向し、3年間在リトアニア日本国大使館にて政治・経済担当の書記官として勤務。
2012年8月より現在に至るまで、グローバル人材開発部にて自社の将来の経営幹部となる
人材(日本人・外国人)の育成に携わる。
これまでに訪問した国数は49カ国+2地域(グリーンランド、ヨルダン川西岸地区)。
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■実務経験だけでは不足していた知識を補足

私はかなり特異なキャリアを歩んでいると思います。コンゴ民主共和国のような国の、更に地方の漁村や鉱山地帯を渡り歩いてユーザーの声を聞く仕事をし、外交官として旧ソ連構成国であるリトアニア(現在はEU加盟国)に駐在し、帰任後はこれまた畑違いの人事の仕事に従事するという、一見すると何の脈絡もない漂流記のようなキャリアを歩んできました。これまでに経験した仕事は全て楽しんできましたし、様々な経験を積ませてもらったことで、自分自身の振り幅というか、あらゆる環境に適応できる柔軟性や異文化対応力を養うことはできたと思います。

一方で、社会人としての多くの時間をアフリカ市場開拓と外交官といったやや特殊な職務に
費やしてきた分、ビジネスパーソンが習得すべきより一般的な知識(例えばアカウンティングやファイナンスに関する知識)は十分ではありませんでした。

私は自分のありたい姿として、たとえ自分の専門外のことであっても、自分の頭で考えて、
自分の言葉で意見を言える人間でありたいと思っていました。ビジネスパーソンとして
過ごす時間が大体40年くらいあるとして、10年経過した時点で身に付いていない知識を
修得するには、業務外の時間を使って自らそれを獲得しに行かなければ難しいだろう、
と考えたのがMBAを取得しようと思った一つの理由です。

■「ありたい姿」に近付くためのMBA

MBAを取得しようと思ったもう一つの理由は、私の外交官時代の友人からの影響です。
私は外交官時代に、リトアニアに駐在する各国外交団の非公式懇親会(飲み会)の幹事委員長を務めていた時期があり、各国の外交官達ととても親しく付き合っていました。外交官仲間達とは、仕事上の情報交換以外にも日常的に食事に出掛けたり、週末に地方へドライブ旅行をしたりと仲良くしていたのですが、ある時、仲間のうちの何人かがオンラインでMBAコースを受講していることを知り大きな衝撃を受けました。

国家公務員である外交官が忙しい日々の空き時間を使ってビジネスを学んでいるのに、本来ビジネス側の人間である自分がそれをしないわけにはいかない。というか、「こいつらに負けるわけにはいかん!」というのがMBA取得を決めた決定的な理由です(笑)。

これはある面では感情的な話なのですが、私自身が大切にしているのは「自分のありたい姿をイメージするためのベンチマークを持つ」ということです。

今でも私は友人の外交官達が今後10年・20年とキャリアを積み上げて、将来的にどこかの国の大使になっていくだろうという未来を想定しています。そして、その時には彼らの駐在国に遊びに行って大使公邸に泊まらせてもらおうと勝手に考えています(笑)。大使の客人として堂々と遊びに行く以上、こちらもそれなりの世界観を持ったビジネスリーダーでありたいと思っていますし、そうしたありたい将来像に向けて自らを鍛え続けなければと思っています。つまり、私は海外の友人達の現在の姿ではなく、彼らの将来像をベンチマークにしているのです。

■クラスでの学びだけでなく、刺激的な仲間との出会いを重視

本格的にMBAを比較検討し始めたのは、今から3年前。出向期間を終え、日本に帰国して状況が落ち着いた頃でした。検討の際には、オンラインも含め、国内・海外MBAをいくつか検討しましたが、最終的には、グロービス経営大学院のMBAを選択しました。

比較を進める中で、
「同じことを学ぶのであれば、日本語でインプットしたほうが、知識の吸収の効率がいい」
「浜松から通うとしても学び続けられるか」
といった点から絞り込みをしていきましたが、意思決定の決め手は、「刺激的な出会い」が
ありそうかどうか、という点でした。

極端に言えば、体系的な経営知識だけならば本からでもある程度は学び得ると思っています(自分の場合は、独学で継続できる自信がなかったために、自らを逃げられない状況に追い込む意味もあって大学院への進学を決めたわけですが・・・)。ただ、これまでの経験から、私自身は人との接点から常に多くの事を学び、人から刺激を受けながら成長してきたという意識を強く持っていました。

グロービスへの入学を決める前にはクリティカル・シンキングの体験講座も受講していたため、何となく同世代の受講生が多そうだとか、会社員だけでなくベンチャー企業の経営者や弁護士・会計士といった類の職業の方まで、グロービスには多様な受講生がいそうだという雰囲気は感じていました(実際に入ってみると。同期だけでも本当に色々な人がいますし、グロービスでの出会いから様々な業界の人とのつながりが自然とできていくように思います)。

人との出会いを通じた「クラス外で受けられる刺激」にも期待していた私としては、多様な経験を持ち、それぞれに目的意識も異なる仲間と直接会って多くの時間を共有できる環境にはこだわっていて、最終的にグロービス名古屋校への通学という形でのMBA取得を決心しました。

■グロービスでの学びを通じて得られたもの

実際にグロービスに通い始めて2年半が経過しましたが、自分の中で一番大きく変わってきたのは「自分自身の意識」ではないかと思っています。体系的な経営知識を学ぶことで、例えば自社の中期計画がどのような意図で書かれているか、経営者の言葉の裏にどういった課題認識がありそうか、といった事を想像できるようになるのですが、そこから更に自分が自社のパフォーマンスを向上させるために何をどうしていきたいか、といった所を考えるようになりました。自社をより良い状態に変えていく事に対するオーナーシップ(それを自分事と捉える意識)が凄く強くなったと思います。

また、自らが職場の同僚や後輩にとってのロールモデルとなる姿を見せていこうという意識も強くなりました。現在はグローバル人材育成の担当をしているのですが、例えば、人材育成を担当する人間が自らの自己開発のための努力を全くしていなかったとしたら、その人の言葉には何の説得力もないと思います。私は自社のグローバルリーダーの育成を担当する立場で、現在は世界各地での社内研修の講師も務めているので、自分自身の日頃の姿勢と自らが発する言葉がきちんと整合しているかどうかという点はとても意識するようになりました。

学びについては、もちろん2年半の間に多くの知識を獲得することができたのですが、同時にまだまだ更に多くのことを学んでいかなければならないと思い知ったというのが正直な感想です。これについては、南アフリカ共和国の大統領だったネルソン・マンデラ氏の有名な言葉にあるように、「大きな山に登ってみると、人はただ、更に登るべきたくさんの山があることを見出す」という心境です。

■学びという冒険の旅

私は、グロービスでの学びは冒険旅行に似ているなぁと思っています。これまでに約50カ国を訪れましたが、旅の本質は新しい景色に出会うことよりも、むしろ新しい視野、新しい目を獲得することだと感じています。

グロービスの学びもこれと同じで、もちろん各回のクラスからの学びはそれぞれにあるのですが、通学して半年、1年、2年と経ってくる中で、自分の中で景色の見え方が大きく変わってきたのを実感しています。ビジネスに対する見方、社会に対する見方、政治や国際関係に対する見方、そして職場の上司・同僚・後輩といった「ヒト」に対する見方も以前とは大きく変わってきましたし、こうした様々な事柄について深く考えることが多くなったと思います。

冒険には発見が付き物で、新しい視野の獲得に伴って自分自身の新しい思考を発見するような感じですね。私はわりとポジティブな性格なので、自分の将来についてもポジティブな予感を勝手に抱いているのですが(笑)、今後もこれまで以上に、自らの予想を遥かに超えた未来が訪れると良いなぁと思っています。人生とは未知の自分への挑戦であり、これからも引き続き、冒険と発見の旅路を楽しみたいと思っています。

■最後に

自分は常に「ありたい自分像」のイメージを持って、ありたい姿と現状のギャップを埋めるために自分が必要だと思うことをやってきたと思っています。逆に言うと、「どういう自分になりたいか」さえイメージできていれば、そこから先は意外と楽しみながらできてしまう気がします。

グロービスのMBAは、体系的な経営知識を得るだけでなく、「どういう自分になりたいか」を深く考える機会でもあり、また様々な刺激や影響を受ける仲間との出会いの場でもあります。かなりハードな冒険ではありますが(笑)、一歩踏み出せば新しい視野を獲得できる素晴らしい旅先だと思っています。

【卒業後~MBAを終えて~】営業から部門最年少のエリア責任者へ

2016-08-05

 

【名前】廣瀬 琢磨

【勤務先】外資系製薬会社

【入学年】2013年

 

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【自己紹介】
外資系製薬会社にMR(Medical Representatives:医薬情報担当者)として入社。
MR時代には、多くの社内報賞を獲得。
グロービス在籍中に静岡県で10人のMRを率いるエリア責任者へ昇格。
2015年グロービス経営大学院修了。
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■自分自身を変えるために学ぶ

グロービスとの最初の出会いは、社内の研修でした。
経営陣主催の若手リーダーを育成するクラス(通称:College)に選抜され、1年間かけて
製薬会社の開発/製造/流通/MKT/営業/HR/財務など経営に必要な最低限の基礎知識を学ぶ機会を持ちました。
この社内選抜クラスの第1回目が、グロービスのクリティカル・シンキングと知ったのです。

どんなことを学ぶのかを事前に把握しておけば、社内研修の中でも目立てるのでは?
という思いからグロービスを調べ始めたところ、ちょうど名古屋校で開催していた
社内を動かす力』の出版記念セミナーに興味を惹かれ、参加しました。
社会人になって始めての社外セミナーだったと思います。

このセミナーで、講師であり研究科長の田久保さんから会場に向けて、
ある問いが投げられました。

『自分が何をやりたいか明確になっていますか?』
『自分に何ができるか知っていますか?』

この問いに対して、自分自身の想い・能力について明確に答えられない自分にハッと
気づいたのです。

セミナー参加後、悶々として日々を過ごす中、社内研修でも同じような問いがありました。
経営陣から、

『あなたは自分の労働市場の価値を知っていますか?』
『経験だけで物事を喋る奴は三流だな!一流になりたいのであれば、経験だけでなく・・・』

と叱咤激励を受け、自分自身を変えたい!変わりたい!という想いが日に日に強く
なりました。加えて、当時の製薬業界は、プロモーション・コンプライアンス、
利益相反ガイドラインなど規制の波が押し寄せている最中であり、将来に対しての
漠然とした不安も感じていたところでした。

「自分自身を変えるために、グロービスで学ぶ」という答えを出すまでには、
さほど時間はかからなかったです。
 

■学びを実務に即活用、成長を実感。本科への進学を決意

グロービスの受講は、まず単科生として開始しました。
最初に受講したのは、人材マネジメントマーケティング・経営戦略基礎の2科目。
人材マネジメントのクラスは、既に入学している本科生の方達ばかりで、世の中には
こんなに賢い人がいるのかと不安になったのを覚えています。

しかしながら、
「1回のクラスで1回は発言することを目標にまずは始めてみては?」
「クラスの中ではリスクフリーだからもっと発言したほうがいいよ。それがビジネススクール
 の魅力なんだから」などと講師・諸先輩方からアドバイスをもらい、徐々にクラス内で発言できるようになっていきました。

また、受講を通じて、いつかこんな人達になりたいといったロールモデルが見つかり、
いつの間にか、純粋に学ぶことがとても楽しいと感じるようになっていました。

クラスが終わりを迎える3ヶ月目には、グロービスでの学びと社内研修での学びが相乗的に
機能し始め、学びが実務で活きていることを日々感じるようになっていました。さらには、
社内研修で与えられた卒業研究(社内の企業変革について経営陣に発表)においても、コッターの変革プロセスなどのフレームワーク、数多くのケーススタディーから培った企業変革の
知識など、グロービスでの学びを総動員し、最優秀賞を獲得することができました。

気づけば、自らの成長を実感できると共に、社内での評価も上がっていきました。
そして、ここまで学んだのだから、もっと経営陣の立場で物事が見えるようになりたいと
本科生の門を叩くことにしました。
 

■学びを実務に移すグッドサイクルを回せるように

本科へ進学し、グロービスで学び始めて1年経った頃には、「学んだインプットをまずは実務で試してみる」というスタンスが随分定着していました。
具体的な経験を通じて振り返り、そこから成功した点・失敗した点を概念化・持論化することで違う機会で再び試行するというサイクルを回す事ができていました。

また、全社に配信されるメールや経営陣のメッセージを理解できるようになり、会社に対してのストレスがかからず、愚痴の数が少なくなっていきました。

他のメンバーよりいち早く意図を理解し、腹落ちさせることが出来るので行動への第一歩が早くなる。その結果、誰よりも早い速度で行動し結果が出せるといったグッドサイクルを回せるようになっていました。
 

■最年少エリア責任者へ昇格

そんな中、静岡県のエリア責任者を頼みたい、という辞令がありました。
部門の中では最年少のエリア責任者であり、半分以上が年上の人をマネジメントするという
立場でしたが、グロービスの門を叩き、考え続け、準備をしていたからこそ、落ち着いて
そのオファーを快諾できた自分がいました。

この頃には、グロービスで学ぶ前には回答に窮した、『自分が何をやりたいか?』
『自分に何ができるか?』という2つの問いに対して、自分なりの答えを持っていました。

私は『人を育てる仕事に携わりたい』『クリエイティブで変革者のMindを持ち、挑戦し続けるハイパフォーマンスチームを作りたい』という志を抱くようになっていました。
また、そのような仕組みを作るために人事組織・思考・志系の科目は、何度も復習し、あすか会議ではその分野で活躍している方の話を聞き、多くの知識を吸収し、自分だったらどう運用するかを考え準備をしていました。

着任後は、グロービスでの学びをフルに活用。
特に「ファシリテーション&ネゴシエーション」「パワーと影響力」「組織行動とリーダーシップ」「リーダーシップとメンタルヘルス」などの科目が私の実務では特に役に立ちました。

具体的には、年上の方のマネジメントの際には、
・極力管理重視ではなく支援重視のサーバントリーダーシップのスタイルを保ちながらも、
 会社の方針との整合性を保つ
・戦略の考え方を教えながらも彼らに考えさせ、意思決定させ、行動に移してもらう
といったことを意識しながら組織運営していくようにしました。
(グロービスの講師の方のファシリテーションを思い出しながら、今でも思考錯誤ですが)

その甲斐あり、責任者になって2年目にして、チームで社内報賞を勝ち取ることができました。自分達で考え出した営業戦略・戦術を実践し、チームで報賞を勝ち取るだけでなく、
海外から、グローバルファーマスーティカルズ・プレジデントが来日した際に、本社でプレゼンをして欲しいといった機会をもらうなど、グロービスで学んでいなければ今の自分の成功はないと思えるほど実務で生かせていると思います。
 

■最後に

グロービスで得たものは数多くありますが、私の中では特に『学び方を学んだ』ことが
大きな収穫でした。社会人になってがむしゃらに仕事をしていましたが、自分の経験だけで
物事を考えるのではなく、先人の知恵やMBAの知識などを組み合わせて仕事が出来るように
なったことで、より早く行動し、結果を出すというサイクルが回せるようになりました。

グロービスでの学びは、言葉による説得力が上がるだけでなく、ステージを変えてでも
活躍できる自分を創り上げる事が出来ると思います。

【卒業後~MBAを終えて~】安定的な業界・専門的な職種で働く人が、多様性の高い場所でビジネスの本質を学ぶメリット

2016-06-30

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【名前】川崎 達哉

【勤務先】大手損害保険会社

【入学年】2014年

【業務内容】自動車保険の支払査定部署で、
      支払担当者のマネジメント業務
 
私が属する損害保険業界は金融庁による規制産業故に、相対的に外部環境への意識が希薄です。その中でも特に専門的かつ対外交流の少ない支払部門に所属していた私は、日常業務以外は何も知らず、その狭い社会で評価されれば良いと思っていた人間でした。

グロービスで学び、卒業した今感じることは、「規制産業等で安定的な環境にいる社会人ほど、多様性の高い場所でビジネスの本質を学ぶべき」ということです。
グロービスに限らないようですが、国内MBAには外資を除き金融やインフラ等、規制産業所属の学生が他業種より少ないと感じます。変化よりも安定性を求める業界特性、かつそれに魅力を感じる人が働いている業界でもあるので、何か劇的なきっかけが無い限りはMBAレベルの
学びを必要と感じないのは当然かもしれません。
しかし私が卒業まで学んで感じることは上記とは逆です。そのような環境にいる人ほど、変化のために学んだ方が良いと思います。同様の環境にある方に、少しでも関心を持って頂ければ嬉しく思います。

 
■多様性の高い場所だからこそ、自分を客観視できた

私は損保の保険金支払査定という、この業界にしか無い仕事をしています。狭い世界で完結する極めて専門的な業務であり、専門性の高さこそが成功要因という認識がほとんど常識です。
私自身もその環境の中で、ただ専門性を追求することでマネジメント層まで昇格してきました。

当然、この状況では外部環境への意識はほとんど生まれてきません。
しかし、このような私の感覚を根本から覆す経験が、私の認識と行動を変えました。

過去の実績を買ってもらい、専門外業務(海外危機対応の長期主張)や経営レベルに近い現場研修に参加する機会を得た時のことです。
その各所で、自分の専門分野には無いダイナミックさや、それに関わる社内外のビジネスパーソンが使いこなす多面的かつ体系的な視座や理論に驚きと羨望感、そして恐怖感を覚えました。専門性しか無い自分には、ビジネスの多面性とそれを捉えきるビジネスマン達の能力についていけなかったのです。

今まで思いもしなかったことだが、職場では得難いこんな知見があれば、何かが変わるのではないか?と感じた私は、「多様性のある視座と知識」、「汎用性のある高度なビジネススキル」、「違う業界で同じ意思を持つ仲間」を得られる場を探すようになりました。
結果、MBAが最適だろうとの結論に至り、その中でも上記3つが最もバランスしていると感じたグロービスに進学を決めました。

グロービスには様々な業界から、多様な職種・役職・キャリア経験の学生が集まっていました。特に名古屋は技術者・医師・弁護士など専門職系の学生が多いことに驚きました(金融関係者はまだ少ないですが…)。
クラスでは様々な業界や経営課題がテーマのケースを元に、学生同士が各々の意見をぶつけ合い、まさに他流試合の様相を呈します。
この方式の面白く且つ有用なところは、講師からMBAの知見が学べることは勿論、受講者各々の多様な知識・経験・思考に基づいた議論から、「物事をどのように考え、表現するのか」「意見の衝突や融合から、思考や認識のプロセスがどのように変わっていくのか」が分かることです。これを意識すると、講師だけでなく学生同士からの学び・気付きも非常に多くなると感じます。まさに多様性の成せる業です。

またクラスのみならず、クラス後の懇親会や、「あすか会議」といった学事行事などでも、
多種多様な人の考え方・価値観に触れる機会があります。このようなクラス内外の機会を通じて、今の自分の立ち位置、目指す姿との差、そして、自分が何をしたいかを考える機会を常に持つことができました。
もっともこれは、多様性から相乗効果を生み出せる学生が集まっている(まずはクリティカル・シンキングで思考力が一定揃う)グロービス故の強み・特色でもあると思います。

 
■ビジネスの本質に気づくことで、実行に移すきっかけが見えた

クラス内外での議論を繰り返していくうちに、ビジネスを動かす本質とは何かが見えてくる
ようになりました。それは、理論や経験の正しさではなく、それらを有効に使って人間同士の
共感・協働を生み出すことです。
グロービスのクラスは、その共感・協働を生み出す力の最大化を最重要視しており、ひたすらそのことを意識させられ続けます。まさにビジネスそのものの疑似体験であり、実践型MBAたる所以でしょう。

卒業した今は当たり前のように言えることですが、この本質に気付く前・学ぶ前の私には、
到底そのような認識を持ちようがありませんでした。業務の専門性がバイアスとなって視野を
狭め、可能性に気付きにくくなっていました。そして私から見るに、多くの専門的な仕事をしている方が、同じバイアスに苦悩しているのではと感じます。

私の場合、多様性とMBAの知識が相まってバイアスを緩まったことで、明らかに視点・視座が多様になり、考え・巻き込み・動かす実行力が大きく変わってくることを実感しています。
そして私のような専門職の場合、この実行力こそ専門性の発揮や成果の創出に繋がります。高レベルの多様性とは様々な専門性の集積であり、多様な専門性の繋がりが自分の専門性に新しい可能性を見出す大きなヒントとなるからです。

 
■多様性の高い場所で、ビジネスの本質を学んだ成果

現在の私は、MBAの学びのうち「オペレーション(時間単位の成果の最大化)」「交渉・コミュニケーションスキルの全体底上げ」などを職場で提案・実践しています。
同じ視座を持てる社員はほとんどいないので、苦労の連続です。しかし身に着けたMBAの知見と多様性によって、単一性の高い集団で明らかに違うムーブメントを起こせる人材として社内で認識されるようになったことは、大きな財産だと思います。

また、学びを現業に活かすと同時に、「自分の将来像」をあらためてしっかり考えられるようにもなりました。学びで得た自信を基に、海外での就業経験や国際研修で感じた羨望感を現実とするために、経営企画系部門への異動希望を出しています。我々専門職の知見を現場で終わらせず、もっと経営の上流に還元して活かせるはず…という確信を得たためです。

実際に実現するかはこれからですが、経営企画部の研修に選抜してもらうなど可能性を感じられる状況になっていることも事実です。卒業後の研鑽と実績こそが学びの真の価値であることを意識し、これからも挑戦していきたいと思います。

 
■最後に

世界が劇的なスピードで変化する中、公共性を楯に守られてきた規制産業だけが変わらなくて良いはずはありません。しかし長らく変化に乏しかった業界の固定観念や慣習の強さが、変革の意識を鈍らせます。その事実に気付き、変化を起こす実行力を持っているビジネスマンの増加が、規制産業の進化を促す最大の鍵では無いでしょうか。
個人的には規制産業からの入学生が増え、業界に一石…では足りないので、集団で百石くらい投じられるようなスケール感が生まれることを期待しています。

【卒業後~MBAを終えて~】「理学療法士×MBA」で医療介護のイノベーターを目指す

2016-05-27

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【名前】松山太士

【勤務先】社会医療法人財団新和会 八千代病院
     総合リハビリセンター 技師長

【入学年】2014年4月

 

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<自己紹介>
理学療法士(※)として複数の病院勤務を経て現職。リハビリテーション専門職
総勢99名のマネジメントに従事。地域課題をリハビリテーションの視点で
解決することを目的とした「安城地域リハビリネットワーク」を立ち上げ、
代表として活動している。
大学や愛知県理学療法士会などで、年に数回非常勤講師を務める。
グロービス経営大学院2014年入学、2016年卒業。

(※)理学療法士
主に「動作」の専門家として病気やケガの回復を促し、社会や日常生活に戻るまでを支援する役割を担う。
さらに、生き甲斐やその人らしさをサポートする自立支援、生活支援、健康増進、介護予防などの分野や、
プロスポーツチーム、教育、研究機関などさまざまな場面でも活躍しているリハビリテーションの専門職。

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■グロービスMBAを卒業した、理学療法士である私の志

日本の医療介護は、団塊の世代が後期高齢者となり医療介護需要が激増する2025年に向けて
大変革の真っ只中です。国策としての地域包括ケアシステムを構築するためには、今までの
ように各病院や各施設のマネジメントのみならず、地域全体をマネジメントすることが
求められます。

私は、理学療法士としてリハビリテーションの視点でこの大変革に少しでも貢献したいと
考えています。具体的には、法人所在地である安城市のリハビリテーション専門職仲間と
共に、「安城地域リハビリネットワーク」という有志の会を4年前に立ち上げ、その代表と
して行政や地域住民の方々と地域の課題解決に向けた仕組みづくりに取り組んでいます。

そんな私が、なぜこのような志を抱くようになったのか。
グロービスを卒業した今、学ぼうと思ったキッカケを振り返りお話ししたいと思います。

■プレーヤーからリーダーへ 自分のキャリアを見つめた結果MBAへ

①昇格と葛藤
理学療法士登録から11年間、私は患者さんに直接対峙する理学療法士の仕事に魅了され、
やりがいと誇りを持って働いていました。
2011年4月、私は自分自身のキャリアについて深く考える大きな転機を迎えました。
突如70名超のメンバーが所属する総合リハビリセンターという部署のトップに昇格することが決まったのです。

それまで、プレーヤーとしての理学療法士に魅力を感じ、研修会への参加や学会発表、
リハビリテーション系大学院での研究などを通してスキルアップを目指してきたわけですが、突如マネージャー・リーダーへと変化することが求められ、私の中で大きな葛藤が生じました。
「人と直接関わる理学療法士の仕事がしたくてこの仕事を選んだ。まだ現場から離れたくは
 ないし、大学院にまで行って理学療法の研究をしてきた。組織のマネジメントをやることが
 果たして自分のやりたいことなのか?」
そんな想いで迷いながらも仕事に没頭していたある日、ふとこう思ったのです。

「でも、70名超のメンバーをマネジメントする仕事を経験した理学療法士は、
 全国で今までに何人いるのだろう?」
「組織に期待されて立場を任された以上、前を向いて進むしかないのでは?」
「まだ自分のキャリアは30年近くある。どうせやるなら、今までの仕事の延長上だけで
 終わらせるのではなく、他の理学療法士がやっていないことをやってやろう!」
そう考えるようになってからは、迷いは吹っ切れました。

②昇格後に求められたスキル
マネージャー・リーダーとして求められるスキルは、プレーヤーとして働いていた頃とは全く質の異なるものでした。自ら動いて成果を出すだけではなく、部署内外の人たちにビジョンを示し、共感を得て、結果として動いてもらわないと成果を出すことはできなかったのです。
必然的に、医療やリハビリテーションの専門書だけでなくリーダーシップ・経営関連のビジネス書を読み漁るようになりました。

そんなある日、ネットでグロービスの書籍「ロジカルシンキング教室」を見つけました。
普段、書籍はネットで注文して自宅に配送されるのを待つのですが、この時ばかりはなぜか
自分でも分からないくらい今すぐに読みたい衝動に駆られ、近所の書店を探し回って手に入れました。
その勢いで一気に読破し、「自分に足りないものはこれだ。これで何かが変わるかもしれない!」直感的にそう感じたことを覚えています。

このことがきっかけで、MBAについて調べるようになり、グロービスのクリティカル・シンキングセミナーを発見。早速参加したところ、雷に打たれたような衝撃をうけました。

「こんな世界があるのか!ここに通えば、間違いなく成長できる!」
そう思ったわずか1ヶ月後には、単科生として受講を決めていました。

さらに色々と調べてみると、医療や介護の領域は経営を体系的に学んでいる人材は非常に
少ないことが分かりました。しかし、これから大変革が必須である医療介護領域には必ず
経営のスキルが必要とされることを確信、「理学療法士×MBA」というキャリアは面白い
ことができそうだ!と思うようになり、そのまま本科生への出願を決めました。

■グロービスMBAで学んだ変化 ~志が定まり、迷いなく実行に移せるように~

グロービスMBAで学んで自分自身が感じている変化は、2つあります。
ひとつは、志が定まったことで意思決定に迷うことが少なくなったこと、
もうひとつは、実行力が向上したことです。

他のMBAとグロービスの大きな違いのひとつに、志系科目の存在が挙げられます。
グロービスでは、
 「リーダーシップと倫理・価値観
 「経営道場
 「企業家リーダーシップ
 「企業の理念と社会的価値
などの志系科目を通して、常に自分自身の志を問われ続けるのです。
また、クラス以外の機会として、全国各地の受講生が一同に会するイベント「あすか会議
にて、同期2名と共に発表した経験も、自らの志を考える上で非常に有意義な経験でした。
自分自身について深く考え続けることは非常に大変なことでもありますが、志が洗練された
ことでブレない軸が定まり、意思決定に迷いが少なくなりました。

そして、その志を実現するためには「実行力」が必要となります。
今思えば、グロービスMBAで学ぶ以前は理学療法士であることを無意識にこだわりすぎて、
自分が取り扱う仕事の範囲を自分自身で狭めていたように思います。
数多くのケースを通して経営者の視点で考え続けることで、経営者に近い視点が養われ、
責任範囲を広く捉え、役割に縛られることなく自分自身で実行することに躊躇しなくなった
ように感じています。

具体的には、グロービスで学びながら新病棟開設のワーキンググループ責任者を経験したり、新規事業としてリハビリデイサービスを企画・提案し、責任者として開設を経験したりと、
グロービスMBAで学ぶ前後では明らかに仕事の範囲が広がりました。
グロービスの実践的な学びはすぐに活用できることも多く、学びながら実行し、その経験から
また学ぶというグッドサイクルを回すことを意識してきたことが、結果として良かったように思います。

■最後に
これから、「医療・介護×MBA」といったスキルを持つ人材が全国的に求められる時代が
到来すると思います。
一人でも多くの理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がグロービスのMBAで学び、
医療介護大変革時代のイノベーターが増えることを楽しみにしています。

【卒業後~MBAを終えて~】いつか来るチャンスを掴む準備、そして新たなチャレンジへ

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【名 前】 多鹿 秀一

【勤務先】 医薬品卸売企業

【入学年】 2013年

 

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<自己紹介>
大学卒業後、医薬品卸売企業に入社、病院担当として9年間営業に従事。
その後、同社の経営企画部に異動、海外での新規事業企画担当として現在に至る。

グロービスには、社会人3年目の時にグロービス・マネジメント・スクール(GMS)を
受講開始。一時中断を経て、2012年に29歳でグロービス経営大学院に入学。
2014年にはグロービス・ベンチャー・チャレンジにて、優秀賞を獲得。2015年3月卒業。
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■社会人3年目、グロービスとの出会い

今の会社に営業として入社しましたが、思うように実績を上げることが出来ない時期が続いていました。様々な参考書も読みましたが効果は無く、どうすれば成長できるのか悩んでいた時に出会ったのがグロービスでした。

強い課題意識を持っていたため、3年目になると同時に「クリティカル・シンキング」や「マーケティング・経営戦略基礎」など営業に必要とされそうなクラスの受講を開始。
クリティカル・シンキングのDay1では、頭を使いすぎて知恵熱が出た上に、今まで自分が
どれだけ頭を使ってこなかったのかに落ち込んだことは今でも鮮明に覚えています。

学び始める前はビジネススキルの習得を主目的にしていましたが、会社も年齢も全く異なる人たちと勉強会を開催したり、クラス専用メーリングリストで教えあったりする環境に身を置くことで、人間関係の構築や自身の知識や視野の幅を広げるという面でも自分を成長させる事が出来た貴重な機会でした。

また、学んだことはすぐに仕事で試し、失敗や成功体験を仲間たちと共有し互いに賞賛、反省しながら改善していくことで、営業成績も順調に伸ばすことができました。
今、思うと営業もそれまでは、勢いだけでやっていましたが、マーケティングにも定石というものがあり、空手の型のように基本を身につける事、失敗した時に、そのままにするのではなく、仲間達からも客観的なアドバイスを貰い、PDCAをきちんと回す事で次に繋げる事が出来た事が重要だったのだと思います。

こうしてGMSで4科目を受講した頃、ついに名古屋校でも大学院(MBAプログラム)がスタートすることになり、一緒に受講してきた仲間たちとこの先どうするかについて悩んでいました。
私も仲間たちから一緒にMBAを取得しようと言って頂いたり、講師からも「これからのビジネスマンにはMBAは基本スキルとして必要になってくる。」と言われました。しかし当時の私は、「今の自分に必要と思うものは一通り学んだ。カネ系やヒト系スキルなどはまだあまり重要ではないのでは?」と思っていたことや、3年で卒業するには、一期(3カ月)に2科目以上を受講しないといけないことに自信が持てずに、一旦グロービスの受講は中止することにしたのです。

■学びの効果と必要性を確信し、大学院進学を決意

その後も、会社での営業成績は順調であり、気づけば学ぶことを忘れかけており、
社会人経験も6年が経ったある日、社内の選抜研修に参加する機会を頂きました。

研修の科目は、アカウンティングや経営戦略など自分が学んでこなかった領域。
研修後、学んだことを活用して営業活動をしていくと、話す相手、話す内容などが明らかに
一ランク高まったことを感じました。その経験から、どのような仕事/職種でも、仕事の質を
高めるには、専門性と同時に幅広い知識をつける必要があることに気付きました。
またこの頃には、営業も楽しいけれど、もう少し経営に近いところでビジネスを見てみたいと考えるようにもなっていました。

しかし、「経営に近いところで働いてみたい!」と言っても、何のスキルも実績もない私が、異動や転職、ましてや起業など出来るはずもないため、まずは、必要なスキルを出来るだけ
すぐに取得しようと考え、改めてグロービスの門を叩く事を決意しました。

ただ、ここでもいきなりMBA進学までは決断することができず、まずは、単科生制度
活用してカネ系科目を受講。3カ月受講し、「これならやっていける!」と自信を持ってから
本科生として出願を決めました。

■「新しい価値創造」というキャリアを定め、突き進んだ大学院生活

大学院生活も2年目に入ると、GMSでは受講出来ない応用・展開領域の科目も受講できるようになります。特に、経営トップに近い立場でビジネスの意思決定を下す疑似体験ができる展開領域では、新しくビジネスを生み出す「創造系」領域と組織の危機的状況を立て直す「変革系」領域の科目が選択できるのですが、私は創造系の科目に惹かれていました。

これまでの自分を振り返ると、今まで誰もやっていない事にチャレンジしようと考えた時に
自分のモチベーションが高まり、世の中に新しいサービスや仕組みを創り上げた時に一番の
喜びを感じる事に気付きました。

また私の勤める会社は、事業領域を「健康創造」と設定しており、事業領域内では、チャレンジさせてくれる風土があるため、これからの自分の軸を「新しい価値創造」に設定。より大きな価値創造を行うために、会社に所属していくなら企画系、そうでなければ起業を目指すキャリアを進むことに決めました。

しかし、これらのスキルを実務だけでなかなか身に着けることができないため、創造系のクラスを学ぶことはもちろん、ビジネスプランコンテスト(JBCC:日本ビジネススクール・ケース・コンペティション、グロービス・ベンチャー・チャレンジ)や、グロービスの大学院生のみが参加できる「あすか会議」など様々なイベントを成長の場として積極的に活用しました。

超一流の経営者の方々と直接お話しできる機会やビジネスプランを提案できる機会を通して、今の自分と目指す姿の距離を測り、次の一歩を常に考えさせられました。そして新しい事をやる上で最も重要な事は、最後の最後もういいかなと思ってから、その二倍やり切る事が出来るかどうかだと学びました。
皆さんも面白いアイデアやビジネスプランをお持ちだと思いますが、それは本当に素晴らしいモノなのだと思います。ただアイデアやプランと同じく重要なのは、それを実現させる為にはどうすれば良いかを徹底的に考え抜き第一歩を踏み出すこと、そのために本当にそれをやりたいと感じていることではないでしょうか。
私はチームで参加した「グロービス・ベンチャー・チャレンジ」にて優秀賞を取らせて頂け
ましたが、それは、本音でお互いを叱咤激励し合う事ができる仲間がいた事、やりきる環境を
提供してくれたグロービスのお陰であったと感じています。

■準備したものにチャンスは突然訪れる

新しい価値創造に向けて歩み始めている中で、仕事上でも予期せぬチャンスが訪れました。「海外に事業拡大するための人材を社内公募する」という話です。それを耳にした直後、
私は迷いなく応募をしていました。

いつか訪れるチャンスに備え学び実践を心掛けていたこともあり、面接でも自信を持って
自己アピールすることができ、私は無事にその機会を掴むことが出来ました。

そしてグロービスを卒業した現在は、経営企画部に所属を移し、海外での新規事業開発に
従事しています。グロービスで学んできたスキルを存分に活かすことが出来る、新しい
価値創造が求められる環境にいます。
期待に応えるべく日々思考錯誤しているところですが、グロービスで学んできたスキルが
仕事の土台となり支えてくれています。ビジネスを熟知している講師陣と優秀なビジネスマン
である仲間たちと、座学形式ではない本気のディスカッションを積み重ねてきた経験が、本当に実践的な力を与えてくれたと改めて実感しています。

■最後に

「私は営業だから、人事だから、経理だからMBAなんて関係ない。」と考えている方もお見えではないかと思います。私も最初はそうでした。しかし学び始めて人生が大きく好転しました。その体験があるからそのような皆さんにこそ、グロービスという学びの場、キャリアの可能性が広がる場をおすすめしたいのです。
チャンスが訪れるのをただ待つのではなく、自ら動き、準備を行い、行動に移してみることで、いつかチャンスに巡り合うことができるかもしれません。

【卒業後~MBAを終えて~】グロービスで学び、成長し、志を見つけ、そして羽ばたく

2015-12-22

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【名 前】 今永 典秀

【勤務先】 岐阜大学 地域協学センター 特任助教
     (2016年1月~)

【入学年】 2013年

 

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<自己紹介>
名古屋大学経済学部卒業後、住友信託銀行で約7年法人営業に従事し、
地元名古屋にUターン転職。トヨタグループの東和不動産の経営企画部等で
約4年勤務。仕事外のボランティア活動として、大学生や若者のキャリア支援を
主目的とした、NAGOYA×FOREVERを設立、代表を務める。

2016年1月から、岐阜大学の地域協学センターの特任助教として、
地方創生のため、地域の活性化・地方で活躍するリーダーの育成・キャリア教育を担う
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■グロービスは自分の知らない世界を知る場 ~学び始めるまで~

グロービスとの出会いは、2012年。
地元・名古屋の企業にUターン転職したタイミングでした。

地元優良企業に入社し、単身赴任生活も解消。
周りからは「一生安泰」と羨ましがられ、幸せを手にしたのかもしれないのですが、
何かが物足りませんでした。

このまま一生過ごしていいのか?自分は何のために生きているのか?
何のために働くのか?悶々と悩んで過ごしている中で、偶然、グロービスの出版書籍
志を育てる』に出会いました。

印象に残ったのは、志とは「一生をかけて成し遂げたいもの」というフレーズ。
自分の志はなんだろうか?
当時の私は、「名古屋を盛り上げたい」という漠然とした想いはありましたが、
残念ながら堂々と主張出来ませんでした。

名古屋を盛り上げるためには、何が必要か?
そのときに、(今思うとなぜか)グロービスのHPを眺めていたところ、3つの教育理念が
目に飛び込んできました。

●創造と変革の現場でリーダーとして活躍できる能力を開発する場
●自らの志と生き方(キャリア)を見つける場
●生涯にわたって切磋琢磨していける人的ネットワーク構築の場

能力開発を行い、仲間・人脈を構築し、そして自分の志とキャリアを見つける機会があれば
何か変わるのではないか?
そんな期待から、グロービスの門を叩くことにしました。

そして、2012年4月、単科生として「マーケティング・経営戦略基礎」の受講を開始。
どこまで自分が通用するだろうかという思いもありつつ、死にもの狂いで働き、
大きな案件も成約してきた前職での経験から、(他の人に負ける訳が無い!)と
自信をもってクラスに臨みました。

しかしながら、自分なりに考え、フレームワークを駆使して発言するも、自分の言いたいことが上手く伝わらないことばかり。わかっていたつもりであって、全然だめということに毎回のクラスで気づかされました。
また、クラス後には懇親会がありました。経営者の方や、出会ったことの無い業種の方。
また年齢も仕事の内容も全員バラバラ。そのような場所で、お酒を交わしながらそれぞれの
熱い想いを語り合う。自分の知らない世界を知ることができ、気づけば自分が将来やりたい
ことの妄想が止まりませんでした。
刺激があふれる空間がここにはあり、とても魅力的な世界だと感じました。

そして、グロービスには、経営戦略・マーケティング・ファイナンス等の経営に関する体系的に知識を得る機会に加え、「リーダーシップ開発と倫理・価値観」「企業家リーダーシップ」というクラスで「志」について学ぶ機会もある。
ここに来れば、成長出来ると確信し、出願を決意しました。

■思い立ったら全力でやってみる ~あすか会議の衝撃から決断、実行~

本科へ入学してからは、クラスの場はもちろん、クラス以外でも成長の機会がたくさん
ありました。中でも、一番影響を受けたのは「あすか会議」(※)です。
※日本を代表する経営者たちと直接触れ合える、全拠点の学生・講師が一同に会する
 一大イベント

入学して3ヶ月たち、学生生活にも慣れ、楽しくなり始めた頃にあすか会議に参加したの
ですが、雷に打たれるような衝撃を受けました。
登壇者の言葉から感じた強さ、起業家たちのエネルギー。登壇者と自分との差がとても悔しくなりました。
自分も登壇者のようになりたい。新しい問題を発見・定義し、自ら創造・変革を実践出来る人になりたい。と心に強く感じました。

ただ、今すぐ登壇者のようにはなれる訳ではないですし、企業内での仕事や役割はすぐには
変わらない。とはいえ、時代の変化が激しい時代の中で、勝ち残るためには進化し続けるしかない。
企業だけでなく、個人のキャリアも同様。自分は何がやりたいのか?
何が出来るのか?何をやるべきなのか?

あすか会議参加後、必死に考えた結果、仕事を一生懸命やることは大前提として、
在学中に二つの事を実行しようと決めました。
1つ目は、目の前にあるグロービスのあらゆる機会に対して貪欲に全力で取り組み続けること。2つ目は、自分の好きなボランティア活動に本気で取り組み、学びのアウトプットの場としても活用し、真のリーダーになることです。

決断してからは、あとは行動するのみ。
クラス、忘年会、研究プロジェクトなど、グロービスで経験出来そうな機会は全て積極的に
参加し、その中で全力投球。今まで自分が経験してきた大学生までの教育のように、本に
書いてある内容を暗記し、答え合わせをするのではなく、実際にビジネスの世界で、答えが
無い状況の中で、何を、どのように、どんな順番で行えば良いか?答えを創り出すための学び。本やケースを読み、自分の頭で考えて理解し、仲間と議論し、自分の出来なさに落ち込むが、すぐに立ち直り、改善し、また取り組む。
約2年間このPDCAサイクルを超高速で回し続けました。

また、ボランティア活動では、「NAGOYA×FOREVER」という団体を立ち上げ、大学生・グロービス内外の仲間10名程度で、キャリアを考える座談会等の企画等を実行。活動を進める中では、「組織行動とリーダーシップ」で学んだことが特に役に立ちました。前例にとらわれず、自分の頭で考え・自らの言葉でビジョンを語れる人を目指して取り組み続けた結果、
今では50名の社会人サポーターが応援してくれるまでになっています。

さらに、大前提として一生懸命取り組んでいた仕事でも、中期経営計画の改定の主担当を担うことになりました。会社をより良くするためには、何をしなければいけないのか?戦略を策定するだけでなく、実行し、浸透し、会社が同じ方向に向かうために、どのような点に注意しなければいかないのか?まさに、学んだことと実践したことを活かすことができました。
この頃には、役員の発言が何を意図しており、どんなことを行いたいのか?理解出来るようになっていました。

■明確になった志、そして新たなチャレンジへ

振り返ると、あっという間の2年間でしたが、卒業時には、自分の目指す方向性がはっきりと見えてきました。
卒業時に定まった私の志は、「頑張る人が報われる世の中を作りたい。ソフトの街作り、賑わいの創出と人材育成に関与したい」です。そして、実現するために自らが最も大切にする価値観として「主体性」と「奉仕の精神」と「仲間を大切にする」ことだと理解できました。

そして卒業して半年近くが経過した今、2016年1月から次のチャレンジへと踏み出します。「名古屋」から「岐阜」にキーワードは微妙に変化しますが、志を実現するためのフィールドに飛び込むことになりました。この上なく楽しみな世界が待っていると思っています。

一冊の書籍との出会いから、最終的に「志」を定め、一歩踏み出す決断ができたのは、
「2年間、向上心あふれる仲間と一緒に苦楽を分かち合う密度の濃い時間を共有できたこと」「今までやったことの無いことにも勇気を持ってチャレンジし、失敗を恐れず、全力で取り組み続けた結果、自分がやりたいことが徐々に見えてきたことに加え、能力が高まったことで実績ができ、実績が出来ると、仲間が集まると好循環のサイクルを生み出せたこと」ではないかと今は思っています。

■最後に
グロービスでは、本気で世の中を良くしたい、会社を良くしたい、自分を成長させたいという想いを持った仲間と出会いました。
2年間、自分との戦いが続き、とても苦しく逃げ出したい時期もありましたが、苦しいほど
努力したからこそ、卒業後には、「根拠のある自信」を手にすることが出来ました。
グロービスの門を叩いて、一緒に「創造と変革の志士」になりませんか?

【MBA生活】こんな世界があったんだ!~エンジニアが進むGMBAの道~ 

2015-11-29

2014-11-28 15.12.42 (2)

 

【名 前】 間嶋 宏

【勤務先】 自動車メーカー

【入学年】 2015年

 

GMBA名古屋校 2015期の間嶋宏です。はじめまして。
理工系の大学院を卒業して以来、自動車メーカーで働いています。
今はエンジニアとして燃費関係の技術開発を担当し、チームリーダーをやっています。

◆学び始めるまで

仕事に慣れてきた30歳間近。心にゆとりができたこともあって、ふと今後のキャリアを
考えたとき「あれ?今の延長線上になりたい自分はいるのかな?」と不安になってしまい、
何かを変える契機が欲しいと思ってセミナーへ参加しました。
それから通学をはじめて1年半。大学院入学前から学んだ期間を含めて、ここではエンジニアの自分にとって、グロービスMBAでの学びがどう活きているかをご紹介させていただきます。

◆エンジニアにも有益なMBAの学び
 ♯「意外と我流なビジネススキル」…実務に直結した講義からの学び

実務にすぐ役立った科目は、いずれもビジネスで必須のスキルである「クリティカル・シンキング」、「ビジネス・プレゼンテーション」、「組織行動とリーダーシップ」です。

仕事は相手がいてはじめて成立します。だから、どの科目でも言われるのは、
「相手目線を意識することの大切さ」です。「クリティカル・シンキング」は単なる論理思考
とは違い、相手を強く意識します。いくら論理が正しくても、相手に伝わらなければ仕事では
役に立ちません。リーダーシップも同様で、相手の特徴や状況をみてスタイルを変えたほうが
効果的だと学びました。

エンジニアといっても、1人で研究・開発に没頭するわけではありません。特に、自動車の
ように、たくさんのパーツで構成される製品では、「専門領域の異なる大勢の仲間」と協力
して開発を進めます。互いに違うバックグラウンドを持つからこそ、相手を思いやる姿勢が
大切で、このことは他の職種と同じです。

受講前、私のビジネススキルは恥ずかしながら結構な「我流」が多かったです。
自分の正当性を主張するためにわかりづらい論理を押し付けたり、「自分のやり方」と
銘打って柔軟性の低いリーダーシップを取ったりしていたところがあります。
改善の余地はまだ多いですが、最近「マネジメントの仕方が変わって、昔より仕事がしやすい」、「プレゼンがわかりやすくなった」と、職場で言ってもらえたのは、体系的な型を
学んで成長した証だと思います。

エンジニアである以上、専門的な技術力はもちろん重要です。ただ、一般的なビジネススキルと「どちらか片方」である必要はありません。「両方とも持ち合わせたい」ちょっと欲張りなエンジニアさんたちが、グロービスにはたくさんいらっしゃいます。

♯「これ受けて、自分の仕事に役立つのか?」…不慣れな科目は発想の幅を広げる

「これ受けて、自分の仕事に役立つのか?」と受講を躊躇した科目は「ファイナンス」、
アカウンティング」といったカネ系の科目でした。エンジニアから一番縁のない科目に
感じるかもしれませんが、こちらも実務に活きています。

おカネの知識を使ってみるために、自身が開発している技術について簡単な損益計算書を
作ったことがあります。今後生み出しそうな価値(売上予測)と費用(人件費や開発費)から利益を算出しました。ラフな計算でも、自分達の仕事がどれだけ会社に貢献しているのか数値でわかると、それは働く自信やモチベーションになりました。カネ系の知識は、人の働く意欲にもつなげられるんですね。

不慣れな分野の科目には、今まで触れたことのない観点が盛りだくさんです。実務に直結しない講義は、視点や発想を広げてくれます。授業で扱うケース(企業の実事例)は、「そのままだと仕事に使えない」こともよくあります。ただ、授業の最後(または授業後)には「ケースの学びから自分の仕事に応用できること」を考える機会があります。トヨタ生産方式がスーパーマーケットからヒントを得たように、一見すると関係ないと思える業界からも仕事に応用できる学びは多いです。

私も実践編として、ケースで学んだエッセンスを、技術開発の提案に織り込もうとしています。ヒントをくれたのは、自動車とは異業種にあたる「証券会社」と「建設機械会社」が、
既存市場から戦う場所を変え、競争優位を築いた事例です。アイデアは、意外な組み合わせ
から出てくることがあります。次のステップでは、提案のリスクを数値(おカネ)に置き換えて、定量的に分析してみる予定です。アイデアの広がりにしても、分析手法にしても、講義を通じて自分の観点が増えているのは実感しています。

◆仲間と共に学ぶ意味…「強くなった当事者意識」

学生の特徴は、前向きで当事者意識が高いことです。仲間に職場での問題を話すと、
「ところで、その問題を解決するために、何をしているの?」と聞き返されることがあります。単なるグチでは終わらせてくれないです(笑)。そして、「自分だったらこんなことをするかも」というアイデアをくれたりもします。「誰かが問題をなんとかしてくれる」のを願っている人が少ないですね。日頃から、自分なら環境を変えられると信じ、当事者として何ができるかを考えているんだと思います。

私自身も、「もっと職場のみんなも社外と触れ合ったほうがいい」と問題意識を持ったので、受講生同士で職場の人達を連れてきて交流会を開催しました。以前だったら、こんな発想は
ありませんでした。

◆受講を検討されている方へ

私も受講を決めるまでに、結構な時間悩みました。ただ、悩んでいても不安は解決しないし、時間がもったいない。そこで「よくわからないから”やらない”」でなく、「わからないから
少し”やってみよう”」と考え方を変えて、お試しで1科目受けることにしました。そうしたら、仲間と学ぶのが刺激的でおもしろくて、そのまま受講を続けたくなっちゃいました。

学ぶことでの「おもしろさ」も「仕事に役立つ実感」も、実際に受講して初めてわかりました。私の場合、行動する前から頭で考えすぎていましたね。立ち止まるのをやめて、
一歩前に踏み出してみたら、それまでとは少し世の中の見え方が変わりました。
「こんな世界があったんだ」という感じです。
今までとちょっと違う世界を感じたい方、ぜひ一緒に学びましょう。

【卒業後~MBAを終えて~】一歩踏み出す勇気から得たスキルと価値観

2015-10-18

大眉毅さん

 

【名 前】 大眉 毅

【勤務先】 株式会社丹青社

【入学年】 2012年

 

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<自己紹介>
2008年4月、「空間デザイン」会社の㈱丹青社に入社。
物販・サービス・飲食店など、様々な店舗空間の立ち上げに従事。
2013年まで東京本社で働き、2013年~現在まで名古屋支店に勤務。
「空間」という無形の商品を、お客様のご要望を満たすカタチに仕上げる営業職を担当
===================================================

■漠然とした焦りから、一歩踏み出す

地元の大学を卒業し、東京へ就職。
学生時代とは異なる環境やスピード感に焦りを感じ、
自分の武器を作らなければと思い始めたのは、入社2年目の時でした。

「発想力豊かな人達と一緒に働きたい、何かクリエイティブな仕事がしたい」という
思いから、今の会社を選んだのですが、当時の私は経験不足で、自分で何かを企てる
ことができていませんでした。
そして、お客様へのプレゼンテーションはデザイナー任せとなり、自分の意見を述べる
ことができず、付加価値を出せていない自分に歯がゆさを感じていました。
また同じタイミングで、自分で企画ができる「プランナー職」の社内公募があり、
挑戦してみたものの、結果は落選。

(このままではいけない。何か力をつけなければ。)
そんな焦りが少しずつ積み重なっていったのだと思います。

ちょうどそんな時、ある大手広告代理店の先輩と話をする機会を持ちました。
何から行動を起こせばいいかわからない、そんな自分の近況について先輩に話す中で、
先輩が、グロービスの「クリティカル・シンキング」を受講していることを知り、
受講を勧めてもらったのです。

「先輩が上手く仕事をできている秘訣が、グロービスにあるのでは?」
そう思った私は、すぐに資料を取り寄せ、説明会・セミナーへ参加を申し込みました。
そして早速、グロービスの雰囲気・クラスが体験できる複数のセミナーに参加。
そんな中、一番印象に残ったのは、堀学長のセミナーです。

堀学長は、セミナーの最後に、一歩踏み出す勇気の重要性について話されました。
「現状を打破するためには、考えていても始まらない」
「一歩踏み出さなければ何も起こらない」
これらの言葉は、その時の自分自身の心境をまさに言い表していました。

(とりあえず、一歩踏み出してみよう。違っていたら元の位置に戻ればいい。)
そう思い、まずは単科生として、クリティカル・シンキングを受講してみることにしました。

クラスを受講して感じたことは、実践的な学びはもちろん、受講生の皆さんがバラエティに
富んでいることです。普段の仕事では関わらない業界・年齢・職種の方々であり、かつ
やる気に満ち溢れ、私と同じように「何かをやりたい!」という思いを持っている方たち
ばかりでした。

そんな人達に囲まれ、自分も変われそうだと感じられたこと、また、今こそ自分をストレッチする必要があるのでは、という思い、そして、「やってみたい」という純粋な気持ちが、
本科への進学を後押しし、単科受講を決意した勢いそのまま、出願を決意していました。

 
■学びが自信をもたらし、クリエイティブな仕事に出会えた

本科へ入学してからは、「ヒト」「モノ」「カネ」のテーマを中心に、経営者として事業を
成功させるために必要なことを総合的に学びました。100を超えるケースに取り組みながら、ビジネスを考え抜く経験を積みました。

これらの学びは、立場を問わず、実際の仕事でもすぐに活かすことができ、
仕事の進め方にも大きな変化をもたらしました。

わかりやすい変化としては、店舗を出店するお客様との商談で、「こんな店舗にしたい」と
いうお客様の要望をそのまま鵜呑みにするのではなく、
「同じ地域に競合がどのくらい存在し、競合とどう差別化を図るか」
「立地(顧客層)とお店のコンセプトはマッチするか」
「長期のブランディング戦略から顧みて、今回の店舗はどういったポジションにするか」
といった、「デザインコンセプト」の川上にあたる、「ショップコンセプト」を提案に
盛り込むなど、自信を持って自分の意見を発信し、付加価値が高い提案ができるようになり
ました。加えて、デザイナー任せになっていたプレゼンテーションにもプレゼンテーターと
して参画できるようになり、結果、プレゼンの勝率も上がっていきました。

以前は経験不足からできていなかったことが、ビジネスの全体像を考えるスキルを身に付けたことで、自信を持って取り組めるようになりました。
また、以前から自分がやりたいと思っていたクリエイティブな仕事は、仕事の内容だけでは
なく、自分の仕事の進め方を変えることで引き寄せられるものではないか、と今は思っています。

 
■グロービスは価値観を見つめ直す場

このように、体得した経営スキルはこれからの社会人生活にも必ず役立つと確信しています。
ただ、それと同等かそれ以上に自分にとって大きかったのは、グロービスが、自分自身の
価値観を見つめ直す場になったことでした。

何度もケースを読み込み、事前の勉強会をし、クラス内の発言を通じて皆で切磋琢磨していく毎回のクラスの場は、「事業経営に必要なスキル」を身に付けると同時に、「あなたは人生をかけて何を成し遂げたいのか」を考え続ける機会でもありました。

グロービスに通い続け、常にこの問いを考えるに当たり、自分の価値観・行動指針が
研ぎ澄まされていきました。そして磨かれた価値観・行動指針は、「自分が迷った時」
「悩んだ時」の意思決定に大きな力を与えてくれました。自分の置かれている状況や自分の
感情の流れ、それを自分の目標と照らし合わせながら、今この瞬間に、自分は何をするべきかを整理して、シンプルに行動することが出来るようになったと実感します。

卒業した今も、自分が生涯をかけて取り組むべき、大きな志を探し続けています。
ですが、志は無理やり決めるものではなく、自分の可能性を信じて、100%の力でチャレンジし続ければ、大きな志がいずれ醸成される。今はそれに向けて進む道の途中なんだと思える
ようになりました。

今の自分は、様々なことにチャレンジして、自分の可能性を広げる段階であり、
そのために必要な具体的な行動もはっきり見えています。

「自分を変えたい」というきっかけから入学し、学び続けることで「何のために」自分を
変えるのか、明確に目的意識を持って動けるようになったことは、私にとってとても
大きな財産となっています。

 
■最後に
今思うと以前の私は、何もアクションしていない自分を変えたかったのだと思います。
グロービスは、空回りしていた自分の気持ちと行動を噛み合わせ、次のステップへと
飛躍するキッカケを与えてくれました。

「何かを変えたい」と思っていても、「行動を変えなければ」何も変わりません。
私にとってそのキッカケが、グロービスであり、その一歩が体験セミナーでした。
入学前の当日の私と同じような思いをされている方には、グロービスの場が
一歩踏み出すキッカケになることでしょう。

【MBAを学び始めるまで】「起業家」にとって、グロービスは明日から使える学びが得られる道場

2015-08-21

2015期 山下信彦さん

 

【名 前】 山下 信彦

【勤務先】 サン・ワード株式会社

【入学年】 2015年

 

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<自己紹介>
29歳で単身オーストラリア法人を起業しブライダルプロデュース事業をスタート。
2006年から地元岐阜に軸足をおき、結婚式場、プロデュース業、式場紹介業、
レストラン事業を展開。創業以来18年間「人の喜びの最大化 人のつながりの永続化」
という企業ポリシーに共鳴し信頼できるスタッフと、パートナー企業様と2020年に向け
新しいビジョン達成に向けスタート。
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■会社の成長スピードに合わせて、経営者として成長する

私は、サービスの機会を通じお客様に貢献したい思いから、会社を起業。
創業より様々なビジネスに挑戦し続けてきました。
起業当初はプロデュース業を主としており、投資リスクを最小限に抑え、ブライダルを愛するメンバーと一緒に、私自身がプロデューサーとして現場で動きまくっていました。
今思えば、一番現場に近くて一番楽しい時期でもあったかもしれません。

転機は2008年に1店舗目となる結婚式場をオープンした時。
軌道に乗るまでの2年間、ヒトモノカネで本当に苦労しましたが、運と努力が実ったのでしょう、岐阜でも有数の結婚式場へと成長しました。
そして、2012年に新会場をという目標を立てましたが、新しい展開でまたもヒトモノカネで更に大きな壁にぶつかりました。2年に亘る様々な困難を乗り越え、2014年7月、岐阜駅前に念願の大型結婚式場をオープンさせました。

それまでの私のビジネススタイルは、先ずお客様に喜んで頂けるサービスを発想・事業化、
その時々に必要な知識を独学で手当たり次第ビジネス書等で学びながら、時に業界の先輩に
相談しながら、時にプロフェッショナルの力を借りながら進めてきました。
それはそれで、自身の成長にも繋がり良かったと思っています。

しかし、駅前の新店オープン後、売上規模・従業員数など更に会社が大きく急成長する中、
この成長の勢いを更に大きな波に変えていくためには、経営者としてこのスピードに
対応出来る本物の経営を学ばなければ、勝ち続ける事は難しいのではないかという
葛藤と不安が生まれてきたのです。

そんなある時、Facebookでビジネスパーソンでも学べるというグロービスの広告が
目に入り、これだ!と直感、早速説明会に参加しました。

説明会で魅力を感じたポイントは、グロービスのMBAには私に欠けている経営者としての
「定石」を実戦形式でケースとして学べることで、絶対未来を大きく開くチャンスがあると
直感しました。
一方で感じたのは、「新規事業を立ち上げたばかりの経営者が時間的に継続できるのか?」
「47歳という年齢でも挑戦できるか?」という不安でした。

そして、結構悩みましたね。
悩んだというか、弱い自分や臆病な自分との葛藤をしていたのでしょう。
もちろん、おじさん的な変なプライドも含めていろんなモノが混じり合っていたと思います。

ただ、
・この挑戦を諦めたらもう二度とこの学びのチャンスはないかも知れない、
・挑戦しなければそのこと自体が一番のリスクになるのではないか
という思いが自分の弱さや悩みを上回り、まずは単科生として受講してみようと決意しました。

■一つももれなく、全てが明日から実践できるアウトプットの場

2014年10月に「クリティカル・シンキング」をスタート。
1科目、3カ月の受講ですが、自分自身の思考と問題解決のプロセスやアプローチの仕方が
全く変わりました。

それまでの私はほぼ直感思考。これは勢いのある起業家に多い傾向にあると思いますが、
思いついたらとりあえず即断・即決、そして大きな壁にぶつかりながら進んでいく。
勢いはあるので、最初はスタッフも付いてくるが途中で呆れられることも結構多いパターンです。ビジネスを前に進めるにあたっては、即断・即決も重要な要素だと思いますが、
決めうちが当たればセーフ、外れればアウト的なある意味ギャンブルのようなビジネス手法であったりします。

何よりも自分自身が変われたと思えた点は、常に相手に対し要点を明確に示し、納得感のある答えを導き出しながら、目標に向かって行動する事が出来るようになった事です。

具体的には、役員・マネージャー・スタッフとの関係性が向上しました。
クラスでの学びをそのまま会議に持ち込み、共通言語化する事で課題の本質を明確に
共有できるようになりました。また、自社の課題が明確になる事でPDCAがスピードアップ、
課題共有によるスタッフ間の関係性の向上、モチベーションの高い職場となり、結果業績にも大きく反映しました。

そして、「クリティカル・シンキング」を終えた時には、完全に本科受験を決めました。
 

現在、本科生となって4ヶ月が経ちますが、改めて学びをスタートして本当に良かったと
思っています。起業家や経営者にとってクラスの学びは、一つももれなく全てが明日から実践できるアウトプットの場になるからです。私自身、この数カ月の学びだけでも、ヒト・モノ・カネ全てを生かしながら事業を進めています。

中でも、ヒト系科目でのケースメソッドの学びは本当に大きかったです。サービス業にとって人の採用・育成は最重要課題。まずは行動が重要との認識を持ちながら、新しい組織文化の
醸成に向け、採用・配置・評価・教育制度を充実させ実践の最中です。

また、カネ系科目の学びの中で、金融機関との会話の質が変わりました。
自社の方向性と金融機関の思惑を読み取りながら話を進める事で、資金計画や交渉力が大きく増したと思います。加えて、自社の事業価値を高めるためにどうあるべきかをファイナンスの視点で考えるという、今までの自分とは全く違う視点で事業を見つめる事ができるようになりました。

同期やクラスメンバーからも素晴らしい刺激を受けています。
クラスでは年齢も経験値も関係ありませんし、どんどんツッコミをもらっています。
さらに、クラス後の懇親会や各種企画、あすか会議にも参加する中で、将来に渡って
志を共に何でも語り合えるメンバーがいる事を確信しました。

この歳でこんな新鮮な気持ちでクラスに望めるのも、同期メンバーがいるからこそ、
座学や独学では絶対得られないクラスの学びがあると実感しています。

■最後に

既に起業・経営をされている皆さまにとって、新しい学びをスタートする事は誰よりも大変で勇気のいる事だと思いますが、ぜひ今この時に勇気の一歩を踏み出されてはいかがでしょうか?

【MBAを学びはじめるまで】経営視点を持つ女性エンジニアを目指して

2015-07-28

学生ブログ 苅谷 (サイズ加工)

 

【名 前】 苅谷 礼都

【勤務先】 家電メーカー

【入学年】 2015年

 

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<自己紹介>
工学部 応用化学科を卒業後、お線香の会社に研究開発員として就職。
主に調香の領域で、新製品の開発業務に携わる。後に、家電メーカーに転職し、
携帯電話のカメラや小型プロジェクターなど、光学系のプロセスエンジニアとしての
キャリアを積む。2014年に社内の選抜研修への応募をきっかけに、現在は
エンジニアとしての業務に加え、経営戦略にも携わる。
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■このままでいいのか ~環境変化からMBA進学を決めるまで

2008年に起こったリーマンショックにより、私が働く家電業界は大きな打撃を受けました。
自分の仕事環境も一変。とにかく忙しい毎日だったのが、仕事はみるみる減少。
なかなか回復しない業績に、会社も、自分もこのままでいいのか?という
自問自答を繰り返す日々でした。

そして、経営環境が悪化し最も影響が出たと感じたのは、成長機会の減少です。
会社として余裕がないため、『育成<<<確実性』となっていました。

会社で育成する時代ではなくなり、自分で成長しなければならない。
そのきっかけも自ら動く必要がある環境になったのだと認識しました。

グロービスを知ったのは、そんな日常をどう変えればよいのか、模索していた時です。

「自分を磨くために何をすべきか?」
「同時期に打撃を受けたはずの自動車業界は、早くも復活しようとしているのに、
 なぜ家電業界にはその兆しが見えないのか?」
「マネジメントはいったいどのような考えを持っているのか?」

こんな漠然とした思いを持ちながら、調べていく中で、偶然グロービスのホームページを
見たのです。ビジネススクールなんていうものがあるんだなぁと思いながら、
興味は持ちましたが、『6日間に12万円なんて払えない。』というのが、最初の感想です。
しかし、無料体験クラスがあったので、試しに参加してみることにしました。

体験クラスは、理系出身の自分には当時全く縁も興味もなかったマーケティングの
内容でした。しかし意外にもこれが、自分が社会人になってから、色々な場面で抱いてきた
『いいものがなぜ売れないのか?』という疑問にダイレクトに応える内容だったのです。
課題解決の糸口を見つけるきっかけになるのであればと思い、ひとまず、
クリティカル・シンキングマーケティング・経営戦略基礎を受けることを決意しました。

受講を開始してわかったことは、自分と同じように『このままでいいのか?』という
思いを持つビジネスパーソンが想像以上に多いということ。また、エンジニアで
ありながらも、経営を学ぶ必要性を感じている人も多いということです。
講義や議論を繰り返す中で、今まで見えていなかった視点や気付きを得ることができ、
次の日には実務へ反映してみることで有効性を実感していました。

しかしながら、本科まで進学して学ぶかどうかは、まだ悩んでいました。

■エンジニア、女性ならではの悩み

一般的に、エンジニアは技術で尖ることが良しとされる風潮があります。
そんな環境の中で、エンジニアとしては、まだまだ尖れているとは言えない自分が、
畑違いの経営学を学んで、何になるのか。中途半端になってしまうのではないか?
それよりも技術を磨く方が大事なのではないか?という迷いが消えませんでした。

また、もう一つの迷いは、結婚と出産です。私は昔から、100歳までの人生のスケジュールを
立てているのですが、予定では、そろそろ結婚&出産の時期だったからです。
本科に進めば、2年は遅れてしまう。。。しかし、それが逆に、
『今が最後の機会かもしれない!』という踏ん切りにもなりました。
(ただし、ふたを開けてみると、ワーキングマザーもたくさん通学されており、
 あまり気にする必要がなかったという状況なので、今となっては、あの迷いは
 いったい何だったのだろうと思います:笑)

そんな迷いを持ちながらも、受講は継続。そして、初受講から半年経った頃のことです。
偶然にも社内で次世代のリーダー育成研修(選抜)の募集がかかりました。

これまで、技術力偏重だった会社が、今、経営視点を持つ人材を必要としている。
会社が目指す方向性と自分が目指す方向性が一致していることがわかりました。

そして、技術と経営を両方おさえている人材は少なく、
そこが必ず自分の強みになると確信しました。

『経営が分かるエンジニアになろう』

それまでに抱いていた迷いがスッと消え、本科生としてのチャレンジを決意しました。

■グロービスに通い始めてからの変化。そして、“まだ変われる”という自信

グロービスに通い始めてからの変化として、
まず視野が広がり、考え方の切り口が増えました。
グロービスのクラスは、同じテーマを題材に、一般社員~経営者まで、職種や業種を超えて
幅広い階層の人と議論します。このような環境下で、クラスの議論はもちろん、
クラス以外の場でも自分のビジネスパーソンとしての在り方、考え方についても
率直なフィードバックを受けられるからこそ、得られていると感じています。

次に、自分の意見を伝えることに引け目を感じなくなりました。
加えて、会議のイニシアティブをとることに対する恐怖心が無くなりました。
これは、「クリティカルシンキング」のクラスで『考え方』を学び、『悩む』時間が減り
『考える』時間を増やせたことや、クラスで臆せず発言するという体験を繰り返したからだと思います。

そして、クラスを受講していく中で、グロービスに通う同期のエンジニアと意気投合。
お互いの会社のエンジニア同士の交流会開催にも挑戦しました。
エンジニアはどこの会社でも、比較的閉じた世界にいることが多いので、非常に好評で、
今後も定期的に実施したいと思っています。

このような行動レベルでの変化もあってか、周囲からの見られ方も変化してきていると
感じます。身近なところでは、意見を求められたり、相談を受けることが多くなりました。
また、全社的なイベントでプレゼンテーションやパネルディスカッション等を
させてもらえる機会を頂くことや、経営戦略に携わる機会を頂くことができました。

周囲の変化は自分の変化に伴ったものなのですが、グロービスでのインプットを、
実務でアウトプットしていくことで得られたものであると感じています。

今、改めて受講前の自分を振り返ってみると、ずいぶん変わったなと実感します。
そして、ここまで変われたから、これからもまだ変われるという自信がついたことが
一番の変化かもしれません。

■最後に

もし今、キャリアや環境に悩んでいるのであれば、『悩む』ことは実は何も成し遂げていないことに気づいてほしいと思います。まずは『一歩踏み出す』こと。その一歩が自分にとって、有益であっても、そうでなくても、そこから、次のアクションへの糸口が見つかることは
間違いありません。まずは思い切ってトライしてみてはいかがでしょうか?

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