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MBAは何を 提供するのか |
海外、特にアメリカでは「MBAは経営幹部へのパスポート」と言われるように、MBA取得と企業側の採用とが強く結びついていることが多い。アメリカではビジネススクールの「ブランド」が重視され、どこの大学でMBAを取得したかが企業の人事担当者にとっての評価基準になるといわれている。
そのためランキングの高い有名校でMBAを取得することが、非常に重要になると考えられる。もし海外のビジネススクールでMBAを取得し、そのまま外資系企業でキャリアを積んでいくのであれば、できるだけランキングの高いビジネススクールを選びたい。(欧米トップ20BS:PDF)
日本では、欧米とは異なりMBA取得と企業側の採用とはあまりリンクしていない。経営者として、あるいはビジネスプロフェッショナルとして国内で評価されるためには、あくまでも個人の「能力」と「実績」が重視される。
したがって、国内MBAを志向する場合は「どの大学のMBAプログラムが、自分の能力を一番高めることができるか」という視点で選ぶことが重要になってくる。
前述のように、MBAプログラムには4つの提供形態があり、コスト、人脈形成、必要な時間などに大きな差がある。MBA取得には時間、お金といった自分への大きな投資が必要である。だからこそ自分が将来目指すキャリアプランをできるだけはっきりとさせた上で、自分にあったビジネススクールを選択したい。
ビジネススクールを見極める際に重要な「20のポイント」を以下に提示する。少なくともこれらの項目を判断した上で、ビジネススクールを選択したい。
| 育成方針 | 1 | 学校が発信する特徴や教育方針と学生から聞くスクールの実態は整合しているか。 |
|---|---|---|
| 2 | 自分のロールモデル(手本)となる教員や在校生・卒業生がいるか。 | |
| クラスの質 | 3 | 全教員に占める実務家教員と研究者教員の比率はどうか。 |
| 4 | 授業スタイルの比率(講義形式、ケーススタディ形式、ケースメソッド形式、プロジェクトベースラーニング) はどうか。授業スタイルに応じた教員の授業運営能力があるか。 | |
| 5 | ケースや教材を自校で開発している比率はどうか。 | |
| 6 | フィールドワークの機会数はどうか。学校側の支援体制は十分か。 | |
| 7 | 学校が授業や教員の満足度を計測し、それを改善に活かしているか。 | |
| 8 | 教員の執筆書籍や研究論文の執筆数、ビジネス雑誌への寄稿数はどうか。 | |
| 9 | 学生の年齢構成、出身企業などの多様性はどうか。 | |
| 10 | 学生間の交流を促す仕組みがあるか。課外活動などは活発化か。 | |
| 利便性 | 11 | 図書室や自習室、インターネットアクセスなどのインフラの有無と充足度はどうか。 |
| 12 | 自宅や職場からのアクセスはよいか。 | |
| 13 | 科目選択など履修ペースに自由度はあるか。 | |
| 14 | 在籍期間に柔軟性はあるか。 | |
| 15 | 転勤や出張に柔軟に対応できる制度や仕組みがあるか。 | |
| 人脈形成 | 16 | 一流の経営者と直に接する機会やセミナーなどの数は豊富か。 |
| 17 | 卒業後の転職や起業などのキャリア形成サービスはあるか。 | |
| 18 | 卒業生組織(アルムナイ)があり、活発に活動しているか。 | |
| 情報公開 | 19 | 説明会や体験授業、個別相談会、在校生・卒業生スピーチなど情報提供やプログラム内容の確認機会は豊富か。 |
| 20 | 単科生や科目等履修生制度など入学前に授業を体験できる機会があるか。 |
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